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長くなりすぎた初エッチ編
本番と失敗と諦めない心とスパンキング
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「くっ、きゅぅぅぅ……」
ミチミチと鬼塚君の巨大なおちんちんが破城槌みたいに僕のアナルを押し開く。
あれだけ限界だったにも関わらず、鬼塚君はまだ理性を保っている様子だった。
亀がのろのろ歩くように、カタツムリがずりずり這うように、ゆっくりと、けれど戦車のように力強く確実に、おちんちんを挿入する。
「う、ぉ、ぉおおお……」
ブルブルと震えながら、鬼塚君は噛み締めるような声で呻いた。
その声と姿には、とっとと突っ込んでおちんちんの快楽を得たいという抗い難い男の子の性衝動と、なんとしても僕を傷つけるわけにはいかないという紳士的配慮の葛藤が伺えた。
その結果、鬼塚君のおちんちんはかなりゆっくり、けれど巨大戦艦の入港のように力強く、メリメリと僕の中に入って来る。
それまでのイチャイチャで、僕は全身しっとり汗ばんでいた。
それがお漏らし射精と混じり合い、天然の潤滑液の役割を果たしている。
鬼塚君のおちんちんも先走りで濡れ濡れだから、摩擦で痛いという事は全くなかった。
問題は、僕の処女の拡張速度とその限界だった。
鬼塚君が巨根なのは間違いないけれど、人の腕程太いなんて事はない。
僕はホモセックスの権威ではないけれど、それどころかまったくもってただの素人なのだけれど、恐らく多分、普通の男の子ならまぁ入るだろうというサイズだった。
残念ながら僕は普通の男の子、平均的な思春期男子に比べるとかなり小ぶりで華奢だった。
ホモセックスの権威ではない、ただの素人の素人考えからすると、僕の肛門ではどう頑張っても鬼塚君を受け入れる事は出来ないように思えてならない。
鬼塚君も同じ事を思ったのだろう。
不意にアナルへの侵攻作戦を中断すると(中断しただけで、グっと押し付けてはいる)、ムラムラと切なさと心配の入り混じった顔で僕に尋ねた。
「……痛いのか」
「ぜん……ぜんっ!」
歯を食いしばり、僕は精一杯の笑顔を浮かべた。
本音を言えばお尻に新幹線を突っ込まれているような気分だった。
裂けるような痛みではないけれど、我慢出来ない程の痛みでもないけれど、痛い事には変わりがないし、それは限界ギリギリの痛みでもあった。
痛いだけじゃなく苦しかった。
それこそお尻に新幹線を納車するような圧迫感と息苦しさに襲われていた。
僕のお尻の門番が顔を真っ赤にして、アンタにこの入口は狭すぎるし、この先にはアンタを駐車するようなスペースはどこにもないと主張している。
でも僕はそれを無視することにした。
だってこの身体のオーナーは僕なのだ。
お尻の門番や内臓には悪いけど、個人的な理由でわがままを言う権利が僕にはある。
これでも一応同じ男だから、今の鬼塚君がどんなにおちんちんがイライラして切ないかは嫌と言う程理解出来る。
そんな状態だから、鬼塚君が僕を壊してしまわないように、どれ程の自制心を働かせているという事も理解している。
立場が逆だったなら、僕はおちんちんのイライラに負けて自分本位の無理やりエッチで乱暴に鬼塚君のお尻に挿入していただろう。
