ガドリング・フィールド

猫パンチ三世

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第一章 猫を拾った日

三話 バイブレーションフォーク

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「これで終わりっス、お疲れさんでした」

「あれだけの整備を一時間半か、さすがだな」

 整備の最終工程である神経接続を終え、アグリーは肩の荷が下りたように笑った。バグウェットは手を握ったり、腕を上げたりして動作を確認する。

「動きづらさとかはないっスか? アブソーバーを新しいのに変えて、アームオイルも前のより良いやつにしたっス」

 腕の調子は以前よりも良い。
 前が悪かったわけでは無いが比べるとその差は瞭然で、滑らかに指は動き腕の上げ下げもかなり改善された、元の肉の腕よりも上等だ。

「問題ない、むしろ前より調子良いくらいだ。勝手に高いオイル使ったのは見逃してやらぁ」

「今回はサービスしとくっスよ、バグさんには世話になってますからね」

 そう言ってアグリーは、笑いながら片づけをしている。アームオイルは義手内部に注入するオイルで、ランクを一つ上げるだけでかなり使い心地に差が出る。
 もうバグウェットは今まで使っていた安オイルには戻れない、アグリーはそれを狙っていつもより良いオイルを使っていた。

「お疲れ様です」

 シギはタイミング良くコートを持ってきた、本当に気が利く奴だと感心しながらふと視線を向けると、リウは待ち疲れたのか椅子に座りうたた寝していた。
 コートを着たバグウェットは、何かを閃いたように寝ているリウに近づいく、そして左手の中指で彼女の無防備な額を思い切り弾いた。

「んぎゃ!」

 素っ頓狂な声を上げてリウは跳ね起きた。

「なに? え? なに?」

 辺りを見回すが寝ぼけた頭では何が起きたか分からない、ただ額には小さな痛みがある。アグリーはガラスケースに頬杖をついて笑っており、シギも口元を抑えて小さく笑っている。
 視線を自分の正面に持っていくと、バグウェットが腹を抱えて笑っていた。
 彼は笑いすぎて、咳き込んでいる。

「いやちょっと仕返しのつもりでやったんだけどな……ぶふっ」

 言葉を遮るように笑いが漏れる、あの反応は傑作だった。寝ぼけた顔で周りを見る姿も、あの野太い猫みたいな声も面白くて仕方ない、予想以上の反応にバグウェットは耐えられなかった。

「笑った笑った、これでさっきの事はチャラにしてやるよ」
 
 笑いすぎて瞳に溜まっていた涙を拭い、顔を上げたバグウェットの鼻先に拳がめり込む、鋭く重い一撃だった。
 
「ほんっと嫌い! この馬鹿オヤジ!」

 リウは勢いよく掴みかかる、バグウェットの鼻に詰まっていたティッシュが外れ血が流れ出す。バグウェットも負けじと応戦し、店内で乱闘が始まってしまった。

「右手でやんなかっただけ良いじゃねえか!」

「問題はそこじゃないわよ!」

「ちょ……二人とも! 落ち着いてください!」

「ははー、面白い子っスねー」

 店内は混沌と化し、シギは争いを収めるのに十五分も使ってしまった。
 

「いやー良い子っスね、面白くて可愛いなんて。仕事の付き合いとは言わず、ずっといてもらっていいんじゃないスか?」

「ふざけんな、あんなのの面倒見てたら体がもたねえよ」

 引っ掻き傷を顔のあちこちに作り、心底うんざりしたような顔でバグウェットは札束を渡す。彼の鼻には再びティッシュが詰め込まれていた。

「いやいや、あの元気さも魅力的っスよ。バグさんがいらないなら俺が欲しいなぁ」

 アグリーの顔に浮かぶ笑みは先ほどまでの人懐っこい笑みではない、獲物を狙う獣のようなものに変わっていた。目を細め、入り口近くでシギになだめられているリウを見ている。

