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5部 10歳後半
5.60 出立式の前
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出発の準備が終わった。
今日は29日。
31日に王城で出立式をやるので領地移動組みもあわせて全員で王城に移動ここで王城移動組みとあわせて打ち合わせ。
今回転移異動組は総勢30名。
私が領地への移動を最大30人で移動したのでそれを知って組まれた人数だ。
事前にヘイゼルさんが王都に来て農業指導を農業学者20人に教えてくれていた。
移動するのチームはフィリップ王子組み
これはシドニアに駐在しシドニアの領地を回る。
私との行動は別になる。
一緒に移動してくれと頼まれた。
フィリップ王子と4人の護衛。
騎士2人魔法使い1人に学者1人。
残りは私と共に移動をする。
領地からはエイミークインヘイゼルゴンザレスの4人。
残りはルカ王子に農業学者20名。
サフィーナ様からのお願いでルカ王子にはコハクが付いて行く。危ない地に行くのだからコハクは自分よりもルカ王子を守って欲しいと。
最初は王子に沢山の護衛と言う話があったがコハクが行くとになりついでにとコハクの本当の姿を王様達にも披露。
太郎と同じぐらいの大きさで銀色の6本の尾を見てああ護衛いらないな。行くと邪魔ぐらいになった。
結局合計30名。(私と太郎コハクを除く)
出立式の前に王様から我々が訪問する地の正確な場所と情報を教えてくれた。
それに付随して色々と状況の変化があった。
未来視の巫女誕生も関係している。
王様が言うには今から言う事が正式に公開されるのは6月で現状では部分的にしか公開されない。
公開される情報は全て私に関することだ。
・両金眼のジルベール・クロスロードに新たに作る公爵位を授ける。同時に、ジルベールクロスードを王弟とする。さらに4月より、グランスラムから変換予定となる新領地の総責任者とする。
そして教えてもらった情報を記載する。
私に対してだが明後日の出立式でグランスラム帝国との戦勝の褒美として成人を待たずして公爵位を拝領する。この公爵位はメルミーナ様の後継ではない。公爵家を新たに一つ増やす。
レイブリング・クリュシュナーダ伯爵がレイブリング・クリュシュナーダ侯爵へと格上げされる。
夏の王子たちを襲った賊の退治とその後大規模な造反者違反者への逮捕に繋がった事を功績としている。
私が今から訪問する領地に関しては現在、既に領地管理権はシドニアに移っている。その領地管理権の証を私が持ってグランスラムに入る。
4月の中の話し合いで正式に領地管理権を持つ私が管理する領地になる。
最後に、4月に一旦私が公爵位となるのでクロスロード領地の領主として認定されます。
それと同時にクロスロード領地は、時期を見てクリュシュナーダ領地となる発表がされます。
クロスロード家の管理下にあった領地はレイブリングさんに譲渡される。
領地の農地などは全てクリュシュナーダ侯爵へ継承される。
領地が管理していた宿泊施設などもだ。
それと別に王都へ出展している店、領地にある魔道具の作製工房ぬいぐるみ等の工房系は全て私の物のままになる。
最後にこれはまだまだ公開されないがちなみにメルミーナ様の後継が私でなくなったのでマクシミリアン王子が暫定1位だ。
後は、メルミーナ様が現役をどれだけ頑張ってくれるかだ。できればマクシミリアン王子が20歳までは頑張って欲しい。
マクシミリアン王子は頭は良いが大胆さがなく王様ではなく内政向きなんだとか。
これから内政の指導を強化するそうです。
ちなみに私も同じ先生から教えれるそうです。
私が別の爵位を貰ってだいぶ離れた土地の管理をするので現状の3公爵の爵位は維持する方向とのことでした。
とりあえずは私はラルクバッハ国の国民のままで公爵になり新しい土地の領地を納め、ラルクバッハの王弟を兼任する。
王城にもチョコチョコ戻ってきて住めって。
領地遠いじゃん。
転移できるから大丈夫だろって言われた。
まあギリギリいけなくもないか。
ところでアレクサンドロ公爵は今、移動中で国内に存在しないのにどうやって3公爵の合意を取ったの?
