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第7章
第175話
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シュリ第二王女の雰囲気の変化を、ゾワリと、全身の肌が感じる。さらに、雰囲気だけではなく、表情にも変化が現れる。口角が上り、好戦的な笑みを浮かべており、瞳の色も、赤茶色から金茶色に変化している。さらに、銀よりの白の、腰まであるストレートの髪の毛先が、暗い茶色に染まっている。
練り上げていく魔力にも、数秒前のシュリ第二王女と、同一人物かと疑いたくなる程に、荒々しい魔力が混じり始めている。その魔力は、ワイバーンの放った、最高の一撃ともいえる、翡翠の火球を大きく上回っている。
「邪魔なのよ‼消えなさい‼」(シュリ)
シュリ第二王女の身体から、膨大な魔力が溢れ出る。目を覚ましたばかりの、獣の因子の力の制御が甘く、無駄な魔力が、身体の外に出てしまっているのだろう。だが、シュリ第二王女の才覚は本物だ。直ぐに獣の因子の力を自らの者とし、溢れ出ている魔力を圧縮・循環し、肉体をさらに活性化させ、身体機能・能力を、さらに向上させる。
荒々しい魔力の混じった、高純度の火属性の魔力を、一気に左拳と籠手に圧縮。前に一歩踏み込んで、左拳を翡翠の火球に向けて放つ。
左拳が翡翠の火球に突き刺さる。ワイバーンの最高の魔力と、シュリ第二王女の清廉な魔力と、荒々しい魔力の混じった魔力がぶつかり合い、バチバチと反発し合う。
だが、拮抗状態だったのは、僅か数秒程度の事だった。シュリ第二王女の魔力が、翡翠の火球を喰らうかの様に、急速に侵食していく。そして、ものの数秒で完全に侵食し、ロウソクに灯された火を、全力で消したかの様に、フッと、翡翠の火球が掻き消えた。
シュリ第二王女は、そのままの勢いのまま、ワイバーンに向かって一気に加速し、もの凄い速度で地を駆ける。俺とエルバさんも、シュリ第二王女の後に続き加速して、シュリ第二王女の背を追う。シュリ第二王女は、グングンと速度を上げていき、たった数歩、たった数秒で、ワイバーンの射程圏内に侵入する。
「グギャァ―――――‼」(風属性のワイバーン)
ワイバーンは、自身の最高の一撃を破壊し、なおも迫りくる脅威に対して、強者への恐怖を抱きながらも、次なる一手を放つ。
周囲の風を再び集め、それを魔力によって圧縮し、巨大な三本の緑のランスを生み出す。さらに、その三本の緑のランスに、自身に残る全魔力を注ぎ込み、翡翠の火球並みに強化され、強度・威力・大きさなどが、注ぎ込まれた魔力によって変化する。
〈翡翠の火球並みの大きさと威力のランス‼全魔力を注いだって事は、死なば諸共ってか‼〉
超巨大な緑のランスが、一斉に放たれる。迫る速度も速く、俺たちの移動速度も相まって、緑のランスと俺たちの距離は、急速に縮まっていく。
しかし、先頭を駆けるシュリ第二王女の速度が緩むことは無い。それどころか、さらに速度を上昇させる。表情は見えないが、全身を循環する魔力、溢れ出る闘気が、シュリ第二王女の戦闘意欲の高まりを教えてくれる。
シュリ第二王女は、循環させている魔力の質を高めていき、両拳・両脚・籠手・脛当に魔力を籠め、圧縮していく。そして、力強く踏み込み、地面を粉砕して、音を置き去りにして駆ける。
シュリ第二王女は、緑のランスの矛先に対して、正面か突っ込んでいく。そして、緑のランスが、シュリ第二王女の射程圏内に入った瞬間に、上に少し跳び上がり、身体を一回転させて、真上からの、右脚での踵落としを放つ。
緑のランスと、シュリ第二王女の踵落としがぶつかり合う。だが、翡翠の火球とは違い、拮抗する事もなく、勝敗は一瞬でついた。シュリ第二王女の踵落としは、緑のランスを完膚なきまでに破壊し、消し去ってしまう。
〈まだ本格的に目覚めてはいないとはいえ、初期の段階でこの‟力”か。完璧に‟力”を扱う事が出来る様になれば、もう一段階上の領域に上がれる事は、間違いないな〉
