117 / 252
第7章
第158話
しおりを挟む
王女様に連れられて、俺はオシャレなカフェにいる。王女様は、お菓子に紅茶にと、ニコニコの笑顔で楽しんでいる。エルバさんは、そんな王女様を微笑ましそうに見ながら、同じくお菓子などを楽しんでいる。
俺は、小腹が空いていたので、軽い食事のセットを頼んで、それを美味しくいただいている。このカフェは、王女様のお気に入りのお店の様で、よくお忍びで通っているそうだ。お気に入りになる理由も分かる。俺が頼んだ食事も、王女様やエルバさんが頼んだお菓子のレベルも、相当にレベルが高い。さらに、値段がお手頃となると、このカフェが繁盛しているのも納得だ。
全員が食べ終わり、食後の一息を吐きながら、ゆっくりする。俺は、のんびりしている王女様に、どういった訳で、こうなっているのかを聞く。
「それで?何故俺は、ここに連れてこられたんですか?」
俺の質問に、そうでした、といった様子で、王女様は答えてくれる。
「のんびりし過ぎて、本題を忘れておりました。カイルさんに、お礼をするためです。あの時は断られてしまいましたが、やはり、恩に礼を返さなくてはと思いまして」(第二王女)
「いや、本当にいいんです。偶然だっただけですから」
「………それが、カイルさん。姫様のみならず、王家の方々も、お礼を言いたいと仰っておりまして。今日、この後にも、ご予定がないのならば、ご一緒に王宮までお越しくだされば幸いなのですが…」(エルバ)
「……それって、断れます?」
「……断るんですか?」(第二王女)
俺の質問に、悲しそうな顔をして、王女様が聞き返してくる。エルバさんの方も、断るのはちょっと、といった顔をしている。まあ、この国のトップの王族からの招待を断るのは、普通は考えないだろうな。俺としては、このままズルズルといくと、厄介事に、両足突っ込んでしまうような気がしてならない。
だが、このまま放っておいても、王女様の危険がなくなるわけではないか。俺は、自分から厄介事に突っ込んだんだと、自らに言い聞かせる。今度からは、同じ様な事があったら、変装してから、助ける事にしよう。
「……分かりました。王宮の方まで伺いたいと思います。ただ、宿などが決まってからにしたいので、明日の朝方でもよろしいですか?」
俺がそう言うと、二人は顔を近付けて、コソコソと内緒話を始めた。数分間の間、二人は何かを話し合い、その何かについて結論が出たようで、こちらに向き直る。
「よろしければ、王宮に泊まりませんか?食事に関しても、こちらで用意させていただきます。どうですか?」(第二王女)
「姫様や、我々を救っていただいたカイルさんには、この国に滞在中は、不自由なく過ごしていただきたいと、思っています。受けてくださいますでしょうか?」(エルバ)
「え~と、そういった大事な事を、お二人で決めてしまっていいんですか?」
「元々この案は、姫様以外の、王族の皆様から出たものでもあります。カイルさんが、何時王都にいらっしゃるのか分からなかったので、本格的に、決定はされていませんでした。なので、姫様の方から、王族の方々にお伝えしてもらえれば、直ぐにでも準備が出来ると思います」(エルバ)
「………ご厚意に感謝します。お願いしてもよろしいですか?」
「お任せください!!では、早速向かいましょう!!」(第二王女)
王女様は、興奮した様子で立ち上がり、早く早くと、俺の腕を引っ張る。その間に、エルバさんがお会計を済ませようとしていた。俺はエルバさんを引き留めて、机の上や、食器類を浄化でコッソリと綺麗にしてから、三人分のお会計を済ませて、カフェの外に出る。
王女様とエルバさんに、お金を出した事に感謝をされた。だがこれくらいは、年長者としても、自由に出来るお金を持っている冒険者としても、率先して、お金を出すべきだと思っている。
カフェの外に出ると、隠れて王女様の周囲を警護している影の者たちが、一斉に動き出す。王女様が、ギルドを出た俺と接触した時は、一瞬ざわついていた。そんな影の者たちが、何故かは知らないが、ソワソワした様子で附いてきていた。
