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第二章 学園生活
24、王太子と三回目 ※
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俺の胸がはだけて、ズボンは足元まで下げられている。これは、デジャブ!? あの初対面のとき同様に、殿下は服を身に着け、俺ははしたない恰好をしている。
「シン、とても綺麗だ」
「えぇ!?」
殿下はあろうことか、俺のオレと対話をしていた。そこに向かって綺麗と言っている。この人は変態? というかこの人はなんにでも綺麗という単語を使うように、育てられたのだろうか。決して綺麗ではない。オメガといえど男の象徴は美しいものではなくって、あんたにも付いているモノだろうが! どうした、殿下!?
「こんなに美しい形も色も初めてだ」
「……」
「ああ、可愛い」
「ひゃっ!」
殿下は俺のソレを舐めた。ええ! なんで舐めるのぉ!?
「シンも、可愛いと思わないか?」
「いや、あの。殿下それは、可愛いというモノでも、舐める物でもありません」
「そうか? でもこんなに元気だから舐めて、欲望を出させてあげたくもなる」
「やっ、あん、ダメっ、だめです」
殿下がそれをまた舐めた。下から上へ、ずずずっと。
「ダメか?」
「ダメ……です」
俺、涙目。そして殿下も瞳がウルウルとして俺に哀願している。子犬みたいな目で見ても、ダメだ。キャンディーを欲しがる子供じゃないんだから、というかソレはキャンディーじゃない。仕方ない、この男のじれったさは、閨三回目ともなると分かった。というか閨三回目だけど、いまだ処女な俺っていったい……。この際、俺が誘導して孔に殿下のブツを入れてやる!
「殿下がするのは、ダメですけど、僕がしますか?」
「シンが? 私のを? それは、ダメだ…………耐えられる気がしない」
最後の方が小さい声過ぎて聞こえなかったが、ダメなのか。さすがに王子のアレを舐めるのは不敬? 良かった。俺、男のブツを舐められる自信はなかったから。じゃあどうやって俺の孔に誘導すればいいんだ!?
「では、口がダメなら、私の手でこの可愛い子を、愛でてもいいだろうか?」
「え……」
「それもダメか?」
またウルウルした目で見てきた。俺はなんていうか、そんなことしてもらっていいのか? 分からない! だけど後宮のオジサンは言っていた。殿下の好きにさせろって、じゃあこういうのもさせていいのかもしれない。一応お伺いをたててみる?
「いや、ダメというか。僕が殿下へのご奉仕をしなくていいんですか? 殿下に触られたら、僕はまた我慢ができなくてはしたない声をあげてしまいますよ?」
「その声が聴きたいし、シンの感じる姿を見たいんだ」
「……殿下のされたいように、お好きにどうぞ」
「ありがとう」
俺は無だ。無になる。王子が変態ということを歴代の閨係は知っているのかもしれない。それは俺が墓場まで持って行ってやる。安心しろよ、殿下。婚約者にできないことも、俺なら叶えてやる。他人の男根を弄るのが好きな変態殿下!
「シン、考え事? そんな顔も可愛いけど、私の目を見てイッて欲しいから、そろそろ戻っておいで」
「へっ、ふわっ、あ、あ、あん」
「シン、シン、可愛い。ぴくぴくして、腰も動いて」
「あ、あ、あ、あああ」
いきなりそれは始まって、この国の最も高貴な方である王太子殿下にしごかれている俺の息子。だめだ、少しも耐えられない。なんて手をしているんだ! さすが変態殿下、今までの閨担当の尻よりもこっちの開発に力をいれてきたのだろう、娼婦顔負けの技! って俺は誰にもお世話になったことがないから知らないけど。人の手はこんなにも気持ちがいいのか。
前に宿屋の風呂でしごかれたときも気持ち良かったけど、なんだか今はもっと気持ちがいい。
「あん!」
「いい声だよ、シン。もう我慢しなくていいからね」
「あ、あ、イっちゃう。出ちゃう!」
「ほら、出して」
「ああああ!」
殿下の手に出してしまった。するとオメガの子宮があると言われる尻からもつぅっと何かが伝ったのが分かった。
「可愛い、お尻からも出てきてるね。こっちはまた今度だ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
少しお尻の孔にかすった手が官能を誘って、俺は体全体でぴくっとした変な動きをしてしまった。
「本当に可愛い。私のシン」
「ん、んん」
殿下は俺にキスをしてきた。下も舌も気持ちいい。この余韻に俺は浸っていた。またしても、俺は殿下の欲望を受け入れることなく、俺の欲望だけが吐き出されたのだった。
そんな気はしたけど、俺はいまだ処女だった。
「シン、とても綺麗だ」
「えぇ!?」
殿下はあろうことか、俺のオレと対話をしていた。そこに向かって綺麗と言っている。この人は変態? というかこの人はなんにでも綺麗という単語を使うように、育てられたのだろうか。決して綺麗ではない。オメガといえど男の象徴は美しいものではなくって、あんたにも付いているモノだろうが! どうした、殿下!?
