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第7章 女神の封印
7.1.8 未踏ダンジョンへの挑戦
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66階層
マグマだ。
階段を下りて、20m四方の足場がありその先はマグマしか見えない。
気温は40度を超えている気がする。
結構熱い。
「ジルベール様、これ無理ですよ。歩けないです」
「さっきみたいに浮いて行くのか?」
「うーん、ちょっと待って」
20m四方の場所で転移をすると端から端に移動はできる。どうやらこの階層も転移禁止ではないみたいだ。
「僕がガルダと一緒に出口に行く、問題なければそれから転移で戻ってくるから転移で移動しよう」
「えー、それってずる」
「転移禁止じゃないし、ルール通りだって、じゃあ行ってくる。虎鉄とイシスは警戒しておいて」
僕はガルダに乗って移動した。
またまた20kmほど離れた所にマグマに浮いた島があり、その上に建物があった。
島に着陸して転移で戻り皆を連れて島に到着する。
そして建物の中にあった階段を下りる。
67階層は、マグマの逆。
凍っている。
雪ではない。一面が氷だ。
面倒なので、再びガルダに乗って建物を探し、転移で移動。
68階層
今度は雪だ。一面が雪
無視してガルダに乗って移動。転移を繰り返して先に進む。
69階層は砂漠。
今までのような危険は感じなかったが楽なので転移で移動した。
70階層の階層主の部屋の前に到着。
部屋の前で休憩し、体勢を整える。
「さて行くか」
70階層の階層主は赤い竜だった。
前と同じように障壁で防御。主に魔法障壁だけで防御できた。
そして前と同じようにブレスを吐いたら止まっていたので倒して終わり。
71階層。
なぜか階層主の部屋と同じ感じだったので注意して入る。
青い竜だ。
初撃からブレス。前と一緒だ。動かないと硬い鱗も問題なく切れてしまう。
72階層。黄色い竜が出た。
あまりに行動が一緒で笑いが出る。
73階層。
銀色の竜。
物理障壁、魔法障壁を壊されたが絶対防御で防げた。
切って終わりだが、素材が残った。
ストレージにしまい込む。
74階層
金色の竜。
73階層と一緒。素材が残った。得した気分。
75階層
オリハルコン製のゴーレムが出た。
普通に戦っていたら剣は通らず、魔法も全然効いてなかった。
虎鉄が電撃を最大で放ったらあっさりと動作が止まり、クリスタとエイミーが切ってしまった。
止まって居れば切れるらしい。
そして、終わっても階段が出なかった。
赤の壁と黄色の壁が登場。
黄色の壁を鑑定で見ると、マスタールームへの入り口と表示された。
「こっちがマスタールームに行ける入り口みたい」
「と言うことはここが最下層だったと言うことですか」
スザンヌが確認の意味で質問をしてきた。
「そうみたいだね。あっさりと来たけど、インチキしまくったから大変だったと言う気がしないけど」
「そうだね、全く、君たちは冒険と言う物が解ってないよ」
見知らぬ声が黄色の壁から聞こえて来た。
そこから一人の男性が出てくる。
鑑定で見ると賢者マーリン。
「初めまして、200年前にラルクバッハのブルンスワードで賢者の称号を引き継いだマーリン様ですか?」
「鑑定で見ているんだから確認の必要があるの?まあ良いや、いかにも僕が賢者だよ。鑑定があることわかっていると思うから率直に聞くけど勇者に賢者で英雄の3つも称号があるんだけど、君何者なの。そもそもそんなに称号付けると魂が削れて長生きできなんじゃない」
「え、そうなの?」
「いや、嘘だよ。称号と寿命は関係ないから」
「良かった、それで200年も経っているのに若い姿に見えますが。マーリン様は人族ではないのですか?」
「人だったよ、今は違うかな。ダンジョンコアによって管理者になったからね。それで君たちインチキしまくって最短経路通ってここまで何しに来たの。これで冒険をしに来たとかは無しだよ。理由は」
まあ、ショートカットしまくっていたし、冒険しにきたはないな、確かに。
「実は、女神からの神託があり、ここにアークロンを封じ込める神具があるから取りに行けと言われてきました」
「アークロンを封じる? そんな物持ってないけど」
「聖女が使うことで封印を強固にできると言われています」
「聖女? あれ、二人もってよく見たらどうなっているだ君たちのパーティは」
とりあえず全員が自己紹介をした。
「フーン、聖獣様ね。500年前の洪水の原因ってやっぱり虎鉄様とコハク様の封印が原因だったんだ。城の古い文献に書いてはあったけどホントだったのか。とりあえずこっちにおいでよ、落ち着いたところで話をしようか」
