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第7章
第204話
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打刀を、上段からの唐竹割りで、スーッと振り下ろす。
すると、迫りくる、全ての真っ赤な魔刃の中心に、上から下に向かって、一筋の光が閃く。その光が閃いた直ぐ後に、真っ赤な魔刃が全て同時に、左右にスパッと斬り裂かれた。切り裂かれた真っ赤な魔刃は、先程の魔刃と同じ様に、火属性の魔力が一気に膨れ上がり、勢いよく弾けて、強力な爆発を起こす。
数が数だけに、先程の爆発の比ではない規模と威力で、爆発の衝撃と、超高温の爆炎が、辺り一帯に吹き荒れる。
俺は、再び打刀を上段に構え、目にも止まらぬ速さで振り下ろす。その一振りは、爆発による衝撃波と、燃え盛る爆炎を斬り裂き、前方の空間を、安全なものに変える。俺の左右を爆炎が通り過ぎ、その場にあった木々や岩石を、残らず燃やし、溶かしていく。
爆発の衝撃と爆炎が消え去ると、俺とアッシュの間の空間には、何も残っておらず、地面には、大きなクレーターが幾つも出来ている。
「ハハハ‼あれでもダメか‼なら………」(アッシュ)
再び、火属性の魔力が、金砕棒に急速に圧縮されていく。しかし、その魔力量は、単発の一撃目と二撃目、連続攻撃の三撃目の時とは、一段階も二段階も上の規模であり、放たれる攻撃の威力の高さが、これまでの攻撃とは、天と地ほどの差があると、容易に予想出来る。
「燃え上がれ――――《 劫火燼滅》」(アッシュ)
アッシュは、静かに、力強く言葉を紡ぐ。その紡がれた言葉に、相棒たる金砕棒が、その身をさらに燃え上がらせる。金砕棒の持ち手から、八つの面、そして、突起物の全てが、 猩々緋に染まっていく。
今までは、金砕棒から魔力が溢れ出てしまっていたが、強化した金砕棒からは、魔力が一切溢れ出ている事はない。籠められた魔力の全てが、金砕棒の内側に圧縮され、力の全てが集約されている。
この状態の金砕棒に対抗するために、竜の牙である打刀を、さらにもう一段階上に引き上げる。魔鉱石シリーズの打刀や、その他の打刀では使えない、竜の牙を再現した打刀でのみ、使える手段がある。
魂から溢れ出てくる純粋な魔力を、全ての属性の魔力に変換し、刀身に全ての属性の魔力を束ねて、それを一気に圧縮する。魔力を一切外に溢れさせず、刀身に集約させる。
「いいぞ、いいぞ‼血が滾るなぁ‼――――《 灼花》」(アッシュ)
俺の背後に、一瞬で移動したアッシュが、その全てが猩々緋に染まった金砕棒を、目にも止まらぬ速さで、振り下ろしの一撃を放ってくる。その一撃を、前方に跳んで避ける。振り下ろされた金砕棒が、地面に触れる。その瞬間、地面が爆砕し、土と砂が空に舞い、深く大きくクレーターを生み出す。
アッシュは、俺の動きを追いながら、金砕棒を振るい続ける。何かに触れれば爆発し、宙を切ったとしても、真っ赤な魔刃を飛ばしてくる。真っ赤な魔刃に関しても、先程よりも速度・威力が増しており、爆発の範囲と、爆炎の温度が上昇している。
〈あともう少しってところか。流石に、全ての属性の魔力を、同時に取り込んで最適化するのには、ある程度の時間が必要か〉
だが、最適化が終わったその時こそ、こちらから攻勢に出る事が出来る。それまでは、ひたすら回避し続けて、時間を稼ぐしかない。アッシュは、そんな俺の考えを見抜いたのか、金砕棒の魔力を高めいていき、新たな魔術を放ってくる。
「《 煙火・ 柳》‼」(アッシュ)
