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第7章
第189話
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私と対峙する、第三騎士団所属・騎士団長補佐のウィン騎士長は、始めから獣の因子を全開放し、兎人族などと同じ、強靭な脚力という犬人族の強みを活かし、プレートアーマーを着込んでいるにも関わらず、重みを感じさせない速度と動きでもって、私を狩ろうと接近してくる。
ウィン騎士長とは、これまでに何度か顔を合わせ、短いながらも、会話も幾度かした事のある相手だ。ここ暫くは、姫様相手でも、目に見える程態度が悪いと思う時もあり、私相手ともなると、明確に下に見るのと同時に、嫌悪感の混じった態度で接してこられた。
私相手に対しては、姫様の側近とはいえ、騎士としての位は、ウィン騎士長よりも下なのは間違いなく、下に見られる事は何ともない。だが、ここ最近の、姫様に対する態度だけは、いささか不可解なものがあった。
しかし、事此処に至ると、姫様や、他の王族の方々に対する態度にも、納得がいくというものです。そして、そうであるのならば、こちらとしても、手加減も、無用な情も抱く必要はない。
〈姫様の、王族の、この国の敵として、目の前にいる逆賊を討つ‼〉
この身に流れる血を滾らせ、この身に宿る獣の因子を、完全に解放する。毛先だけが黒に染まっていた頭部は、完全に真っ黒に染まる。尻尾はより艶があり、深みのある黒に変わり、少しだけ大きさ・長さ・膨らみを増して、荒々しいものに変わる。そして、灰の瞳が、あざやかな赤である、紅葉色の瞳に変化する。
首周り・腕周り・脚周りの体毛は、狼の体毛として濃くハッキリと現れていき、それ合わせる様に、身の内から、膨大とも言っていい魔力が溢れてくる。
そして、私は一条の雷光となる。
「――――――‼」
「――――――‼」(ウィン)
ウィン騎士長のロングソードが振られる前に、私のショートソードの刃が、ウィン騎士長の首に迫る。だが、そこは騎士長にまで上り詰めた男。左腕を上げて、盾として首の前に出し、ショートソードの剣身を受け止める。それと同時に、ロングソードを振るい、私を切ろうとしてくる。しかし、一時的にとはいえ、防御に意識を取られたその一振りは、威力・速さ・剣筋の精確さをほんの少し欠き、容易に避ける事が出来た。
距離を取った私に、ウィン騎士長はすかさず距離を詰めて来る。その姿を綺麗に掻き消し、縮地によって私の背後を取る。今度は逆に、私の首目掛けて、目にも止まらぬ速さでの一振りを放つ。
「―――⁉」(ウィン)
ウィン騎士長の、ブレのない綺麗な水平の一振りは、確かに私の首を切り裂いた、様にウィン騎士長には見えただろう。首を切り落とされたはずの私の姿が、グニャリと、幻の様に消え去る。
「残像か⁉」(ウィン)
「――――――フッ‼」
ロングソードの一振りを避けた私は、ウィン騎士長の真正面から、雷属性の魔力で身体強化した状態での縮地、閃駆で近づき、心臓目掛けて雷速の突きを放つ。
ウィン騎士長は、迫りくる切っ先を野生の勘と、優れた反射神経でもって、半身になってギリギリで避ける。それにより、ショートソードの剣身が、ウィン騎士長の胸元を削り、一筋の切り傷を残すだけで終わってしまう。
その場から、掻き消える様に閃駆で移動し、再び接近。ウィン騎士長の、動きの鋭さなどを計算に入れて、確実に仕留められる位置と速度で仕掛ける。狙うのは右手首。ウィン騎士長の利き腕であり、攻守の要の一つとなる箇所。
「―――⁉」
「何度も同じ手が、俺に通じるはずないだろ」(ウィン)
私の一撃は、ウィン騎士長の高い感知能力を反応すらさせずに、精確に手首の位置を切り裂いた、はずだった。しかしながら、実際に切り裂いたのは、高密度に圧縮された、風属性の魔力によって構築された、魔力障壁だった。
ここまで接近する事で、感じる事の出来る高密度・高純度の風属性の魔力。その魔力が、ウィン騎士長の全身を包む様に覆っており、魔力鎧を形成している。さらに、頭部・首・心臓・手首・足首などなどの、急所となる部分には、私の一撃を防いだ魔力壁と、同等な質の魔力障壁が展開されているのが分かる。
