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第3章:冬の終わり、山も谷もあってこその人生
第16話:あの人は今(会ったことはない)
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ラケルが『行雲流水』に加わったころ、とある洞窟の入り口では、数人のゴロツキが酒を飲みつつ集まっていました。外からは女性の悲鳴、むしろ断末魔の叫び声も聞こえてきます。
「まあボチボチか」
「女も三人いたしな」
「まあな。しっかしあいつらも壊れかけのお下がりでよく楽しめるよな」
洞窟から少し離れた場所では、新入りたちが彼らの言うところのお下がりを楽しんでいるところです。その悲鳴が聞こえているのです。
「でもそろそろ場所を変えるべきじゃないか? ルイに調べさせたら、かなり警戒されているらしい」
「派手にやりすぎたか」
「ここも準備するのに手間がかかったんだがな」
「またあいつらにさせりゃいい」
「それもそうか」
もうおわかりでしょう。アシュトン子爵領で活動している盗賊団です。彼らは今年に入ってからは、根城をオグデンから南に移動させていました。
根城といっても、町の外で適当に隠れ家にできそうな場所を探すだけです。自分たちが使いづらくては困りますが、簡単に見つけられても困ります。そうなると森の奥、あるいは山の中ということになります。
「それで、やっぱり南か?」
「もう北は無理だろ。南しかない」
彼らも以前は真っ当な冒険者をしていましたが、冒険者というのはけっして楽ではありません。生きるも死ぬも自分次第。ある瞬間に真っ当な道から足を踏み外すこともあります。彼らはそのような落伍者たちの集まりです。
ゴロツキたちから少し離れたところに一人、まだ身なりがきちんとした若者がいました。その手にはワインの瓶が握られています。
(いつまでこんなヤツらとつるまなきゃなんねえんだ……)
去年までは『紅蓮の炎』というパーティーのリーダーをしていたバートです。彼アシュトン子爵の甥孫で、実家はセルデン商会という大商会です。だから実家にいる間は生活にまったく苦労しませんでした。
彼にはジャレッドという名前の兄がいて、現在は父親の跡を継いでセルデン商会の会長をしている……はずでした。
~~~
「兄貴、また少し貸してくれ」
「いくらだ? 私だって自由に使える金はそこまでないぞ」
「大銀貨五枚でいい」
「その大銀貨五枚をいつになったら貯めるんだ?」
バートは冒険者として一人前になる前は、兄からの資金援助をあてにしていました。そしてCランクになってからもせびることがありました。生活費のためです。
Cランクパーティーでリーダーをするくらいなら、それなりに腕に自信はあるはずです。ところが、それで稼げるかといえば必ずしもそうでもないんです。
ギルドのランクは依頼をこなした数とは関係がありません。難しい依頼ばかり完了させれば上がるわけでもありません。毎日こつこつと働くほうが上がりやすいということは知られていますが、実際にそうするのは大変です。特にCランクあたりになると。
Eランクあたりでは「今日も頑張って働いて早くランクを上げよう」というモチベーションが維持できますが、Cランクにもなるとそこそこ効率よく稼げるようになりますので、毎日出かけないことが増え始めます。
さらに〝C止まり〟という言葉もあります。どれだけ頑張ってもCランクから上がらない状態です。そのうちにランク上げをあきらめ、酒場に入り浸ることが増えてしまうんです。
どうしてBランクまで上げたいのでしょうか。それが大きなステータスになるからです。Cランクならいくらでもいます。ところがBランクの人数は一気に減ります。冒険者であるからにはBランクやAランクになってチヤホヤされたいと、上昇志向の強い人ほど思ってしまうんです。
さらに人というのは見栄を張りたがるものです。酒場に行けば周りの酔客に気前よくおごり、それでいい気分になります。ましてや週に何日もそのようなことがあれば貯まる金も貯まりません。バートはその口でした。
