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長くなりすぎた初エッチ編
ドキドキ
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拒否権なんかあるわけない。
言われるがまま、僕は鬼塚君と一緒に帰る事になった。
なにがそんなに楽しいのか、鬼塚君は滅多に見せない笑顔を浮かべて口笛なんか吹いている。
僕はまだ半分以上夢心地だ。
むしろ、これは罰ゲームとか嘘告とか、そういう系のイタズラではないかと疑いながら、鬼塚君の少し後ろを追いかけている。
「おい星野」
「は、はぃ! なんでしょう……」
「隣歩けよ。寂しいだろ」
「は、はい!」
急いで僕は隣に並ぶ。
ていうか、あの鬼塚君が寂しい!?
どのグループにも属さずに、自由気ままな一匹狼を謳歌しているあの鬼塚君が!?
本気で言っているのなら、正直かなり嬉しい。
それに可愛い。
鬼塚君でも寂しいと思う事があるだなぁ……。
「それでいい。星野は黙って俺の隣を歩いてればいいんだ」
「は、はぃ……」
夢見心地が薄れると、段々僕はドキドキしてきた。
だって、あの鬼塚君と一緒に並んで帰っているのだ。
しかもこの後、お家に呼ばれてエッチするのだ!
そんなの、ドキドキするに決まってる。
「おい星野」
「は、はぃ!」
「なんか喋れよ」
「そ、そう言われても……」
日頃からボッチ街道まっしぐらの僕だ。
人と話すのは得意じゃない。
相手が初彼氏で、それも学校のアイドルの鬼塚君となれば猶更だろう。
お喋りしたい、もっと声を聞きたい、鬼塚君のプライベートな事を色々知りたい!
そんな気持ちはあるけれど、緊張して声が出ないし、何を話していいのかも思いつかない。
「なんだよ星野。お前、俺が嫌いか?」
ジトリと睨まれ、僕は慌てて首を振る。
「い、いえ! まさか! 大好きです! ぁっ」
言ってしまってから、恥ずかしくなって僕は耳まで赤くなった。
「へぇ、そうか。大好きか。それならいい。俺も星野は大好きだ」
「えぇ!? ど、どこがですか!?」
驚いて僕は尋ねた。
そんな事を言われたのは生まれて初めてだ。
「見た目とか、小さい所とか。可愛い所とかな」
「か、可愛いですか?」
「可愛いだろ。鏡見た事ないのか」
「あんまり……。鏡は好きじゃないので……」
ハッキリ言って僕は男らしくない。
背は小さいし身体はひ弱だし顔は童顔だし声も高い。
小さい頃は勿論、今でも女の子に間違われる事があるくらいで、そんな自分が嫌いだった。
外見だけじゃない。
中身だって男らしくない、ヘタレの臆病者なのだ。
それもやっぱり嫌いだけど、生まれついた性格というのは直そうとしてどうにか出来る物ではない。
「俺は好きだけどな」
当然のように鬼塚君は言う。
一足す一が二であるくらい、当たり前のように言うのである。
嬉しくて、僕はドキドキしっぱなしだ。
嬉しくて、僕のおちんちんはムクムクと大きくなってしまう。
恥ずかしい。
でも、仕方ない。
好きな人に褒められたら、男の子はエッチな気持ちになってしまう生き物なのだ。
男の子はエッチな気持ちになると、勝手におちんちんが大きくなってしまう生き物なのである。
「そういや星野、童貞か」
いきなり聞かれて僕はたじろいだ。
「ど、童貞ですけど……」
うちは性に開放的な学校だ。
周りの男子はほとんどみんな経験済みで、未だに童貞なのは僕くらいのものかもしれない。
「そりゃいい。俺もそうだ」
「え!?」
「なんだよ、えって」
気に障ったのか、ギロリと鬼塚君が睨んでくる。
「だ、だって……。鬼塚君、モテモテだから……」
「だからヤリまくってるだろって? 俺はそんな軽い男に見えるのかよ」
「そ、そうじゃないけど!?」
ブルブルと僕は必死に首を振る。
「けど、なんだよ」
「モテモテだし、イケメンだから……。なんとなく経験多そうだなって……。そ、それだけです……」
「勝手なイメージだな。訂正しとけ。俺はこう見えて、純情なんだよ。俺の童貞は本当に好きだと思った奴に捧げるって決めてんだ」
「はぁ……」
意外に硬派だった。
周りの男子なんか、妊娠しないのを良い事にパコパコしまくりだというのに。
「って、ちょっと待って!? そ、それ、僕でいいんですか!?」
なんかさらりと言われたけど。
結構な爆弾発言だったのでは!?