影の者たちに警護されながら、シュターデル獣王国の王都の中心にある、白い王城に向かって歩き始める。 近付くと、所々が新しく補修されているのが分かる。正しく、長い時代を獣人と共に生きてきた城だ。この王城は、この国に住む者たちにとっては、この国を象徴するものとして誇りに感じていると、王女様やエルバさんが教えてくれる。
俺たちは王城にたどり着き、巨大な門の前に立つ。
「シュリ様、エルバ様、お帰りなさいませ。……そちらのエルフの方は?」(鹿人族の門番)
「こちらが例の方です。我々のお願いを、受け入れていただけました。武器の持ち込みに関しては、私が責任を持ちます。通行の許可を」(第二王女)
「少々お待ち下さい。………あれを持ってきてくれ」(鹿人族の門番)
「了解です」(猫人族の門番)
先輩であろう、鹿人族の門番さんに指示されて、後輩であろう猫人族の門番さんが、何かを取りに、門番の詰所に向かう。一・二分後に戻ってくると、猫人族の門番さんの手には、一枚の書類とペンのセットがある。その書類とペンのセットを、先輩の鹿人族の門番さんに手渡し、鹿人族の門番さんは、その書類に何かを書き込んでいく。
そして、何かを書き込み終えると、書類とペンのセットを王女様に渡す。手渡された王女様も、その書類に何かを書き込んでいく。王女様が書き終わると、次はエルバさんに手渡して、同じ様にエルバさんも書き込んでいく。
最後に、エルバさんが書類とペンのセットを、俺に手渡す。
「カイルさん、この書類は、緊急時など以外の場合では、城内での魔術の使用をしないという事に、同意をしていただくものになります」(エルバ)
「……なるほど。これは誓約になりますか?」
「それに近しい魔術的拘束になります。このペンを使って、魔文字で署名してもらうと、王城に組み込まれている術式に、魔力が登録されます」(第二王女)
「緊急時など以外で、魔術を使用した場合、その術式の効果によって、対象者の魔力を封じます。王城と認識する場所の、外に出ない限り、封じられた魔力は元に戻りませんので、ご注意下さいね」(エルバ)
「了解です。では…………、これでいいですか?」
「はい、大丈夫です。その書類は、同意を得る書類と同時に、カイルさんの、王城内での身分証代わりになります。なので、そのままお持ちください」(第二王女)
「王城から外に出て、再び王城内に戻る際にも、提示していただく必要がありますので、失くさない様にご注意下さい」(鹿人族の門番)
「分かりました。気を付けます」
「では、行きましょう」(第二王女)
門番さんたちが、門の両扉のそれぞれに手をついて、同時に魔力を流す。その両扉には、大きな術式が半分ずつ刻まれており、流し込まれた魔力は、門に刻まれた術式を沿う様に、それぞれ流れていく。最後に、門の両扉が合わさった部分の、術式の中心に流れ込み、両扉に刻まれた大きな術式が完成する。
魔力によって、術式が薄く発光し、ゆっくりと両扉が開いていく。
〈こちらも、同じ様に魔力を登録し、登録された魔力を同時に流さなければ、起動しない術式か。よく考えられているな〉
この方式ならば、簡単には王城内に侵入する事は出来ない。壁を越えて侵入しようとも、王城には、まだまだ色んな術式が組み込まれているだろうから、侵入出来れば、後は自由に動けると考えるには、楽観視しすぎだろう。
これらを気にせずに襲撃を仕掛けるには、魔術的拘束を誤魔化せるほどの、魔術の腕を持つ魔術師か、ありとあらゆるものを、気にも止めずに、自分の思うままに出来る力を持つ者くらいだろう。
そんな事を考えている内に、両扉が完全に開ききっている。門番さん二人は、両脇に並び、直立不動で立っている。王女様とエルバさんが、門の内側に入り、真剣な表情で俺を見る。
「「ようこそ、シュターデル城へ。歓迎します、我らが恩人よ」」(第二王女・エルバ)
「はい、お邪魔します。暫くの間、よろしくお願いします」
俺は、小腹が空いていたので、軽い食事のセットを頼んで、それを美味しくいただいている。このカフェは、王女様のお気に入りのお店の様で、よくお忍びで通っているそうだ。お気に入りになる理由も分かる。俺が頼んだ食事も、王女様やエルバさんが頼んだお菓子のレベルも、相当にレベルが高い。さらに、値段がお手頃となると、このカフェが繁盛しているのも納得だ。