実際、僕は自分本位のお漏らし射精で一人で二度もスッキリしてしまっているわけだし。
自分本位のお漏らし射精で二度スッキリしてもなお、こんなにムラムラして、全身で鬼塚君を求めているわけだし。
鬼塚君も同じだと思うのは調子に乗った考えかもしれないけれど、僕自身信じられない事なのだけれど、この表情と雰囲気とおちんちんの鋼のような硬度から察するに、多分きっとそうなのだ。
要約すると、僕は自分だけ二度も射精してしまっていて、鬼塚君はそんな僕の為に必死にムラムラを我慢しながら紳士的な挿入を行おうと頑張っているのだ。
それなのに、今更痛いから無理だなんて絶対に言いたくないし言えるわけがない。
そんな事になってしまったら鬼塚君はがっかりしてムカついて僕の事なんか嫌いになってしまうと思う。
この先もずっとエッチが出来ないなら、僕なんかと付き合う理由はないはずだ。
だから僕は、ここまで頑張ってくれた鬼塚君の為にもどうにかして鬼塚君のおちんちんを入れたかったし、鬼塚君に捨てられない為にも、なんとかして鬼塚君のおちんちんを入れたかった。
それに比べれば、多少の痛みや苦しみは我慢出来るし我慢するべきだろう。
問題はそれが多少ではない事だけれど……。
とにかく僕は、本当に絶対に無理ダメ限界死んじゃう!? ってなるまでは頑張ろうと思っている。
それなのに、鬼塚君は僕の顔を見ておちんちんを萎えさせた。
表情や雰囲気すらもスンとして。
「……やっぱ、やめるか」
僕が浮かべた以上に精一杯の作り笑い、力のない笑みで言ったのだ。
僕は恐怖で取り乱した。
鬼塚君にそんな顔をさせ、そんな事を言わせてしまった事が申し訳なくて恐ろしかった。
この瞬間、鬼塚君は僕とのエッチを諦めたのだと悟ってしまって怖くなった。
「やだぁああああああ!?」
パニックを起こした僕は、ギュッと鬼塚君に抱きついて、ムチっとした大きくて魅力的なセクシーお尻に両足を絡め、自分から挿入を促すようにドコドコと踵で蹴り付けた。
「おほ!? おほ!? おほ!?」
自分でやった事だけど、乱暴な挿入にお尻が悲鳴をあげ、僕自身も汚い悲鳴をあげた。
「おいバカ!? 無理すんな!?」
鬼塚君が僕を引き剥がそうとするけれど、僕は意地でも離れない。
「やだやだやだ! 萎えないで! 頑張るから! 僕も鬼塚君とエッチしたい! 鬼塚君に気持ちよくなって欲しい! だからやめないで! 僕の事嫌いにならないで!」
「星野……。お前……」
鬼塚君の逞しい両腕がむぎゅぎゅぎゅぎゅうううううと僕を抱きしめた。
「可愛すぎだろ! このエロガキ! この、この、このこのこのこの!」
「ぐげぇええええ!?」
心のおちんちんが射精したのだろう。
溢れ出る気持ちが爆発して、鬼塚君は力いっぱい僕を抱きしめ、僕の頭にぐりぐりと顔を押し付ける。
それにはエッチとは全く別の気持ち良さ、ウットリするような心地よさ、心が満たされるような快感があったけれど、それはそれとして僕は内臓が飛び出そうになって悲鳴をあげた。
「あ。わりぃ」
「ううん……大丈夫……けほけほ」
咳き込むと、僕は寝転んだままM字開脚をして両手を広げた。
「だからほら! 来て! こう見えて、お尻には自信がある方だから!」
「嘘つけ」
「ぎにゃあああああ!?」
タマタマをピンと指で弾かれて僕は悶絶した。
酷い!
