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光の勇者
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「あとは勇者さん、貴方1人だけですよ」
「よくも……!!」
女を失った勇者は防戦一方となった。
Cの予測通り、これなら本当に俺は必要なかったな。
「くそッ、殺せ……!!」
殺してやる義理もないし、勝手に死ねばいいと思う。Aに足蹴にされる、そのあまりに無力な姿を見て、これは殺すべきなのだろうか、と思い直した。
ただ殺すだけではもったいないな、と思ったのだ。
生かすだけで、もっと様々な責め苦があるはずだ。
「ああ、翔様……!」
「私を勇者様の代わりに……! 何でもしますから、勇者様だけはお見逃しを……!」
こんな状況に陥っても、まだ池崎翔に陶酔している様子の女たちに、ああ、こいつ異世界に来てもリア充なんだなあ、と思った。 やはり顔か? 顔なんだろうか?
俺とは違って男らしい精悍な顔立ちだった。確かどこぞの社長のボンボンだったか。
だが、その顔を見て、閃いた。
女は貴重だ。ゴブリンの子を孕んでくれるのだから、出来るだけ長く生きて貰わなければならない。だが、ゴブリンとしての本能が、思ったよりも深刻だった。理性の留め金がすぐに外れてしまう。
客観的に見たら、ちょっとぐらい我慢できるだろうと思えることでも、性欲がガバガバすぎて、我慢が出来ないのだ。
いわゆるバーサーカーモードだ。
それは俺だけではなく、息子たちも同様だった。
これはもう種族的な問題としか言いようがない。
息子たちは互いに監視すればいいが、圧倒的に強い俺がそのモードになったら、いったい誰が止めてくれる?
けっきょく、衝動を抑えられるように、頻繁に抜くしかないのだ。
女の負担が軽くなるように男を使えばよいのではないだろうか。
ちょうどハートリアやエリー、そしてルシーも妊娠中で出産間近だ。彼女たちに手を出すことが出来ず、かといって他の女も息子たちが使っているしで、鬱憤がたまっていて困っていたところだ。
せっかくなので使ってみることにした
Bとルシーが、試行錯誤して人間でも飲みやすいようにと、ゴブリンの精液から作った催淫薬。
人間に出来てゴブリンに出来ないわけがないと思って、Bに依頼していたものだ。
原液だと濃すぎて人間の体に負担が出るらしいので、ぬるま湯で希釈して数倍に薄めたものを、海沿いの断崖絶壁に自生する木の実で中和・香りづけをしたようだ。この木の実も人間にとっては貴重なものらしいが、わりと生えている場所を見つけたので、取り放題だ。よく熟れたものだけを厳選して、複数の薬草と共に調合する。
そうして完成した液体を、口から摂取させる。鑑定すると質はAと出るから、まぁ上出来なんだろう。
勇者だから薬にも耐性がありそうだったが、意外にも効果抜群だった。女たちが勇者を祭り上げ、過保護に守っていたせいで、異常耐性がやけに低いからもしれない。
池崎翔は体の変化に驚き慌てふためき、顔を赤らめていたが
「くそッ、くそッ、何を飲ませたんだ!? な、なんだこれは……!?」
Aに拘束を解くように指示を出し、何もせず見ているとズボンを脱いで自慰を始めた。あそこは元気なようだ。これなら問題ないだろう。彼もやる気満々のようだ。
念のために、彼の両腕と両足を縛り上げた。
「ま、まさか……!!?? や、やめろおおおおお!!! そんなんでっけぇの入らねえよ!!! んぎゃあぁあぁああ!!!?」
強引に奥まで挿入して、激しく腰を振ると、池崎翔の汚い喚き声はだんだん小さくなり、中に吐き出したら大人しくなった。それどころか、すっごいアンアン喘ぐし、意外と男に掘られる素質があったんじゃないだろうか?