アッシュが、上空に向けて突き上げた金砕棒の先端から、大きな球体状の、真っ赤な炎の塊が生み出される。その炎の塊は、上空に向かって、スーッと打ち上がっていく。そして、ある程度の高さまで打ち上がると、その場に固定された様に、ピタリとその動きを止める。そこから、球体状の炎の塊が一気に膨張し、勢いよく爆発して弾ける。
その光景は、前世での、夏の祭りの風物詩である花火が、空高く打ち上がり、破裂する様を思い起こさせるものだった。
弾けた炎の塊は、上空から、柳の枝が垂れ下がる様にして、幾つもの炎の雨となって、降り注いでくる。俺は、脚を止める事なく動き続けながら、降り注いでくる炎の雨を、ひたすらに避け続ける。
炎の雨は、地面に着弾すると、真っ赤な魔刃と同じ様に爆発する。そして、大きな火柱を、上空に立ち上らせていく。その威力は凄まじく、着弾した際に、近くに存在する木々や岩石を、炭化どころではなく、完全に消滅させていた。
地面は半球状に抉られ、ガラス状に溶け、辺り一帯が、穴ぼこになってしまっている。だが、穴ぼこになっている部分と、そうでない部分の境界線を、よく観察する事で、この魔術の効果範囲が予想出来る。
これらの情報は、戦闘において、とても重要だ。知っている攻撃と知らない攻撃では、対応する際の動きが変わる。特に、アッシュの様な強者相手には、対応一つの遅れや誤りが、生死を分かつと言ってもいい。
避け続けている俺に、打刀から、濃密な魔力が伝わってくる。チラリと視線を送ると、刀身が 仄かに、光輝いている。恐らくは、高濃度・高密度・高純度の、全ての属性の魔力を取り込み、最適化した事で、竜の牙としての刀身が、さらに活性化したのだろう。
「《煙火・ 冠》‼」(アッシュ)
アッシュが、金砕棒を再び、上空に向かって突き上げる。先程と同じ様に、金砕棒の先端から、大きな球体状の、真っ赤な炎の塊が生み出される。しかし、先程と違うのはここからで、炎の塊が、アッシュの頭上にではなく、俺の頭上に向かって、打ち上がっていく。
炎の塊は、移動し続ける俺の頭上を、離れる事もなく、ズレる事もなく、ピタリと固定され続けている。そして、固定された状態のまま、一気に膨張し、勢いよく爆発して弾ける。
今度の炎の雨は、先程のものと違い、俺を中心として、鳥籠を作り出す様に楕円形に広がって、急降下して降り注いでくる。
前方を塞ぐ様に、降り注いでくる炎の雨。それを斬り裂くために、全ての属性の魔力を束ねて、刀身に集約させていた魔力を、刃先に集中させていく。そして、打刀を左薙ぎに振るう。
「――――‼」
降り注いでくる炎の雨を、刀身が綺麗に斬り裂いていく。すると、炎の雨は爆発する事も、爆炎が周囲に吹き荒れる事もなく、ロウソクの火を、息を吹きかけて消したかの様に、フッと消えていく。炎の雨が消えて、開けた前方に向かって駆け、炎の包囲網を抜けきって脱出する。
脱出した数秒後に、斬り裂いた炎の雨以外の鳥籠の部分が、地面に着弾して爆発、そこから火柱を立ち上らせる。そこからが、先程の技とは違うところだった。火柱の中から、炎の鎖が無数に現れて、俺がいた地点に向かって放たれる。本来ならば、俺が炎の雨に脚を止めたところに、あの炎の鎖が迫り、身動きをとれない様に、身体全体を縛り上げたのだろう。
しかし、今回の技は、それだけではない。炎の鎖が、無数に現れるのと同時に、立ち上っていた幾つもの火柱の先端が、槍の穂先に形を変えて、炎の鎖同様に、俺がいた地点に向かって角度を変えて、炎の槍と化した火柱が一斉に、急降下して降り注いでいく。
幾つもの炎の槍が、一点に集中して放たれた攻撃の威力は凄まじく、垂直方向に、深く大きい穴を作り出す。そして最後に、地中深くで、降り注いだ炎の槍の全てが爆発し、巨大な一柱の火柱を生みだして、天に立ち上っていく。
〈あれを真面に喰らっていたら、ひとたまりもなかったな〉
