引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る

Greis

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第7章

第207話

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 戦況は、刻一刻と悪くなっていく。俺も、兄貴もパメラ姉さんも、怪我や疲労によって身体は傷だらけ。それに、度重なる魔術・魔力の使用により、微々たる魔力しか残っていない。戦いの初期に、獣の因子を完全解放しており、身体を活性化させて、再生させているが間に合わない。魔力も、怪我や疲労などによって、練り上げる事に集中出来ず、魔力量が減っていく一方だ。
 魔物や魔獣のランクが、徐々に高くなっていく程、戦闘の速度が上がり、密度も濃くなっていく。息吐く間もなく続く戦闘に、続々と現れ続ける魔物や魔獣。一瞬でも気の抜けない戦闘が、永遠とも思える様な、永く辛い戦闘を続ける。
 共に戦う仲間たち、獣王国の誇る戦士たちである、騎士たちも軍人たちも、多くの者が死傷している。自力で戦場から退けた者もいれば、仲間によって救出された者もいる。そして、魔物や魔獣と相討ちになり、その場に倒れこんでいく者や、大事な仲間を救うために、その命を散らした者もいた。
 地獄の様な戦場で、精神をすり減らしながら、この手に持つ花緑青の魔槍で、貫き、薙ぎ払い、一体、また一体と、魔物や魔獣を打ち倒していく。既に、戦力の三分の二が戦闘不能に陥り、残る三分の一の戦力で、王都コンヤに向かう魔物や魔獣たちを、必死でせき止めている。だが、三分の一の戦力の中で、十全に力を発揮できる者は、一人たりともいない。
 それでも、こんな絶望的な状況でも、国を、家族を守るために、俺たちはこの場に立ち続けて、魔物や魔獣たちを、この場にとどめておかなければならない。この場を、自らの死地だと思い、血反吐を吐きながらも、痛みと疲労によって、動きの鈍る身体を無理やり動かし続ける。

「まだだ‼まだ俺たちならやれる‼一体でも多く、こいつらを道連れにしていくぞ‼それを、神々や、神獣様に御照覧してもらうとしよう‼」(ザリス)
『オオオオオオオオ‼』

 俺の鼓舞によって、沈みかけていた空気と、戦士たちの士気が、僅かではあるが上がる。ギリギリの緊張感が漂い、死への恐怖が、俺に襲い掛かる。そんな死への恐怖を、獣の本能が感じ取ったのか、獣の因子が活性化し、湧き上がった力が、全身を巡っていく。集中力が極限まで研ぎ澄まされていき、靄が晴れたかの様に視界が広がり、頭がスッキリとしていく。

〈これなら、もう少しだけやり合える‼〉

 荒い呼吸を整え、心と身体を安定させる。そして、死への覚悟を決めて、一歩前に踏み込み、魔物と魔獣の群れに向かって、縮地で駆けようとする。しかし、その直前に、戦況が大きく変化し始めた。
 まず、俺たちと魔物や魔獣との間に、膨大で濃密な魔力を持つ存在が、空から降りて来た事。そして、絶えることの無かった群れの波が、ピタリと収まったのだ。後続の、魔物や魔獣が来ないという事が、どれだけ戦況を大きく変えるのかは、言うまでもない事だ。
 そして、空から降りて来た、膨大で濃密な魔力を持つ存在は、親父だった。だが、髪や体毛が真っ白に変化しており、俺は勿論の事、兄貴もパメラ姉さんも、驚いた様子で親父を見ている。そんな俺たちをチラリと見て、僅かに口角が上がり、微笑んだように見えた。しかし、直ぐに真顔になり、高ランクの魔物や魔獣に向けて、鋭い視線を向ける。

「お、親父?」(ザリス)
「………アトル、ザリス、パメラ、よく頑張った。よく、持ちこたえた。ここからは、――俺が引き受けよう」(グース)

 目の前に立つ存在が、本当に自分の親父なのかと、疑ってしまう。姿形は、真っ白な事を除けば、いつもの親父だ。だが、纏う雰囲気や、その身から溢れ出る、膨大で、魔力酔いを起こしそうな程の濃密な魔力が、いつもの親父と重ならない。まるで、神獣レオ様が、親父の姿を借りて、この場に現れたかの様だ。
 だが、俺たちを労うために発した声は、親父の声に間違いない。俺たちの名を呼ぶ時に、獣王としてではなく、親から子に向けた、愛情と安堵が入り混じった声だったからだ。親父の言葉は、俺たちに、優しく言い聞かせる様に言いながらも、それと同時に、この場に生き残っている者たちを、絶対に死なせないという意思が籠められている。
 親父の放つ威圧に、俺たちを喰らおうと、鼻息荒くこちらに迫って来ていた、高ランクの魔物や魔獣たちが、ピタリと動きを止めた。そして、その場から動かずに、親父の強さを感じ取り、ジッと見つめ続けて、親父を観察している。そんな、知能の高い魔物や魔獣たちに対して、親父は一切動じる事なく、魔物や魔獣たちを見返して、倒すべき敵として見つめている。
 そして、戦闘と呼ぶことの出来ない、一方的な蹂躙が始まった。

「《殲火・白炎》、《白炎の籠手》・《白炎の脛当》」(グース)

