とばりの向こう

宇野 肇

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 見惚れて呆けていると、はやく、と彼の唇が動く。声はなく、吐息だけで急かされ、俺はたまらなくなって口を開け、シリル様をベッドへ押しつけながら口づけた。
 ちゅ、ちゅ、と無遠慮に彼の唇を貪る俺に、シリル様の手が優しく頭を撫でる。合間に漏れる甘やかな声に頭が痺れた。無我夢中で唇の柔らかさに酔いしれていると、身体をくつくつと揺らしながらシリル様に顎を強く掴まれ、動きを止められる。彼の表情は楽しげで、およそ今まで見たこともないほど柔らかだ。
「ふは、今までずっと私の側で涼しげな顔をしておいて……ん、私の部下は随分と隠すのが上手いらしい」
「あなた程ではありません……」
「褒め言葉として受け取っておこう。さあ、もっとお前を教えてくれ……こっちの、立派なもので」
 するりと彼のしなやかな指が俺の屹立を捉えた。身に纏うものの一切ないシリル様に対して、俺は半端にシャツを脱いだだけ。下着とスラックス越しにそっと指を滑らされて、俺は呻いた。浅ましく腰が揺れる。
「シリル、さま……あまり俺を試さないでください。無茶苦茶にしてしまいそうです」
「ふうん? 無我夢中で私を貪るお前も見てみたいが。きっとたまらなく色香を放ついい男だろうな」
「シリル様」
 褒めそやされ、喉が鳴った。おやめください、と足の付け根に力を込める。俺が自分の中の衝動に耐えている間にも、シリル様の指先は滑らかに俺の服を辿り、ベルトをゆっくりと外す。俺を誘惑する彼は、酷く楽しそうに俺の唇を自分のそれで挟み、戯れのように甘く、優しく吸い付いてくる。
「はっ……く、ぅ、やめ、」
「お前に早く食われたいんだ」
「俺は、っ、もっと……ゆっくり、あなたを味わいたい、です」
 官能的で、妖艶な手つきに彼の手を掴んで自分の身体から離す。にもかかわらず、シリル様は口元を笑みに歪めて、足先で俺の股間を撫で上げた。
「うあっ」
「ふふ、その点においては気が合うな。私もお前に余すところなく味わわれたい。さあ、早くしないとスラックスが染みになるぞ」
「あ! っく、ですから、そのように急かさないでください……!」
「頑なだったお前が、漸くここをそそり立たせて私に唆されてくれるというのだから、多少はしたない真似もするさ」
 足癖が悪い、と抗議しようにも、蠱惑的なシリル様に頭の中はもうぐちゃぐちゃだった。感じるもの全てが甘美で、早く彼を俺で汚したいとさえ思う。
 むにむにと足の裏で股間を揉まれ、溜まらず彼の手を掴んでいたのを放して、自分の手を差し込んで塞ぐ。それと同時にぷつんとスラックスのボタンを外し、ファスナーを降ろせば多少窮屈さがマシになった。
「は、ぅ……っ あなたは、酷いお方だ」
「お前にされた仕打ちに比べれば可愛いものだ」
 意趣返しだと笑うシリル様の機嫌は高いところから降りてくる気配はなかった。
「なあ……私の身体に、刻みつけてくれ。お前が私をどれほど愛しているのか」
 自由になったシリル様の手が、俺のシャツのボタンをぷつぷつと外していく。全て外し終わると、胸元から両側へ開くようにして、俺の肌を彼の手のひらが撫でていく。彼の手に追いやられたシャツが肩を抜けていった。
「ルートヴィヒ、」
 愛しい人が穏やかな声で――否、艶を含んだ、熱のこもった息と共に俺の名を呼ぶ。
 全く待ってくれないじゃないか。
 なじりたい気持ちを抑えつけて、既に硬く勃ち上がった彼の陰茎に手を伸ばした。
 何にも覆われていないその姿は、まさに俺との夜を悦ぶ無防備な彼そのものだ。皮ごと擦れば、よさそうに感じ入る様子に目眩がした。この方が、長く自分の心を晒そうとしなかった方が、俺に全てを委ねている。俺の手に感じ、うっとりと俺を見上げてくる。何を憚ることもなくベッドへ横たわり、嬌声と共にしなやかな手がシーツを乱している。
「夢みたいだ……」
 ぽろりと、自然に言葉が出た。
 ずっとお側に置いていただければ良かった。柔らかな心を深く傷つけられたその瞬間を見てしまってから、ずっと、この方にとってどれほど月日が経っても、何があっても変わることのない、安らげるような、側に置いていてよいと思っていただけるような存在になりたかった。自分がこの方に抱いていた感情を、幼い頃のままそうだと思うことで、一番変わりたくなかったのは俺だったのだろう。