そんな事を思っていると、並走している、エルバさんの気配と魔力の質が変化する。エルバさんも‟力”を解放した様で、狼人族の特性が、さらに濃くなって、表に現れだし始める。灰色の髪は、毛先が黒に染まり、灰色の尻尾は、完全に黒に染まりきっている。さらに、身体強化や、ショートソードの剣身に纏わせている、雷属性の魔力は、より高純度の魔力に昇華している。
エルバさんも、力強く踏み込み、地面を粉砕して、音を置き去りにして駆ける。しかも、シュリ第二王女よりも、さらに速く駆ける。この速度の差は、狼人族の持つ、因子の強みが出てくるな。
プレートアーマーを着込んでいるとは思えない程に、その速さは尋常ならざる速度であり、瞬きの後には、エルバさんは既に緑のランスの眼前に立っており、ショートソードを上段から、雷速で振り抜いた後だった。
エルバさんの、雷速の一振りによって、緑のランスは左右に真っ二つに切り裂かれ、ゆっくりと魔力に戻り、周囲に霧散していく。
〈俺も負けてられないな〉
「刀身武装、《魔風》」
老竹色の刀身に、漆黒の風が纏わりつく。さらに、ワイバーンが先程してみせた様に、俺の周囲の風を集め、風属性の魔力で強化し、漆黒の風に混ぜ合わせる。刀身に、緑と漆黒の、重なり合った二色の螺旋が生まれる。そして、二色の螺旋を刀身に圧縮する。
迫りくる緑のランスに向けて、上段からゆっくりと一振り。
俺の傍を、左右に斬り裂かれた緑のランスが通り過ぎる。緑のランスであったものは、急速に魔力に戻り、周囲に霧散していく。
「もっと速く‼もっと力強く‼もっと気高く‼」(シュリ)
シュリ第二王女の放つ、闘気や魔力が、さらに増していく。それに伴って、髪の毛先のみを染めていた暗い茶色が、ゆっくりと、肩の部分まで染まっていく。さらに、バトルドレスに覆われていない、素肌の部分が、キラキラと銀に輝いて見える。
〈獣の因子の活性化によって、王女の身体にも、変化が現れ始めたか〉
シュリ第二王女の、首周り・腕周り・脚周りなどの箇所に、銀色の兎の体毛が、薄っすらと現れる。目覚めた‟力”が、シュリ第二王女の身体に適応し始め、変化を齎し始めたのだろう。
シュリ第二王女は駆ける。全魔力を使い果たし、衰弱状態でありながらも、自分たちを殺すために、命を、魂を燃やして、咆哮を上げる敵に向かって。
兎の脚力に、獅子の筋力。合わさった‟力”により、一歩の踏み込みで、数メートルを跳躍し、ワイバーンとの距離を、一気に詰めていく。
膨大な量の魔力が、シュリ第二王女の両脚に籠められ、圧縮されていく。それに対応する様に、ワイバーンも残った実体の片翼を振り上げ、シュリ第二王女に向けて、鋭く爪を一気に振り下ろす。
「―――――――――‼」(風属性のワイバーン)
「―――――――――‼」(シュリ)
シュリ第二王女の放った左足の蹴りと、ワイバーンの振り下ろした鋭き爪がぶつかり合う。その衝撃は、周囲に突風となって、駆け抜けていく。
ゆっくりと、ワイバーンの鋭き爪が、粉々に砕けていく。シュリ第二王女が、脚に力を溜めてから、上空に跳び上がる。そして、上空で身体を捻り、頭を下にして、魔力障壁を足場にして加速し、ワイバーンの頭部に向かって落下していく。
ワイバーンも、口を大きく開く。シュリ第二王女を喰らおうと、真っ向から牙を喰らいつかせ様とする。
「ハァアアアアアア‼」(シュリ)
ワイバーンの喰らいつきに対して、シュリ第二王女は、真っ向から勝負した。膨大な魔力が圧縮された、右脚での蹴りを、ワイバーンの顔面に放ち、牙を粉砕し、再び魔力障壁を足場にして縦に一回転し、ワイバーンの首に、死神の鎌の様に、右脚を振り下ろした。
ボキリ、と周囲に夫が響き渡る。
ワイバーンの身体が、ゆっくりと、地面に倒れこんでいく。その傍に、シュリ第二王女が、フワリと着地する。シュリ第二王女は、ワイバーンとの戦いに、戦士として敬意を表し、数秒間の黙祷を行う。その行いに応えるかの様に、優しい風が、シュリ第二王女の頬を、撫でる様に吹いていった。
