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第5章
第112話
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俺の女性騎士型の自動人形に一振りを止められたテオバルトは自らの一振りを盾で完璧に受け止めた自動人形を興味深そうに観察しつつも、一旦仕切り直す様に跳躍して距離を取る。テオバルトの浮いていた右腕も既に元に戻っており、その手に掴まれているロングソードには俺の血がベッタリと付着している。俺は自分の肉体に集中して傷を高速再生させていく。大きく斜めに切り裂かれた傷は再生しても跡が残ってしまっている
〈今着ているのは外見は里で作った里の普段着に見せてるが、使用している生地も糸も縫い方も特殊な戦闘用にも普段着にも使える特別なものだぞ⁉それをたったの一振りで切り裂けるのか……〉
こいつには傷などや今回のように切り裂かれても周囲から魔力を集めて自動で修復してくれる能力がある。だが、高速再生の様に急速に元に戻るわけではない。今もゆっくりとだが修復されているが、この戦闘が終わるまでに修復が終わることがないだろう
テオバルトは一通り自動人形の観察が終わったのか、俺に再び集中しているようだ。俺もテオバルトの動きを観察していたが、違和感があった。よくよく見てみるとテオバルトのロングソードに付着していた俺の血がすっかりとなくなっており、綺麗な状態になっている
「ハハハハ、気づいたか?俺の愛剣なんだがな、幾多の戦場を共にした事で俺の性質に近くなったようでな。まあ、簡単に言えば血を好むようになってしまったようでな。それも、濃い魔力が含まれている血がな」(テオバルト)
それはもう、一種の魔剣に近いような状態になってしまっているのかもしれない。吸血鬼の事は本の内容の事でしか知識がないので、あのロングソードの事については今は頭の片隅に置いておく。それに、血を吸われた事で何が起こるのかが分からない。些細な変化にも対応できるようにしておく。そう思っていると、ロングソードの剣身が柄の方から血と闇が混ざった赤黒い色に変わっていく
「おお‼こいつがお前の血を気に入ったようだ。しかも、ここまで濃く色が変わるとは、余程魔力が豊潤だったようだな。これほどの反応を示すのは数百年ぶりだ‼お前の全ての血を吸い取ったらこいつは真の魔剣に至るかもしれんな‼」(テオバルト)
そんな風に喜びながら、俺に向かって笑みを浮かべて突進してくる。俺は異空間からさらに八体の女性騎士型の自動人形を取り出す。合計九人の自動人形はしっかりとした陣形を組んで、迎え討つ。俺はその九人の陣形に混ざって同じく迫りくるテオバルトを迎え討つ
テオバルトのロングソードが嵐のような勢いで縦横無尽に暴れまわる。それを俺と九人の自動人形で隙間なくカバーし合い、その全てを捌ききっていく。だが、テオバルトの方も徐々に動きを変えていく。横にだけでなく、縦・斜め・そして、突きや柄を使った攻撃を混ぜてきた。狂気を含ませた戦闘欲求を満たせているのが分かる笑顔を見せながら次々と手を変えて仕掛けてくる
「本当に‼楽しいな‼それに、今まで殺し合ってきた人形遣いの中でもお前はトップクラスの使い手だな‼これなら、後二・三日は続けて楽しめることが出来るな‼」(テオバルト)
「冗談じゃないっての‼お前みたいな戦闘狂といつまでも付き合ってられるか‼」
「ハ~ハッハ‼そう言うな‼お前ほどの戦士を相手に出来るなどそうそうないのだ‼満足するまで付き合ってもらうぞ‼」(テオバルト)
「断る‼」
テオバルトのロングソードの剣身の赤黒さがどんどんと濃くなっていく。それと比例するように一振り一振りの剣速と威力がどんどん上がっていく。少しずつ盾で一振りを受けている自動人形たちがその威力に押されて後退する場面が増えていく
〈このままじゃ、いずれ盾も使い物にならなくなるな。さっきのこいつの話しぶりからすると、今のあのロングソードは俺の血液と含まれていた魔力によって強化されてる状態ということか………なら‼〉
「術式起動・【九人の戦乙女】」
俺が九人の自動人形に埋め込んである術式を起動させると、プレートアーマーはより質の高いものに変化し、兜・剣・盾には羽飾りが生え、最後に白鳥の羽衣が出現しそれを纏う。テオバルトの攻撃に耐え切れなくなっていた防御も十分に余裕をもって防ぎきれるようになっている。テオバルトはそれを見て、さらに笑みを深めていく