マグマだ。
階段を下りて、20m四方の足場がありその先はマグマしか見えない。
気温は40度を超えている気がする。
結構熱い。
「ジルベール様、これ無理ですよ。歩けないです」
「さっきみたいに浮いて行くのか?」
「うーん、ちょっと待って」
20m四方の場所で転移をすると端から端に移動はできる。どうやらこの階層も転移禁止ではないみたいだ。
「僕がガルダと一緒に出口に行く、問題なければそれから転移で戻ってくるから転移で移動しよう」
「えー、それってずる」
「転移禁止じゃないし、ルール通りだって、じゃあ行ってくる。虎鉄とイシスは警戒しておいて」
僕はガルダに乗って移動した。
またまた20kmほど離れた所にマグマに浮いた島があり、その上に建物があった。
島に着陸して転移で戻り皆を連れて島に到着する。
そして建物の中にあった階段を下りる。
67階層は、マグマの逆。
凍っている。
雪ではない。一面が氷だ。
面倒なので、再びガルダに乗って建物を探し、転移で移動。
68階層
今度は雪だ。一面が雪
無視してガルダに乗って移動。転移を繰り返して先に進む。
69階層は砂漠。
今までのような危険は感じなかったが楽なので転移で移動した。
70階層の階層主の部屋の前に到着。
部屋の前で休憩し、体勢を整える。
「さて行くか」
70階層の階層主は赤い竜だった。
前と同じように障壁で防御。主に魔法障壁だけで防御できた。
そして前と同じようにブレスを吐いたら止まっていたので倒して終わり。
71階層。
なぜか階層主の部屋と同じ感じだったので注意して入る。
青い竜だ。
初撃からブレス。前と一緒だ。動かないと硬い鱗も問題なく切れてしまう。
72階層。黄色い竜が出た。
あまりに行動が一緒で笑いが出る。
73階層。
銀色の竜。
物理障壁、魔法障壁を壊されたが絶対防御で防げた。
切って終わりだが、素材が残った。
ストレージにしまい込む。
74階層
金色の竜。
73階層と一緒。素材が残った。得した気分。
75階層
オリハルコン製のゴーレムが出た。
普通に戦っていたら剣は通らず、魔法も全然効いてなかった。
虎鉄が電撃を最大で放ったらあっさりと動作が止まり、クリスタとエイミーが切ってしまった。
止まって居れば切れるらしい。
そして、終わっても階段が出なかった。
赤の壁と黄色の壁が登場。
黄色の壁を鑑定で見ると、マスタールームへの入り口と表示された。
「こっちがマスタールームに行ける入り口みたい」
「と言うことはここが最下層だったと言うことですか」
スザンヌが確認の意味で質問をしてきた。
「そうみたいだね。あっさりと来たけど、インチキしまくったから大変だったと言う気がしないけど」
「そうだね、全く、君たちは冒険と言う物が解ってないよ」
見知らぬ声が黄色の壁から聞こえて来た。
そこから一人の男性が出てくる。
鑑定で見ると賢者マーリン。
「初めまして、200年前にラルクバッハのブルンスワードで賢者の称号を引き継いだマーリン様ですか?」
「鑑定で見ているんだから確認の必要があるの?まあ良いや、いかにも僕が賢者だよ。鑑定があることわかっていると思うから率直に聞くけど勇者に賢者で英雄の3つも称号があるんだけど、君何者なの。そもそもそんなに称号付けると魂が削れて長生きできなんじゃない」
「え、そうなの?」
「いや、嘘だよ。称号と寿命は関係ないから」
「良かった、それで200年も経っているのに若い姿に見えますが。マーリン様は人族ではないのですか?」
「人だったよ、今は違うかな。ダンジョンコアによって管理者になったからね。それで君たちインチキしまくって最短経路通ってここまで何しに来たの。これで冒険をしに来たとかは無しだよ。理由は」
まあ、ショートカットしまくっていたし、冒険しにきたはないな、確かに。
「実は、女神からの神託があり、ここにアークロンを封じ込める神具があるから取りに行けと言われてきました」
「アークロンを封じる? そんな物持ってないけど」
「聖女が使うことで封印を強固にできると言われています」
「聖女? あれ、二人もってよく見たらどうなっているだ君たちのパーティは」
とりあえず全員が自己紹介をした。
「フーン、聖獣様ね。500年前の洪水の原因ってやっぱり虎鉄様とコハク様の封印が原因だったんだ。城の古い文献に書いてはあったけどホントだったのか。とりあえずこっちにおいでよ、落ち着いたところで話をしようか」
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