 自分の抱えていた欲望をすりかえて、分不相応だと。弁えるから、だから一生側に居たいと。
 傲慢で臆病だったのは、俺だ。
「夢では困るな」
 俺を見上げながら、シリル様が笑う。
「お前がずっと変わらず側にいてくれたから、私は今こうしていられる。鈍感さには困ったものだが、確かに助けられてもいたよ。……ああ、お前の鈍った気持ちをかき立てたと言う意味では、あの小リスに多少感謝はしてやってもいい」
 彼の手の甲が、優しく頬を撫でる。心地よい声に耳を傾けていたが、ふと胸の内に不快感が滲んだ。
「……俺のこと以外、考えないでください」
 シリル様が目を丸くし、一拍の後に破顔する。
「ふはは! なんだルーイ、お前も可愛いところがあったのだな! その調子だ。もっと妬いてくれ」
 情けない顔をしていたという自覚はある。あるが、ここまで笑われるほどだろうか。
 多少いじけたいような気持ちになっていると、まるで俺の気持ちなどお見通しだと言わんばかりにシリル様に抱きしめられた。
「なあ、お前のことしか考えていないよ。だから身体の方も、お前で満たしてくれ」
 準備はしてあるんだ、と耳打ちされて、俺はくっと呻いた後、誘われるまま彼の足を開いた。
「本当に、あなたはいつの間にこんな……」
 情夫のように艶やかで、淫らに俺を誘う。そんな彼は知らない。多分、俺以外は知らない。
「はしたなく男を誘うようになったか、か?」
「普段とはかけ離れた奔放さで、淫靡に俺を惑わせてくる」
 どうか言葉を選んで欲しい。自分を卑下しないで欲しい。あなたは、素敵な人だ。
 そんな気持ちで訂正すると、シリル様はとろりと眦を下げて目を細めた。
「誰に見せることもなかっただけで、私はずいぶん前からこのような男さ」
「……俺の前でだけ咲く、麗しい花というわけですか」
「はは、詩的な表現だな」
「相応しい表現です。……俺こそ、あなたが思うよりずっと……なんのひねりもない、ただの男で」
「だからいいんだろう」
 お前は自分のことになると耄碌するのだな、と言われるが、シリル様には言われたくない。リラックスしている彼を見ていると、俺も気が緩んだのかそのままを口にしようと唇を開く。と、それよりも先にシリル様が上半身を少し起こして、キスで塞がれた。
 ちゅ、と音が響き、その後すぐに彼の舌先が俺の唇を開く。それに抗わず迎え入れると、ぬるりと舌が擦れ、絡み合った。どちらともなく相手の舌先を舐め、ぴちゃ、くちゅ、と卑猥な水音が響く。音が空気を震わせるその微細な感覚でさえ唇を愛撫するようで、互いの唾液で口元を汚しながら深い口づけに耽る。お互いに身体をまさぐり、愛撫というには拙い、手のひらを擦りつけるような動きで互いの熱を感じ合う。
 キスが途切れた時、唾液が糸を引いて落ちていった。
「ただの男のお前が好きだ。お前が諦められなくて、追いすがってよかった」
 目の前で真っ直ぐに好意を向けてくる彼に、俺はもうなにを言っても駄目なのだと悟る。俺はこの人に、とっくに骨抜きにされている。
 黙って態勢を整えて、彼を改めて寝かせる。仕返しのつもりでそそり立ったままの彼の陰茎をしゃぶれば、普段の堂々とした彼からはかけ離れた、甘い声が上がった。
「あっ、ルーイ、」
「ん、」
 亀頭を舐め、裏筋を舌で辿り、雁首を唇で挟み込む。頭を何度か動かすと、彼の手が俺の髪を乱した。
「だめ、だっ イ、っく、ん、ぁ、あ、ああっ」
 寸前、じゅぽ、と音を立てながら口を離すと、もどかしそうに腰を揺らす蕩けた彼の姿が目に入る。淫靡な姿に頭の中が、理性が焼ける。
「シリル様、我慢できません」
 自分の張り詰めた怒張をむき出しにして、彼の窄まりに擦りつける。申告通り充分に解されたのだろうそこは、まるで吸い付くように俺の先端を咥え込んだ。
 指で確認する余裕はもうない。こんなに煽られ続けてお膳立てまでされて、それでも焦らして彼を丁寧に愛撫し、よがらせるような技巧は、とてもじゃないが持ち合わせていない。
 少し腰を揺らすだけでゆっくりと彼の中に入り込んでいく、その様があまりにもいやらしくて、衝動のままに最奥まで一気に突いてしまいそうだった。
「ルーイ、ルートヴィヒ、」
「シリル様、」
「私は『待て』といった覚えはないぞ……、んっ! く、ぁあっ」
