136 / 190
第7章:新春、急展開
第7話:レイを怒らせるということ
しおりを挟む
「レイ兄、おはよ」
「おはよう」
レイが目を覚ますと、マイが抱きつきました。二人はそのまま唇を重ねます。マイにとってはずっと願っていたこと、そしてレイにとってはそういうこともあるかもしれないと、ほんのわずかですが心の片隅にあったことです。
「シャロンさんは大丈夫?」
「ああやって一〇〇倍のを出したけど、実際に飲ませたのは一〇倍のものだ。そこまで強くなくて、ちょっと強めで長続きするだけだな。それに反応はちゃんとある。でもそろそろ様子を見てくるか」
「ん。私は怒ってないし嫌でもなかった。それにシャロンさんのおかげでこうやってレイ兄に抱かれた。手加減してあげて」
「俺だってシャロンが嫌いなわけじゃないからな。あいつはたまに羽目を外すだけで」
レイは着替えを済ませるとマイとキスをし、それから部屋を出ました。
◆◆◆
マイは着替えるとダイニングに入りました。そこにはレイとシャロンを除く全員が集まっていました。
「おはよ。あとはレイとシャロンかあ」
サラが声をかけた瞬間、マイの顔が引きつりました。
「ど、どしたの?」
「ん。昨日の夜、シャロンさんがレイ兄を怒らせた」
「怒らせたって?」
若干引きながら、サラはマイに話を聞くことにしました。そして、聞き終わると派手に身震いしました。首筋に鳥肌が見えています。
「レイを怒らせるなんて絶対にしたくないよ。ちなみに私はしたことがない。見たことはあるけど」
「そうですね。彼だけは絶対に怒らせてはいけないというのが社内での決まりでした」
「あ、やっぱり会社でもそうだった?」
サラとシーヴの二人は事情を聞いて、派手に鳥肌が立ちました。
「レイ様がそれほど怒りますの?」
ケイトはそう聞きましたが、事情を知らないというのは幸せだと、サラとシーヴは顔を見合わせてうなずき合いました。二人にとって、レイを怒らせることは心臓が凍りつくことと同じ意味になるからです。
「レイは言葉を荒げて怒ることはないんだよね。静かに怒る感じで」
「ええ。たいていのことは笑って済ますことのできる性格ですけど、一度怒れば、たとえ相手が上司でも、汚物でも見るような表情になりますよ。実際に上司が青ざめた顔ですぐに頭を下げたくらいですから」
かつて副課長だったミマリたち女性陣に向かって課長がセクハラ気味の冗談を言いました。それを見たレイは、それを軽くいさめました。直後に課長がその場にいた社員たちに深々と頭を下げました。それから課長は二度とセクハラ発言をしなくなりました。
「レイはタチの悪い冗談だけはホントに嫌いだからね」
「自分は何を言われても怒りませんでしたけどね」
レイだって冗談くらいは口にします。かつてサラの中二病発言に「頭の中身はコンニャクか何かか?」なとと言ったりもしました。それでも、生まれや外見、性別など、本人の努力ではどうにもならないことをネタにして笑うことには我慢できなかったのです。
その場で怒りを表すことはありません。ですが、誰かがそのような冗談を口にするのを聞くと、その人物に対する評価を心の中で最低レベルまで下げ、それ以降は必要以上には関わらない、というのがレイという男でした。つまり、しれっと縁を切るのです。
そのような性格なので、彼は社内で若手を主体にした「セクハラ・パワハラ対策推進委員会」のメンバーに、半ば強引に選ばれることになりました。当然のように四〇代以上の男性社員には煙たがられましたが、被害に遭っていた女性社員からは絶大な支持を得るようになったのです。
そのレイは二〇代後半で海外転勤になりました。課長待遇だったのはもちろん出世コースですが、実は上層部にうるさがられて飛ばされたという面もありました。味方が増えれば敵も増えるということをレイは知っていましたので、何も文句は言いませんでしたが。
なお、レイがアメリカに行っている間、車内で再びセクハラやパワハラが増えた事実はありませんでした。むしろ、レイを飛ばした人事や上層部に批判が集まり、女性陣の目が一層厳しくなったからです。
「想像できないです」
「レイ兄は静かに怒る。特に親しい相手に被害が及ぶと絶対に容赦しない。ボッキボキに心を折る、あるいは砕くくらいに。まるで燃える氷、あるいは凍った炎」
「ラケル、前にマルタが酔っ払いに絡まれたことがあったのを覚えていますか? レイが怒るのはこっちに来てから初めてでした。あれでレイはマルタを気にかけているとわかりましたね。嫌がっている女の子の手首をつかんで無理やりキスをしようという男なら、親しくなくても殴り飛ばしていた可能性もありますが」
マルタにちょっかいをかけていた酔っ払い三人組がいました。レイは一人目と二人目の股間を蹴り潰しています。三人目は腰を抜かして後ずさりしたので、そのまま壁際まで追い詰めました。
「私の心はレイさんに燃やされてしまいましたぁ」
マルタは両手を頬に当ててトロンとした表情になりました。あのとき、シーヴはレイの背中しか見ていませんが、おそらくマルタに話しかけたときは穏やかな笑みを浮かべ、床を這って逃げようとした男を追い詰めたときは汚らわしいものを見るような顔をしていただろうと想像できます。
「ですが、レイ様から冷たい目で見られるとか、ちょっと興味がありますわ」
「見られたいなら止めないけどね。でも、その前にトイレに行っといたほうがいいよ。たぶん漏らすから」
「それほどですの⁉」
「同級生の女子をからかって泣かせたチャラい男子グループがいたんだけどね、股間に染みを作りながらその女子に謝ったよ」
それはレイとサラが中学生のころに実際にあったことです。水泳の授業を体調不良で見学することになったある女子を、男子の一部がからかったのが原因でした。
結果として、男子たちはその女子に泣きながら頭を下げ、その女子も男子たちを許しました。そして次の日からその男子たちはレイのことを兄貴と呼ぶようになりました。
「その男子の一人と高校が同じになったんだけど、風紀委員になってレイみたいなことをしてたよ」
結果よければすべてよし、でしょうか。
「マイもようやく仲間だね」
「お仲間ですぅ」
「ん。よろしく」
「でも、これでシフトのことで悩まずにすみますね」
他のみんなはレイと同じ部屋で寝ていましたが、マイだけはそれがありませんでした。ある意味では最もレイに近く、それでいて最も遠い場所にいるしかなかったのです。
「そうなると、レイたちは遅くなりそうだね」
「朝食は済ませてしまいましょう。二人の分は残しておけばいいでしょう」
シーヴの提案で朝食は二人以外で済ませることにしました。
◆◆◆
「だんなひゃま、もうしわけごりゃいませんれひた。おれがいれすろれ、らくにひてくらひゃい。おれがいひまふ。もうむりれふ、もうむりれふ、もうむりれふ」
レイが【沈黙】を解除すると、シャロンは壊れたロボットのように、同じような言葉をただ繰り返し続けました。その目はうつろで、もう舌が回っていません。
「シャロン。二度と言わないからよく聞いておけ。次にああいうことをしたら本気で怒るからな」
「わかいまひた、わかいまひた、わかいまひたからおれがいひまふ、おれがいひまふ」
レイは部屋に【遮音結界】をかけました。そして、横になってモゾモゾと動いているシャロンの腰をつかむと持ち上げ、尻を突き出させました。
媚薬は【解毒】で消すことができますが、体の火照りまでは消えません。レイはシャロンが白目をむくまで抱き続けました。それから【浄化】をかけてベッドをきれいにして、そして今は部屋で樽風呂に入っています。
「旦那様♡ 最高でした♡」
「懲りてないな」
「いえいえ。旦那様の凍りつくような視線と言葉に、メイドのシャロンは一度死んでしまいました。ここにいるのは生まれ変わった肉奴隷メイドのシャロンです。いつでもどこでもお使いください♡」
シャロンはそう言うと、レイに正面から抱きつきました。
「この樽風呂も久しぶりですね」
「また使うとは思わなかったな」
一階に風呂があるので、もう樽風呂は使っていません。ただし、惰性でいくつかマジックバッグに入れてあります。単にお湯として使えばいいだろうと。
「こうやって旦那様に抱かれていますと、女にしてもらったときのことを思い出します」
「転職したときか。一年も経ってないのに昔のことみたいに思えるな」
「あのときは、本当にどうなるかと思いました」
レイとシャロンは向き合いながら、ケイトとシャロンが合流したころを思い出していました。
「ところで旦那様、このような狭い場所で体を密着させているのに、どうして私と旦那様はつながっていないのですか?」
シャロンはいかにも不自然ですと言わんばかりにレイをにらみました。
「ここで始めたら、朝食がさらに遅くなるけど、それでいいのか?」
「朝食と私と、どちらが大切ですか?」
「比べるものじゃないと思うけどな。でも、そこまで言うなら覚悟はできてるんだよな? さっき目を覚ましたばかりだろ?」
「もちろんです。さあ、どうぞ」
そう言いながら、シャロンは少し腰を浮かせました。しばらくすると、ちゃぷんちゃぷんと水音がたち始めました。
「おはよう」