「なにするの!?」
「星野が嘘つくからだろ」
「う、嘘じゃないもん!」
「あ? 星野お前、俺に嘘つくのかよ」
ジッと睨まれ、思わず視線が泳ぐ。
諦めて僕は謝った。
「……ごめんなさい。嘘でした」
「当たり前だろ! てか自信がある方が怖いわ! どこの誰とヤッたんだって話だろ!」
「ひ、一人で遊んでたのかもしれないじゃん!」
「……なるほど。それはそれでエロいな」
いや、納得されても困るんだけど。
そんな事はどうでもいい。
「じ、自信はなくとも頑張るから! 鬼塚君だって頑張ってくれたし! 僕だけ二回もイッて鬼塚君だけイかないのはやだよ!」
「当たり前だろ。俺だってここまで来てヤらずに帰す程お人よしじゃないっての!」
「じゃあ!」
四つん這いになってお尻を突き出すと、バチーンと思いきりお尻を叩かれた。
「いだあああああい!? なんで叩くの!?」
「そこに尻があったから」
「そんな理由で叩かないでよ!?」
「うるせぇ。エロいケツしてる星野がわりぃ!」
「えぇぇ……」
鼻先に指を突きつけられたらそれ以上は反論できない。
……ていうか、僕のお尻ってエロイのかな?
……そんな事ないと思うけど。
ドキドキ……。
「じゃなくて! 入れてよ!」
「焦んなよ! 俺だって入れてぇけど、無理やりヤッても気持ち良くねぇだろ!」
「そ、そんな事ないもん! 僕マゾだから、痛いのだって平気だもん!」
鬼塚君がジト目で睨み、またバチーンとお尻を叩く。
「いだああああああい!? だからなんでお尻叩くの!?」
「嘘ついたから。あと、叩くと楽しい」
「じゃあ仕方ないか。とはならないからね!?」
「うるせぇ! 元を正せば星野のケツが狭いのが悪いんだろ!」
「う、う、うぅ……。ごめんなさい……」
正論を言われて僕は涙ぐんだ。
おちんちんも小さければアナルも狭い。
良い所無しの僕なのだ。
こんな奴、嫌われたって当然だ。
「だーかーらー! 泣くなよ! 可愛いけど!」
「可愛くないもん!」
泣きながらブンブンと首を振る僕を鬼塚君が乱暴に抱き寄せる。
「んむ!? ん、ん……」
そのままキスされて、僕は秒で大人しくなった。
「うるせぇ口を塞ぐにはこれが一番だな」
ニヤニヤ顔で言われてしまい、僕は恥ずかしくてたまらない。
「う、うるさくないもん!」
恥ずかしくて顔も見れず、僕は鬼塚君の胸に顔を埋めた。
スベスベとした肌のすぐ向こうに、ムッチリとした分厚い筋肉の存在を感じる極上の雄っぱい。
腋からはムワッと例の高級ブランデーみたいな香りが漂って、おちんちんをイライラさせる。
はぁ。
なんてセクシーなんだろう。
こんなのチートだよ。
なんて思っていると、鬼塚君の指がぐにぐにと僕のお尻を弄り出した。
「にゃああああ!? な、なに!?」
「前戯だよ。入らぬなら、入るまで解そうホトトギスだ」
鬼塚君がニヤリと笑う。
「ん、ん、んぁ……。なにその鳥、ぁん。怖いんだけど……ぉ、ぉほっ」
お尻かじり虫ならぬお尻解し鳥だ。
どう考えてもホラーでしょ。
ていうか鬼塚君の前戯気持ち良すぎぃ!