 ベッドの上で最後まで俺を挑発し続けた愛しい人の姿に耐えられず、俺は自分の雁首まで入ったのを確認した後は、どうにか処理してきた今までとは桁違いの快感に振り回されるように彼に腰を押しつけた。
「あ、っ、くぅ、」
 彼よりも、俺の方が余裕がない気がする。キツく陰茎を締め上げられ、少しでも動けば艶めかしく絡みつくように蠢く彼の中に一気に衝動が弾ける。
「う、あ、あっ」
 目の前で美しい彼の指が下腹部を撫でた。まるでそれが腹ごしに俺のものを撫でたよう見えて、俺は耐える隙もなく腰を揺らして果ててしまっていた。
 荒く、肩で息をして、吐精する度に快感が走り、己の意思で身動きができなくなる。生理的な涙がじわりと滲んだ。
「はあっ、……は、ぅ」
「ルーイ、可愛いな」
 彼の指が俺の目尻を拭う。……挿入した瞬間射精してしまうなんて、情けない。でも、抗えないほど気持ちよくて、何も考えられなかった。
 放心する俺を、彼の指が愛おしそうに撫でる。頭、頬、肩。ひくん、と不定期に反応する彼の中に、敏感になった俺の陰茎が強すぎるほどの快感を引き出される。
「ぁ、っ……シリル、さま、……もうしわけ、……っ」
「はっ……何に対する謝罪だ?」
 筋肉のついた、けれど硬すぎない足が腰に絡みつく。声色とは裏腹に責められているような気がして、俺は小さく彼を楽しませられずに果てたことを詫びた。
「なあルーイ、謝るよりももっと……しなくてはいけないことがあるだろう?」
「は……」
「とてもじゃないが足りんぞ。私に触れてくれ」
 手を取られ、彼の肌に手のひらが触れる。困惑しつつも欲望のまま美しい肌に手を這わせて堪能していると、そのうちに愛撫をしろと言われているのだと漸く合点がいった。
「ん……っ」
 柔らかな乳首を勃たせ、彼の顔を見ながら指先を微かに動かす。身悶える彼に、暴発したことはあっという間に頭の隅へ追いやられた。――そうだ、俺が達したからと言って、終わりではない。終わらなくてもいいのだ。
 彼の中に射精して、彼の負担や身体を気遣う気持ちがないわけじゃなかった。ここで彼の足を外して、中のものを掻き出すのが正しい行いだと分かっているのに、彼の身体を擽るようにして俺の指先が走り始める。
 顎のライン、腋の近く、乳首、ヘソの下、股間の周辺。彼が良い反応をする場所を一つ一つ覚えていく。いけないと思うのに、彼が求めるようにしたかった。一度彼に応えなかったからだろうか、もしかしたら彼よりも俺の方が気にしているのかも知れなかった。
「んぁ……あ、はぁ、ん……」
 もどかしそうに彼の腰が揺れる。俺を求めるように、艶めかしくうねるその身体にまた欲望の火が灯った。溜まらなくなって、彼の足でしっかりと固定された腰を押しつける。
「あっ……ん」
 何度でも吸い付きたい唇からうっとりとした声が漏れる。きゅ、と彼の中が締まる。淫らで、美しくて、いつまでも彼の痴態を見ていたいという気持ちが高まっていく。
「シリル様……」
「そうだ……っん、いいぞ、ルーイ……あっ……私を貪れ……決して放すな、っああ!」
 俺に合わせてくれるこの人に、離れられるわけがないと強く思う。こんな風に甘やかされて、俺を見放さずにいてくれて、俺を諦めずにいてくれたこの人には、きっとこの先一生かなわない。
「あなたに負担を強いているのに……、っ、やめ、られないの、を、っふ、ぁ……お許し、ください……!」
「んっ、許すもなにも、……っ、ない……わたしが、おまえに……そうされたいんだ……っ」
 上擦る声が甘い言葉で俺を誘惑する。悪いのは全部私だと、そんな風に囁いてくる。
「シリル様っ……シリルさま、っ」
 彼の奥が俺の陰茎に吸い付いて俺を煽る。意図しているのかそうでないのか、俺に揺さぶられながら、彼は自分の陰茎に手を添えていたが、嬌声を上げるばかりで手を動かしてはいなかった。
「はあっ……俺が、しましょうか……?」
 腰を止めて、彼の手の上から勃起した陰茎を軽く握り、緩く、そっと扱きあげる。
「あっ、……!」
「く、ぅ」
 瞬間、俺を咥えたままの彼がきゅっと締まり、俺はあまりの良さに呻いた。彼の窄まりを傷つけるリスクもなくお互いが快感を拾えるのなら、こっちの方が余程いいやり方なのでは、と思う。
 しかし彼はそんな俺の考えを見通したかのように俺の手を押しのけた。
「こっちは……あとで、いい」