「いつまでも貸せると思うな。それと貸しているだけだ。近いうちに必ず返してもらうぞ。これまでで金貨五枚分、忘れるな」
「わかってるよ。じゃあな」
そう言いながらも、バートには返すつもりはありません。商会の金は兄のもの、兄の金は自分のもの。バートにしてみると、そうであるはずで、そうであるべきなんです。この甘い兄にできる限り出してもらおう、そう思い続けていました。
ところが、その兄は思った以上に厳格でした。しばらく経って、性懲りもなくやってきた弟にキッパリと言ったのです。
「バート、前から言っていたとおりだ。そろそろ返せ」
「返せって言われてもいきなりは用意できないに決まってんだろ」
その吐き捨てるような返事を聞いた瞬間、普段温厚なジャレッドもさすがにカチンときました。
「私はお前が酒場の英雄になるために貸していたわけじゃないぞ。これまで何をしていた? 来月中に、とりあえず金貨二枚用意しろ。もし遅れたら二度と貸さんぞ。ここだけでなく、支店に顔を出しても追い出すように言うからな」
「……わかったよ」
渋々うなずいたバートでしたが、金を返せるアテなどありません。そんなものがあれば最初から借りていないでしょう。
そもそも、返すつもりなどこれっぽっちもありませんでした。だから貯金なんてありません。それでも、来月中に金貨二枚をどこかから調達するしかありません。
真面目に働いて返すという発想はバートにはありません。そんなことができるなら、最初から兄を頼りにはしていないでしょう。
短期でそれなりの金額を稼ぐにはどうすればいいかと考え、そして不正に手を出したのが破滅への第一歩でした。
「ラケル、よく聞いてくれ」
「どうしたのです?」
ラケルはパーティーのリーダーであるバートに呼び出されました。
「これは大事なことだ。ラケル、お前は狙われている」
「私がです?」
「そうだ。何者かがお前の跡をつけていた」
そこでバートは声をひそめます。
「それで……少々言いにくいんだが……特殊奴隷として奴隷商にかくまわれてくれないか?」
「奴隷商です?」
主に貴族が厄介な問題に関わってしまった場合、一時的に身を隠すのに特殊奴隷になることがあると、バートはラケルに説明します。
特殊奴隷は普通の奴隷とは違って、売った人にしか買い戻せません。だから第三者に買われる心配はありません。特に自分は領主の親戚だから、絶対に匿ってくれると力説します。
バートは一見すると好青年です。さらには育ちがいいだけに、真剣に話をすればそれなりに説得力があります。
「わかりましたです。バートが言うならしばらく入ります」
「すまない。特殊奴隷にできる期間は三か月しかない。それまでにかならず何者かを突き止めて捕まえてやるからな」
「お願いします」
バートはラケルを奴隷商に連れていきました。そして嘘の事情を説明し、ラケルを売却することで金貨三枚を得ることに成功したのです。
「やればできるじゃないか」
「俺だってその気になればな」
「大切なのはそれを続けることだ」
先月ジャレッドはバートを叱りつけましたが、この弟が嫌いなわけではありません。次男なので多少甘ったれたところはありますが、人を惹きつける魅力を持っていることは認めています。ただし、その魅力を間違った方向に使い始めたことには気づかないままでした。
このようにして兄に金を返したバートですが、そのツケを払わなければならない状態になったのが去年の一二月です。
◆◆◆
「バートさん、賞罰欄に『詐欺』が付いています。申し訳ありませんが、その件について解決するまでは依頼の受付はできません」
バートはギルドの受付で依頼の手続きを断られました。詐欺と聞いて思い出したのはラケルのことです。三か月で特殊奴隷から借金奴隷になります。それまでには迎えにいくと言いました。金を受け取って契約書にもサインもしています。
今のバートには金貨三枚を払う余裕はありません。三枚のうち二枚は兄に渡しました。残る一枚も派手に飲み食いに使ったので、それほど残っていません。
そうはいっても、返さなければ犯罪歴は消えません。消えない限りは冒険者としてギルドを通じて活動することは一切できません。
もう兄から借りることはできません。バートにしてみれば、もはや自分の前には道はなく、断崖絶壁が見下ろせるだけのように思えました。
ところが、神はすべての道を閉ざすほど残酷ではないんです。一本だけ道がありました。それは細い細い一本橋でしたが。
特殊奴隷として売られたラケルは、三か月の期限が過ぎてからは通常の借金奴隷扱いになっています。バートが「詐欺」を消すためには、バート自身が現在の販売額で買い戻さなければなりません。
バートがすべきことは、一刻も早くあの奴隷商に行って、もうしばらく時間をもらえるように頭を下げることです。そうすれば「詐欺」は一時的に消えるはずなので、冒険者ギルドで依頼を受けることができるようになります。元々それなりの実力がありますので、本気になって働けば、それくらいは稼げるはずです。素直に頭を下げることさえできれば。
その後、リーダーが活動できなくなり『紅蓮の炎』は解散しました。バートは町を離れ……その途中で盗賊団と出会います。
腐っても若くしてCランクにまでなったバートです。あっさりと盗賊団のリーダーを殺し、報奨金を受け取った……のではなく、幹部たちに力を認めさせると、そのリーダーに収まったのです。
~~~
「バカ兄貴が返せって言わなきゃこんな苦労しなくても済んだのによ。クソッ。さすがにクリフトンのおっさんに頭は下げられねえしな」
バートからするとクリフトンは大叔父ですが、自分に金をくれるとは思いません。しかも、領内で盗賊をしていることがバレれれば、その場で首を刎ねられるでしょう。そして、まだバートの耳には入っていませんが、彼が盗賊になってからしばらくして、兄のジャレッドがギルド職員を買収したかどで投獄されています。そちらを頼ることもできません。
バートは自分の選択によって、盗賊団のリーダーとして生きていくしかなくなっています。そして、彼が奴隷商に売り払ったラケルが少しずつ近づいていることに、まだ気づいていません。
「まあボチボチか」
「女も三人いたしな」
「まあな。しっかしあいつらも壊れかけのお下がりでよく楽しめるよな」
洞窟から少し離れた場所では、新入りたちが彼らの言うところのお下がりを楽しんでいるところです。その悲鳴が聞こえているのです。
「でもそろそろ場所を変えるべきじゃないか? ルイに調べさせたら、かなり警戒されているらしい」
「派手にやりすぎたか」
「ここも準備するのに手間がかかったんだがな」
「またあいつらにさせりゃいい」
「それもそうか」
もうおわかりでしょう。アシュトン子爵領で活動している盗賊団です。彼らは今年に入ってからは、根城をオグデンから南に移動させていました。
根城といっても、町の外で適当に隠れ家にできそうな場所を探すだけです。自分たちが使いづらくては困りますが、簡単に見つけられても困ります。そうなると森の奥、あるいは山の中ということになります。
「それで、やっぱり南か?」
「もう北は無理だろ。南しかない」
彼らも以前は真っ当な冒険者をしていましたが、冒険者というのはけっして楽ではありません。生きるも死ぬも自分次第。ある瞬間に真っ当な道から足を踏み外すこともあります。彼らはそのような落伍者たちの集まりです。
ゴロツキたちから少し離れたところに一人、まだ身なりがきちんとした若者がいました。その手にはワインの瓶が握られています。
(いつまでこんなヤツらとつるまなきゃなんねえんだ……)
去年までは『紅蓮の炎』というパーティーのリーダーをしていたバートです。彼アシュトン子爵の甥孫で、実家はセルデン商会という大商会です。だから実家にいる間は生活にまったく苦労しませんでした。
彼にはジャレッドという名前の兄がいて、現在は父親の跡を継いでセルデン商会の会長をしている……はずでした。