「あぁ? 星野だからいいんだよ。お前なら、俺の童貞を捧げてもいい。そう思ったから告ったんだ」
いや、あれは告白というよりは指名と言うか、ただの事実の通告といった感じだったけど。
僕はますますドキドキして、おちんちんが完全に勃起した。
正直おちんちんのサイズも男らしくない僕だけど、それでもズボンが窮屈になり、ムズムズして切なくなる。
「ど、どうして、そう思ったんでしょうか……」
「言わせんのかよ」
ギロリと睨まれる。
いつもの僕ならこの瞬間に白旗だけど。
「出来れば、知りたいなと……」
恐怖よりドキドキが勝り、つい踏み込んでしまった。
鬼塚君は苛立たし気に舌打ちを鳴らす。
ど、どうしよう!
嫌われちゃった!?
早速僕は後悔するけど。
「わかんねぇよ。気付いたら、なんかいいなって思ってた……」
向こうを向いてぼそりと言われ、パンツの中でちんちんが跳ねた。
なにそれ!
超うれしい!
それに、照れながらそんな事を言う鬼塚君は物凄く可愛い。
「その内星野でシコるようになって……。我慢出来なくなった。だから告った」
「ぼ、僕でシコってたの!? ――むぎゅっ」
鬼塚君の大きな手が、モチモチの僕のほっぺごと顔面をムギュッと掴む。
「バカ! 声がでけぇよ!」
「ほ、ほへんははい……」
でも嬉しい。
すごく嬉しい。
だって学校のアイドルの、イケメンの鬼塚君にズリネタにされていたんだから。
地味で冴えないチビ助の僕に魅力を感じて欲情してくれたんだから。
僕の知らない所で鬼塚君が僕の事を想像し、おちんちんを勃起させていたと思うと、必死になっておちんちんをシュッシュして、その果てに射精していたのだと思うと。
嬉しいし、すごく興奮してエッチな気分になる。
それだけで僕のおちんちんは痛いくらいに張り詰めて、油断するとパンツの中にお漏らししてしまいそうだ。
「くそ。星野が変な事言うからムラムラしてきただろ」
苛立たし気に言うと、鬼塚君がズボンの前に手を伸ばし、苛立ちを鎮めるようにニギニギした。
ズボンの上からでもはっきりわかるくらい、鬼塚君は勃起して、大きなテントを張っている。
鬼塚君が巨根である事は風の噂に聞いていた。
でも、これ程だとは思わなかった。
これがこの後僕の中に入ると思うと怖いくらいだ。
というか、こんなに大きなものが僕の中に入るのだろうか?
全然入る気がしないのだけど、入らないと困る。
鬼塚君をガッカリさせるし、嫌われるかもしれない。
あぁ! こんな事になるとわかっていたらお尻の練習をしていたのに!
そんなバカな事すら考えてしまう。
ていうか僕も前を触りたい。
鬼塚君と一緒に帰ってエッチな話をしているせいで、僕は物凄くムラムラしていた。
これから二人で処女と童貞を捧げ合うのだと思うと猶更だ。
でも出来ない。
そんな恥ずかしい事、とても無理だ。
鬼塚君の前でそんな事をするのははしたないし、恥ずかしいし、嫌われそうで怖い。
どんな些細な事でも、嫌われそうな気がして怖い。
あぁ! でも! めっちゃムラムラするぅ!
おちんちん! 物凄くイライラする!