そんな感傷をぶち壊すかの様に、肌に突き刺さる、濃密な殺意を放つ者たちが、俺たちを囲んでいる。
敵の第二の矢が、俺たちに放たれた様だ。
練り上げていく魔力にも、数秒前のシュリ第二王女と、同一人物かと疑いたくなる程に、荒々しい魔力が混じり始めている。その魔力は、ワイバーンの放った、最高の一撃ともいえる、翡翠の火球を大きく上回っている。
「邪魔なのよ‼消えなさい‼」(シュリ)
シュリ第二王女の身体から、膨大な魔力が溢れ出る。目を覚ましたばかりの、獣の因子の力の制御が甘く、無駄な魔力が、身体の外に出てしまっているのだろう。だが、シュリ第二王女の才覚は本物だ。直ぐに獣の因子の力を自らの者とし、溢れ出ている魔力を圧縮・循環し、肉体をさらに活性化させ、身体機能・能力を、さらに向上させる。
荒々しい魔力の混じった、高純度の火属性の魔力を、一気に左拳と籠手に圧縮。前に一歩踏み込んで、左拳を翡翠の火球に向けて放つ。
左拳が翡翠の火球に突き刺さる。ワイバーンの最高の魔力と、シュリ第二王女の清廉な魔力と、荒々しい魔力の混じった魔力がぶつかり合い、バチバチと反発し合う。
だが、拮抗状態だったのは、僅か数秒程度の事だった。シュリ第二王女の魔力が、翡翠の火球を喰らうかの様に、急速に侵食していく。そして、ものの数秒で完全に侵食し、ロウソクに灯された火を、全力で消したかの様に、フッと、翡翠の火球が掻き消えた。
シュリ第二王女は、そのままの勢いのまま、ワイバーンに向かって一気に加速し、もの凄い速度で地を駆ける。俺とエルバさんも、シュリ第二王女の後に続き加速して、シュリ第二王女の背を追う。シュリ第二王女は、グングンと速度を上げていき、たった数歩、たった数秒で、ワイバーンの射程圏内に侵入する。
「グギャァ―――――‼」(風属性のワイバーン)
ワイバーンは、自身の最高の一撃を破壊し、なおも迫りくる脅威に対して、強者への恐怖を抱きながらも、次なる一手を放つ。
周囲の風を再び集め、それを魔力によって圧縮し、巨大な三本の緑のランスを生み出す。さらに、その三本の緑のランスに、自身に残る全魔力を注ぎ込み、翡翠の火球並みに強化され、強度・威力・大きさなどが、注ぎ込まれた魔力によって変化する。
〈翡翠の火球並みの大きさと威力のランス‼全魔力を注いだって事は、死なば諸共ってか‼〉
超巨大な緑のランスが、一斉に放たれる。迫る速度も速く、俺たちの移動速度も相まって、緑のランスと俺たちの距離は、急速に縮まっていく。
しかし、先頭を駆けるシュリ第二王女の速度が緩むことは無い。それどころか、さらに速度を上昇させる。表情は見えないが、全身を循環する魔力、溢れ出る闘気が、シュリ第二王女の戦闘意欲の高まりを教えてくれる。
シュリ第二王女は、循環させている魔力の質を高めていき、両拳・両脚・籠手・脛当に魔力を籠め、圧縮していく。そして、力強く踏み込み、地面を粉砕して、音を置き去りにして駆ける。
シュリ第二王女は、緑のランスの矛先に対して、正面か突っ込んでいく。そして、緑のランスが、シュリ第二王女の射程圏内に入った瞬間に、上に少し跳び上がり、身体を一回転させて、真上からの、右脚での踵落としを放つ。
緑のランスと、シュリ第二王女の踵落としがぶつかり合う。だが、翡翠の火球とは違い、拮抗する事もなく、勝敗は一瞬でついた。シュリ第二王女の踵落としは、緑のランスを完膚なきまでに破壊し、消し去ってしまう。
〈まだ本格的に目覚めてはいないとはいえ、初期の段階でこの‟力”か。完璧に‟力”を扱う事が出来る様になれば、もう一段階上の領域に上がれる事は、間違いないな〉
そんな事を思っていると、並走している、エルバさんの気配と魔力の質が変化する。エルバさんも‟力”を解放した様で、狼人族の特性が、さらに濃くなって、表に現れだし始める。灰色の髪は、毛先が黒に染まり、灰色の尻尾は、完全に黒に染まりきっている。さらに、身体強化や、ショートソードの剣身に纏わせている、雷属性の魔力は、より高純度の魔力に昇華している。