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「兄貴、また少し貸してくれ」
「いくらだ? 私だって自由に使える金はそこまでないぞ」
「大銀貨五枚でいい」
「その大銀貨五枚をいつになったら貯めるんだ?」
バートは冒険者として一人前になる前は、兄からの資金援助をあてにしていました。そしてCランクになってからもせびることがありました。生活費のためです。
Cランクパーティーでリーダーをするくらいなら、それなりに腕に自信はあるはずです。ところが、それで稼げるかといえば必ずしもそうでもないんです。
ギルドのランクは依頼をこなした数とは関係がありません。難しい依頼ばかり完了させれば上がるわけでもありません。毎日こつこつと働くほうが上がりやすいということは知られていますが、実際にそうするのは大変です。特にCランクあたりになると。
Eランクあたりでは「今日も頑張って働いて早くランクを上げよう」というモチベーションが維持できますが、Cランクにもなるとそこそこ効率よく稼げるようになりますので、毎日出かけないことが増え始めます。
さらに〝C止まり〟という言葉もあります。どれだけ頑張ってもCランクから上がらない状態です。そのうちにランク上げをあきらめ、酒場に入り浸ることが増えてしまうんです。
どうしてBランクまで上げたいのでしょうか。それが大きなステータスになるからです。Cランクならいくらでもいます。ところがBランクの人数は一気に減ります。冒険者であるからにはBランクやAランクになってチヤホヤされたいと、上昇志向の強い人ほど思ってしまうんです。
さらに人というのは見栄を張りたがるものです。酒場に行けば周りの酔客に気前よくおごり、それでいい気分になります。ましてや週に何日もそのようなことがあれば貯まる金も貯まりません。バートはその口でした。
「いつまでも貸せると思うな。それと貸しているだけだ。近いうちに必ず返してもらうぞ。これまでで金貨五枚分、忘れるな」
「わかってるよ。じゃあな」
そう言いながらも、バートには返すつもりはありません。商会の金は兄のもの、兄の金は自分のもの。バートにしてみると、そうであるはずで、そうであるべきなんです。この甘い兄にできる限り出してもらおう、そう思い続けていました。
ところが、その兄は思った以上に厳格でした。しばらく経って、性懲りもなくやってきた弟にキッパリと言ったのです。
「バート、前から言っていたとおりだ。そろそろ返せ」
「返せって言われてもいきなりは用意できないに決まってんだろ」
その吐き捨てるような返事を聞いた瞬間、普段温厚なジャレッドもさすがにカチンときました。
「私はお前が酒場の英雄になるために貸していたわけじゃないぞ。これまで何をしていた? 来月中に、とりあえず金貨二枚用意しろ。もし遅れたら二度と貸さんぞ。ここだけでなく、支店に顔を出しても追い出すように言うからな」
「……わかったよ」
渋々うなずいたバートでしたが、金を返せるアテなどありません。そんなものがあれば最初から借りていないでしょう。
そもそも、返すつもりなどこれっぽっちもありませんでした。だから貯金なんてありません。それでも、来月中に金貨二枚をどこかから調達するしかありません。
真面目に働いて返すという発想はバートにはありません。そんなことができるなら、最初から兄を頼りにはしていないでしょう。
短期でそれなりの金額を稼ぐにはどうすればいいかと考え、そして不正に手を出したのが破滅への第一歩でした。
「ラケル、よく聞いてくれ」
「どうしたのです?」
ラケルはパーティーのリーダーであるバートに呼び出されました。
「これは大事なことだ。ラケル、お前は狙われている」
「私がです?」
「そうだ。何者かがお前の跡をつけていた」
そこでバートは声をひそめます。
「それで……少々言いにくいんだが……特殊奴隷として奴隷商にかくまわれてくれないか?」
「奴隷商です?」
主に貴族が厄介な問題に関わってしまった場合、一時的に身を隠すのに特殊奴隷になることがあると、バートはラケルに説明します。