「アグ、その辺にしとけ。金はまだだがあいつは俺の仕事相手だ、手ぇ出したらお前の大好きなドリーミーをケツ穴にぶっこむからな」

「やだなぁ、冗談スよ。そんなおっかない顔、するもんじゃないスよ」

 そうだなとバグウェットが言い、二人で少し笑っている間にアグリーは札束を数え終えた。
 
「確かに頂いたっス、それからお節介かもしんないスけどそろそろ義手変えた方が良いんじゃないスか」

 バグウェットの使っている義手はN&A社製Bー1000という型なのだが時代遅れも甚だしく、もうこの型の義手を使っているのは彼ぐらいなものではないかと思うほど古い。余りにも古いため、地上にある正規の義手店では整備できる人間がほとんどいない。
 だからこそわざわざ地下まで来て、こんな薬中整備士に見てもらっているわけだ。

「新しいのもいくつか揃えてるっスけど、もしN&Aのが良いっていうなら……」

 アグリーは、ガラスケースに飾られていた義手を重そうに取り出した。

「これなんてどうスか? N&Aの新モデル、Cー3000! いま話題沸騰中の超軽量合金ウルツァイト使ってんスよ! 従来の物と比べて重さは三分の一、なのに強度はそのままのバケモンみたいな一品スよ!」

 アグリーはこの手の話をしだすと長くなる、バグウェットは以前軽い気持ちで話を聞いた事があり、その時は文字通り朝から晩まで喋っていた。
 さすがに今日は付き合う訳にはいかない、さっさと切り上げる事にしようと話題を変える。

「一応聞いといてやる、いくらなんだ?」

「えーっと……」

 電卓をパチパチと打ち、アグリーはバグウェットに画面を見せた。
 
「誰がお前の電話番号教えろっていったよ」

「これでもけっこう安くしてんスけどね」

 残念そうに義手をしまう様子を見て、バグウェットはため息を吐いた。
 
「俺みたいな貧乏人に買えるわけねえだろ、それに俺はこれ以外使う気が無いんだよ」

「分かったっスよ、あと頼まれてた物っスけどベル爺の所に送っといたっス」

「ありがとさん、また頼むよ」

 礼を言って店を出る、外では一足先に店を出た二人が待っていた。まだリウは不満そうだったがシギになだめられたらしい、特に食い掛ってくることは無かった。
 
「この後はどうしますか? 時間はまだありますよ」

 シギの言葉を聞いてバグウェットは時計を見た、時刻は十時半を過ぎたほどだった。
 ベルの所へは一時くらいに行けばいい、確かに時間はある。
 唐突にグルルとバグウェットの腹がうなり声をあげた、そういえば朝から何も食べていない。やかましく起こされ、ラーメンを食われと散々な目にあわされて体は疲れてしまっている。

「よし、少し早いけど飯にすっか」

 三人は地下街を抜け、地上に出た。空色は朝よりも悪くなっている、雲は雨が降るギリギリのところで押しとどまっているような色をしていた。
 二人の後ろをバグウェットが歩く、彼はいま猛烈に煙草が吸いたい。アグリーはドリーミーは吸う割に煙草を吸わない、加えて彼が煙草の煙が駄目だという事であの店は禁煙なのだ。

 バグウェットの頭が朦朧とする、飯屋に行けば喫煙スペースの一つもあるだろうが果たしてそこまで持つか彼には分からない。
 具合悪げに後ろを歩くバグウェットにシギは気づいていた、そしてその不調の原因が煙草を吸っていない所から来ている事にも気づいていた。だがどうすることも出来ないので、彼はあえてそれに触れない。
 シギは以前から、無煙式煙草をバグウェットに進めていた。無煙式ならば煙も出ない、更にフィルター部が特殊カバーに覆われているため誰かにぶつかってもやけどの心配も無い。
 無煙式煙草なら歩きながら吸っても問題ないと説明したのだが、バグウェットは頑として紙煙草を辞めようとしない、煙草は煙が無いとダメだという考えが彼の脳味噌に固定されているからだ。

「本当に頑固者ですよね……」

「何か言った?」

 小声で言ったのだがリウには聞こえてしまったらしい、シギは慌てて何でもないと誤魔化し歩き続ける。
 二十分ほど歩きファミレスに辿り着いた。
 店内は時間がずれていることもありそこまで混んでいない、二人をテーブルに座らせるとバグウェットは喫煙スペースに駆け込み、慌ただしく煙草に火を点けた。
 久しぶりに吸った煙草は、思わず涙が出そうになるほどうまい。体に煙が巡り、頭が少しずつ冴えていくような感覚があり、バグウェットの視界は晴れ渡り世界が良く見え始めていた。
 あっという間に煙草を三本吸い終え、席に戻る。

「決まったか?」

「いま選んでる途中です、ほらリウさんも頼みましょう。バグウェットの奢りですから」

 いつの間にかシギはリウを名前で呼んでいる、バグウェットは意外と慣れるの早かったなと、ぼんやりしながら前に座る二人を見る。だがどうした事だろう、リウはメニューを眺めるばかりで頼もうとしない。

「頼まねえのか? てかお前そういえばラーメン食ってたよな、腹いっぱいか?」

 声をかけられ驚いたようにリウは顔を上げた、少し戸惑ったように目線をそらす。

「こういうとこ初めてで……どれ頼めばいいのかなって」

「腹いっぱいなわけじゃねぇのかよ」

 バグウェットはリウが孤児院育ちだと察した。孤児院ではあくまで一般常識を教えるだけでそれ以外の事はあまり教えない、更に場所によっては今の辛い現状が普通だと思い込ませるために外の知識をあえて教えない院もある。
 もっと美味しいもの、もっと楽しいことがあるにもかかわらず、孤児院の中の質素な食事が普通だと思いながら生き続ける子供も少なくない。

 リウももそんな子供たちの一人だった、それを理解したからかバグウェットは深くは追求しなかった。

「いいからさっさと頼んじまえ、飯に金はかけても時間はかけねぇ主義なんだよ」

 そう言われてもどうすればいいか分からない、テーブルに置かれた冊子に載っているのは見た事も無い食事ばかり、どれが美味しいのかどれが美味しくないのかリウには分からない。

「リウさん、これ美味しいですよ」

 気を利かせてシギがどれがおすすめかを教える、とりあえずハンバーグを食べさせておけば問題無いだろうと考え、プレミアムハンバーグを進めた。
 それからシギがパエリア、バグウェットがチキンドリアを選ぶ。

「じゃあボタン押してください」

「ボタン?」

 促されるままボタンを押すとポーンと軽快な音が響き、ホールボットがやってきた。丸みのあるボディを持ち、素早く移動するため足では無く磁力を使って移動する、腕は細く見えるがその力は人間とは比べ物にならない。

「ゴ注文ハ?」

 バグウェットが注文を伝えるとホールボットは注文を繰り返した後、凄いスピードでいなくなってしまった。
 それから五分と待たずに、料理は運ばれてきた。
 
「これがハンバーグ……!」

 鉄板の上で肉汁はジュウジュウと音を立て、立ち上がる煙は香ばしい匂いがする。少し焦げ目があるように見えるが、それも全てこの料理に欠かせないものなのだろう、視覚、嗅覚、聴覚、それらから得られた未知の情報たちはリウの口内に涎を溜めさせた。

「さ、熱いうちに食べちゃってください」

 言われたまま震える手でフォークを持ち、ハンバーグに突き立てた。
 柔らかい肉の中をフォークが突き進む感覚が心地よい、持ち上げた肉はズシリと重さがある。

 持ち上げた肉に期待と共に小さく齧りついた瞬間リウは意識が飛びそうになった、口に入った肉から肉汁が溢れ出し舌を濡らす、嚙むたびに解けていく肉。
 プレミアムハンバーグはリウの期待にしっかりと応えてくれた。

「美味しい……これすっごく美味しい!」

 美味しい美味しいと連呼しながらリウはハンバーグに食らいつく、だが途中で肉を喉に詰まらせ苦しんでいる。バグウェットが席についている蛇口から水を汲んで渡すと、リウはゴクゴクと一気にコップの水を飲み干してしまった。