ここで一気に攻勢に出る。九人の戦乙女たちの翻弄する動きと視線誘導を織り交ぜて接近する。テオバルトはその優秀な動体視力を逆手に取られたようで、巧妙な視線誘導の一つに引っかかってしまう。そこに脚部に魔力を急速に練り上げて、踏み込んで加速する
「そう来るか‼」(テオバルト)
〈まずはここで何発か打ち込む‼〉
九人の戦乙女の一人に対してテオバルトは体勢が完全に流れてしまっており、左の脇腹を完全に俺に向けてしまっている。俺はそこに破壊力上昇のために全属性の中から火・土・雷・光の四属性の複合魔力を練り上げて腕に纏わせテオバルトの左脇腹を打ち抜く
〈何だ⁉この硬さ⁉〉
「【血操魔術・血装強化≪不死の鎧≫。いい拳だ‼鎧の防御をここまで抜かれるとはな‼」(テオバルト)
俺の拳は確かにテオバルトの左脇腹に突き刺さっていた。しかし、テオバルトの左脇腹は真っ赤な鮮血の血の色になっていた
「血装強化≪不死の籠手≫」(テオバルト)
「……………グッ‼」
テオバルトは左脇腹と同じように左腕が鮮血に染まり、俺の顔面に向けて拳を放つ。俺は咄嗟に腕をバツ印に重ねて防御をするが、テオバルトの拳は重く威力も高い。骨が軋みを上げながら吹き飛ばされる。一人の戦乙女が俺の背後に周り、受け止めてくれる。しかし、受け止めてからもかなり後ろに飛ばされ続ける。止まった時には、さらに二人追加されており、合計で三人がかりでやっと止まったのだ
腕が痺れる。全属性で身体が強化されているにも関わらず、数秒経った今でも痺れが残っている状態だ。テオバルトはそんな俺に追撃を仕掛けようとしていたが、残りの戦乙女に阻まれていた。その間に腕の痺れがなくなった。あの聞いたことがない魔術によって強化された状態から放たれる一撃は俺の全属性の身体強化の硬さを簡単に抜いてくる
「まだまだ往くぞ‼血装強化≪不死の脛当≫」(テオバルト)
今度は両脚が鮮血に染まる。そして、テオバルトの姿が掻き消える。瞬きの次の瞬間には俺の真正面に立っており、右足の裏が腹に突き刺さっていた。瞬時に俺は腹に魔力を籠めて強化した。だが、テオバルトはさらに先手を打ってきた。腹に激痛が走る。突然の痛みに混乱が走る。そこに畳みかけるように怒涛の連撃が襲い掛かる
混乱しながらも腹を見ると幾つもの刃のような刺し傷が横に並んでいる。九人の戦乙女が綿密の連携でもって俺の前に防御陣を展開するが、たったの一蹴りで勢いよく後ろに吹き飛ばされていく。戦乙女たちの盾にも俺の腹と同じように、いくつかの刺し傷があるのは確認できた
「さあ、後はお前だけだぞ‼どうひっくり返す?」(テオバルト)
土属性の魔力で地面に干渉し地中にあるミスリルをかき集めて急造の盾を生み出す。目眩しように急造の盾を幾つか魔糸で空中に固定して縦に並べる。そこに追加で積層魔力障壁を展開する。最後に雷・風の複合属性の魔力を両脚に練り上げて強化する。今度は水平に脚を振り抜き、死神の鎌のような鋭く鋭利な蹴りでもって急造の盾と積層魔力障壁の全てを砕いた右足が俺の首を折に来た。俺は盾や障壁が破られることを前提にしていたので、カウンター狙いで左腕が刺されるのを覚悟でテオバルトの蹴りに差し出す
「狙いはいいが、甘いな‼」(テオバルト)
テオバルトの蹴りを結局背を反らして避け、そのままの反動であるモノを魔糸で回収して距離を取る
「まずは、腕一本。それと、濃い魔力を含む血…………おっと、危ない危ない」(テオバルト)
俺は即座に地面に落ちた血を燃やして蒸発させる。腕の切断面は時空間魔術で切断面のみを時間を停止させて止血する。流れ出ていた血は同じく蒸発させた
腕の切断面は綺麗すぎるほどだ。まるで、業物の刀剣に斬られたかのように。あの時にロングソードは使っていなかったのは確実だ。そこから考える。鮮血のように染まった左脇腹・腕・脚。腹につけられた複数の刺し傷。そして、砕けるのを覚悟で差し出したのにも関わらずに切られた左腕
〈なるほど、目に見えないほどに薄くした血の刃か。吸血鬼らしい巧みな血の使い方だな。どうやって、対処するか〉
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それはもう、一種の魔剣に近いような状態になってしまっているのかもしれない。吸血鬼の事は本の内容の事でしか知識がないので、あのロングソードの事については今は頭の片隅に置いておく。それに、血を吸われた事で何が起こるのかが分からない。些細な変化にも対応できるようにしておく。そう思っていると、ロングソードの剣身が柄の方から血と闇が混ざった赤黒い色に変わっていく