出立前に、アレクサンドロ公爵が、今回は尻拭いをしにいくが、これ以降はしないぞ。国家級の戦力を持ってそれを示したのだから、世間的に子供で隠せる訳がない。さっさと公爵を与えろと。2人に言ってから出発したそうです。そして残された2人で他国含めて調整したらしい。
ちなみにアレクサンドロ公爵は今回転移ボックス持って行ってるから手紙のやり取りは出来るんだそうです。
なので途中の状況もアレクサンドロ公爵も知っていて、手紙で返事が来ていたそうです。
おー転移ボックスって便利ですね。
作った私も驚き。
ちなみに王様は「マリアとスザンヌが王城に住めるように」それだけの指示だって。
マジか。
王様は結果を聞いて満足して私に伝えて来た訳です。
スザンヌやマリア王妃様には良いところだけ伝わっているはずだとメルミーナ様が教えてくれた。
ちょっと急いで領地に転移。
とりあえずレイブリングさんに相談だな。
リリアーナかあさまアメリにレイブリングさんを呼んでエリンも居てもらう。
エイミーも呼ぶか考えたけど付いてくる?と聞いてもその時の都合の良いところに居るだろうから気にしない事にした。
まあリリアーナかあさまは、ある程度予想していたらしく、このままこの領地に残るそうです。
はい一つ片付いた。
私の部屋も当然ですが当面はそのまま。
となりました。
工房の収支を確認して帳簿で税金の支払うなど、現在は領地のお金と明確に分かれていなかったので分ける必要があります。
儲けの税金を幾らにするかは、現状の収支からある程度解るので、領地の取り分が極端に減らないようにしなければいけません。
その部分について独立の事務所を作ります。
丁度良いのでジャックに責任者として入ってもらおう。出来る人材なので任せても良いでしょ。
とりあえず領地側はジャックに、王都側は先日募集した中で経理が得意そうな人がいたから経理だけでも見てもらいましょう。
管理者は別途募集かな。
リリアーナかあさまが、実家から少し人を呼びましょうと言ってました。狙いどころは自分の兄弟だそうです。次男あたりが呼べば繰るかもと。それは嬉しい。リリアーナかあさまの兄弟なら、即戦力のはず。
今日は29日。
31日に王城で出立式をやるので領地移動組みもあわせて全員で王城に移動ここで王城移動組みとあわせて打ち合わせ。
今回転移異動組は総勢30名。
私が領地への移動を最大30人で移動したのでそれを知って組まれた人数だ。
事前にヘイゼルさんが王都に来て農業指導を農業学者20人に教えてくれていた。
移動するのチームはフィリップ王子組み
これはシドニアに駐在しシドニアの領地を回る。
私との行動は別になる。
一緒に移動してくれと頼まれた。
フィリップ王子と4人の護衛。
騎士2人魔法使い1人に学者1人。
残りは私と共に移動をする。
領地からはエイミークインヘイゼルゴンザレスの4人。
残りはルカ王子に農業学者20名。
サフィーナ様からのお願いでルカ王子にはコハクが付いて行く。危ない地に行くのだからコハクは自分よりもルカ王子を守って欲しいと。
最初は王子に沢山の護衛と言う話があったがコハクが行くとになりついでにとコハクの本当の姿を王様達にも披露。
太郎と同じぐらいの大きさで銀色の6本の尾を見てああ護衛いらないな。行くと邪魔ぐらいになった。
結局合計30名。(私と太郎コハクを除く)
出立式の前に王様から我々が訪問する地の正確な場所と情報を教えてくれた。
それに付随して色々と状況の変化があった。
未来視の巫女誕生も関係している。
王様が言うには今から言う事が正式に公開されるのは6月で現状では部分的にしか公開されない。
公開される情報は全て私に関することだ。
・両金眼のジルベール・クロスロードに新たに作る公爵位を授ける。同時に、ジルベールクロスードを王弟とする。さらに4月より、グランスラムから変換予定となる新領地の総責任者とする。
そして教えてもらった情報を記載する。
私に対してだが明後日の出立式でグランスラム帝国との戦勝の褒美として成人を待たずして公爵位を拝領する。この公爵位はメルミーナ様の後継ではない。公爵家を新たに一つ増やす。
レイブリング・クリュシュナーダ伯爵がレイブリング・クリュシュナーダ侯爵へと格上げされる。