「落ち着いてください、さっきから一単語しか喋ってないですよ」

 背中をさすってからシギは小さく切ったほうが食べやすい事を伝える、気恥ずかしそうにしながらリウはハンバーグを一口大の大きさにカットして食べ始めた。
 いくら食べても飽きがこない、ライスと一緒に食べても美味しい。そのまま食べても美味しい。なんてすごい食べ物なんだろう、リウの目から自然と涙が流れる。

「ほんっとにありがと! これ今まで食べた物の中でいっちばん美味しい!」

 先ほどまでの喧嘩の事などすべて忘れ去ったらしい、今までに見せた事のない笑顔でリウはバグウェットに感謝の意を伝えた。
 何とも単純な脳味噌をしていると肩透かしを食らい、バグウェットは自身のチキンドリアに力なくスプーンを刺した。

「良かったですね、喜んでくれて」

 ニコニコと自分の方をシギが見ている、たまに余計な事を言うのが傷だなとバグウェットは目を細めた。
 
「現金な奴ってだけだろ」

 だるそうに答えながらバグウェットはチキンドリアを頬張る、それを見て満足そうにシギもパエリアを食べだした。
 半分ほど食べたところでリウはトイレに立った、怪しいものに近づかないようにしろというバグウェットの忠告を聞いてから、浮足立ったまま彼女はトイレに消えていった。
 残された二人は食事を終え、この後について話し出した。

「この後はベルさんの所ですか?」

「……行きたくねーな」

 憂鬱な顔でバグウェットは水を飲む、今から会いに行くベルという老人とは長い付き合いではあるが未だに慣れない。
 腕は確かだが頑固で偏屈な性格から、好んで一緒に仕事をする人間は少ない。バグウェット自身も、何度も怒鳴り散らされた経験を持つ。

「でも行かなきゃまずいですよ、あそこに僕らの商売道具があるんですから」

 二人はため息を吐きながら、このあと起こるであろう出来事を想像し気分を落としていた。

「てかお前、ずいぶんあいつに良くしてるじゃねぇか」

 沈んだ空気を変えるため、バグウェットは話題を変えた。
 
「可愛いですからね、世話の一つも焼きたくなりますよ」

 どこまでが本気で、どこまでが建前なのかよく分からない口調でシギは話す。バグウェットは彼とそこそこの付き合いではあるが、やはりまだまだ彼の事は分からない。
 もしかしたら全部嘘かもしれないし、全部本気なのかもしれない、そう思わせるような口ぶりなのだ。

「ませてんなぁ、まあ精々仲良くしてやれよ。どうせ短い付き合いなんだ」

「バグウェットこそ随分突っかかるじゃないですか、思春期の男の子みたいな感じで」

「やめろよその言い方、俺くらいの年の奴にはむず痒くて仕方ねぇ」

 思春期の思い出など掘り起こしたくも無い、どうせろくな思い出ではないのだから。

「でも何となく分かりますよ、バグウェットの気持ちも」

 少し声のトーンを落としてシギは喋る、どこまでが本気かは分からないがこの時の彼の言葉には妙な説得力がある。

「あの子はこの都市に合ってない、まあどこにでも言えるでしょうけど。絶望的にここの暮らしに向いてない性格してるんですよ」

 シギはアグリーの店での会話を話す、孤児院の話やパパと呼ばれる人物の話、リウの生い立ちなど、要点をまとめてバグウェットに伝えた。
 彼はそれを黙って聞き、全てを聞き終わったあとに水を一口飲んだ。

「そう遠くない内にあの子、死にますよ」

「だろうな、ああいう奴は長生きできねえよ」

 リウの話からは怪しい臭いがする、それはこの都市で生きてきた二人だからこそ感じたものかもしれない。

「けど仕方ねえだろ、俺たちにできる事は道案内くらいなもんだ。だろ?」

「そうですね、良い子ですけど長生きするには正直すぎる。ましてやここはフリッシュ・トラベルタなんですから」

 数ある都市の中でも最大級の規模を誇るフリッシュ・トラベルタ。
 規模と比例して犯罪発生率も高く治安が悪い、大小様々な犯罪組織が拠点を置くこの都市の非公式テーマは、『正直者が馬鹿を見る』だ。
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