獣の因子の本能が、うるさい位に警戒を促してくる。微かに、空気の流れが変わるのを感じる。それに合わせる様に、空気中の大気に、ウィン騎士長の魔力が広がっていくのを感知する。
「――――‼」
私に、何かが迫ってくる。音もなく、影もなく、襲い掛かる脅威。的確で、精確に私の急所を狙い、飛来してくる何かを、閃駆で移動し避け続ける。
息つく暇もなく襲い掛かって来るのは、視認しずらい程に、極細・極小の無数の風の針。しかし、風属性の魔力によって大気が圧縮され、その形に形成されているので、見た目に騙されてはいけない。避けた先にあった、木々や地面に風の針が突き刺さると、綺麗に刳り貫かれた様に、触れた箇所が綺麗に消失してしまったからだ。
避けて避けて、とにかく避け続ける。風の針一本一本事に速度の緩急をつけ、私の移動先を先読みし、周囲三百六十度、様々な角度・方向から、縦横無尽に迫り来る。それと並行し、木々や岩石の裏に隠れている私に向かって、大気を圧縮して、風属性の魔力で強化した、風の刃・風の矢・風の剣・風の魔弾などを放ってくる。
そして、ウィン騎士長本人も、風属性の魔力によって、気配や音を極限まで薄く小さくし、一撃離脱の戦法で仕掛けてくる。振るわれるロングソードには、風属性の魔刃が圧縮されて纏わされており、太く硬い木々や、巨大で重厚な岩石だろうと、綺麗な断面で切断される。僅かでもその刃に触れれば、無事で済まない事は確実。
ウィン騎士長の方も、私の速度に慣れ始めてきており、風の針をはじめとした各種風属性の魔術に、ロング―ソードの物理的な攻撃、どちらも避けるのがギリギリになってきている。
〈もっと速く。誰にも捕まえる事の出来ない、誰の目に捉える事の出来ない、一瞬で駆け抜ける、―――――――一条の稲妻に〉
魔力を急速に練り上げて、身体強化の深度を、私の身体が耐えられる、極限まで上昇させていく。肉体が活性化し、身体から金色の雷がバチバチと放電し、頭は冴えていき、思考が澄んでいく。感知能力・範囲が大きく広く高まり、視界も広くなった様に感じる。
感知能力・範囲の高まりと共に、私に迫りくる、ウィン騎士長の動きや全ての攻撃が、どのように迫り、どの様に仕掛けてくるのか、手に取る様に分かる。余裕を持って避けながら、徐々に徐々に、木々の間を駆け抜け、ショートソードに雷属性の魔刃を圧縮し、ゆっくりとウィン騎士長に向かって接近していく。
ウィン騎士長は、私の変化と、自身の攻撃の全てが、完璧に避けられている事に気付き、魔術に割く魔力や手数を減らし、自らの身体と、ロングソードの性能強化に魔力を注ぎ込む。私と同じ様に、身体強化の深度を上昇させ、風属性の魔刃に、さらに魔力を籠めて圧縮していく。
「――――――ハァ‼」
「――――――フンッ‼」(ウィン)
金色の魔刃を纏うショートソードと、緑色の魔刃を纏うロングソードが、火花を散らしながら、何度も何度もぶつかり合う。
だがウィン騎士長は、先程までよりも遥かに速度の上がった私の動きに、ギリギリで対処するのが精一杯の様子だ。振るうショートソードの剣身を、ギリギリのタイミングで受け流して逸らし、その場を凌ぐ事に全力を注いでいる。
しかし、私の優勢は、そう長く続きそうにない。ウィン騎士長との戦闘の前、ワイバーン、モール少佐率いる第二中隊、度重なる激戦で、ショートソードの剣身は、内も外も、既にボロボロになってしまっている。それを、この攻防の間に、ウィン騎士長に見抜かれた。
「―――――――ウラァ‼」(ウィン)
ウィン騎士長が、距離を取った私に向けて、魔刃の長さを変えて横一線に振るってきた。雷速で、さらに後ろに距離を取ろうとするが、避けるには、ギリギリ速さも距離も足らない。魔刃の切っ先が、私を捉える。
〈すまない、我が愛剣よ〉
迫る魔刃の切っ先に対し、ボロボロになってしまった愛剣を、盾代わりにして防ぐ。魔刃の切っ先が、ショートソードの剣身を切り裂く。
私の命を守ってくれた愛剣は、命を救った代償に、澄んだ高音を響かせて砕け散る。しかし、完全に防ぐ事は出来ず、プレートアーマーの腹部の部分が、大きく切られ、横一線の一本の切り傷が刻まれている。