全員が食べ終わり、食後の一息を吐きながら、ゆっくりする。俺は、のんびりしている王女様に、どういった訳で、こうなっているのかを聞く。
「それで?何故俺は、ここに連れてこられたんですか?」
俺の質問に、そうでした、といった様子で、王女様は答えてくれる。
「のんびりし過ぎて、本題を忘れておりました。カイルさんに、お礼をするためです。あの時は断られてしまいましたが、やはり、恩に礼を返さなくてはと思いまして」(第二王女)
「いや、本当にいいんです。偶然だっただけですから」
「………それが、カイルさん。姫様のみならず、王家の方々も、お礼を言いたいと仰っておりまして。今日、この後にも、ご予定がないのならば、ご一緒に王宮までお越しくだされば幸いなのですが…」(エルバ)
「……それって、断れます?」
「……断るんですか?」(第二王女)
俺の質問に、悲しそうな顔をして、王女様が聞き返してくる。エルバさんの方も、断るのはちょっと、といった顔をしている。まあ、この国のトップの王族からの招待を断るのは、普通は考えないだろうな。俺としては、このままズルズルといくと、厄介事に、両足突っ込んでしまうような気がしてならない。
だが、このまま放っておいても、王女様の危険がなくなるわけではないか。俺は、自分から厄介事に突っ込んだんだと、自らに言い聞かせる。今度からは、同じ様な事があったら、変装してから、助ける事にしよう。
「……分かりました。王宮の方まで伺いたいと思います。ただ、宿などが決まってからにしたいので、明日の朝方でもよろしいですか?」
俺がそう言うと、二人は顔を近付けて、コソコソと内緒話を始めた。数分間の間、二人は何かを話し合い、その何かについて結論が出たようで、こちらに向き直る。
「よろしければ、王宮に泊まりませんか?食事に関しても、こちらで用意させていただきます。どうですか?」(第二王女)
「姫様や、我々を救っていただいたカイルさんには、この国に滞在中は、不自由なく過ごしていただきたいと、思っています。受けてくださいますでしょうか?」(エルバ)
「え~と、そういった大事な事を、お二人で決めてしまっていいんですか?」
「元々この案は、姫様以外の、王族の皆様から出たものでもあります。カイルさんが、何時王都にいらっしゃるのか分からなかったので、本格的に、決定はされていませんでした。なので、姫様の方から、王族の方々にお伝えしてもらえれば、直ぐにでも準備が出来ると思います」(エルバ)
「………ご厚意に感謝します。お願いしてもよろしいですか?」
「お任せください!!では、早速向かいましょう!!」(第二王女)
王女様は、興奮した様子で立ち上がり、早く早くと、俺の腕を引っ張る。その間に、エルバさんがお会計を済ませようとしていた。俺はエルバさんを引き留めて、机の上や、食器類を浄化でコッソリと綺麗にしてから、三人分のお会計を済ませて、カフェの外に出る。
王女様とエルバさんに、お金を出した事に感謝をされた。だがこれくらいは、年長者としても、自由に出来るお金を持っている冒険者としても、率先して、お金を出すべきだと思っている。
カフェの外に出ると、隠れて王女様の周囲を警護している影の者たちが、一斉に動き出す。王女様が、ギルドを出た俺と接触した時は、一瞬ざわついていた。そんな影の者たちが、何故かは知らないが、ソワソワした様子で附いてきていた。
影の者たちに警護されながら、シュターデル獣王国の王都の中心にある、白い王城に向かって歩き始める。 近付くと、所々が新しく補修されているのが分かる。正しく、長い時代を獣人と共に生きてきた城だ。この王城は、この国に住む者たちにとっては、この国を象徴するものとして誇りに感じていると、王女様やエルバさんが教えてくれる。
俺たちは王城にたどり着き、巨大な門の前に立つ。
「シュリ様、エルバ様、お帰りなさいませ。……そちらのエルフの方は?」(鹿人族の門番)