レイが目を覚ますと、マイが抱きつきました。二人はそのまま唇を重ねます。マイにとってはずっと願っていたこと、そしてレイにとってはそういうこともあるかもしれないと、ほんのわずかですが心の片隅にあったことです。
「シャロンさんは大丈夫?」
「ああやって一〇〇倍のを出したけど、実際に飲ませたのは一〇倍のものだ。そこまで強くなくて、ちょっと強めで長続きするだけだな。それに反応はちゃんとある。でもそろそろ様子を見てくるか」
「ん。私は怒ってないし嫌でもなかった。それにシャロンさんのおかげでこうやってレイ兄に抱かれた。手加減してあげて」
「俺だってシャロンが嫌いなわけじゃないからな。あいつはたまに羽目を外すだけで」
レイは着替えを済ませるとマイとキスをし、それから部屋を出ました。
◆◆◆
マイは着替えるとダイニングに入りました。そこにはレイとシャロンを除く全員が集まっていました。
「おはよ。あとはレイとシャロンかあ」
サラが声をかけた瞬間、マイの顔が引きつりました。
「ど、どしたの?」
「ん。昨日の夜、シャロンさんがレイ兄を怒らせた」
「怒らせたって?」
若干引きながら、サラはマイに話を聞くことにしました。そして、聞き終わると派手に身震いしました。首筋に鳥肌が見えています。
「レイを怒らせるなんて絶対にしたくないよ。ちなみに私はしたことがない。見たことはあるけど」
「そうですね。彼だけは絶対に怒らせてはいけないというのが社内での決まりでした」
「あ、やっぱり会社でもそうだった?」
サラとシーヴの二人は事情を聞いて、派手に鳥肌が立ちました。
「レイ様がそれほど怒りますの?」
ケイトはそう聞きましたが、事情を知らないというのは幸せだと、サラとシーヴは顔を見合わせてうなずき合いました。二人にとって、レイを怒らせることは心臓が凍りつくことと同じ意味になるからです。
「レイは言葉を荒げて怒ることはないんだよね。静かに怒る感じで」
「ええ。たいていのことは笑って済ますことのできる性格ですけど、一度怒れば、たとえ相手が上司でも、汚物でも見るような表情になりますよ。実際に上司が青ざめた顔ですぐに頭を下げたくらいですから」
かつて副課長だったミマリたち女性陣に向かって課長がセクハラ気味の冗談を言いました。それを見たレイは、それを軽くいさめました。直後に課長がその場にいた社員たちに深々と頭を下げました。それから課長は二度とセクハラ発言をしなくなりました。
「レイはタチの悪い冗談だけはホントに嫌いだからね」
「自分は何を言われても怒りませんでしたけどね」
レイだって冗談くらいは口にします。かつてサラの中二病発言に「頭の中身はコンニャクか何かか?」なとと言ったりもしました。それでも、生まれや外見、性別など、本人の努力ではどうにもならないことをネタにして笑うことには我慢できなかったのです。
その場で怒りを表すことはありません。ですが、誰かがそのような冗談を口にするのを聞くと、その人物に対する評価を心の中で最低レベルまで下げ、それ以降は必要以上には関わらない、というのがレイという男でした。つまり、しれっと縁を切るのです。
そのような性格なので、彼は社内で若手を主体にした「セクハラ・パワハラ対策推進委員会」のメンバーに、半ば強引に選ばれることになりました。当然のように四〇代以上の男性社員には煙たがられましたが、被害に遭っていた女性社員からは絶大な支持を得るようになったのです。
そのレイは二〇代後半で海外転勤になりました。課長待遇だったのはもちろん出世コースですが、実は上層部にうるさがられて飛ばされたという面もありました。味方が増えれば敵も増えるということをレイは知っていましたので、何も文句は言いませんでしたが。
なお、レイがアメリカに行っている間、車内で再びセクハラやパワハラが増えた事実はありませんでした。むしろ、レイを飛ばした人事や上層部に批判が集まり、女性陣の目が一層厳しくなったからです。
「想像できないです」
「レイ兄は静かに怒る。特に親しい相手に被害が及ぶと絶対に容赦しない。ボッキボキに心を折る、あるいは砕くくらいに。まるで燃える氷、あるいは凍った炎」
「ラケル、前にマルタが酔っ払いに絡まれたことがあったのを覚えていますか? レイが怒るのはこっちに来てから初めてでした。あれでレイはマルタを気にかけているとわかりましたね。嫌がっている女の子の手首をつかんで無理やりキスをしようという男なら、親しくなくても殴り飛ばしていた可能性もありますが」
マルタにちょっかいをかけていた酔っ払い三人組がいました。レイは一人目と二人目の股間を蹴り潰しています。三人目は腰を抜かして後ずさりしたので、そのまま壁際まで追い詰めました。