「自らの相棒を捨てて、傷を浅くしたか。だが見た所替えの剣は無く、無手の練度もそこそこ、といった所のようだ。剣もなく、速さだけの貴様など、恐れるものはない」(ウィン)
そう言い放つウィン騎士長に、口角を上げてニヤリと笑い返す。
ウィン騎士長とは、これまでに何度か顔を合わせ、短いながらも、会話も幾度かした事のある相手だ。ここ暫くは、姫様相手でも、目に見える程態度が悪いと思う時もあり、私相手ともなると、明確に下に見るのと同時に、嫌悪感の混じった態度で接してこられた。
私相手に対しては、姫様の側近とはいえ、騎士としての位は、ウィン騎士長よりも下なのは間違いなく、下に見られる事は何ともない。だが、ここ最近の、姫様に対する態度だけは、いささか不可解なものがあった。
しかし、事此処に至ると、姫様や、他の王族の方々に対する態度にも、納得がいくというものです。そして、そうであるのならば、こちらとしても、手加減も、無用な情も抱く必要はない。
〈姫様の、王族の、この国の敵として、目の前にいる逆賊を討つ‼〉
この身に流れる血を滾らせ、この身に宿る獣の因子を、完全に解放する。毛先だけが黒に染まっていた頭部は、完全に真っ黒に染まる。尻尾はより艶があり、深みのある黒に変わり、少しだけ大きさ・長さ・膨らみを増して、荒々しいものに変わる。そして、灰の瞳が、あざやかな赤である、紅葉色の瞳に変化する。
首周り・腕周り・脚周りの体毛は、狼の体毛として濃くハッキリと現れていき、それ合わせる様に、身の内から、膨大とも言っていい魔力が溢れてくる。
そして、私は一条の雷光となる。
「――――――‼」
「――――――‼」(ウィン)
ウィン騎士長のロングソードが振られる前に、私のショートソードの刃が、ウィン騎士長の首に迫る。だが、そこは騎士長にまで上り詰めた男。左腕を上げて、盾として首の前に出し、ショートソードの剣身を受け止める。それと同時に、ロングソードを振るい、私を切ろうとしてくる。しかし、一時的にとはいえ、防御に意識を取られたその一振りは、威力・速さ・剣筋の精確さをほんの少し欠き、容易に避ける事が出来た。
距離を取った私に、ウィン騎士長はすかさず距離を詰めて来る。その姿を綺麗に掻き消し、縮地によって私の背後を取る。今度は逆に、私の首目掛けて、目にも止まらぬ速さでの一振りを放つ。
「―――⁉」(ウィン)
ウィン騎士長の、ブレのない綺麗な水平の一振りは、確かに私の首を切り裂いた、様にウィン騎士長には見えただろう。首を切り落とされたはずの私の姿が、グニャリと、幻の様に消え去る。
「残像か⁉」(ウィン)
「――――――フッ‼」
ロングソードの一振りを避けた私は、ウィン騎士長の真正面から、雷属性の魔力で身体強化した状態での縮地、閃駆で近づき、心臓目掛けて雷速の突きを放つ。
ウィン騎士長は、迫りくる切っ先を野生の勘と、優れた反射神経でもって、半身になってギリギリで避ける。それにより、ショートソードの剣身が、ウィン騎士長の胸元を削り、一筋の切り傷を残すだけで終わってしまう。
その場から、掻き消える様に閃駆で移動し、再び接近。ウィン騎士長の、動きの鋭さなどを計算に入れて、確実に仕留められる位置と速度で仕掛ける。狙うのは右手首。ウィン騎士長の利き腕であり、攻守の要の一つとなる箇所。
「―――⁉」
「何度も同じ手が、俺に通じるはずないだろ」(ウィン)
私の一撃は、ウィン騎士長の高い感知能力を反応すらさせずに、精確に手首の位置を切り裂いた、はずだった。しかしながら、実際に切り裂いたのは、高密度に圧縮された、風属性の魔力によって構築された、魔力障壁だった。
ここまで接近する事で、感じる事の出来る高密度・高純度の風属性の魔力。その魔力が、ウィン騎士長の全身を包む様に覆っており、魔力鎧を形成している。さらに、頭部・首・心臓・手首・足首などなどの、急所となる部分には、私の一撃を防いだ魔力壁と、同等な質の魔力障壁が展開されているのが分かる。
獣の因子の本能が、うるさい位に警戒を促してくる。微かに、空気の流れが変わるのを感じる。それに合わせる様に、空気中の大気に、ウィン騎士長の魔力が広がっていくのを感知する。
「――――‼」
私に、何かが迫ってくる。音もなく、影もなく、襲い掛かる脅威。的確で、精確に私の急所を狙い、飛来してくる何かを、閃駆で移動し避け続ける。