「こちらが例の方です。我々のお願いを、受け入れていただけました。武器の持ち込みに関しては、私が責任を持ちます。通行の許可を」(第二王女)
「少々お待ち下さい。………あれを持ってきてくれ」(鹿人族の門番)
「了解です」(猫人族の門番)
先輩であろう、鹿人族の門番さんに指示されて、後輩であろう猫人族の門番さんが、何かを取りに、門番の詰所に向かう。一・二分後に戻ってくると、猫人族の門番さんの手には、一枚の書類とペンのセットがある。その書類とペンのセットを、先輩の鹿人族の門番さんに手渡し、鹿人族の門番さんは、その書類に何かを書き込んでいく。
そして、何かを書き込み終えると、書類とペンのセットを王女様に渡す。手渡された王女様も、その書類に何かを書き込んでいく。王女様が書き終わると、次はエルバさんに手渡して、同じ様にエルバさんも書き込んでいく。
最後に、エルバさんが書類とペンのセットを、俺に手渡す。
「カイルさん、この書類は、緊急時など以外の場合では、城内での魔術の使用をしないという事に、同意をしていただくものになります」(エルバ)
「……なるほど。これは誓約になりますか?」
「それに近しい魔術的拘束になります。このペンを使って、魔文字で署名してもらうと、王城に組み込まれている術式に、魔力が登録されます」(第二王女)
「緊急時など以外で、魔術を使用した場合、その術式の効果によって、対象者の魔力を封じます。王城と認識する場所の、外に出ない限り、封じられた魔力は元に戻りませんので、ご注意下さいね」(エルバ)
「了解です。では…………、これでいいですか?」
「はい、大丈夫です。その書類は、同意を得る書類と同時に、カイルさんの、王城内での身分証代わりになります。なので、そのままお持ちください」(第二王女)
「王城から外に出て、再び王城内に戻る際にも、提示していただく必要がありますので、失くさない様にご注意下さい」(鹿人族の門番)
「分かりました。気を付けます」
「では、行きましょう」(第二王女)
門番さんたちが、門の両扉のそれぞれに手をついて、同時に魔力を流す。その両扉には、大きな術式が半分ずつ刻まれており、流し込まれた魔力は、門に刻まれた術式を沿う様に、それぞれ流れていく。最後に、門の両扉が合わさった部分の、術式の中心に流れ込み、両扉に刻まれた大きな術式が完成する。
魔力によって、術式が薄く発光し、ゆっくりと両扉が開いていく。
〈こちらも、同じ様に魔力を登録し、登録された魔力を同時に流さなければ、起動しない術式か。よく考えられているな〉
この方式ならば、簡単には王城内に侵入する事は出来ない。壁を越えて侵入しようとも、王城には、まだまだ色んな術式が組み込まれているだろうから、侵入出来れば、後は自由に動けると考えるには、楽観視しすぎだろう。
これらを気にせずに襲撃を仕掛けるには、魔術的拘束を誤魔化せるほどの、魔術の腕を持つ魔術師か、ありとあらゆるものを、気にも止めずに、自分の思うままに出来る力を持つ者くらいだろう。
そんな事を考えている内に、両扉が完全に開ききっている。門番さん二人は、両脇に並び、直立不動で立っている。王女様とエルバさんが、門の内側に入り、真剣な表情で俺を見る。
「「ようこそ、シュターデル城へ。歓迎します、我らが恩人よ」」(第二王女・エルバ)
「はい、お邪魔します。暫くの間、よろしくお願いします」
0
お気に入りに追加
3,112
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【完結】選ばれなかった王女は、手紙を残して消えることにした。
曽根原ツタ
恋愛
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」
男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。
何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?
★小説家になろう様で先行更新中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。