 親父を中心にして、この場の空間全ての空気が、急速に乾燥していく。そして、圧倒的なまでの威圧感が放たれ、生物としての格の違いを、魔物や魔獣たちの、野生の本能に叩きつける。圧倒的強者への恐怖が、魔物や魔獣たちの中で高まるが、直ぐに落ち着きを取り戻す。屍となった魔物や魔獣たちを喰らい、自らの力が高まり、そしてこの場には、自分と同じく、高ランクの存在に至った、魔物や魔獣たちがいる。その数の利という要素が、目の前の強大な存在に、‟勝てる”という幻想を抱かせた。
 しかし、現実は違う。俺たちを絶望に叩き落そうとしていた、地獄の戦場に変えた存在が、親父の放った拳の一撃、蹴りの一撃によって、焼き貫かれ、吹き飛ばされていく。
 多種多様な特色を持ち、変幻自在に襲い掛かって来る、昆虫の魔物たち。自身の牙や爪、そして毛皮など、自らの肉体を武器にして戦う、動物の魔獣たち。動物の魔獣たち同じ様に、自らの肉体を武器にして戦ったり、防具を身に纏い、手脚で武具を扱う、人型や、それに近しい姿をしている魔物や魔獣たち。それらの全てが、上位クラスや、その種の限界とも言われている、最上位クラスに存在進化している個体もおり、強力な群れであるにも関わらず、親父に傷一つ付ける事も出来ずに、蹴散らされていく。
 さらに、魔物や魔獣の中には、炎に耐性を持つ個体もいたが、親父の白い炎や、白炎の籠手や脛当に触れると、何の抵抗も感じさせないくらいに、魔物や魔獣の身体が、簡単に燃え上がっていく。そして、燃え上がった白炎は、身体全体に急速に燃え広がっていき、超高温の熱によって、骨すらも残さずに燃やし尽くされて、存在そのものを、消し去られていく。

〈これが、国の全てを背負って戦う、獣王国最強の戦士、――――獣王か‼〉(ザリス)

 全ての魔物や魔獣が、俺たちや、周囲の死体に目もくれずに、親父という強大な脅威を排除するために、周囲を取り囲み、次々と群がっていく。だがやはり、親父の身体にはどの様な攻撃も届く事はなく、親父の白炎に燃やされて、次々と消え去られていく。
 最早、生き残っている魔物や魔獣の数は、十体にも満たない。だが、その生き残っている個体の全てが、最上位クラスの個体であろう十体であり、その一体一体が強大な存在だ。最上位クラスの魔物や魔獣は、街一つを、単体戦力で滅ぼせるほどの、恐るべき力を持っている。
 対する親父は、ただただ静かにその場に立ち、生き残っている魔物や魔獣たちが、襲い掛かって来るのを待ち構えている。
 先に動いたのは、十体の、最上位クラスの魔物や魔獣たち。高い知能で連携し、身体強化や魔術を用いて、時間差攻撃や、十体全員での連続攻撃を、親父に仕掛けていく。しかし、次の瞬間には、最上位クラスの魔物や魔獣の、十体全ての身体が燃え上がっていく。そして、一体、また一体と燃やし尽くされて、消え去っていく。
 だが、その十体の中で、最強の個体であるマンティコアだけが、白炎に身体を焼かれながらも、しっかりとした様子で、その場に悠然と立っている。だが、背中から生えている、蝙蝠が持つような皮膜状の大きな翼は、白炎によって焼けただれ、人と獅子の顔面が入り混じった顔は、左半分が焼け爛れている。さらに、サソリの尾の構造に酷似した尾も、所々が焼け爛れている。
 それでも、強烈な威圧感を放ち、その身から膨大な魔力が溢れ出ている。マンティコアは、両脚の全ての爪に、膨大な魔力を循環させ、一気に圧縮して集中させる。そして、目にも止まらぬ速さで、親父に向かって一気に駆ける。

「ガァアアアアアアアア‼」(マンティコア)

 迫り来るマンティコアに対して、親父は、初めて構えをとる。左脚を一歩前に踏み込んで、腰を落とし、両拳をそれぞれ、腰の位置まで後ろに引いて、力を極限まで溜めていく。そして、右脚を振り下ろそうとするマンティコアに向かって、両腕を、上下で揃えて放った。すると、親父の両腕から、オーラが立ち昇り、それが巨大な白き獅子の頭部に変わった。

「《白獅子の牙》」(グース)

 白き獅子の頭部は、その口を大きく開き、マンティコアの全身を喰らう。そして、マンティコアを喰らった白き獅子の頭部は、急速に圧縮され、小さくなっていく。最後には、ボッと音を立て、フッと消えると、白く細い煙がユラリと立ち昇り、スーッと消えていった。マンティコアは、悲鳴一つ上げる事も出来ずに、その命を、存在を消し去られた。

「…………勝った」(犬人族の騎士)
「獣王様が、……あの凶悪な魔物共を、打ち倒した‼」(虎人族の軍人)
『ウォオオオオオオオオ‼』

 この場の全ての者たちが、親父に向かって、心の底からの称賛しょうさんを送る。親父も、右腕を上に突き上げて、それに応える。

「我らの、――――勝利だ‼」(グース)
『ウォオオオオオオオオ‼』

 親父の大きな声での勝利宣言に、俺や兄貴、パメラ姉さん、この場の戦士たち全員が、心を一つにして、周囲に響き渡る様な、勝鬨かちどきを上げた。
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