「こんなに美しい形も色も初めてだ」
「……」
「ああ、可愛い」
「ひゃっ!」
殿下は俺のソレを舐めた。ええ! なんで舐めるのぉ!?
「シンも、可愛いと思わないか?」
「いや、あの。殿下それは、可愛いというモノでも、舐める物でもありません」
「そうか? でもこんなに元気だから舐めて、欲望を出させてあげたくもなる」
「やっ、あん、ダメっ、だめです」
殿下がそれをまた舐めた。下から上へ、ずずずっと。
「ダメか?」
「ダメ……です」
俺、涙目。そして殿下も瞳がウルウルとして俺に哀願している。子犬みたいな目で見ても、ダメだ。キャンディーを欲しがる子供じゃないんだから、というかソレはキャンディーじゃない。仕方ない、この男のじれったさは、閨三回目ともなると分かった。というか閨三回目だけど、いまだ処女な俺っていったい……。この際、俺が誘導して孔に殿下のブツを入れてやる!
「殿下がするのは、ダメですけど、僕がしますか?」
「シンが? 私のを? それは、ダメだ…………耐えられる気がしない」
最後の方が小さい声過ぎて聞こえなかったが、ダメなのか。さすがに王子のアレを舐めるのは不敬? 良かった。俺、男のブツを舐められる自信はなかったから。じゃあどうやって俺の孔に誘導すればいいんだ!?
「では、口がダメなら、私の手でこの可愛い子を、愛でてもいいだろうか?」
「え……」
「それもダメか?」
またウルウルした目で見てきた。俺はなんていうか、そんなことしてもらっていいのか? 分からない! だけど後宮のオジサンは言っていた。殿下の好きにさせろって、じゃあこういうのもさせていいのかもしれない。一応お伺いをたててみる?
「いや、ダメというか。僕が殿下へのご奉仕をしなくていいんですか? 殿下に触られたら、僕はまた我慢ができなくてはしたない声をあげてしまいますよ?」
「その声が聴きたいし、シンの感じる姿を見たいんだ」
「……殿下のされたいように、お好きにどうぞ」
「ありがとう」
俺は無だ。無になる。王子が変態ということを歴代の閨係は知っているのかもしれない。それは俺が墓場まで持って行ってやる。安心しろよ、殿下。婚約者にできないことも、俺なら叶えてやる。他人の男根を弄るのが好きな変態殿下!
「シン、考え事? そんな顔も可愛いけど、私の目を見てイッて欲しいから、そろそろ戻っておいで」
「へっ、ふわっ、あ、あ、あん」
「シン、シン、可愛い。ぴくぴくして、腰も動いて」
「あ、あ、あ、あああ」
いきなりそれは始まって、この国の最も高貴な方である王太子殿下にしごかれている俺の息子。だめだ、少しも耐えられない。なんて手をしているんだ! さすが変態殿下、今までの閨担当の尻よりもこっちの開発に力をいれてきたのだろう、娼婦顔負けの技! って俺は誰にもお世話になったことがないから知らないけど。人の手はこんなにも気持ちがいいのか。
前に宿屋の風呂でしごかれたときも気持ち良かったけど、なんだか今はもっと気持ちがいい。
「あん!」
「いい声だよ、シン。もう我慢しなくていいからね」
「あ、あ、イっちゃう。出ちゃう!」
「ほら、出して」
「ああああ!」
殿下の手に出してしまった。するとオメガの子宮があると言われる尻からもつぅっと何かが伝ったのが分かった。
「可愛い、お尻からも出てきてるね。こっちはまた今度だ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
少しお尻の孔にかすった手が官能を誘って、俺は体全体でぴくっとした変な動きをしてしまった。
「本当に可愛い。私のシン」
「ん、んん」
殿下は俺にキスをしてきた。下も舌も気持ちいい。この余韻に俺は浸っていた。またしても、俺は殿下の欲望を受け入れることなく、俺の欲望だけが吐き出されたのだった。
そんな気はしたけど、俺はいまだ処女だった。
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