ムラムラとイライラとソワソワで、僕のおちんちんは発情した犬みたいにパンツの中で跳ね回っている。
幸か不幸か、小さいからあまり目立ちはしなかったけど。
「ふぎゃっ!?」
唐突に僕は悲鳴をあげた。
鬼塚君の大きな手が僕のお尻を鷲掴みにしたからだ。
言われるがまま、僕は鬼塚君と一緒に帰る事になった。
なにがそんなに楽しいのか、鬼塚君は滅多に見せない笑顔を浮かべて口笛なんか吹いている。
僕はまだ半分以上夢心地だ。
むしろ、これは罰ゲームとか嘘告とか、そういう系のイタズラではないかと疑いながら、鬼塚君の少し後ろを追いかけている。
「おい星野」
「は、はぃ! なんでしょう……」
「隣歩けよ。寂しいだろ」
「は、はい!」
急いで僕は隣に並ぶ。
ていうか、あの鬼塚君が寂しい!?
どのグループにも属さずに、自由気ままな一匹狼を謳歌しているあの鬼塚君が!?
本気で言っているのなら、正直かなり嬉しい。
それに可愛い。
鬼塚君でも寂しいと思う事があるだなぁ……。
「それでいい。星野は黙って俺の隣を歩いてればいいんだ」
「は、はぃ……」
夢見心地が薄れると、段々僕はドキドキしてきた。
だって、あの鬼塚君と一緒に並んで帰っているのだ。
しかもこの後、お家に呼ばれてエッチするのだ!
そんなの、ドキドキするに決まってる。
「おい星野」
「は、はぃ!」
「なんか喋れよ」
「そ、そう言われても……」
日頃からボッチ街道まっしぐらの僕だ。
人と話すのは得意じゃない。
相手が初彼氏で、それも学校のアイドルの鬼塚君となれば猶更だろう。
お喋りしたい、もっと声を聞きたい、鬼塚君のプライベートな事を色々知りたい!
そんな気持ちはあるけれど、緊張して声が出ないし、何を話していいのかも思いつかない。
「なんだよ星野。お前、俺が嫌いか?」
ジトリと睨まれ、僕は慌てて首を振る。
「い、いえ! まさか! 大好きです! ぁっ」
言ってしまってから、恥ずかしくなって僕は耳まで赤くなった。
「へぇ、そうか。大好きか。それならいい。俺も星野は大好きだ」
「えぇ!? ど、どこがですか!?」
驚いて僕は尋ねた。
そんな事を言われたのは生まれて初めてだ。
「見た目とか、小さい所とか。可愛い所とかな」
「か、可愛いですか?」
「可愛いだろ。鏡見た事ないのか」
「あんまり……。鏡は好きじゃないので……」
ハッキリ言って僕は男らしくない。
背は小さいし身体はひ弱だし顔は童顔だし声も高い。
小さい頃は勿論、今でも女の子に間違われる事があるくらいで、そんな自分が嫌いだった。
外見だけじゃない。
中身だって男らしくない、ヘタレの臆病者なのだ。
それもやっぱり嫌いだけど、生まれついた性格というのは直そうとしてどうにか出来る物ではない。
「俺は好きだけどな」
当然のように鬼塚君は言う。
一足す一が二であるくらい、当たり前のように言うのである。
嬉しくて、僕はドキドキしっぱなしだ。
嬉しくて、僕のおちんちんはムクムクと大きくなってしまう。
恥ずかしい。
でも、仕方ない。
好きな人に褒められたら、男の子はエッチな気持ちになってしまう生き物なのだ。
男の子はエッチな気持ちになると、勝手におちんちんが大きくなってしまう生き物なのである。
「そういや星野、童貞か」
いきなり聞かれて僕はたじろいだ。
「ど、童貞ですけど……」
うちは性に開放的な学校だ。
周りの男子はほとんどみんな経験済みで、未だに童貞なのは僕くらいのものかもしれない。
「そりゃいい。俺もそうだ」
「え!?」
「なんだよ、えって」
気に障ったのか、ギロリと鬼塚君が睨んでくる。
「だ、だって……。鬼塚君、モテモテだから……」
「だからヤリまくってるだろって? 俺はそんな軽い男に見えるのかよ」
「そ、そうじゃないけど!?」
ブルブルと僕は必死に首を振る。
「けど、なんだよ」
「モテモテだし、イケメンだから……。なんとなく経験多そうだなって……。そ、それだけです……」
「勝手なイメージだな。訂正しとけ。俺はこう見えて、純情なんだよ。俺の童貞は本当に好きだと思った奴に捧げるって決めてんだ」
「はぁ……」
意外に硬派だった。
周りの男子なんか、妊娠しないのを良い事にパコパコしまくりだというのに。
「って、ちょっと待って!? そ、それ、僕でいいんですか!?」
なんかさらりと言われたけど。
結構な爆弾発言だったのでは!?
「あぁ? 星野だからいいんだよ。お前なら、俺の童貞を捧げてもいい。そう思ったから告ったんだ」
いや、あれは告白というよりは指名と言うか、ただの事実の通告といった感じだったけど。
僕はますますドキドキして、おちんちんが完全に勃起した。
正直おちんちんのサイズも男らしくない僕だけど、それでもズボンが窮屈になり、ムズムズして切なくなる。
「ど、どうして、そう思ったんでしょうか……」
「言わせんのかよ」
ギロリと睨まれる。
いつもの僕ならこの瞬間に白旗だけど。
「出来れば、知りたいなと……」
恐怖よりドキドキが勝り、つい踏み込んでしまった。
鬼塚君は苛立たし気に舌打ちを鳴らす。
ど、どうしよう!
嫌われちゃった!?
早速僕は後悔するけど。
「わかんねぇよ。気付いたら、なんかいいなって思ってた……」
向こうを向いてぼそりと言われ、パンツの中でちんちんが跳ねた。
なにそれ!
超うれしい!
それに、照れながらそんな事を言う鬼塚君は物凄く可愛い。
「その内星野でシコるようになって……。我慢出来なくなった。だから告った」
「ぼ、僕でシコってたの!? ――むぎゅっ」
鬼塚君の大きな手が、モチモチの僕のほっぺごと顔面をムギュッと掴む。
「バカ! 声がでけぇよ!」
「ほ、ほへんははい……」
でも嬉しい。
すごく嬉しい。
だって学校のアイドルの、イケメンの鬼塚君にズリネタにされていたんだから。
地味で冴えないチビ助の僕に魅力を感じて欲情してくれたんだから。
僕の知らない所で鬼塚君が僕の事を想像し、おちんちんを勃起させていたと思うと、必死になっておちんちんをシュッシュして、その果てに射精していたのだと思うと。
嬉しいし、すごく興奮してエッチな気分になる。
それだけで僕のおちんちんは痛いくらいに張り詰めて、油断するとパンツの中にお漏らししてしまいそうだ。
「くそ。星野が変な事言うからムラムラしてきただろ」
苛立たし気に言うと、鬼塚君がズボンの前に手を伸ばし、苛立ちを鎮めるようにニギニギした。
ズボンの上からでもはっきりわかるくらい、鬼塚君は勃起して、大きなテントを張っている。
鬼塚君が巨根である事は風の噂に聞いていた。
でも、これ程だとは思わなかった。
これがこの後僕の中に入ると思うと怖いくらいだ。
というか、こんなに大きなものが僕の中に入るのだろうか?
全然入る気がしないのだけど、入らないと困る。
鬼塚君をガッカリさせるし、嫌われるかもしれない。
あぁ! こんな事になるとわかっていたらお尻の練習をしていたのに!
そんなバカな事すら考えてしまう。
ていうか僕も前を触りたい。
鬼塚君と一緒に帰ってエッチな話をしているせいで、僕は物凄くムラムラしていた。
これから二人で処女と童貞を捧げ合うのだと思うと猶更だ。
でも出来ない。
そんな恥ずかしい事、とても無理だ。
鬼塚君の前でそんな事をするのははしたないし、恥ずかしいし、嫌われそうで怖い。
どんな些細な事でも、嫌われそうな気がして怖い。
あぁ! でも! めっちゃムラムラするぅ!
おちんちん! 物凄くイライラする!
ムラムラとイライラとソワソワで、僕のおちんちんは発情した犬みたいにパンツの中で跳ね回っている。
幸か不幸か、小さいからあまり目立ちはしなかったけど。
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唐突に僕は悲鳴をあげた。
鬼塚君の大きな手が僕のお尻を鷲掴みにしたからだ。
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