「あれを突破するか‼ならば、――――《煙火・ 千輪》‼」(アッシュ)
すると、迫りくる、全ての真っ赤な魔刃の中心に、上から下に向かって、一筋の光が閃く。その光が閃いた直ぐ後に、真っ赤な魔刃が全て同時に、左右にスパッと斬り裂かれた。切り裂かれた真っ赤な魔刃は、先程の魔刃と同じ様に、火属性の魔力が一気に膨れ上がり、勢いよく弾けて、強力な爆発を起こす。
数が数だけに、先程の爆発の比ではない規模と威力で、爆発の衝撃と、超高温の爆炎が、辺り一帯に吹き荒れる。
俺は、再び打刀を上段に構え、目にも止まらぬ速さで振り下ろす。その一振りは、爆発による衝撃波と、燃え盛る爆炎を斬り裂き、前方の空間を、安全なものに変える。俺の左右を爆炎が通り過ぎ、その場にあった木々や岩石を、残らず燃やし、溶かしていく。
爆発の衝撃と爆炎が消え去ると、俺とアッシュの間の空間には、何も残っておらず、地面には、大きなクレーターが幾つも出来ている。
「ハハハ‼あれでもダメか‼なら………」(アッシュ)
再び、火属性の魔力が、金砕棒に急速に圧縮されていく。しかし、その魔力量は、単発の一撃目と二撃目、連続攻撃の三撃目の時とは、一段階も二段階も上の規模であり、放たれる攻撃の威力の高さが、これまでの攻撃とは、天と地ほどの差があると、容易に予想出来る。
「燃え上がれ――――《 劫火燼滅》」(アッシュ)
アッシュは、静かに、力強く言葉を紡ぐ。その紡がれた言葉に、相棒たる金砕棒が、その身をさらに燃え上がらせる。金砕棒の持ち手から、八つの面、そして、突起物の全てが、 猩々緋に染まっていく。
今までは、金砕棒から魔力が溢れ出てしまっていたが、強化した金砕棒からは、魔力が一切溢れ出ている事はない。籠められた魔力の全てが、金砕棒の内側に圧縮され、力の全てが集約されている。
この状態の金砕棒に対抗するために、竜の牙である打刀を、さらにもう一段階上に引き上げる。魔鉱石シリーズの打刀や、その他の打刀では使えない、竜の牙を再現した打刀でのみ、使える手段がある。
魂から溢れ出てくる純粋な魔力を、全ての属性の魔力に変換し、刀身に全ての属性の魔力を束ねて、それを一気に圧縮する。魔力を一切外に溢れさせず、刀身に集約させる。
「いいぞ、いいぞ‼血が滾るなぁ‼――――《 灼花》」(アッシュ)
俺の背後に、一瞬で移動したアッシュが、その全てが猩々緋に染まった金砕棒を、目にも止まらぬ速さで、振り下ろしの一撃を放ってくる。その一撃を、前方に跳んで避ける。振り下ろされた金砕棒が、地面に触れる。その瞬間、地面が爆砕し、土と砂が空に舞い、深く大きくクレーターを生み出す。
アッシュは、俺の動きを追いながら、金砕棒を振るい続ける。何かに触れれば爆発し、宙を切ったとしても、真っ赤な魔刃を飛ばしてくる。真っ赤な魔刃に関しても、先程よりも速度・威力が増しており、爆発の範囲と、爆炎の温度が上昇している。
〈あともう少しってところか。流石に、全ての属性の魔力を、同時に取り込んで最適化するのには、ある程度の時間が必要か〉
だが、最適化が終わったその時こそ、こちらから攻勢に出る事が出来る。それまでは、ひたすら回避し続けて、時間を稼ぐしかない。アッシュは、そんな俺の考えを見抜いたのか、金砕棒の魔力を高めいていき、新たな魔術を放ってくる。
「《 煙火・ 柳》‼」(アッシュ)
アッシュが、上空に向けて突き上げた金砕棒の先端から、大きな球体状の、真っ赤な炎の塊が生み出される。その炎の塊は、上空に向かって、スーッと打ち上がっていく。そして、ある程度の高さまで打ち上がると、その場に固定された様に、ピタリとその動きを止める。そこから、球体状の炎の塊が一気に膨張し、勢いよく爆発して弾ける。
その光景は、前世での、夏の祭りの風物詩である花火が、空高く打ち上がり、破裂する様を思い起こさせるものだった。
弾けた炎の塊は、上空から、柳の枝が垂れ下がる様にして、幾つもの炎の雨となって、降り注いでくる。俺は、脚を止める事なく動き続けながら、降り注いでくる炎の雨を、ひたすらに避け続ける。
炎の雨は、地面に着弾すると、真っ赤な魔刃と同じ様に爆発する。そして、大きな火柱を、上空に立ち上らせていく。その威力は凄まじく、着弾した際に、近くに存在する木々や岩石を、炭化どころではなく、完全に消滅させていた。
地面は半球状に抉られ、ガラス状に溶け、辺り一帯が、穴ぼこになってしまっている。だが、穴ぼこになっている部分と、そうでない部分の境界線を、よく観察する事で、この魔術の効果範囲が予想出来る。
これらの情報は、戦闘において、とても重要だ。知っている攻撃と知らない攻撃では、対応する際の動きが変わる。特に、アッシュの様な強者相手には、対応一つの遅れや誤りが、生死を分かつと言ってもいい。
避け続けている俺に、打刀から、濃密な魔力が伝わってくる。チラリと視線を送ると、刀身が 仄かに、光輝いている。恐らくは、高濃度・高密度・高純度の、全ての属性の魔力を取り込み、最適化した事で、竜の牙としての刀身が、さらに活性化したのだろう。
「《煙火・ 冠》‼」(アッシュ)
アッシュが、金砕棒を再び、上空に向かって突き上げる。先程と同じ様に、金砕棒の先端から、大きな球体状の、真っ赤な炎の塊が生み出される。しかし、先程と違うのはここからで、炎の塊が、アッシュの頭上にではなく、俺の頭上に向かって、打ち上がっていく。
炎の塊は、移動し続ける俺の頭上を、離れる事もなく、ズレる事もなく、ピタリと固定され続けている。そして、固定された状態のまま、一気に膨張し、勢いよく爆発して弾ける。
今度の炎の雨は、先程のものと違い、俺を中心として、鳥籠を作り出す様に楕円形に広がって、急降下して降り注いでくる。
前方を塞ぐ様に、降り注いでくる炎の雨。それを斬り裂くために、全ての属性の魔力を束ねて、刀身に集約させていた魔力を、刃先に集中させていく。そして、打刀を左薙ぎに振るう。
「――――‼」
降り注いでくる炎の雨を、刀身が綺麗に斬り裂いていく。すると、炎の雨は爆発する事も、爆炎が周囲に吹き荒れる事もなく、ロウソクの火を、息を吹きかけて消したかの様に、フッと消えていく。炎の雨が消えて、開けた前方に向かって駆け、炎の包囲網を抜けきって脱出する。
脱出した数秒後に、斬り裂いた炎の雨以外の鳥籠の部分が、地面に着弾して爆発、そこから火柱を立ち上らせる。そこからが、先程の技とは違うところだった。火柱の中から、炎の鎖が無数に現れて、俺がいた地点に向かって放たれる。本来ならば、俺が炎の雨に脚を止めたところに、あの炎の鎖が迫り、身動きをとれない様に、身体全体を縛り上げたのだろう。
しかし、今回の技は、それだけではない。炎の鎖が、無数に現れるのと同時に、立ち上っていた幾つもの火柱の先端が、槍の穂先に形を変えて、炎の鎖同様に、俺がいた地点に向かって角度を変えて、炎の槍と化した火柱が一斉に、急降下して降り注いでいく。
幾つもの炎の槍が、一点に集中して放たれた攻撃の威力は凄まじく、垂直方向に、深く大きい穴を作り出す。そして最後に、地中深くで、降り注いだ炎の槍の全てが爆発し、巨大な一柱の火柱を生みだして、天に立ち上っていく。
〈あれを真面に喰らっていたら、ひとたまりもなかったな〉
「あれを突破するか‼ならば、――――《煙火・ 千輪》‼」(アッシュ)
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