エルバさんも、力強く踏み込み、地面を粉砕して、音を置き去りにして駆ける。しかも、シュリ第二王女よりも、さらに速く駆ける。この速度の差は、狼人族の持つ、因子の強みが出てくるな。
プレートアーマーを着込んでいるとは思えない程に、その速さは尋常ならざる速度であり、瞬きの後には、エルバさんは既に緑のランスの眼前に立っており、ショートソードを上段から、雷速で振り抜いた後だった。
エルバさんの、雷速の一振りによって、緑のランスは左右に真っ二つに切り裂かれ、ゆっくりと魔力に戻り、周囲に霧散していく。
〈俺も負けてられないな〉
「刀身武装、《魔風》」
老竹色の刀身に、漆黒の風が纏わりつく。さらに、ワイバーンが先程してみせた様に、俺の周囲の風を集め、風属性の魔力で強化し、漆黒の風に混ぜ合わせる。刀身に、緑と漆黒の、重なり合った二色の螺旋が生まれる。そして、二色の螺旋を刀身に圧縮する。
迫りくる緑のランスに向けて、上段からゆっくりと一振り。
俺の傍を、左右に斬り裂かれた緑のランスが通り過ぎる。緑のランスであったものは、急速に魔力に戻り、周囲に霧散していく。
「もっと速く‼もっと力強く‼もっと気高く‼」(シュリ)
シュリ第二王女の放つ、闘気や魔力が、さらに増していく。それに伴って、髪の毛先のみを染めていた暗い茶色が、ゆっくりと、肩の部分まで染まっていく。さらに、バトルドレスに覆われていない、素肌の部分が、キラキラと銀に輝いて見える。
〈獣の因子の活性化によって、王女の身体にも、変化が現れ始めたか〉
シュリ第二王女の、首周り・腕周り・脚周りなどの箇所に、銀色の兎の体毛が、薄っすらと現れる。目覚めた‟力”が、シュリ第二王女の身体に適応し始め、変化を齎し始めたのだろう。
シュリ第二王女は駆ける。全魔力を使い果たし、衰弱状態でありながらも、自分たちを殺すために、命を、魂を燃やして、咆哮を上げる敵に向かって。
兎の脚力に、獅子の筋力。合わさった‟力”により、一歩の踏み込みで、数メートルを跳躍し、ワイバーンとの距離を、一気に詰めていく。
膨大な量の魔力が、シュリ第二王女の両脚に籠められ、圧縮されていく。それに対応する様に、ワイバーンも残った実体の片翼を振り上げ、シュリ第二王女に向けて、鋭く爪を一気に振り下ろす。
「―――――――――‼」(風属性のワイバーン)
「―――――――――‼」(シュリ)
シュリ第二王女の放った左足の蹴りと、ワイバーンの振り下ろした鋭き爪がぶつかり合う。その衝撃は、周囲に突風となって、駆け抜けていく。
ゆっくりと、ワイバーンの鋭き爪が、粉々に砕けていく。シュリ第二王女が、脚に力を溜めてから、上空に跳び上がる。そして、上空で身体を捻り、頭を下にして、魔力障壁を足場にして加速し、ワイバーンの頭部に向かって落下していく。
ワイバーンも、口を大きく開く。シュリ第二王女を喰らおうと、真っ向から牙を喰らいつかせ様とする。
「ハァアアアアアア‼」(シュリ)
ワイバーンの喰らいつきに対して、シュリ第二王女は、真っ向から勝負した。膨大な魔力が圧縮された、右脚での蹴りを、ワイバーンの顔面に放ち、牙を粉砕し、再び魔力障壁を足場にして縦に一回転し、ワイバーンの首に、死神の鎌の様に、右脚を振り下ろした。
ボキリ、と周囲に夫が響き渡る。
ワイバーンの身体が、ゆっくりと、地面に倒れこんでいく。その傍に、シュリ第二王女が、フワリと着地する。シュリ第二王女は、ワイバーンとの戦いに、戦士として敬意を表し、数秒間の黙祷を行う。その行いに応えるかの様に、優しい風が、シュリ第二王女の頬を、撫でる様に吹いていった。
そんな感傷をぶち壊すかの様に、肌に突き刺さる、濃密な殺意を放つ者たちが、俺たちを囲んでいる。
敵の第二の矢が、俺たちに放たれた様だ。
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