こっちも出したほうが頭もスッキリするし、ウィンウィンってやつだろう。
「あ、あ、あ、やばい、いくッ、いぐうううう!!!」
勇者の嬌声に、息子たちも興味を示して順番を争うぐらい、人気が出た。
そうして光の勇者の池崎翔は、ゴブリンの肉便器になったのだった。
男だと、女に比べると多少手荒にしても死にはしないし、別に死んでもいいから、性欲の赴くまま、思いっきりやることが出来る。
それに何より、手に入りやすい。この洞窟を訪れる冒険者は8-9割が男だからだ。
味をしめて、本来殺して肉にする予定だった男のうち、見目の良い男どもはゴブリンの男娼として使うことにしたが、池崎翔は長らく人気ナンバー1を独占して、アヘ顔を晒していた。
「よくも……!!」
女を失った勇者は防戦一方となった。
Cの予測通り、これなら本当に俺は必要なかったな。
「くそッ、殺せ……!!」
殺してやる義理もないし、勝手に死ねばいいと思う。Aに足蹴にされる、そのあまりに無力な姿を見て、これは殺すべきなのだろうか、と思い直した。
ただ殺すだけではもったいないな、と思ったのだ。
生かすだけで、もっと様々な責め苦があるはずだ。
「ああ、翔様……!」
「私を勇者様の代わりに……! 何でもしますから、勇者様だけはお見逃しを……!」
こんな状況に陥っても、まだ池崎翔に陶酔している様子の女たちに、ああ、こいつ異世界に来てもリア充なんだなあ、と思った。 やはり顔か? 顔なんだろうか?
俺とは違って男らしい精悍な顔立ちだった。確かどこぞの社長のボンボンだったか。
だが、その顔を見て、閃いた。
女は貴重だ。ゴブリンの子を孕んでくれるのだから、出来るだけ長く生きて貰わなければならない。だが、ゴブリンとしての本能が、思ったよりも深刻だった。理性の留め金がすぐに外れてしまう。
客観的に見たら、ちょっとぐらい我慢できるだろうと思えることでも、性欲がガバガバすぎて、我慢が出来ないのだ。
いわゆるバーサーカーモードだ。
それは俺だけではなく、息子たちも同様だった。
これはもう種族的な問題としか言いようがない。
息子たちは互いに監視すればいいが、圧倒的に強い俺がそのモードになったら、いったい誰が止めてくれる?
けっきょく、衝動を抑えられるように、頻繁に抜くしかないのだ。
女の負担が軽くなるように男を使えばよいのではないだろうか。
ちょうどハートリアやエリー、そしてルシーも妊娠中で出産間近だ。彼女たちに手を出すことが出来ず、かといって他の女も息子たちが使っているしで、鬱憤がたまっていて困っていたところだ。
せっかくなので使ってみることにした
Bとルシーが、試行錯誤して人間でも飲みやすいようにと、ゴブリンの精液から作った催淫薬。
人間に出来てゴブリンに出来ないわけがないと思って、Bに依頼していたものだ。
原液だと濃すぎて人間の体に負担が出るらしいので、ぬるま湯で希釈して数倍に薄めたものを、海沿いの断崖絶壁に自生する木の実で中和・香りづけをしたようだ。この木の実も人間にとっては貴重なものらしいが、わりと生えている場所を見つけたので、取り放題だ。よく熟れたものだけを厳選して、複数の薬草と共に調合する。
そうして完成した液体を、口から摂取させる。鑑定すると質はAと出るから、まぁ上出来なんだろう。
勇者だから薬にも耐性がありそうだったが、意外にも効果抜群だった。女たちが勇者を祭り上げ、過保護に守っていたせいで、異常耐性がやけに低いからもしれない。
池崎翔は体の変化に驚き慌てふためき、顔を赤らめていたが
「くそッ、くそッ、何を飲ませたんだ!? な、なんだこれは……!?」
Aに拘束を解くように指示を出し、何もせず見ているとズボンを脱いで自慰を始めた。あそこは元気なようだ。これなら問題ないだろう。彼もやる気満々のようだ。
念のために、彼の両腕と両足を縛り上げた。
「ま、まさか……!!?? や、やめろおおおおお!!! そんなんでっけぇの入らねえよ!!! んぎゃあぁあぁああ!!!?」
強引に奥まで挿入して、激しく腰を振ると、池崎翔の汚い喚き声はだんだん小さくなり、中に吐き出したら大人しくなった。それどころか、すっごいアンアン喘ぐし、意外と男に掘られる素質があったんじゃないだろうか?
こっちも出したほうが頭もスッキリするし、ウィンウィンってやつだろう。
「あ、あ、あ、やばい、いくッ、いぐうううう!!!」
勇者の嬌声に、息子たちも興味を示して順番を争うぐらい、人気が出た。
そうして光の勇者の池崎翔は、ゴブリンの肉便器になったのだった。
男だと、女に比べると多少手荒にしても死にはしないし、別に死んでもいいから、性欲の赴くまま、思いっきりやることが出来る。
それに何より、手に入りやすい。この洞窟を訪れる冒険者は8-9割が男だからだ。
味をしめて、本来殺して肉にする予定だった男のうち、見目の良い男どもはゴブリンの男娼として使うことにしたが、池崎翔は長らく人気ナンバー1を独占して、アヘ顔を晒していた。
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