中指と人差し指がクニクニとお尻の入口を解すように広げていく。
なんだかお腹の中からおちんちんの秘密の発射ボタンをくすぐられている気がしてすごく切ない。
油断するとわけのわからないタイミングでぴゅるっと漏らしてしまいそうだ。
「おら星野! なに一人だけ気持ちよくなってんだよ! いつまでもサボってないでお前もご奉仕しろ!」
「うにゃあああ!?」
鬼塚君がごろんと寝転び、腕の力だけで僕を前後逆にする。
いわゆるシックスナインの体位だ。
目と鼻の先に、スカイツリーみたいな肉棒がそそり立っている。
先端から発するエッチな匂いに目をハートにしながら僕は尋ねる。
「ご、ご奉仕って……口でしていいの?」
一応確認。
だってそんなの恐れ多いし。
「当然だろ」
「みぎゃああああああ――あむ」
バチコーンとお尻を叩かれ、そのままの勢いで僕は鬼塚君のおちんちんを頬張った。
ミチミチと鬼塚君の巨大なおちんちんが破城槌みたいに僕のアナルを押し開く。
あれだけ限界だったにも関わらず、鬼塚君はまだ理性を保っている様子だった。
亀がのろのろ歩くように、カタツムリがずりずり這うように、ゆっくりと、けれど戦車のように力強く確実に、おちんちんを挿入する。
「う、ぉ、ぉおおお……」
ブルブルと震えながら、鬼塚君は噛み締めるような声で呻いた。
その声と姿には、とっとと突っ込んでおちんちんの快楽を得たいという抗い難い男の子の性衝動と、なんとしても僕を傷つけるわけにはいかないという紳士的配慮の葛藤が伺えた。
その結果、鬼塚君のおちんちんはかなりゆっくり、けれど巨大戦艦の入港のように力強く、メリメリと僕の中に入って来る。
それまでのイチャイチャで、僕は全身しっとり汗ばんでいた。
それがお漏らし射精と混じり合い、天然の潤滑液の役割を果たしている。
鬼塚君のおちんちんも先走りで濡れ濡れだから、摩擦で痛いという事は全くなかった。
問題は、僕の処女の拡張速度とその限界だった。
鬼塚君が巨根なのは間違いないけれど、人の腕程太いなんて事はない。
僕はホモセックスの権威ではないけれど、それどころかまったくもってただの素人なのだけれど、恐らく多分、普通の男の子ならまぁ入るだろうというサイズだった。
残念ながら僕は普通の男の子、平均的な思春期男子に比べるとかなり小ぶりで華奢だった。
ホモセックスの権威ではない、ただの素人の素人考えからすると、僕の肛門ではどう頑張っても鬼塚君を受け入れる事は出来ないように思えてならない。
鬼塚君も同じ事を思ったのだろう。
不意にアナルへの侵攻作戦を中断すると(中断しただけで、グっと押し付けてはいる)、ムラムラと切なさと心配の入り混じった顔で僕に尋ねた。
「……痛いのか」
「ぜん……ぜんっ!」
歯を食いしばり、僕は精一杯の笑顔を浮かべた。
本音を言えばお尻に新幹線を突っ込まれているような気分だった。
裂けるような痛みではないけれど、我慢出来ない程の痛みでもないけれど、痛い事には変わりがないし、それは限界ギリギリの痛みでもあった。
痛いだけじゃなく苦しかった。
それこそお尻に新幹線を納車するような圧迫感と息苦しさに襲われていた。
僕のお尻の門番が顔を真っ赤にして、アンタにこの入口は狭すぎるし、この先にはアンタを駐車するようなスペースはどこにもないと主張している。
でも僕はそれを無視することにした。
だってこの身体のオーナーは僕なのだ。
お尻の門番や内臓には悪いけど、個人的な理由でわがままを言う権利が僕にはある。
これでも一応同じ男だから、今の鬼塚君がどんなにおちんちんがイライラして切ないかは嫌と言う程理解出来る。
