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噛みたい理由
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うう、噛みたい。
舌で転がすように、胸の突起物を刺激しながらそんなことを考えていた。もう片方の突起物は爪でひっかいたり、ときにはつまんでくりくりともてあそぶ。自分の下にいる女の子は甘い声を必死に抑えようと下唇を噛んでいるが時折艶めかしい声が漏れ出ている。
もう一方の手をそっと下腹部へと持っていく。目指すべき場所は第三の突起物、さわさわと湿った毛を探索する。程なく発見した突起物を優しく、あくまで優しく指で弄くる。触れる度にびくびくと体が反応するのがわかる。
快楽を逃がすためか、はたまた耐えきれなくなったのか顎が上がり首筋があらわになる。ぴんと張り詰めた首筋、噛みたい。めちゃくちゃ噛みたい。駄目かな。怒られるかな。甘噛みだったら許してくれるかな。
下腹部にある突起物への刺激を続けながら顔を近づけるとキスと勘違いしたのか女の子がそっと目をつぶった。やばい。やばい。絶好のチャンスが到来してしまった。私だって我慢出来ないのだ。冷静に狙いを定める。左の首筋、私から見て右側の首筋。舌で舐め回し唾液で汚す。そしてゆっくりと歯を当てた。
歯は徐々に皮膚を押し込んでゆく。厚さを感じる。じっくりとじっくりと歯を押し込んでゆく。これ以上は進まない。そんな場所に到達しても歯を残し続ける。
女の子からくぐもった声が聞こえた。どうやら痛みが限界に来たらしい。首筋を歯から解放するとくっきりと形が残っている。首筋に出来た歯形を舌で丁寧に舐める。でこぼことした感触に満足すると女の子にキスをした。
じゃあ私は満足したしそろそろ果ててもらおう。舌で女の子の口腔内を舐め回しながら下腹部の突起物への刺激を強くする。指先でくりくりともてあそび時折ぎゅっとつまむと腰が浮く。これを何度か繰り返す。もうそろそろ限界だろう。キスをやめ耳元でささやく。
「イっていいよ」
女の子は涙目でうなずきなが私にしがみついてきた。ぎゅっとつまむと短い嬌声ののち全身がびくびくと震えた。
向かい合うように布団に包まる。歯形をぼんやり眺めながら何故噛みたいのかを考えていた。
「痛かった」
そのつぶやきに対して間髪入れずに謝っていた。謝るくらいならしなければ良いのに、それはわかってはいるが無性に噛みたくて仕方なかったのだ。
「安心して私はあなたのだから」
冷静に言い放たれた言葉の意味を理解して顔が熱くなる。そうか印をつけたかったのか。私のだと主張したかったのか。
自覚すると恥ずかしくなってきた。
「かーわいー」
からかうように飛んできた言葉に胸を打ち抜かれてしまう。ちくしょう。なんてこった。
ぎゅっと抱き寄せる。
「大好き」
こくりと頷きが一つ帰ってきた。うーん。もう一回した言っていったら怒るかな?
舌で転がすように、胸の突起物を刺激しながらそんなことを考えていた。もう片方の突起物は爪でひっかいたり、ときにはつまんでくりくりともてあそぶ。自分の下にいる女の子は甘い声を必死に抑えようと下唇を噛んでいるが時折艶めかしい声が漏れ出ている。
もう一方の手をそっと下腹部へと持っていく。目指すべき場所は第三の突起物、さわさわと湿った毛を探索する。程なく発見した突起物を優しく、あくまで優しく指で弄くる。触れる度にびくびくと体が反応するのがわかる。
快楽を逃がすためか、はたまた耐えきれなくなったのか顎が上がり首筋があらわになる。ぴんと張り詰めた首筋、噛みたい。めちゃくちゃ噛みたい。駄目かな。怒られるかな。甘噛みだったら許してくれるかな。
下腹部にある突起物への刺激を続けながら顔を近づけるとキスと勘違いしたのか女の子がそっと目をつぶった。やばい。やばい。絶好のチャンスが到来してしまった。私だって我慢出来ないのだ。冷静に狙いを定める。左の首筋、私から見て右側の首筋。舌で舐め回し唾液で汚す。そしてゆっくりと歯を当てた。
歯は徐々に皮膚を押し込んでゆく。厚さを感じる。じっくりとじっくりと歯を押し込んでゆく。これ以上は進まない。そんな場所に到達しても歯を残し続ける。
女の子からくぐもった声が聞こえた。どうやら痛みが限界に来たらしい。首筋を歯から解放するとくっきりと形が残っている。首筋に出来た歯形を舌で丁寧に舐める。でこぼことした感触に満足すると女の子にキスをした。
じゃあ私は満足したしそろそろ果ててもらおう。舌で女の子の口腔内を舐め回しながら下腹部の突起物への刺激を強くする。指先でくりくりともてあそび時折ぎゅっとつまむと腰が浮く。これを何度か繰り返す。もうそろそろ限界だろう。キスをやめ耳元でささやく。
「イっていいよ」
女の子は涙目でうなずきなが私にしがみついてきた。ぎゅっとつまむと短い嬌声ののち全身がびくびくと震えた。
向かい合うように布団に包まる。歯形をぼんやり眺めながら何故噛みたいのかを考えていた。
「痛かった」
そのつぶやきに対して間髪入れずに謝っていた。謝るくらいならしなければ良いのに、それはわかってはいるが無性に噛みたくて仕方なかったのだ。
「安心して私はあなたのだから」
冷静に言い放たれた言葉の意味を理解して顔が熱くなる。そうか印をつけたかったのか。私のだと主張したかったのか。
自覚すると恥ずかしくなってきた。
「かーわいー」
からかうように飛んできた言葉に胸を打ち抜かれてしまう。ちくしょう。なんてこった。
ぎゅっと抱き寄せる。
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