「シリル様?」
「お前に中を突かれる方が、お前に抱かれてる気がして……好きだ。だから……私のものは今は触らなくて良い」
「ですが、辛くありませんか」
「ばかもの。野暮なことを聞いてくるな。……それに、ちゃんと後ろで感じている」
 一から十まで、彼の口から教えてもらわなければ動けない俺を、彼が叱責することはない。申し訳なく思いながらもありがたかった。俺も早く、言われなくても察せられるようになりたい。
「そのうちに私より私のことを分かるようになってもらうからな」
「……かしこまりました。ご期待に添えるよう努めます」
 ふふ、と彼が腕を広げる。上半身を倒して抱きしめると、俺の頭は彼の手に包まれた。
「ん……っ、動いて、いいぞ」
 身体が熱い。室内の温度は快適なままだというのに、俺と彼の体温を互いに感じていると、しっとりと肌が汗ばんでいるのが分かる。滑らないようにしっかりと彼の身体を固定する。力加減を間違えて彼の肌に痣がつかないようにと腋の下に手を通して背中側から彼の両肩にしっかりと自分の手を引っかけた。結果的に彼を逃がさないように固定する形になり、嬉しそうに頬ずりをされる。
 どちらともなく唇を合わせ、何度も甘く吸い付く。緩く腰を揺らせば、彼の手が俺の腰へ回される。尻たぶを揉まれ、掴まれ、彼からも腰を押しつけられる。ぞくぞくと衝動が背筋を這い回って彼をより一層強く突き上げた。
「んああっ」
 嬌声が響く。軋むベッドの揺れと、俺自身の腰と、二つの動きが彼を翻弄する。見たことのない痴態に言葉が消えていく。頬を上気させ、蕩けた顔で俺を見上げて甘く声を上げる彼に、自分の快感と、もっと彼を良くしたいという欲求しかなくなっていく。
「るー、いっ、ん、もっと、そこ、いい……っ」
「っ、シリル様、……っは、あ、っくぅ、っ」
 気高く美しい、遠い人が今、俺の腕に収まって、俺に縋り付いている。頭の中の高揚感が収まらない。
「はあっ……かわいい、シリル……っ!」
「ふぁあっ」
 彼の声が甘く響くタイミングを覚え、彼の言葉に導かれるようにして奥へ深く挿入した状態で更に腰を押しつけ揺さぶる。一際高い声が響き、彼の中が更に俺のものを満遍なく締め付け、気持ちよく圧迫する。
「あ、ルーイっ、なまえ、もっと」
 断片的な単語に、請われるまま口を動かした。
「シ、リル……っシリル、シリル……!」
「あっ、あ、ぁ、いく、もう……ああっ」
 びくびくと彼の身体が跳ねた。まるで吸い付くように彼の中がうねり、あまりの快感に俺は再び欲望を放った。まるでそれを悦ぶように、彼の中が陰茎に吸い付いて、腰を僅かに引くだけで名残惜しそうに絡みつく。こんな……官能に浸るような感覚。我慢なんて、できそうにない。
 最後の一滴まで彼の奥へ送り出すように腰が揺れる。彼の上で、のし掛かるようにして軽く放心していると、頭を撫でられた。彼の肩を掴んでいた手をゆっくりと放し、腕に力を入れて頭を持ち上げる。
「シリル、様」
「ああ」
「すきです……」
 呆けたままで口を動かすと、満足そうに、鷹揚に頷かれた。自然と顔が近くなり、ゆるゆると唇を重ねる。ちゅ、ちゅ、と何度も小さい音が響く。柔らかい。気持ちいい。彼の手が好きに頭や顔を撫でるのを受け入れていたが、そのうちに二度も中に出したことを漸く思い出した。ゆっくりと腰を引いて、既に収まった陰茎をずるりと引き抜く。シリル様の唇から鼻に掛かった甘い声が漏れて、また反応してしまいそうになった自分を戒めた。
「……中、掻き出しましょう」
「勿体ないな。折角お前に抱かれたのに」
「明日も……その、あるでしょう。したくなったと言われても、体調が優れないなら絶対にしませんよ」
「さあ浴室へ行くぞ」
 余韻もそこそこに、お互い身を起こす。今更ながらに半端に脱いだまま彼に覆い被さっていたことに気づいた。
「皺になるな。整えるように言っておこう」
 彼の手が俺へと伸び、肩へ回される。ちゅ、と唇に吸い付かれ、シリル様は妖艶に笑んだ。
「無論、この後も可愛がってくれるだろう? 」
「……お手柔らかに願います。あなたの身体のためにも」
「ふふ、そうだな」
 ……未だに熱を保ち続ける俺のものに、ゆるゆると触れながら楽しげにするのを止めてください。
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