「私の心はレイさんに燃やされてしまいましたぁ」
マルタは両手を頬に当ててトロンとした表情になりました。あのとき、シーヴはレイの背中しか見ていませんが、おそらくマルタに話しかけたときは穏やかな笑みを浮かべ、床を這って逃げようとした男を追い詰めたときは汚らわしいものを見るような顔をしていただろうと想像できます。
「ですが、レイ様から冷たい目で見られるとか、ちょっと興味がありますわ」
「見られたいなら止めないけどね。でも、その前にトイレに行っといたほうがいいよ。たぶん漏らすから」
「それほどですの⁉」
「同級生の女子をからかって泣かせたチャラい男子グループがいたんだけどね、股間に染みを作りながらその女子に謝ったよ」
それはレイとサラが中学生のころに実際にあったことです。水泳の授業を体調不良で見学することになったある女子を、男子の一部がからかったのが原因でした。
結果として、男子たちはその女子に泣きながら頭を下げ、その女子も男子たちを許しました。そして次の日からその男子たちはレイのことを兄貴と呼ぶようになりました。
「その男子の一人と高校が同じになったんだけど、風紀委員になってレイみたいなことをしてたよ」
結果よければすべてよし、でしょうか。
「マイもようやく仲間だね」
「お仲間ですぅ」
「ん。よろしく」
「でも、これでシフトのことで悩まずにすみますね」
他のみんなはレイと同じ部屋で寝ていましたが、マイだけはそれがありませんでした。ある意味では最もレイに近く、それでいて最も遠い場所にいるしかなかったのです。
「そうなると、レイたちは遅くなりそうだね」
「朝食は済ませてしまいましょう。二人の分は残しておけばいいでしょう」
シーヴの提案で朝食は二人以外で済ませることにしました。
◆◆◆
「だんなひゃま、もうしわけごりゃいませんれひた。おれがいれすろれ、らくにひてくらひゃい。おれがいひまふ。もうむりれふ、もうむりれふ、もうむりれふ」
レイが【沈黙】を解除すると、シャロンは壊れたロボットのように、同じような言葉をただ繰り返し続けました。その目はうつろで、もう舌が回っていません。
「シャロン。二度と言わないからよく聞いておけ。次にああいうことをしたら本気で怒るからな」
「わかいまひた、わかいまひた、わかいまひたからおれがいひまふ、おれがいひまふ」
レイは部屋に【遮音結界】をかけました。そして、横になってモゾモゾと動いているシャロンの腰をつかむと持ち上げ、尻を突き出させました。
媚薬は【解毒】で消すことができますが、体の火照りまでは消えません。レイはシャロンが白目をむくまで抱き続けました。それから【浄化】をかけてベッドをきれいにして、そして今は部屋で樽風呂に入っています。
「旦那様♡ 最高でした♡」
「懲りてないな」
「いえいえ。旦那様の凍りつくような視線と言葉に、メイドのシャロンは一度死んでしまいました。ここにいるのは生まれ変わった肉奴隷メイドのシャロンです。いつでもどこでもお使いください♡」
シャロンはそう言うと、レイに正面から抱きつきました。
「この樽風呂も久しぶりですね」
「また使うとは思わなかったな」
一階に風呂があるので、もう樽風呂は使っていません。ただし、惰性でいくつかマジックバッグに入れてあります。単にお湯として使えばいいだろうと。
「こうやって旦那様に抱かれていますと、女にしてもらったときのことを思い出します」
「転職したときか。一年も経ってないのに昔のことみたいに思えるな」
「あのときは、本当にどうなるかと思いました」
レイとシャロンは向き合いながら、ケイトとシャロンが合流したころを思い出していました。
「ところで旦那様、このような狭い場所で体を密着させているのに、どうして私と旦那様はつながっていないのですか?」
シャロンはいかにも不自然ですと言わんばかりにレイをにらみました。
「ここで始めたら、朝食がさらに遅くなるけど、それでいいのか?」
「朝食と私と、どちらが大切ですか?」
「比べるものじゃないと思うけどな。でも、そこまで言うなら覚悟はできてるんだよな? さっき目を覚ましたばかりだろ?」
「もちろんです。さあ、どうぞ」
そう言いながら、シャロンは少し腰を浮かせました。しばらくすると、ちゃぷんちゃぷんと水音がたち始めました。
66
お気に入りに追加
542
あなたにおすすめの小説

悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる