115 / 182
5部 10歳後半
5.11 脱出
しおりを挟む
サフィーナ様の言葉を無視して、さっさと行動開始。
扉を開けて再び時間魔法を発動。
扉を開けた先の壁に王子がはり付けられている。
即座に王子の前にいる貴族風の男の前に瞬転で移動。
目の前にいる貴族風のソファーに座っていた男の、両手と両足を切り落とし抵抗できないようにする。
一応、この男は生かしておく。
周りを確認。
立っているもの、座っているものをあわせて6つのグループ20名ぐらい。
まだ誰も動けてはいない。
瞬転で6つのグループに移動し全員を切り裂く。
最後の1人を切って、最初に切った男の前に戻る。
そして時間魔法を解除。
生きているのは恐らく転がっている男だけ。
男の周りに防音魔法を展開。
男の手足が急に落ちたことに気がつき、大声で悲鳴を上げる。
が周りには聞こえない。
足が無いので起き上がろうとした時にソファーから転がり落ちる。
念のため、転がっている男の傷だけふさいですぐに死なないようにしておく。
そして眠らせる。
王子は気絶していた。
王子の縄を切り落とし回復魔法をかける。
念のため、脈を確認。
どうやら無事なようだ。
この屋敷を含め庭全体まで索敵を展開してみる。
この部屋の先にある玄関ホールに10名。
横の食堂におよそ20名。
庭にばらばらと50名ほど。
とりあえず玄関ホールに移動。
10名を次々に倒すと何事かと食堂からぞどぞろと出てきた。それも撃破。
全員が食堂から出てきたわけではないので食堂内に移動する。
テーブルの下に隠れている兵士も索敵ではっきりとわかるので、テーブルと一緒に火の鳥で焼き払う。
一瞬で燃え尽き最後に水を雨のように撒き散らし、火が燃えないようにする。
外に出る。
玄関前にいた連中がこちらを見る前に雷を落とし気絶させる。
威力が強すぎたのか、電気ショック程度ではなくクロこげになった。
おそらく生きて無いだろう。
急に雷の攻撃の威力が増えていた。
聖獣 白虎王との契約をしたので、雷の特性を持つ魔法効果が10倍だった。
これで火、水、雷の攻撃が強化された。
最弱でも一般の魔法使いの最大攻撃魔法よりも強い。
手加減がきなくなった。
そして、先ほどの大きな雷音に反応し、外を見張っていた兵士が次々に玄関前に移動してくる。
雷でも手加減できないので、それらを火の鳥で次々に燃やしつくす。
残念ながら全員がこちらに向かってきた訳ではない。
逃げ出そうとする兵士数名がいるようだ。
こちらは索敵で確認できているので逃げる兵士の前に瞬転で移動する。
残党を全て探し出し、光の剣で足を切り落とし逃げれないようにする。
全員を全滅させると屋敷に戻った。
そして王子を抱えてサフィーナ様の所に戻る。
ここまででサフィーナ様たちの部屋を出てから5分ぐらいだろうか。
サフィーナ様に終わったことを告げると
「敵が100名ほどいたはずなのに、この僅かな時間で倒したのですか。
本当にお強いのですね。
私、足手まといになるところでしたね。
待っていて正解でした。
コハクさんも、ありがとうございます」サフィーナ様から丁寧な挨拶が。
そして、サフィーナ様に今の場所がわかるか確認した。
「シドニア王国の端の方です。もうすぐラルクバッハ王国に入る所だったはずですが。
襲われた後に少し移動しているので正確な場所は解りません」
「そうですか。とりあえず襲われた状況を詳しくお話頂けますか?」
「はい、襲われたのは今日の昼間です。
私たちの乗っている馬車が100名を超える賊に襲われました。
こちら側の護衛は、あっというまに殺され恐らく護衛は全滅。
そして私や王子も捕まってしまいました。
魔法が使えなくなる腕輪で拘束され目隠しをされてここに連れてこられたのです」
「おおよそは解りました」
「ジルベール様は、なぜここに?
白虎王の封印を解きに行っていたはずでは」
「そうです。先ほどようやく封印を解いたところです。
そこのコハクは、白虎王と一緒に封印されていた銀狐です。
封印を解除後に、アロノニア様が現世を見回したら、
たまたまサフィーナ様と王子がさらわれいるのを見つけられて、
機嫌が良いからサービスだと言って私をココに送ってくれたのです」
「そうですか、たまたまココをアロノニア様が発見して下さったから助かったのですね。
ああ、アロノニア様、感謝します」
と、お祈りを始める。
他の侍女もお祈り。
敵もいないし、邪魔しても悪いので1分ほどのお祈りを待つ。
「それで、どうしましょう。
どうも、自分の位置が正確に解らないせいか、王都から遠すぎるせいか解りませんが転移はできそうに無いです。
今日は、白虎王の解放をしたので残りの魔力もあまり残っていません。
もう大きな攻防は出来そうにありません。
でもここはまだ敵地ですから、移動したいのですが大丈夫でしょうか?」
「はい、では移動しましょう。
が、どうしますか、馬車などどこにあるか解りません」(サフィーナ)
「そうですね、とりあえず屋敷の表には何も無かったので裏に回って馬車を探しましょう」
王子が起きないので私が運ぼうとすると、
コハクが1人で運べるとお姫様抱っこで王子を抱えた。
うーん、逆だな。
でも絵になるなー。
コハク かっこいいぞ。
裏に異動すると馬車が何台かあった。
その中の大型の馬車を持ってきて王子たちを乗せ出発する。
コテツを助け出した時は、まだ太陽が見えていた。
こちらは東なのだろう日が沈もうとしている。
時間の進みがある。
夕日の位置を参考に、西側にラルクバッハ国があるのだろうと、
とりあえず、そちらへ向けて馬車を走らせる。
暫く走ると、屋敷が見えた。
敵かも知れないので、とりあえず近づき門番に地図を見せてもらう。
そして場所を確認する。
地図上の場所が解り、この館の貴族の名前も教えてもらった。
ようやく目が覚めた王子に、貴族の名を言ったが伯爵位だが知らない名との事だった。
ここで、知らない貴族に助けを求めるのもリスクがある。
一応、門番に、近くに住む他の貴族の名前を聞く。
1人、王子が解る貴族の名前があり、場所を聞けたのでそちらに向かうことにした。
個人情報保護法が無いので親切に教えてくれた門番さん。
ありがとう。
馬車を急がせる。
あ、運転はコハクです。
さすが幻獣です。
ただの獣などお手の物。
私は隣にいます。
四人は馬車の中。
そこから1時間ほど走ると、目的の貴族の家についた。
門番に王子の名前を告げ突然の訪問だが家に入れて欲しいと頼む。
門番が急いで連絡に行く。
家の家長と思われる人が走ってきた。
転んだ。
起き上がって、また走る。
急ぎすぎて、最後は転がりながら到着した。
ずだぼろに怪我をしている。
すごくひどい顔になっている。
コハクが回復魔法を使って回復させた。
コハクはどうやらほとんどの支援系魔法が使えるようだ。
攻撃は、不得意だって。
回復魔法に驚く家長さん。
「ミレール・サイファトと申します。
回復魔法ありがとうございます。
うん、ゴホン、ああ、
ルカ・ラルクバッハ王子とお聞きして、驚いています。
以前お会いした時は5年前でしたが、、、、確かにルカ王子ですね。
今日はどの様なご用件で」
さきほど、賊に襲われたことを伝え、今夜かくまって欲しいと伝える。
家長は、馬車も違うのでおかしいと思ったと、とにかく急いで中に入るようにと。
我々が、家に入ると執事が出てきて応接間に連れて行く。
すぐに部屋の用意ができたと、二部屋貸してくれた。
ミレールさんが「狭い家で申し訳わりません」
と言ってくるが、突然の訪問だしこのような状況なので問題はない。
ありがたい限りだ。
私は、長らくの外暮らしだったので先に湯浴みをさせてもらった。
サフィーナ様たちは、我々よりも広い部屋に4人で泊まる。
食事を出して貰えたみんなで食べる。
家族の食事は終わっていたので自分達だけいただいた。
ルカ王子達は、お昼も食べてなかった。
死を覚悟していたので、食事ができる事が嬉しくて皆で食事前にアロノニア様に感謝のお祈りをしました。
ミレールさんの奥様も出てきて状況を聞き、
明日、周辺の騎士団に王子の無事を連絡してくれる事になりました。
ただし、騎士すらも信用できるかはわからないので、
我々からは、ある程度の距離進んでから報告に行ってほしいとお願いした。
ミレールさんはお昼過ぎに騎士の所に行くようだ。
部屋に帰ると、王子がコハクの事を聞いてきたので軽く説明した。
「幻獣を初めて見た。
だから耳があったのか。
耳付きも可愛いけど、サフィーナはもっと可愛いけどね」っとのろけられた。
ハイハイ。
ごちそうさまです。
ちなみに幻獣を見たのは私も今日が初めてです。
「今度、サフィーナも耳つけて貰えないかな」
と小声で言ってました。
エーーーー。
王子の新たな趣向の扉を開いてしまったか?
さて、私は、魔力もなくなってきていたので先に休ませて貰った。
後で、王子が眠るときに交代する事にした。
何かあったときのために4時間後に王子と交代し、起きて様子を見る。
特に何もなったようで、4時間後に王子と交代し、王子に寝てもらう。
私は、部屋の外に立って索敵の範囲を最大限で周りを監視した。
特に怪しい動きは無いまま朝になった。
扉を開けて再び時間魔法を発動。
扉を開けた先の壁に王子がはり付けられている。
即座に王子の前にいる貴族風の男の前に瞬転で移動。
目の前にいる貴族風のソファーに座っていた男の、両手と両足を切り落とし抵抗できないようにする。
一応、この男は生かしておく。
周りを確認。
立っているもの、座っているものをあわせて6つのグループ20名ぐらい。
まだ誰も動けてはいない。
瞬転で6つのグループに移動し全員を切り裂く。
最後の1人を切って、最初に切った男の前に戻る。
そして時間魔法を解除。
生きているのは恐らく転がっている男だけ。
男の周りに防音魔法を展開。
男の手足が急に落ちたことに気がつき、大声で悲鳴を上げる。
が周りには聞こえない。
足が無いので起き上がろうとした時にソファーから転がり落ちる。
念のため、転がっている男の傷だけふさいですぐに死なないようにしておく。
そして眠らせる。
王子は気絶していた。
王子の縄を切り落とし回復魔法をかける。
念のため、脈を確認。
どうやら無事なようだ。
この屋敷を含め庭全体まで索敵を展開してみる。
この部屋の先にある玄関ホールに10名。
横の食堂におよそ20名。
庭にばらばらと50名ほど。
とりあえず玄関ホールに移動。
10名を次々に倒すと何事かと食堂からぞどぞろと出てきた。それも撃破。
全員が食堂から出てきたわけではないので食堂内に移動する。
テーブルの下に隠れている兵士も索敵ではっきりとわかるので、テーブルと一緒に火の鳥で焼き払う。
一瞬で燃え尽き最後に水を雨のように撒き散らし、火が燃えないようにする。
外に出る。
玄関前にいた連中がこちらを見る前に雷を落とし気絶させる。
威力が強すぎたのか、電気ショック程度ではなくクロこげになった。
おそらく生きて無いだろう。
急に雷の攻撃の威力が増えていた。
聖獣 白虎王との契約をしたので、雷の特性を持つ魔法効果が10倍だった。
これで火、水、雷の攻撃が強化された。
最弱でも一般の魔法使いの最大攻撃魔法よりも強い。
手加減がきなくなった。
そして、先ほどの大きな雷音に反応し、外を見張っていた兵士が次々に玄関前に移動してくる。
雷でも手加減できないので、それらを火の鳥で次々に燃やしつくす。
残念ながら全員がこちらに向かってきた訳ではない。
逃げ出そうとする兵士数名がいるようだ。
こちらは索敵で確認できているので逃げる兵士の前に瞬転で移動する。
残党を全て探し出し、光の剣で足を切り落とし逃げれないようにする。
全員を全滅させると屋敷に戻った。
そして王子を抱えてサフィーナ様の所に戻る。
ここまででサフィーナ様たちの部屋を出てから5分ぐらいだろうか。
サフィーナ様に終わったことを告げると
「敵が100名ほどいたはずなのに、この僅かな時間で倒したのですか。
本当にお強いのですね。
私、足手まといになるところでしたね。
待っていて正解でした。
コハクさんも、ありがとうございます」サフィーナ様から丁寧な挨拶が。
そして、サフィーナ様に今の場所がわかるか確認した。
「シドニア王国の端の方です。もうすぐラルクバッハ王国に入る所だったはずですが。
襲われた後に少し移動しているので正確な場所は解りません」
「そうですか。とりあえず襲われた状況を詳しくお話頂けますか?」
「はい、襲われたのは今日の昼間です。
私たちの乗っている馬車が100名を超える賊に襲われました。
こちら側の護衛は、あっというまに殺され恐らく護衛は全滅。
そして私や王子も捕まってしまいました。
魔法が使えなくなる腕輪で拘束され目隠しをされてここに連れてこられたのです」
「おおよそは解りました」
「ジルベール様は、なぜここに?
