異世界は流されるままに

椎井瑛弥

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第7章:新春、急展開

第31話:断れない謝礼もある

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 ここしばらく、ダンカン子爵であるローランドは困っています。領地が豊かになったからです。おかしな言い方ですが、それは事実です。
 元々ダンカン男爵領はダンジョンがあるので知名度が高く、領地は狭いながらも経済的には潤っていました。ダンジョンには冒険者が集まるからです。
 彼らは一攫千金を狙ってダンジョンに潜ります。装備を調え、消耗品や食料品を購入します。ダンジョンから戻れば、酒場で疲れを癒してから宿屋に泊まります。冒険者が多ければ多いほど潤うのは当然です。ところが数年前から景気が悪くなり始めました。盗賊団が現れたからです。
 一昨年の終わりから昨年の春先まで、北にあるアシュトン子爵領で大規模な盗賊団による被害が出ていたせいで、北部地域全体に人が来なくなっていました。もちろん、アシュトン子爵領が一番迷惑していたわけですが、このダンカン子爵領にも少なからず影響が出ていました。
 たとえば、このクラストンはダンジョン都市としては小さいほうです。ダンジョンは突然現れるので、発見し次第とりあえず周囲を囲う突貫工事によって町が作られることが多いからです。面積が狭く、家屋が少なくなりがちで、そうすると定住者が少なくなるのです。
 デューラント王国の多くの領地では、町は商工業、村は農業と分かれています。町に住むのは、職人や冒険者を相手に商売をする者やその家族が中心です。冒険者が減れば宿屋は空室が増え、酒場は客が減ります。そうなると、酒場に酒や食材を卸す商店の仕事が減ります。他の町から商品を売りにくる商人も経ります。結果として、町とその周辺全体で活気がなくなってしまいます。
 冒険者で成り立っているダンジョン都市は、冒険者が減りすぎれば町全体で商売が成り立たなくなります。そして、景気が悪い町に冒険者は留まってくれないという悪循環に陥ります。そこまでは悪化していなかったものの、他のダンジョンに人が流れていました。それが変わったのは去年の春に盗賊団が討伐されたからです。
 レイたちが盗賊団を倒してから北部に来る冒険者が増えました。ところが、急増した冒険者と商人に町が対応しきれなくなっていたのです。安い宿屋は満室で入れない場合があります。レイたちのように長期で滞在したいと考えているパーティーもいましたが、そもそも町が小さくて借家が少ないので、借りたくても借りられないという状態になっていました。そこで領主のローランドがレイに何か自分にできることはないかと尋ねたとき、レイは町を広げてもらえないかと言いました。
 町の西部には領主邸があるので、南北と東に広がりました。家だけでなく、商店や宿屋や酒場も増えました。その結果として、人が増えて活気が戻ったのです。
 もともと、クラストンはポテンシャルの高い町でした。しかし、歴代領主があまり投資をしなかったため、窮屈な町になっていました。ダンジョンがあるなら自然と人が集まるだろうと考えていたからです。
 このように、町が豊かになったのに領主であるローランドが浮かない顔をしているのは、一番の功労者をどう遇すればいいかがわからないからです。もちろんレイのことです。
 ローランドはレイにこれまで何度も礼をしていますが、どう考えても、与えたものと与えられたものが釣り合っていないと感じていました。
 貴族が礼として何かを与えるとすれば、お金と名誉と美女でしょう。お金が欲しい、有名になりたい、美女を抱きたい。男性の冒険者なら多かれ少なかれそのようなことを考えるものです。女性なら地位も金もある男性、できれば貴族と結婚したい。美形ならなおよし。そのように考えることが多いはずです。
 しかし、金銭よりもやり甲斐を重視するタイプは厄介です。給料が高くてもやり甲斐のない仕事をするより、給料はほどほどでもやり甲斐のある仕事がしたい。貴族にはそれがもう一つ理解できない考え方です。ローランドもそうです。
 普通の貴族なら、今より上の爵位、さらに広い領地、そしてもっと多くの税収。貴族は即物的にならざるをえないのです。それは自分のためでもありますが、領民のためでもあるのです。領民を富ませてこそ、領主は敬意を払われるからです。
 ローランドはレイに土地と家を与えました。レイはそこを使ってかなり儲けています。そうなると、残るは美女しかありませんが、レイの周りには美女と美少女がすでに何人もいます。ローランドには今年成人した娘のシェリルがいます。親の贔屓目で見なくても将来は美人になると彼は思っていますが、レイは興味を示していません。そうなると、ローランドには残された手段は一つしかありません。

 ◆◆◆

「レイ、代官をしてほしい」

 ローランドはいきなりテーブルに両手をついたかと思うと、レイに向かって頭を下げました。あまりの勢いに、ゴツンという鈍い音がしましたが、ローランドは頭を上げません。

「頭を上げてください。それよりも、代官といっても、空きがないのでは?」

 レイもクラストン暮らしが長くなりました。当然ですが、この領地についての情報が耳に入ってくるようになります。
 代官は領主から騎士号をもらい、領主代行としてそれぞれの町や村の管理運営を行う立場です。ある程度の自由があり、取り立てた税を領主に納めれば、あとは自由に使うことができます。もちろん、設備投資や救荒対策の資金もそこから出す必要がありますので、あまり好き勝手はできません。

「いや、ある。新しい町を作ることになっている」
「新しい町?」

 ローランドは地図を広げました。大まかですが、国内の領地の位置関係、町の配置、そして山や川、森などが描かれています。そこの一点を指しました。

「クラストンは領都だが、領地の東端にある。それは、東に広げすぎると、ジンマのエルフたちを刺激すると考えていたからだ」
「なるほど。今なら大丈夫だということですね」
「そうだ。クラストンとエルフの森との中間点にグリーンヴィルという町を作る。そこならジンマとの交易も楽になるはずだ。うまくいけば他にも町を作りたい」

 クラストンからエルフの森の手前まではほぼ二日です。グリーンヴィルはその中間、クラストンから東に一日の距離になります。レイたちがグレーターパンダ狩りをするのは難しくなりますが、他のパーティーが頑張ってくれているので問題ないでしょう。
 最近のレイたちは、他人に任せられることは任せるようにしています。たとえば、グレーターパンダ狩りは他のパーティーに、染め物はジンマからやって来たエルフたちに、というように。エルフたちの面倒を見るという大きな仕事があったのも理由ですが、そろそろのんびりしたかったのです。

「いきなり代官と言われても難しいだろう。娘を補佐にしよう。女の身だが、領地経営に関しては十分な知識を持っている。どうだ?」

 何らかの立場を与えられるかもしれないということはレイの頭の片隅にありました。自分が貢献していることを理解しているからです。しかし、自分たちが冒険者として活動していることをローランドは知っています。せいぜい相談役を頼まれるくらいではないかとレイは考えていましたが、甘かったとレイは反省しました。

「一度話を持ち帰って、みんなと相談してもいいですか?」
「もちろんだ。一日二日でどうこうなる話ではない。ゆっくり話し合ってほしい。だが、できれば色よい返事を期待している」

 結果はなんとなくわかっていますが、レイはこの場では即答はできませんでした。

 ◆◆◆

「それで、どう思う?」

 そう聞くレイに、みんなは「今さら?」という顔をしました。

「いいんじゃない?」
「ええ、いいと思いますよ」

 おそらくそう言われるだろうと思ったレイでしたが、サラとシーヴから帰ってきた返事を聞いて、それ以上聞くのはやめました。

「それなら引き受けるか……」

 決めたら行動が早いのがレイの特徴です。これ以上悩んでも結果が変わらないなら悩みません。頭を切り替えて前に進みます。ただし、何も考えずに進む性格ではないので、一度頭を冷静にするのにみんなの意見が欲しかったのです。

「レイ様、さすかに代官を断るのはローランド様に失礼ですわ。顔に泥を塗る行為ですもの」
「いや、断るつもりはないんだ。ただ、俺でいいのかなと」

 親元を離れて、まだ二年目。まだまだ自分のことを半人前だと思っているレイです。そんな大役が自分に務まるのかと思ってしまうんです。

「ご主人さまが代官なら、素晴らしい町になりそうです」
「ありがとう、ラケル。町の住民からそう言ってもらえるように頑張らないとな。集めにくい場所だろうけど」

 最終的に住民の数がどれくらいになるかはわかりません。エルフの町が近いというのは、今の段階ではメリット以上にデメリットがあります。エルフに対して好感を持てない人がまだ多いからです。
 現在クラストンでは、レイが用意した寮で、およそ三五〇人のエルフが暮らしています。一部は冒険者として町の外で魔物を狩ったりダンジョンに潜ったりしています。力はそれほど強くありませんが、弓と魔法が得意なので、問題なく活動できています。
 他には、レイの工房で染め物をしたりミードを仕込んだりして、敷地の中で働くエルフもいます。町の住民はかなりエルフに対する忌避感がなくなりましたが、それでも町の外から来たばかりの人たちは、いまだに驚く有様です。急に人の考えを変えることは難しいのです。

「まあ、決めたからにはきちんとやる。予定とは大きく違ってきたけどなあ」

 ギルモア男爵領で役人にならず、冒険者として王都に向かうつもりでした。ところが、途中で恋人が何人もできました。家も手に入れました。そして、とうとう代官という職までもらうことになりました。こうなると、この領地に骨をうずめる覚悟が必要になるでしょう。レイはそれが嫌なわけではありませんが、いきなり目の前にレールが敷かれてしまった気がするのです。

「普通は嫌がることではないと思いますわ」
「そうですね。他の人ならなら飛びつくような話のはずですが。旦那様が正式に準貴族になりますので」
「そこが普通でないのがレイさんですねぇ」

 レイは貴族の息子ですが、貴族なのは爵位を持つ本人だけです。レイはあくまで息子でしかありません。ところが、代官になるということは、ローランドから騎士号が与えられ、レイ本人が準貴族になります。ここにいるパーティーメンバーは、レイと結婚すれば準貴族の妻になるということです。

「レイ兄はそういう天邪鬼あまのじゃくなところがある。絶対に一度は断る」
「いや、ノリと勢いで突っ走ると痛い目に遭うから一度冷静になるだけだぞ。お前の姉を見ろ」
「え? 私? 痛い目には遭うけど後悔はしないよ」
「ちょっとはしろよ」

 サラには何も考えずに行動する癖があったので、レイはそのブレーキ役をすることがよくありました。そうすると、自然と自分の行動にもブレーキをかけるようになります。ちなみに、サラがブレーキをかけていたのはレイとの関係だけです。そのことに関しては、アクセルを踏んですらいませんでしたけどね。あ、エンジンすら動いていなかったかもしれません。

「でも~、人がいいから最後には引き受けちゃうんだよね~」
「断りたくて断ってるんじゃないからな?」

 今回の話で引っかかったのは、代官そのものではありませんでした。ローランドの横に座り、一言も話さず、まばたきもせず、ただじっとレイを見ていた少女が、代官補佐になることが決まっているからです。

「代官はまだしもがくっついてくるのがなあ……」
「旦那様、領主の娘を余計者扱いするのはいかがなものかと。私も同感ですが。あのネガティブ娘は」
「だろ? シェリルが好きとか嫌いとかの話じゃないんだけどな」

 シェリルはレイの側にいたいのですが、レイの恋人たちと自分を比べて勝手に気落ちして凹む癖があります。

「ご主人さまは首輪をつけられるのが嫌なのではないのです?」
「それも違うんだよなあ。勤め人が嫌なわけでもないし、一生自由人でいるつもりもないし。それに代官をするならどうせ首輪がはまるだろ? だた、この国ではそれが普通だとしても、俺からすると年齢的にちょっと早いという気はするけど」

 レイが冒険者になって、まだ一年半少々しか経っていません。そんな自分が代官として町を治めるのはどうかと思うのです。

「シェリル様に手は出さないんですかぁ?」
「出すつもりはないし、むしろ出したくないんだけど。面倒が増えるだけだから」

 もう無理なのかもしれませんが、手を出せば必ず引き取らなければなりません。手を出さなくてもいずれ押しかけてくる気がするので、早いか遅いかの違いしかない気もしますが、それでもレイとしては手を出しにい相手です。

「でも前から相談されてたから、ちょうど頃合いだと思うよ?」
「相談って代官の話か?」
「代官だけじゃなくてお礼の話ね、レナードさん経由で。ローランドさんからレイに渡せるお礼がないから、それなら代官をさせるのはどう思うかって。ついでにシェリルを貰ってくれればありがたいけど無茶は言えないって」

 その際にサラとシーヴがレナードに伝えたのは、レイに地位を用意するために無理やり他人を動かすのは最悪最低の愚策だということでした。機嫌を損ねて絶対に引き受けないと。レナードにはその意味がよく理解できました。この家に隣接する土地を譲渡するという書類を見た際、レイはローランドが領主という立場を利用して無理やり立ち退かせたのではないかと、レナードを目で問い詰めたからです。レナードはあの目をしばらく忘れられなかったとサラは聞きました。

「レイだって町作りや商売には興味があるでしょ?」
「そりゃ、父上の相談に乗ってたからな」

 自分の力で一から町を作る。それが大変なことはわかっています。ラノベのようにサクサクと事が運んで、気がつけば町ができて人がいるなんてことはありえません。通信手段も移動手段も限られるこの世界で、どうやって住民を集めるかも問題です。
 ただし、日本にいたら町を作るなど、絶対にできないことだということもわかります。それに、どうせ異世界に来たのなら、日本ではできないことをやろうと、家を出る前に考えていたことを思い出しました。思い出してしまえばレイの行動は早いのです。感情では滅多に動きませんが、理屈で考えて筋が通ればすぐに動くのがレイという男です。ただし、最後の最後は感情で動くんですよね。
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