最弱! 勇者ちゃん【完結】

ちゃむにい

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「なんだこれ……! なんで僕、裸なの……!?」
「お? 起きたか。そのまま寝てればよかったのに。どうだった? 睡眠薬入りの果実酒、美味かっただろ?」
「だ、騙したな……!」
「騙されるほうが悪いんだよ。たいした実力もない癖に、良い装備を持ちやがって。この剣は高く売れそうだな。飲み代にするわ、ありがとな」

リーシュは武器も防具もない状態で、うっそうとした森の中に「じゃあな。元気な赤ちゃん産めよ」と、置き去りにされた。
「ご、ゴブリン……!」
そこにはゴブリンの群れがいた。
逃げようとしたが、リーシュの体は鉛のように重く、手足を動かす度に痛みが走った。

(……っ! 体に、力が入らない……!)

逃げきれないことに気が付き、素手で応戦しようとしたが、多勢に無勢、あまりにも不利だった。

「がはっ……!」

リーシュは腹を棍棒で殴られ、捕らわれの身となり、ゴブリンの住処へと連れ攫われた。

そこは冷たい洞窟の中だった。

ゴブリンに木製の拘束具を嵌められ、リーシュは身動きの出来ない状態にされた。リーシュはニタニタと笑うゴブリンに尻を掴まれ、ひたひたと遊ぶように昂りをあてられた。

「やめっ……! そ、それだけは……! なんでもするから……! ――あぐぅっ!!」

これからゴブリンに何をされるのか、ようやく気が付いたリーシュの懇願を嘲笑うかのように、ゴブリンは小さな体に見合わない、巨大な肉棒で、リーシュを後ろから貫いた。

(あぁっ、僕のハジメテ、師匠にあげるつもりだったのに……!)

最奥まで挿入されて、リーシュは嘆き悲しんだ。

だが、リーシュは既に処女ではなかった。無理やり挿入されたのに、大して痛みが無かったのは、冒険者の男たちが中に出した精液が潤滑剤の役割を果たしていたからだ。

リーシュは悪い冒険者たちに、睡眠薬入りの酒を飲まされ、眠っている間に輪姦されていた。

「こいつ、警戒心なさすぎ」
「親に、知らない人から飲み物を貰っちゃいけませんって教わらなかったのかね~?」

男たちは嗤いながらリーシュの体を犯した。

リーシュの腹部には、大きく「使用済み」と書かれていた。その横には小さく数字が書いてあり、全部で35だった。

「おらっ……! 未来の勇者様に種付けするぞ……!」

35回、リーシュは男たちの欲望を注ぎ込まれていた。

「子供みたいな顔をしているのに、すっげぇ、おっぱいの発育がいいな」

男たちはリーシュの豊満な体に興奮して、容赦なく腰を打ち付けた。

「あ~。やっぱり初物は違うわ」

リーシュは胸を揉まれながら、アナルの処女も奪われた。

リーシュは目覚めた時、全裸であることに気を取られ過ぎて、自身の体の状態に気が付いていなかった。


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