白虎王の封印を解きに行っていたはずでは」
「そうです。先ほどようやく封印を解いたところです。
そこのコハクは、白虎王と一緒に封印されていた銀狐です。
封印を解除後に、アロノニア様が現世を見回したら、
たまたまサフィーナ様と王子がさらわれいるのを見つけられて、
機嫌が良いからサービスだと言って私をココに送ってくれたのです」
「そうですか、たまたまココをアロノニア様が発見して下さったから助かったのですね。
ああ、アロノニア様、感謝します」
と、お祈りを始める。
他の侍女もお祈り。
敵もいないし、邪魔しても悪いので1分ほどのお祈りを待つ。
「それで、どうしましょう。
どうも、自分の位置が正確に解らないせいか、王都から遠すぎるせいか解りませんが転移はできそうに無いです。
今日は、白虎王の解放をしたので残りの魔力もあまり残っていません。
もう大きな攻防は出来そうにありません。
でもここはまだ敵地ですから、移動したいのですが大丈夫でしょうか?」
「はい、では移動しましょう。
が、どうしますか、馬車などどこにあるか解りません」(サフィーナ)
「そうですね、とりあえず屋敷の表には何も無かったので裏に回って馬車を探しましょう」
王子が起きないので私が運ぼうとすると、
コハクが1人で運べるとお姫様抱っこで王子を抱えた。
うーん、逆だな。
でも絵になるなー。
コハク かっこいいぞ。
裏に異動すると馬車が何台かあった。
その中の大型の馬車を持ってきて王子たちを乗せ出発する。
コテツを助け出した時は、まだ太陽が見えていた。
こちらは東なのだろう日が沈もうとしている。
時間の進みがある。
夕日の位置を参考に、西側にラルクバッハ国があるのだろうと、
とりあえず、そちらへ向けて馬車を走らせる。
暫く走ると、屋敷が見えた。
敵かも知れないので、とりあえず近づき門番に地図を見せてもらう。
そして場所を確認する。
地図上の場所が解り、この館の貴族の名前も教えてもらった。
ようやく目が覚めた王子に、貴族の名を言ったが伯爵位だが知らない名との事だった。
ここで、知らない貴族に助けを求めるのもリスクがある。
一応、門番に、近くに住む他の貴族の名前を聞く。
1人、王子が解る貴族の名前があり、場所を聞けたのでそちらに向かうことにした。
個人情報保護法が無いので親切に教えてくれた門番さん。
ありがとう。
馬車を急がせる。
あ、運転はコハクです。
さすが幻獣です。
ただの獣などお手の物。
私は隣にいます。
四人は馬車の中。
そこから1時間ほど走ると、目的の貴族の家についた。
門番に王子の名前を告げ突然の訪問だが家に入れて欲しいと頼む。
門番が急いで連絡に行く。
家の家長と思われる人が走ってきた。
転んだ。
起き上がって、また走る。
急ぎすぎて、最後は転がりながら到着した。
ずだぼろに怪我をしている。
すごくひどい顔になっている。
コハクが回復魔法を使って回復させた。
コハクはどうやらほとんどの支援系魔法が使えるようだ。
攻撃は、不得意だって。
回復魔法に驚く家長さん。
「ミレール・サイファトと申します。
回復魔法ありがとうございます。
うん、ゴホン、ああ、
ルカ・ラルクバッハ王子とお聞きして、驚いています。
以前お会いした時は5年前でしたが、、、、確かにルカ王子ですね。
今日はどの様なご用件で」
さきほど、賊に襲われたことを伝え、今夜かくまって欲しいと伝える。
家長は、馬車も違うのでおかしいと思ったと、とにかく急いで中に入るようにと。
我々が、家に入ると執事が出てきて応接間に連れて行く。
すぐに部屋の用意ができたと、二部屋貸してくれた。
ミレールさんが「狭い家で申し訳わりません」
と言ってくるが、突然の訪問だしこのような状況なので問題はない。
ありがたい限りだ。
私は、長らくの外暮らしだったので先に湯浴みをさせてもらった。
サフィーナ様たちは、我々よりも広い部屋に4人で泊まる。
食事を出して貰えたみんなで食べる。
家族の食事は終わっていたので自分達だけいただいた。
ルカ王子達は、お昼も食べてなかった。
死を覚悟していたので、食事ができる事が嬉しくて皆で食事前にアロノニア様に感謝のお祈りをしました。
ミレールさんの奥様も出てきて状況を聞き、
明日、周辺の騎士団に王子の無事を連絡してくれる事になりました。
ただし、騎士すらも信用できるかはわからないので、
我々からは、ある程度の距離進んでから報告に行ってほしいとお願いした。
ミレールさんはお昼過ぎに騎士の所に行くようだ。
部屋に帰ると、王子がコハクの事を聞いてきたので軽く説明した。
「幻獣を初めて見た。
だから耳があったのか。
耳付きも可愛いけど、サフィーナはもっと可愛いけどね」っとのろけられた。
ハイハイ。
ごちそうさまです。
ちなみに幻獣を見たのは私も今日が初めてです。
「今度、サフィーナも耳つけて貰えないかな」
と小声で言ってました。
エーーーー。
王子の新たな趣向の扉を開いてしまったか?
さて、私は、魔力もなくなってきていたので先に休ませて貰った。
後で、王子が眠るときに交代する事にした。
何かあったときのために4時間後に王子と交代し、起きて様子を見る。
特に何もなったようで、4時間後に王子と交代し、王子に寝てもらう。
私は、部屋の外に立って索敵の範囲を最大限で周りを監視した。
特に怪しい動きは無いまま朝になった。
0
お気に入りに追加
1,268
あなたにおすすめの小説
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
さよなら 大好きな人
小夏 礼
恋愛
女神の娘かもしれない紫の瞳を持つアーリアは、第2王子の婚約者だった。
政略結婚だが、それでもアーリアは第2王子のことが好きだった。
彼にふさわしい女性になるために努力するほど。
しかし、アーリアのそんな気持ちは、
ある日、第2王子によって踏み躙られることになる……
※本編は悲恋です。
※裏話や番外編を読むと本編のイメージが変わりますので、悲恋のままが良い方はご注意ください。
※本編2(+0.5)、裏話1、番外編2の計5(+0.5)話です。
【完結】実家に捨てられた私は侯爵邸に拾われ、使用人としてのんびりとスローライフを満喫しています〜なお、実家はどんどん崩壊しているようです〜
よどら文鳥
恋愛
フィアラの父は、再婚してから新たな妻と子供だけの生活を望んでいたため、フィアラは邪魔者だった。
フィアラは毎日毎日、家事だけではなく父の仕事までも強制的にやらされる毎日である。
だがフィアラが十四歳になったとある日、長く奴隷生活を続けていたデジョレーン子爵邸から抹消される運命になる。
侯爵がフィアラを除名したうえで専属使用人として雇いたいという申し出があったからだ。
金銭面で余裕のないデジョレーン子爵にとってはこのうえない案件であったため、フィアラはゴミのように捨てられた。
父の発言では『侯爵一家は非常に悪名高く、さらに過酷な日々になるだろう』と宣言していたため、フィアラは不安なまま侯爵邸へ向かう。
だが侯爵邸で待っていたのは過酷な毎日ではなくむしろ……。
いっぽう、フィアラのいなくなった子爵邸では大金が入ってきて全員が大喜び。
さっそくこの大金を手にして新たな使用人を雇う。
お金にも困らずのびのびとした生活ができるかと思っていたのだが、現実は……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる