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夢の国の奇妙な冒険
黒猫亭の日常
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「ハル、お前、何歳だっけ」
黒猫亭でお昼を食べていると――脱皮したてで殻が柔らかくなった大きな蟹の揚げ物が丸まる入ったシーフードカレーと黒っぽいラッシーみたいなヨーグルト酒――女店主のイザベラ=オーキットが僕に言った。
イザベラは僕の親くらいの年頃の見た目で――女の人の年齢なんか知らないけど――赤毛の褐色、ちょっと眼つきが怖い女盗賊のお頭みたいな雰囲気の人だ。大雑把な所があるけど面倒見がよくて料理が趣味。厨房に立ってる事が多くて、今食べてる料理も彼女のお手製。勿論美味しくて、僕が黒猫亭に居付いている理由の一つでもある。
「……十八ですね」
「そうだったっけ?」
「十六歳でしょ。サバ読まないの」
ウェイトレスのキッシュ=エラがそう言って通り過ぎた。
二十代と十代の間くらいの見た目で、明るい茶髪をポニーテールにしている。この店の看板娘の一人で――女の人はみんな看板娘だ――面倒見の良い明るい性格――冒険者の店で働いてる人は大体そう。舞台女優を目指してるとかで、よく店のステージに立って歌ったり踊ったりしている――それなりの規模の冒険者の店には娯楽用のステージがあって夜になると色々と出し物をやっている。
なんで言っちゃうかなって目でキッシュを見送るとイザベラに視線を戻す。僕達の――黒猫亭の従業員と冒険者達――お母さん的存在は、なんでそんなしょうもない嘘ついたんだ? って少し呆れた感じで僕を見ている。
「若いと舐められる事が多いので、これからはそういう設定でやっていこうかなって」
十代の冒険者なんか珍しくないけど、大体は駆けだしだ――二年生の僕も駆け出しではあるんだけど。冒険者は体育会系のノリの人が多いし、僕はただでさえ童顔なので子供扱いを受ける事が多い。
仲良くなった相手なら別にいいけど、知らない人にまで青二才扱いをされるのは面白くないから――粒ぞろいの冒険者が集まる黒猫亭でも僕はそれなりの実力のポジションにいるわけだし――十八歳という事にしてみようかとたった今思い立った――思い付きって大体そんなものじゃない?
本当は二十一くらいがいいんだけど、僕の身長と容姿じゃちょっと説得力に欠けるから十八歳で妥協してみた。
僕は程々に真剣だったけど、イザベラは吹き出して豪快に笑った。
笑う事ないじゃないですかって気持ちを視線に込めて僕は少し拗ねて見せる。
「悪い悪い。まぁ、ハルの見た目じゃそうなるよな。いっそ髭でも生やしてみたらどうだ?」
「生えないんですよ」
そうだろうなって顔でイザベラがまた笑いそうになるけど、僕がさらに拗ねそうな気配を見せたので口元を手で抑える。くっくっくという忍び笑いが洩れていたけど。
「で、どんな仕事ですか」
イザベラが本題を忘れてそうなので僕の方から尋ねた。
こんな風にイザベラが声をかける時は大抵仕事の指名だ。冒険者の店の壁は掲示板になっていて、誰でも受けられる内容の依頼書、手配書、お店の宣伝や広告、新聞や伝言板なんかが掲げてある。
冒険者の店に寄せられる依頼の中には特別な条件があったり信頼のある常連でないと任せられないような性質の物もあって、そういう時はイザベラや店の人の方からこんな風に声をかけてくる。
この店の常連の中ではほどほどに優等生で通っている僕なので、冒険者二年生の新人――残念だけど、まだギリギリその部類――だけど、ご指名を貰う事は多い。
でも、年齢を確認されるような依頼ってどんな仕事だろう。学校に潜入とかだろうか。学生だっておじさんみたいな老け顔の人もいるし、別に僕でなくてもいいと思うけど。
「夢遊機《ドリームメーカー》って知ってるか」
仕事モードの真剣さでイザベラが切り出す。
「遊んだ事ありますよ。僕も一つ持ってます」
若いねぇ~、って生暖かい目をされたけど、僕が若いのは事実だし、一々突っ込んでいたら話が進まないので気にしない事にする――実際、そこまで本気で気にしているわけじゃないし。
剣と魔法のファンタジー世界と侮るなかれ、この世界にはなんとゲーム機があった――女神さまはオタクっぽいから、そういうのが成立する世界をデザインしたんだろうけど。
それが夢遊機だ。魔術仕掛けの魔導具で、本体と夢水晶、導入機《エスコーター》の三つからなる。本体となる夢遊機はゲーム機本体みたいなもので、地球と同じく何種類か流通している。
夢水晶は特別な物を除いて大体共通規格で、接続部分のある長い水晶みたいな見た目。こちらはゲームソフトの役割を持っていて、デザインされた夢が入っている。
導入機はコントローラーで、ファンタジー素材で作ったVRゴーグルみたいなヘッドセット。だけどVRゴーグルみたいに映像を見せる為の物じゃなくて、装着者を眠らせて夢の世界に導く為の役割を持っている――だから導入機。
朝倉春だった頃はどこにでもいるような普通の男子高校生だった――と思うけど――僕だ。ゲームだって人並みに遊んでいた。けど、夢遊機を買ったのは遊ぶ為というよりも――純粋に遊ぶことも勿論あるけど――仕事の為。
女神さまからチート能力――多分色んな才能詰め合わせセットみたいなものだと思う――を貰った僕だけど、鍛えないと宝の持ち腐れだ。冒険者はいろんな場所で色んな相手と戦う事が多いけど、ぶっつけ本番だと心元ないから、お金に余裕が出来た段階で夢遊機を買って戦闘シミュレーターみたいな感じで使っていた。
効果はかなりあったと思う。そうは言っても実戦じゃないと学べない事も多いし、ある程度実力がついてからはそんなに使わなくなったけど。
「そいつは好都合だ。依頼人はとある夢水晶の開発会社なんだが、最近発売した夢水晶で遊んだ客の一部が夢から覚めないんだそうだ。原因は不明。問題の夢水晶はすぐに回収したそうだが、そこそこの被害が出てる。問題の夢水晶の世界に入って原因の調査、出来たら解決して欲しいって依頼だ」
危険じゃないですか? なんて馬鹿みたいな事は聞かない。危険だから冒険者を頼っているのだ。
「年齢制限でもあるんですか?」
「鋭いな」
イザベラが感心する。
「夢から戻れなくなった連中はみんな、十六歳以下の子供だそうだ」
黒猫亭でお昼を食べていると――脱皮したてで殻が柔らかくなった大きな蟹の揚げ物が丸まる入ったシーフードカレーと黒っぽいラッシーみたいなヨーグルト酒――女店主のイザベラ=オーキットが僕に言った。
イザベラは僕の親くらいの年頃の見た目で――女の人の年齢なんか知らないけど――赤毛の褐色、ちょっと眼つきが怖い女盗賊のお頭みたいな雰囲気の人だ。大雑把な所があるけど面倒見がよくて料理が趣味。厨房に立ってる事が多くて、今食べてる料理も彼女のお手製。勿論美味しくて、僕が黒猫亭に居付いている理由の一つでもある。
「……十八ですね」
「そうだったっけ?」
「十六歳でしょ。サバ読まないの」
ウェイトレスのキッシュ=エラがそう言って通り過ぎた。
二十代と十代の間くらいの見た目で、明るい茶髪をポニーテールにしている。この店の看板娘の一人で――女の人はみんな看板娘だ――面倒見の良い明るい性格――冒険者の店で働いてる人は大体そう。舞台女優を目指してるとかで、よく店のステージに立って歌ったり踊ったりしている――それなりの規模の冒険者の店には娯楽用のステージがあって夜になると色々と出し物をやっている。
なんで言っちゃうかなって目でキッシュを見送るとイザベラに視線を戻す。僕達の――黒猫亭の従業員と冒険者達――お母さん的存在は、なんでそんなしょうもない嘘ついたんだ? って少し呆れた感じで僕を見ている。
「若いと舐められる事が多いので、これからはそういう設定でやっていこうかなって」
十代の冒険者なんか珍しくないけど、大体は駆けだしだ――二年生の僕も駆け出しではあるんだけど。冒険者は体育会系のノリの人が多いし、僕はただでさえ童顔なので子供扱いを受ける事が多い。
仲良くなった相手なら別にいいけど、知らない人にまで青二才扱いをされるのは面白くないから――粒ぞろいの冒険者が集まる黒猫亭でも僕はそれなりの実力のポジションにいるわけだし――十八歳という事にしてみようかとたった今思い立った――思い付きって大体そんなものじゃない?
本当は二十一くらいがいいんだけど、僕の身長と容姿じゃちょっと説得力に欠けるから十八歳で妥協してみた。
僕は程々に真剣だったけど、イザベラは吹き出して豪快に笑った。
笑う事ないじゃないですかって気持ちを視線に込めて僕は少し拗ねて見せる。
「悪い悪い。まぁ、ハルの見た目じゃそうなるよな。いっそ髭でも生やしてみたらどうだ?」
「生えないんですよ」
そうだろうなって顔でイザベラがまた笑いそうになるけど、僕がさらに拗ねそうな気配を見せたので口元を手で抑える。くっくっくという忍び笑いが洩れていたけど。
「で、どんな仕事ですか」
イザベラが本題を忘れてそうなので僕の方から尋ねた。
こんな風にイザベラが声をかける時は大抵仕事の指名だ。冒険者の店の壁は掲示板になっていて、誰でも受けられる内容の依頼書、手配書、お店の宣伝や広告、新聞や伝言板なんかが掲げてある。
冒険者の店に寄せられる依頼の中には特別な条件があったり信頼のある常連でないと任せられないような性質の物もあって、そういう時はイザベラや店の人の方からこんな風に声をかけてくる。
この店の常連の中ではほどほどに優等生で通っている僕なので、冒険者二年生の新人――残念だけど、まだギリギリその部類――だけど、ご指名を貰う事は多い。
でも、年齢を確認されるような依頼ってどんな仕事だろう。学校に潜入とかだろうか。学生だっておじさんみたいな老け顔の人もいるし、別に僕でなくてもいいと思うけど。
「夢遊機《ドリームメーカー》って知ってるか」
仕事モードの真剣さでイザベラが切り出す。
「遊んだ事ありますよ。僕も一つ持ってます」
若いねぇ~、って生暖かい目をされたけど、僕が若いのは事実だし、一々突っ込んでいたら話が進まないので気にしない事にする――実際、そこまで本気で気にしているわけじゃないし。
剣と魔法のファンタジー世界と侮るなかれ、この世界にはなんとゲーム機があった――女神さまはオタクっぽいから、そういうのが成立する世界をデザインしたんだろうけど。
それが夢遊機だ。魔術仕掛けの魔導具で、本体と夢水晶、導入機《エスコーター》の三つからなる。本体となる夢遊機はゲーム機本体みたいなもので、地球と同じく何種類か流通している。
夢水晶は特別な物を除いて大体共通規格で、接続部分のある長い水晶みたいな見た目。こちらはゲームソフトの役割を持っていて、デザインされた夢が入っている。
導入機はコントローラーで、ファンタジー素材で作ったVRゴーグルみたいなヘッドセット。だけどVRゴーグルみたいに映像を見せる為の物じゃなくて、装着者を眠らせて夢の世界に導く為の役割を持っている――だから導入機。
朝倉春だった頃はどこにでもいるような普通の男子高校生だった――と思うけど――僕だ。ゲームだって人並みに遊んでいた。けど、夢遊機を買ったのは遊ぶ為というよりも――純粋に遊ぶことも勿論あるけど――仕事の為。
女神さまからチート能力――多分色んな才能詰め合わせセットみたいなものだと思う――を貰った僕だけど、鍛えないと宝の持ち腐れだ。冒険者はいろんな場所で色んな相手と戦う事が多いけど、ぶっつけ本番だと心元ないから、お金に余裕が出来た段階で夢遊機を買って戦闘シミュレーターみたいな感じで使っていた。
効果はかなりあったと思う。そうは言っても実戦じゃないと学べない事も多いし、ある程度実力がついてからはそんなに使わなくなったけど。
「そいつは好都合だ。依頼人はとある夢水晶の開発会社なんだが、最近発売した夢水晶で遊んだ客の一部が夢から覚めないんだそうだ。原因は不明。問題の夢水晶はすぐに回収したそうだが、そこそこの被害が出てる。問題の夢水晶の世界に入って原因の調査、出来たら解決して欲しいって依頼だ」
危険じゃないですか? なんて馬鹿みたいな事は聞かない。危険だから冒険者を頼っているのだ。
「年齢制限でもあるんですか?」
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イザベラが感心する。
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