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蜜月編

初デート

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 名明かしはべったべたな愛の告白、というのは知っていたものの、お互いが名明かしをするというのはその時点で婚姻関係が成立し、夫婦になるということと同じらしい。
 そもそも物の怪で夫婦になるヤツってのは限られているそうな。名明かしってのは厳密に言えば王太子が言ってたように、『相手に自分の全てを捧げる』ということで、本来は相手に支配されること、らしい。相互に任意で行う名明かしを【名交し】と言うようだ。今では死語らしいんだけど。俺とヤトはこっちのケース。
 もっとも、俺とヤトのように性別が同じ場合夫婦とか番いとかっていう言葉は使いにくいらしいけど、まあそういう細かいこと言いだすとキリがねえから俺はヤトとは夫婦だ、と言い切っていいと思っている。恋人以上だしなあ。嫁とか妻って言われるとなんかそれは違うような気がするけど。子ども産めないし。
 で、今までヤトのところで俺に関する情報は外に漏れないように秘匿されてたんだけど、正式に夫婦になりましたよ、ということで結婚の挨拶をしに現王の所へ参上することになった。挨拶自体は問題なく終わって、初の外出にテンションあがりまくってた俺は是非泊まって行くよう言われて、ヤトが何か言う前に嬉々としてその提案に飛びついていた。
 陛下は穏やかな方でヤトと同じ黒い髪だったけど、毛先の方が淡く金色に変色していたのが特徴的だった。ヤトも髪の毛を伸ばすとそうなるらしい。龍の一族はみんなそうなんだってさ。不思議だ。王妃さまはなんか女傑って感じだった。赤い綺麗な髪の毛で、すっげー仕事できそうな感じ。同じ嫁入り同士仲良くしましょうって言われた。
 あ、俺って王妃さまにまで嫁認定されてんだ。
 とちょっと素直に喜べなかったけど、まあ人間同士、くらいの意味に脳内変換しておいた。俺が男ってのは知ってるはずなんだけどなあ。完全に俺が抱かれる方だと思ってる感じだった。
 陛下の所にいる間は、陛下の御膝元、物の怪の国の王都ともいうべき中心部にある御用邸に滞在することになった。ヤトと俺は新婚ってこともあって、一ヶ月ほどはヤトもゆっくりできるらしい。俺は即行で観光を提案した。まあ観光っていうか単に出かけたいだけだったんだけど。ヤトは最初渋っていたものの、俺が初デートじゃん! と言うと態度が一変した。やっぱりこの元王子、ちょろい。

 俺の普段着は全て女物だ。まあ女だと思われてたんだからあつらえられるものも当然女物でないといけないわけだけど。ヤトは変な趣味ないしな。で、折角だからこの機会に男物の服を仕立てよう、という話になった。うん。陛下に謁見する時も女物着ていった。それしかねーし。服仕立てる時間があるなら報告が先って言われて。
 それになんか物の怪って性別ないのも多いから、基本的に場にあった装いであればいいんだそうだ。王妃さまの嫁認定発言は承服しかねたものの、まあ女装が似合うってのは自分でも分かってるし。
 さて、服を注文すると言っても普通王族だったら王宮に喚ぶんだけど、ヤトは一応王位継承権を放棄して自分の領地を持ってるっていうのと、何より俺が出掛けたがったから店を回ることになった。流石に徒歩ってのは却下されて馬車を使うことになったけど。
 馬っているのか? という俺の疑問は、当日見せられた現物を見て解消された。首なしの物の怪の馬だった。ちょっとびびったのは多分バレてないと思いたい。
 その首のない馬、【首切れ馬】の引く馬車に乗り込むと、少し高い視界にそれはそれで気分も上向いてくる。念には念をとばかりに防犯面と一応立場ある存在だから御忍びでってことを考慮して窓は小さ目だけど、まあこの辺は文句は言えねえ部分だからなあ。座席がかなりやわらかい素材だからまあいいや。
 動き出した馬車は驚くほど静かで跳ねなかった。少し浮いてるらしい。なんていうかもう何でもアリかよ。
「そこまで楽しみにしていたのなら、もっと早いうちに手配をすればよかったか」
 俺が余程わくわくしていたからか、俺の隣に座ったヤトは苦笑しながらそう言った。
「別に男物の服が特別欲しいわけじゃなくて、出掛けられるってところに反応してるんだからな? それにしゃーねーじゃん。カミングアウト終わった後はあんたも精神的に忙しかっただろうし。俺も別に女物が不満だったわけじゃねえし」
 娼館でも女みたいな格好してたしな。まあ男のカッコさせて男装の麗人風なのを襲いたいとか言う奴もいたけど。俺は元から男だっつの。
 俺のフォローに、ヤトは柔らかく笑った。
「そなたは今までの格好が良く似合っていてな。あどけない……というのか。悪い意味ではなく」
「黙ってればそうかもね」
「いや、そなたは何をしていても美しいぞ?」
 茶化すと、ヤトはクソ真面目な顔をしてそう言いのけた。俺は何とも言えない気分になって、まあ、変な顔をした自覚はある。そんな俺を見て、ヤトがぷっと噴出した。
「……だが、そうだな。少々明け透けに過ぎるその口を、口付けで塞ぐ、というのも悪くはないか」
 さも思いつきを口にしました、と言わんばかりのヤトに、俺は目を瞬かせて、それからにんまりと笑った。
「そういうのは俺の専売特許じゃねえ?」
 ヤトの首に腕を回して、至近距離で笑みを浮かべる。ぎくりと強張ったヤトの反応は素知らぬふりで、そのまま俺を見て口を開いたヤトのそこに齧り付いた。
「んっ」
 お互い口を開けているから舌を差し込むのも容易い。俺はヤトの舌を追いかけながらその膝の上にまたがるようにして乗り上げる。呻くような声を上げつつヤトが俺の腰を掴むけど、まあそこから引き剥がすのって難しいわな。あんまり力入れると俺が痛がるし。
「しら、ゆりっ」
「しぃーっ ……外、声聞こえるから」
 唇を離した途端の抗議の声に、俺は人差し指を押し当てた。少し息が上がったヤトの身体はいつもより熱い。顔も真っ赤で可愛いくて、ちょっとからかうつもりだったのに俺のペニスにずんずんきた。……これはもう、ヤトが可愛いのが悪いってことでいいよな?