「おお‼こいつがお前の血を気に入ったようだ。しかも、ここまで濃く色が変わるとは、余程魔力が豊潤だったようだな。これほどの反応を示すのは数百年ぶりだ‼お前の全ての血を吸い取ったらこいつは真の魔剣に至るかもしれんな‼」(テオバルト)
そんな風に喜びながら、俺に向かって笑みを浮かべて突進してくる。俺は異空間からさらに八体の女性騎士型の自動人形を取り出す。合計九人の自動人形はしっかりとした陣形を組んで、迎え討つ。俺はその九人の陣形に混ざって同じく迫りくるテオバルトを迎え討つ
テオバルトのロングソードが嵐のような勢いで縦横無尽に暴れまわる。それを俺と九人の自動人形で隙間なくカバーし合い、その全てを捌ききっていく。だが、テオバルトの方も徐々に動きを変えていく。横にだけでなく、縦・斜め・そして、突きや柄を使った攻撃を混ぜてきた。狂気を含ませた戦闘欲求を満たせているのが分かる笑顔を見せながら次々と手を変えて仕掛けてくる
「本当に‼楽しいな‼それに、今まで殺し合ってきた人形遣いの中でもお前はトップクラスの使い手だな‼これなら、後二・三日は続けて楽しめることが出来るな‼」(テオバルト)
「冗談じゃないっての‼お前みたいな戦闘狂といつまでも付き合ってられるか‼」
「ハ~ハッハ‼そう言うな‼お前ほどの戦士を相手に出来るなどそうそうないのだ‼満足するまで付き合ってもらうぞ‼」(テオバルト)
「断る‼」
テオバルトのロングソードの剣身の赤黒さがどんどんと濃くなっていく。それと比例するように一振り一振りの剣速と威力がどんどん上がっていく。少しずつ盾で一振りを受けている自動人形たちがその威力に押されて後退する場面が増えていく
〈このままじゃ、いずれ盾も使い物にならなくなるな。さっきのこいつの話しぶりからすると、今のあのロングソードは俺の血液と含まれていた魔力によって強化されてる状態ということか………なら‼〉
「術式起動・【九人の戦乙女】」
俺が九人の自動人形に埋め込んである術式を起動させると、プレートアーマーはより質の高いものに変化し、兜・剣・盾には羽飾りが生え、最後に白鳥の羽衣が出現しそれを纏う。テオバルトの攻撃に耐え切れなくなっていた防御も十分に余裕をもって防ぎきれるようになっている。テオバルトはそれを見て、さらに笑みを深めていく
ここで一気に攻勢に出る。九人の戦乙女たちの翻弄する動きと視線誘導を織り交ぜて接近する。テオバルトはその優秀な動体視力を逆手に取られたようで、巧妙な視線誘導の一つに引っかかってしまう。そこに脚部に魔力を急速に練り上げて、踏み込んで加速する
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〈まずはここで何発か打ち込む‼〉
九人の戦乙女の一人に対してテオバルトは体勢が完全に流れてしまっており、左の脇腹を完全に俺に向けてしまっている。俺はそこに破壊力上昇のために全属性の中から火・土・雷・光の四属性の複合魔力を練り上げて腕に纏わせテオバルトの左脇腹を打ち抜く
〈何だ⁉この硬さ⁉〉
「【血操魔術・血装強化≪不死の鎧≫。いい拳だ‼鎧の防御をここまで抜かれるとはな‼」(テオバルト)
俺の拳は確かにテオバルトの左脇腹に突き刺さっていた。しかし、テオバルトの左脇腹は真っ赤な鮮血の血の色になっていた
「血装強化≪不死の籠手≫」(テオバルト)
「……………グッ‼」
テオバルトは左脇腹と同じように左腕が鮮血に染まり、俺の顔面に向けて拳を放つ。俺は咄嗟に腕をバツ印に重ねて防御をするが、テオバルトの拳は重く威力も高い。骨が軋みを上げながら吹き飛ばされる。一人の戦乙女が俺の背後に周り、受け止めてくれる。しかし、受け止めてからもかなり後ろに飛ばされ続ける。止まった時には、さらに二人追加されており、合計で三人がかりでやっと止まったのだ
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テオバルトの蹴りを結局背を反らして避け、そのままの反動であるモノを魔糸で回収して距離を取る
「まずは、腕一本。それと、濃い魔力を含む血…………おっと、危ない危ない」(テオバルト)
俺は即座に地面に落ちた血を燃やして蒸発させる。腕の切断面は時空間魔術で切断面のみを時間を停止させて止血する。流れ出ていた血は同じく蒸発させた
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