特殊奴隷は普通の奴隷とは違って、売った人にしか買い戻せません。だから第三者に買われる心配はありません。特に自分は領主の親戚だから、絶対に匿ってくれると力説します。
バートは一見すると好青年です。さらには育ちがいいだけに、真剣に話をすればそれなりに説得力があります。
「わかりましたです。バートが言うならしばらく入ります」
「すまない。特殊奴隷にできる期間は三か月しかない。それまでにかならず何者かを突き止めて捕まえてやるからな」
「お願いします」
バートはラケルを奴隷商に連れていきました。そして嘘の事情を説明し、ラケルを売却することで金貨三枚を得ることに成功したのです。
「やればできるじゃないか」
「俺だってその気になればな」
「大切なのはそれを続けることだ」
先月ジャレッドはバートを叱りつけましたが、この弟が嫌いなわけではありません。次男なので多少甘ったれたところはありますが、人を惹きつける魅力を持っていることは認めています。ただし、その魅力を間違った方向に使い始めたことには気づかないままでした。
このようにして兄に金を返したバートですが、そのツケを払わなければならない状態になったのが去年の一二月です。
◆◆◆
「バートさん、賞罰欄に『詐欺』が付いています。申し訳ありませんが、その件について解決するまでは依頼の受付はできません」
バートはギルドの受付で依頼の手続きを断られました。詐欺と聞いて思い出したのはラケルのことです。三か月で特殊奴隷から借金奴隷になります。それまでには迎えにいくと言いました。金を受け取って契約書にもサインもしています。
今のバートには金貨三枚を払う余裕はありません。三枚のうち二枚は兄に渡しました。残る一枚も派手に飲み食いに使ったので、それほど残っていません。
そうはいっても、返さなければ犯罪歴は消えません。消えない限りは冒険者としてギルドを通じて活動することは一切できません。
もう兄から借りることはできません。バートにしてみれば、もはや自分の前には道はなく、断崖絶壁が見下ろせるだけのように思えました。
ところが、神はすべての道を閉ざすほど残酷ではないんです。一本だけ道がありました。それは細い細い一本橋でしたが。
特殊奴隷として売られたラケルは、三か月の期限が過ぎてからは通常の借金奴隷扱いになっています。バートが「詐欺」を消すためには、バート自身が現在の販売額で買い戻さなければなりません。
バートがすべきことは、一刻も早くあの奴隷商に行って、もうしばらく時間をもらえるように頭を下げることです。そうすれば「詐欺」は一時的に消えるはずなので、冒険者ギルドで依頼を受けることができるようになります。元々それなりの実力がありますので、本気になって働けば、それくらいは稼げるはずです。素直に頭を下げることさえできれば。
その後、リーダーが活動できなくなり『紅蓮の炎』は解散しました。バートは町を離れ……その途中で盗賊団と出会います。
腐っても若くしてCランクにまでなったバートです。あっさりと盗賊団のリーダーを殺し、報奨金を受け取った……のではなく、幹部たちに力を認めさせると、そのリーダーに収まったのです。
~~~
「バカ兄貴が返せって言わなきゃこんな苦労しなくても済んだのによ。クソッ。さすがにクリフトンのおっさんに頭は下げられねえしな」
バートからするとクリフトンは大叔父ですが、自分に金をくれるとは思いません。しかも、領内で盗賊をしていることがバレれれば、その場で首を刎ねられるでしょう。そして、まだバートの耳には入っていませんが、彼が盗賊になってからしばらくして、兄のジャレッドがギルド職員を買収したかどで投獄されています。そちらを頼ることもできません。
バートは自分の選択によって、盗賊団のリーダーとして生きていくしかなくなっています。そして、彼が奴隷商に売り払ったラケルが少しずつ近づいていることに、まだ気づいていません。
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