 ヤトは俺が直ぐに満足すると思ったのか、腰を掴んだままの手にはもうほとんど力は入ってなかった。それをいいことにキスを続け、ヤトの舌先を愛撫する。ヤトも少しは応えてくれていて、俺は嬉しくて股間を擦り付けてヤトを煽ることにした。
「?! ん、ぅっ」
 お互いの熱い部分が服越しに触れ合って、それだけでなんだか興奮してくる。俺は慌てるヤトを尻目に、その膝の上で腰に巻いた厚手の布と、下に穿いてる長いシフォンスカートを豪快にたくし上げた。そこからさらに下穿きの中に手を突っ込んで、反応しだしたペニスを扱きながら取り出す。手の中でビクビクしながら勃ちあがるそれがぴん、と安定すると、今度はヤトの服に手を掛けた。勿論腰から下だけだ。
 用を足すのが簡単に出来るようにするためか、龍の一族が来ている衣服は人間の男のものと大差ない。というか露出が多めでゆったりしているくらいで構造はほぼ一緒だ。まあ、姿形がまんま人間だしな。
 勿論ヤトはぎょっとして抵抗したものの、ヤトの舌を吸い上げて何度も唇に吸い付いて、偶にペニスをその気になるよう触れば無視できない快感に身をすくませて力が緩む。大して手間取らずにヤトのも取り出すと、俺のペニスをヤトのにくっ付けた。
「しら、ゆり……っ、ここで……?」
 裏返る声が可愛い。俺はペニスをまとめて包むと、そこめがけて、キスで溜まった唾液を垂らした。ちょっと狙いが外れて手にかかったけど、それを傾けてペニスの方へ無理矢理戻す。それを馴染ませるように動かして、ぬるりとした感覚に股間の奥が疼いた。
「……っ、ぁ、や、め……」
「はっ ここまで来てやめられんの? それはそれですげーけど……俺が止められねえから」
 ヤトは二本のペニスがもみくちゃになってるのを見下ろしていたけど、俺が囁くと堪えかねたようにそっと目を閉じた。
 でも、甘いな。目を伏せながらも快感に眉を顰めて、でも目一杯感じてるヤトの表情は色気たっぷりで、上がった息とか、熱い身体とか、とにかく極上。そそるんだ。俺を煽る結果にしかなってない。
「なあ、今のあんたの顔……すげーえろい。俺のちんこ、あんたの顔見てでかくなったの分かった?」
「も、……言うな……」
 ヤトの上で腰を揺らしながら緩く扱き上げる。俺が煽ると、ヤトのがむくっとなったのが伝わってきた。それに口角が上がってしまうのは仕方がないだろう。もっと激しくしたいけど、ちょっと滑りが足りない。
「な、キス」
 必死に目をつぶって快感をやり過ごそうとするヤトの唇に何度も軽く吸い付いて、その固く閉ざされた扉を開けてくれるよう頼む。ヤトはうっすらと目を開けて俺を見て、唇も開いてくれた。琥珀色の瞳は濡れていて、舐めたくなるのを堪え、そっと舌を差し込む。飽くまで優しく。
「唾、ちょうだい」
 先に告げて、俺が下に来るよう顔の位置を調整する。まあ膝の上に乗ったとはいえそれでも俺の方が頭の位置、上とは言い難いけど。
 舌を絡め、ヤトの唾液をどうにか回収する。俺も口の中にあふれてくるから、飲みこまないように気を付けて、またペニスの上に垂らした。それを数回繰り返し、何とも言えない水音が響きだす。香油とかねえから早いとこ済まさないと乾いちまう。
「あー……気持ちいい……凄い眺め。なあほら、あんたも見てみろよ。それとも、気持ち良くてそれどころじゃない?」
 ヤトはもう限界なのか、唇に自分の右手の甲を押し当てて威嚇する猫みたいな音で息をするだけだ。声を出すと喘いじゃいそうになるんだろうな。可愛い。
「イキそうだったら言わなくていいから、俺とあんたの先、掌で覆って。そこに出すから」
 耳元で囁いて、耳の中を舐めてわざと音を立ててキスを一つ。ヤトは面白いくらい身体を跳ねさせて、真っ赤にした顔で目を見開いて俺を見た。それを堪能したいけど、今回はお預けだな。手を早めて、焦らしナシで追い詰める。直ぐにヤトの顔は切なげに歪んで、座席に突き立てるようにしていた左手の握り拳を解いて、重なるペニスの上に被せた。