そんな状態だから、鬼塚君が僕を壊してしまわないように、どれ程の自制心を働かせているという事も理解している。
立場が逆だったなら、僕はおちんちんのイライラに負けて自分本位の無理やりエッチで乱暴に鬼塚君のお尻に挿入していただろう。
実際、僕は自分本位のお漏らし射精で一人で二度もスッキリしてしまっているわけだし。
自分本位のお漏らし射精で二度スッキリしてもなお、こんなにムラムラして、全身で鬼塚君を求めているわけだし。
鬼塚君も同じだと思うのは調子に乗った考えかもしれないけれど、僕自身信じられない事なのだけれど、この表情と雰囲気とおちんちんの鋼のような硬度から察するに、多分きっとそうなのだ。
要約すると、僕は自分だけ二度も射精してしまっていて、鬼塚君はそんな僕の為に必死にムラムラを我慢しながら紳士的な挿入を行おうと頑張っているのだ。
それなのに、今更痛いから無理だなんて絶対に言いたくないし言えるわけがない。
そんな事になってしまったら鬼塚君はがっかりしてムカついて僕の事なんか嫌いになってしまうと思う。
この先もずっとエッチが出来ないなら、僕なんかと付き合う理由はないはずだ。
だから僕は、ここまで頑張ってくれた鬼塚君の為にもどうにかして鬼塚君のおちんちんを入れたかったし、鬼塚君に捨てられない為にも、なんとかして鬼塚君のおちんちんを入れたかった。
それに比べれば、多少の痛みや苦しみは我慢出来るし我慢するべきだろう。
問題はそれが多少ではない事だけれど……。
とにかく僕は、本当に絶対に無理ダメ限界死んじゃう!? ってなるまでは頑張ろうと思っている。
それなのに、鬼塚君は僕の顔を見ておちんちんを萎えさせた。
表情や雰囲気すらもスンとして。
「……やっぱ、やめるか」
僕が浮かべた以上に精一杯の作り笑い、力のない笑みで言ったのだ。
僕は恐怖で取り乱した。
鬼塚君にそんな顔をさせ、そんな事を言わせてしまった事が申し訳なくて恐ろしかった。
この瞬間、鬼塚君は僕とのエッチを諦めたのだと悟ってしまって怖くなった。
「やだぁああああああ!?」
パニックを起こした僕は、ギュッと鬼塚君に抱きついて、ムチっとした大きくて魅力的なセクシーお尻に両足を絡め、自分から挿入を促すようにドコドコと踵で蹴り付けた。
「おほ!? おほ!? おほ!?」
自分でやった事だけど、乱暴な挿入にお尻が悲鳴をあげ、僕自身も汚い悲鳴をあげた。
「おいバカ!? 無理すんな!?」
鬼塚君が僕を引き剥がそうとするけれど、僕は意地でも離れない。
「やだやだやだ! 萎えないで! 頑張るから! 僕も鬼塚君とエッチしたい! 鬼塚君に気持ちよくなって欲しい! だからやめないで! 僕の事嫌いにならないで!」
「星野……。お前……」
鬼塚君の逞しい両腕がむぎゅぎゅぎゅぎゅうううううと僕を抱きしめた。
「可愛すぎだろ! このエロガキ! この、この、このこのこのこの!」
「ぐげぇええええ!?」
心のおちんちんが射精したのだろう。
溢れ出る気持ちが爆発して、鬼塚君は力いっぱい僕を抱きしめ、僕の頭にぐりぐりと顔を押し付ける。
それにはエッチとは全く別の気持ち良さ、ウットリするような心地よさ、心が満たされるような快感があったけれど、それはそれとして僕は内臓が飛び出そうになって悲鳴をあげた。
「あ。わりぃ」
「ううん……大丈夫……けほけほ」
咳き込むと、僕は寝転んだままM字開脚をして両手を広げた。
「だからほら! 来て! こう見えて、お尻には自信がある方だから!」
「嘘つけ」
「ぎにゃあああああ!?」
タマタマをピンと指で弾かれて僕は悶絶した。
酷い!
