王太子専属閨係の見る夢は

riiko

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第二章 学園生活

23、初のお仕事? ※

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 王太子に抱えられて、いつもの閨を過ごす部屋に連れて行かれた。といっても閨をしたことはないけれど。

 俺はベッドに下ろされた。もしかして、ついに……スルのか!? でも殿下は怒っている。じゃあ、もしや、ここで俺は暴力を振るわれる!? 普通の喧嘩なら俺もやり返すことができるけど、一国の王子相手にやり返していいわけがない。だとすると一方的にボコられる? 理不尽だ、理不尽すぎる。俺はこの男と寝るためにここに連れてこられただけで、暴力をふるう相手としてではないはずだ。

 俺はベッドの上で、後ずさりした。

「逃げるのか?」

 殿下もベッドの上に乗ってきた。目が怖い。

「な、なにをするのですか? ことと次第によっては逃げたいと思っております」
「ふっ、どこにも逃げ場なんて無いよ。アルファの私からオメガのシンが逃げられると思っている?」

 やばい、これは本気のやつだ。本気の顔だ。人をひとり殺せる、そんな顔だ。田舎町の領地に殺人なんて物騒な事件は起こらなかったから、人を殺すやつの顔なんて知らないけど、きっと今俺の目の前にいる殿下の顔がそれだろう。

 閨をするのではなくて、処刑? 俺そんなにいけないことしたか!? 王族怖い、王族理不尽。

「そんなに怯えるな、可愛いだけだ」
「ひっ」

 殿下の手が俺の頬を撫でた、恐怖しかない。このまま思いっきり頬を叩かれるのだろうか。思わず目を閉じて、その衝撃を待った。

「ふふ、そそられるな」
「ん、んん」

 衝撃は唇にきた。しかし甘美な衝撃だった。俺は殿下にキスをされている。驚いて目を見開くと、まじかに顔がありすぎて良く見えない。

「ん、んん、あっ、ふはっ」

 いつものように自然に唇が開き、殿下の熱い舌を受け入れた。どうしてキスなのだろう。でも殿下からキスをされると、その先がもう何も考えられなくなる。怒っていたのが嘘のように、口づけは優しく官能的だった。手が俺の胸を触るもう一つの手は上着をまくり上げている、殿下が俺の上に重なり、いきなり情熱的な時間になっていた。

「あっ、あん」
「シンの胸は相変わらず感じやすいな」
「あ! ああ」
「美味しい、この粒があとどれくらいで熟れるだろうか」

 殿下はあっという間に俺の上着を脱がせて、今は俺の小さな胸を舐めている、吸って、舐めて、舌でころころと転がす。殿下の熱い舌が、俺の官能を呼び覚ましてしまった。俺は喘いで感じるしかできない。

 次の瞬間、俺の可愛い小粒ちゃんは強く握られた。

「痛っ!」
「シン、先ほどはあの男と何を話していた」
「あ、それ、離してください。乳首、とれちゃう」
「取れないよ。シンが正直に話したら、離してまた舐めてあげる」

 さっきまでの官能がどこかへ行く。おもいっきり引っ張られてつねられて、さすがに俺の大事な二つの突起が痛みを感じている。

「閨担当が終わった後、あの人に結婚しないかって言われました!」
「結婚だと!?」
「ああっ、いたいっ!」
「結婚するつもりか! シンは、私以外と結婚したいのか!?」

 ん、今なんか変なことを聞いていないか? 思わず我に返ったけど、殿下は握った手を今度は押しこんできた

「ああ!」
「ほら、早く答えないと、明日から服を着られないくらい腫れるぞ」
「したくないです! しませんからっ、もう離して」

 そこで乳首は解放されたが、次の快楽の波がすぐに押し寄せてきた。

「ああ!?」
「こんなに熟れて。いやらしい胸だ。今度は優しくしてあげよう」
「いやっ、ああ、それ、あん!」

 今度はつねることはしなかったが、親指でコリコリと突起の上を優しく行ったり来たりしてきた。もうダメだった。腰が反る、あごが上がる、そして大事な部分が濡れてきた。

「シンは乳首だけで、相当濡れるみたいだね」
「あ、いや、恥ずかしい、ごめんなさいっ」

 乳首を舐めて、手は下へ下がった。男根をさすられる。さすがに濡れているのはバレてしまった。

「感じてるな」
「あぅ」

 服を下げられると、俺の男の子が元気よくポロンっと出てきた。先端はテラテラと濡れていた。
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