「んっ……先、撫でまわしてくれてもいいし……一緒にイこうぜ、な?」
 か細くヤトの声が聞こえるけど、どう聞いても小さくあっあって喘いでてそれもすげー可愛くて、俺の余裕はいとも簡単に奪われた。ぐっと手に力を込めて、最後の追い上げにかかる。俺はヤトの肩口に顔を埋めて、ヤトはその唇に押し当てていた手を俺の背中の辺りにまわして、そこで服に指を引っかけて。柔らかい座席の背もたれに背中を押し付けるようにしてもたれているヤトは、その分腰を突き上げるように浮かせてきて、騎乗位で揺すられてる気がしてくる。
「あ、俺イキそう、イク、あーイク、出すな、あんたの手に。だからあんたもイこ? な、いいよな」
 しつこいくらい小さい声で、でもヤトの耳めがけて煽る。ヤトは俺の背を掴む手を強めて、自分からペニスに被せた手を動かして二人分の亀頭を弄った。ヤトの利き腕はどうも右のようだから左手のその動きは拙いんだけど、どこかいじらしい感じがするそれに可愛いとしか思えない。胸が疼いて興奮材料にしかならなかった。
「ぁ、ぁ、白百合、しら、ぁ、ぅあ、」
 ヤトのイキそうになってる、いつもより少し高い声。小さくても間違いなく興奮してるそれに俺も高まってくる。
「かわい、いいよ、イこ、っ」
「っぁ、ゅり、しっ……ぃく、いっく、ぅ……!」
 俺がヤトの耳元で囁けるということはつまり、ヤトも俺の耳の近いところで声を出すことになるわけで。俺はヤトの可愛いイキ声に思い切り股間を刺激され、うわ、と思ったらもうヤトの大きな掌の中に精液を吐き出していた。
 快感に没頭した二人分の荒い息だけが響いていた馬車の中、お互い声を抑える瞬間を迎えて不自然な沈黙が落ちる。その間、脈打つペニスが大きな音を立てているのを知るのは俺達だけだ。もう出ないだろう、という段階になって、やっとため息のような息が零れた。
「あー、気持ちよすぎた……」
「しっ……白百合っ……そなた、こんな場所で……!」
 興奮が過ぎ去って落ち着いたんだろう、ヤトの咎める言葉が刺さる。けど、俺は精液を受け止めどろどろになっているはずのヤトの手のひらを手に取った。
「すげ、これ俺とあんたのが混じってるんだよな」
「話を聞いているのかっ」
 顔を赤くして小声で怒っても、怖くもなんともない。俺はヤトをなだめつつ、精液で汚れた手に舌を這わせた。途端、ヤトの手に強い力が籠る。
「な、なにをして、」
「このままじゃ汚えじゃん。綺麗にしてんの」
 見せつけるように舌を押し付けて、時折指を咥えてくちゅ、と音を出す。絶句しているヤトを尻目に必要以上に綺麗に舐めきると、俺は出し切ったはずのヤトのペニスが萎えてないことにさも今気づきました、という風にそれに手を這わせた。
「あ、」
「また勃ったな。……な、こっちも舐めて綺麗にしていい?」
 まさか嫌なんていうはずないのを分かっての発言だ。抜かなけりゃ動けないし、収まるのを待つ間に目的地に着くのは明白だ。
 俺は返事を聞かずにヤトのペニスの根元に舌を近づけた。見上げたヤトの顔はやっぱり可愛くて、場所が場所の所為か、いやいやと首を振りながらも限界まで硬くペニスを勃起させるヤトを若干言葉責めしつつ容赦なくイカせた達成感は半端なかった。正直外に出たいっていう当初の目的よりも充実感があった。
 馬車の中から景色を見るのをすっかり忘れていたことに気付いたのは、後始末をして、恥ずかしさからかぐったりしたヤトにもたれかかった頃だった。まあ、こんなこともあるよな。

 勿論というべきか、お叱りは帰ってからしっかり受けた。初心なヤトには少々刺激的すぎたらしいので、そこは俺も反省しておいた。お叱りがオシオキになるにはまだ早い。ヤトの反応は今この時期にしか見られないかもしれないのに、急速に慣れちまったら勿体ないもんな。
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