やっぱり冬が好き

たろいも

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四季

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ドメイル教信仰国の、オルフブ王国が、北東のメンカロー荒野から進軍。

聖戦という名の下に、

宣戦布告。

その矛先ほこは、隣国のコーリオ王国。

国王と騎士長達の話し合いは、これだった。

ウイプルは、コーリオに加勢するため、増援部隊を送る事を決めた。

ただ、マッドク王国と戦をしている聖バハール王国の状況も気になるため、

リガード竜騎士団をも、コーリオへの増援部隊に加えるかが焦点だった様だ。

奪還したセケメント地域の整備は、続いているみたいだけど。

まだウイプル本国との合流は、できる段階じゃない。

結論は。

リガード竜騎士団の増援は、しない。

その決断は、今後どんな影響があるのかは、わからないけど。

僕としても、コーリオに特別思い入れはない。

どうでもいいさ。



ジスエルの13日
               自分の部屋にて

___________________

街の中央にあるハルディカン広場。

その真ん中にある大きな噴水の塔の頂点に、貴覇竜ラリュナピュートの石像がある。

まだ、ウイプル人の心の中に、竜の姿がある。

そうなのだと、思った。

その石像に、願いをかけて。そして、翔けよと。

そう、思うのかも、知れない。



ジスエルの14日
               フレキシルの丘にて

___________________

イージブの酒場にて、葡萄酒と干し肉を食べた。

この葡萄酒は、三度目位のしぼり分だから、葡萄の味も薄く、アルコール濃度も低いから、酔う事はないけど。

同い年のビエルカは、ガバガバ飲んでいたな。

少し顔が赤い。

まさか、酔ったのか。

そう言えば以前、ビエルカは、彼の父親が、僕のお父様を知っていると言っていたな。

今さらだが、少し気にはなる。


ジスエルの15日
               自分の部屋にて

___________________
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