夏の王子たちを襲った賊の退治とその後大規模な造反者違反者への逮捕に繋がった事を功績としている。
私が今から訪問する領地に関しては現在、既に領地管理権はシドニアに移っている。その領地管理権の証を私が持ってグランスラムに入る。
4月の中の話し合いで正式に領地管理権を持つ私が管理する領地になる。
最後に、4月に一旦私が公爵位となるのでクロスロード領地の領主として認定されます。
それと同時にクロスロード領地は、時期を見てクリュシュナーダ領地となる発表がされます。
クロスロード家の管理下にあった領地はレイブリングさんに譲渡される。
領地の農地などは全てクリュシュナーダ侯爵へ継承される。
領地が管理していた宿泊施設などもだ。
それと別に王都へ出展している店、領地にある魔道具の作製工房ぬいぐるみ等の工房系は全て私の物のままになる。
最後にこれはまだまだ公開されないがちなみにメルミーナ様の後継が私でなくなったのでマクシミリアン王子が暫定1位だ。
後は、メルミーナ様が現役をどれだけ頑張ってくれるかだ。できればマクシミリアン王子が20歳までは頑張って欲しい。
マクシミリアン王子は頭は良いが大胆さがなく王様ではなく内政向きなんだとか。
これから内政の指導を強化するそうです。
ちなみに私も同じ先生から教えれるそうです。
私が別の爵位を貰ってだいぶ離れた土地の管理をするので現状の3公爵の爵位は維持する方向とのことでした。
とりあえずは私はラルクバッハ国の国民のままで公爵になり新しい土地の領地を納め、ラルクバッハの王弟を兼任する。
王城にもチョコチョコ戻ってきて住めって。
領地遠いじゃん。
転移できるから大丈夫だろって言われた。
まあギリギリいけなくもないか。
ところでアレクサンドロ公爵は今、移動中で国内に存在しないのにどうやって3公爵の合意を取ったの?
出立前に、アレクサンドロ公爵が、今回は尻拭いをしにいくが、これ以降はしないぞ。国家級の戦力を持ってそれを示したのだから、世間的に子供で隠せる訳がない。さっさと公爵を与えろと。2人に言ってから出発したそうです。そして残された2人で他国含めて調整したらしい。
ちなみにアレクサンドロ公爵は今回転移ボックス持って行ってるから手紙のやり取りは出来るんだそうです。
なので途中の状況もアレクサンドロ公爵も知っていて、手紙で返事が来ていたそうです。
おー転移ボックスって便利ですね。
作った私も驚き。
ちなみに王様は「マリアとスザンヌが王城に住めるように」それだけの指示だって。
マジか。
王様は結果を聞いて満足して私に伝えて来た訳です。
スザンヌやマリア王妃様には良いところだけ伝わっているはずだとメルミーナ様が教えてくれた。
ちょっと急いで領地に転移。
とりあえずレイブリングさんに相談だな。
リリアーナかあさまアメリにレイブリングさんを呼んでエリンも居てもらう。
エイミーも呼ぶか考えたけど付いてくる?と聞いてもその時の都合の良いところに居るだろうから気にしない事にした。
まあリリアーナかあさまは、ある程度予想していたらしく、このままこの領地に残るそうです。
はい一つ片付いた。
私の部屋も当然ですが当面はそのまま。
となりました。
工房の収支を確認して帳簿で税金の支払うなど、現在は領地のお金と明確に分かれていなかったので分ける必要があります。
儲けの税金を幾らにするかは、現状の収支からある程度解るので、領地の取り分が極端に減らないようにしなければいけません。
その部分について独立の事務所を作ります。
丁度良いのでジャックに責任者として入ってもらおう。出来る人材なので任せても良いでしょ。
とりあえず領地側はジャックに、王都側は先日募集した中で経理が得意そうな人がいたから経理だけでも見てもらいましょう。
管理者は別途募集かな。
リリアーナかあさまが、実家から少し人を呼びましょうと言ってました。狙いどころは自分の兄弟だそうです。次男あたりが呼べば繰るかもと。それは嬉しい。リリアーナかあさまの兄弟なら、即戦力のはず。
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