息つく暇もなく襲い掛かって来るのは、視認しずらい程に、極細・極小の無数の風の針。しかし、風属性の魔力によって大気が圧縮され、その形に形成されているので、見た目に騙されてはいけない。避けた先にあった、木々や地面に風の針が突き刺さると、綺麗に刳り貫かれた様に、触れた箇所が綺麗に消失してしまったからだ。
避けて避けて、とにかく避け続ける。風の針一本一本事に速度の緩急をつけ、私の移動先を先読みし、周囲三百六十度、様々な角度・方向から、縦横無尽に迫り来る。それと並行し、木々や岩石の裏に隠れている私に向かって、大気を圧縮して、風属性の魔力で強化した、風の刃・風の矢・風の剣・風の魔弾などを放ってくる。
そして、ウィン騎士長本人も、風属性の魔力によって、気配や音を極限まで薄く小さくし、一撃離脱の戦法で仕掛けてくる。振るわれるロングソードには、風属性の魔刃が圧縮されて纏わされており、太く硬い木々や、巨大で重厚な岩石だろうと、綺麗な断面で切断される。僅かでもその刃に触れれば、無事で済まない事は確実。
ウィン騎士長の方も、私の速度に慣れ始めてきており、風の針をはじめとした各種風属性の魔術に、ロング―ソードの物理的な攻撃、どちらも避けるのがギリギリになってきている。
〈もっと速く。誰にも捕まえる事の出来ない、誰の目に捉える事の出来ない、一瞬で駆け抜ける、―――――――一条の稲妻に〉
魔力を急速に練り上げて、身体強化の深度を、私の身体が耐えられる、極限まで上昇させていく。肉体が活性化し、身体から金色の雷がバチバチと放電し、頭は冴えていき、思考が澄んでいく。感知能力・範囲が大きく広く高まり、視界も広くなった様に感じる。
感知能力・範囲の高まりと共に、私に迫りくる、ウィン騎士長の動きや全ての攻撃が、どのように迫り、どの様に仕掛けてくるのか、手に取る様に分かる。余裕を持って避けながら、徐々に徐々に、木々の間を駆け抜け、ショートソードに雷属性の魔刃を圧縮し、ゆっくりとウィン騎士長に向かって接近していく。
ウィン騎士長は、私の変化と、自身の攻撃の全てが、完璧に避けられている事に気付き、魔術に割く魔力や手数を減らし、自らの身体と、ロングソードの性能強化に魔力を注ぎ込む。私と同じ様に、身体強化の深度を上昇させ、風属性の魔刃に、さらに魔力を籠めて圧縮していく。
「――――――ハァ‼」
「――――――フンッ‼」(ウィン)
金色の魔刃を纏うショートソードと、緑色の魔刃を纏うロングソードが、火花を散らしながら、何度も何度もぶつかり合う。
だがウィン騎士長は、先程までよりも遥かに速度の上がった私の動きに、ギリギリで対処するのが精一杯の様子だ。振るうショートソードの剣身を、ギリギリのタイミングで受け流して逸らし、その場を凌ぐ事に全力を注いでいる。
しかし、私の優勢は、そう長く続きそうにない。ウィン騎士長との戦闘の前、ワイバーン、モール少佐率いる第二中隊、度重なる激戦で、ショートソードの剣身は、内も外も、既にボロボロになってしまっている。それを、この攻防の間に、ウィン騎士長に見抜かれた。
「―――――――ウラァ‼」(ウィン)
ウィン騎士長が、距離を取った私に向けて、魔刃の長さを変えて横一線に振るってきた。雷速で、さらに後ろに距離を取ろうとするが、避けるには、ギリギリ速さも距離も足らない。魔刃の切っ先が、私を捉える。
〈すまない、我が愛剣よ〉
迫る魔刃の切っ先に対し、ボロボロになってしまった愛剣を、盾代わりにして防ぐ。魔刃の切っ先が、ショートソードの剣身を切り裂く。
私の命を守ってくれた愛剣は、命を救った代償に、澄んだ高音を響かせて砕け散る。しかし、完全に防ぐ事は出来ず、プレートアーマーの腹部の部分が、大きく切られ、横一線の一本の切り傷が刻まれている。
「自らの相棒を捨てて、傷を浅くしたか。だが見た所替えの剣は無く、無手の練度もそこそこ、といった所のようだ。剣もなく、速さだけの貴様など、恐れるものはない」(ウィン)
そう言い放つウィン騎士長に、口角を上げてニヤリと笑い返す。
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