「なにするの!?」
「星野が嘘つくからだろ」
「う、嘘じゃないもん!」
「あ? 星野お前、俺に嘘つくのかよ」
ジッと睨まれ、思わず視線が泳ぐ。
諦めて僕は謝った。
「……ごめんなさい。嘘でした」
「当たり前だろ! てか自信がある方が怖いわ! どこの誰とヤッたんだって話だろ!」
「ひ、一人で遊んでたのかもしれないじゃん!」
「……なるほど。それはそれでエロいな」
いや、納得されても困るんだけど。
そんな事はどうでもいい。
「じ、自信はなくとも頑張るから! 鬼塚君だって頑張ってくれたし! 僕だけ二回もイッて鬼塚君だけイかないのはやだよ!」
「当たり前だろ。俺だってここまで来てヤらずに帰す程お人よしじゃないっての!」
「じゃあ!」
四つん這いになってお尻を突き出すと、バチーンと思いきりお尻を叩かれた。
「いだあああああい!? なんで叩くの!?」
「そこに尻があったから」
「そんな理由で叩かないでよ!?」
「うるせぇ。エロいケツしてる星野がわりぃ!」
「えぇぇ……」
鼻先に指を突きつけられたらそれ以上は反論できない。
……ていうか、僕のお尻ってエロイのかな?
……そんな事ないと思うけど。
ドキドキ……。
「じゃなくて! 入れてよ!」
「焦んなよ! 俺だって入れてぇけど、無理やりヤッても気持ち良くねぇだろ!」
「そ、そんな事ないもん! 僕マゾだから、痛いのだって平気だもん!」
鬼塚君がジト目で睨み、またバチーンとお尻を叩く。
「いだああああああい!? だからなんでお尻叩くの!?」
「嘘ついたから。あと、叩くと楽しい」
「じゃあ仕方ないか。とはならないからね!?」
「うるせぇ! 元を正せば星野のケツが狭いのが悪いんだろ!」
「う、う、うぅ……。ごめんなさい……」
正論を言われて僕は涙ぐんだ。
おちんちんも小さければアナルも狭い。
良い所無しの僕なのだ。
こんな奴、嫌われたって当然だ。
「だーかーらー! 泣くなよ! 可愛いけど!」
「可愛くないもん!」
泣きながらブンブンと首を振る僕を鬼塚君が乱暴に抱き寄せる。
「んむ!? ん、ん……」
そのままキスされて、僕は秒で大人しくなった。
「うるせぇ口を塞ぐにはこれが一番だな」
ニヤニヤ顔で言われてしまい、僕は恥ずかしくてたまらない。
「う、うるさくないもん!」
恥ずかしくて顔も見れず、僕は鬼塚君の胸に顔を埋めた。
スベスベとした肌のすぐ向こうに、ムッチリとした分厚い筋肉の存在を感じる極上の雄っぱい。
腋からはムワッと例の高級ブランデーみたいな香りが漂って、おちんちんをイライラさせる。
はぁ。
なんてセクシーなんだろう。
こんなのチートだよ。
なんて思っていると、鬼塚君の指がぐにぐにと僕のお尻を弄り出した。
「にゃああああ!? な、なに!?」
「前戯だよ。入らぬなら、入るまで解そうホトトギスだ」
鬼塚君がニヤリと笑う。
「ん、ん、んぁ……。なにその鳥、ぁん。怖いんだけど……ぉ、ぉほっ」
お尻かじり虫ならぬお尻解し鳥だ。
どう考えてもホラーでしょ。
ていうか鬼塚君の前戯気持ち良すぎぃ!
中指と人差し指がクニクニとお尻の入口を解すように広げていく。
なんだかお腹の中からおちんちんの秘密の発射ボタンをくすぐられている気がしてすごく切ない。
油断するとわけのわからないタイミングでぴゅるっと漏らしてしまいそうだ。
「おら星野! なに一人だけ気持ちよくなってんだよ! いつまでもサボってないでお前もご奉仕しろ!」
「うにゃあああ!?」
鬼塚君がごろんと寝転び、腕の力だけで僕を前後逆にする。
いわゆるシックスナインの体位だ。
目と鼻の先に、スカイツリーみたいな肉棒がそそり立っている。
先端から発するエッチな匂いに目をハートにしながら僕は尋ねる。
「ご、ご奉仕って……口でしていいの?」
一応確認。
だってそんなの恐れ多いし。
「当然だろ」
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