99 / 273
第八部:なすべきこと
ジゼル
しおりを挟む
このまま抱いてもいいけど、俺はジゼルにいつもの服装をさせたいと思った。あのメイド服を持ってきたことを知ってるからだ。
「ジゼル、いつもメイド服に着替えてくれるか?」
「分かりました。下着はどうしましょうか?」
「なくてもいい」
「はい」
ジゼルは喜んで着替え始めた。これは彼女の戦闘服だからだ。「いつでも遠慮なく私を好きにしてください」という意思表示のための。そして俺は下着はなくてもいいと言った。それならこれから何をするかは誰にでも分かるだろう。
ああ、下着を脱がす楽しみがなくなると思うかもしれないけど、庶民の下着はそれほどワクワクするようなものじゃない。メイドたちが普段着けてるものも紐パンが多いけど、布を切って紐を縫い付けて結ぶだけの簡素な作りだ。上もよく似たものだ。よく体を冷やさないなと心配になるくらいだ。
その下着をチラつかせるわけだけど、下着そのものには惹かれない。下着ってのは単なる布で、興味があるのは中身の方だ。それにシチュエーションが重要だな。どれだけそそる下着でも、着けてベッドで寝てるだけじゃ意味がない。動いてこそだ。
パーティーが終わって数日後だったか、俺は庭掃除を手伝っていた。刈った草をまとめておいたものを手を使わずに【ストレージ】に入れる仕事だ。一見何もしてないように見せるのがポイントだ。ダヴィドが煩いからな。
その時、なぜか庭の掃除中だったメイドたちのスカートが突風で捲れ上がった。マリリン・モンローみたいにだ。でも草は飛び散らなかった。突風が吹いた原因は不明だ。俺がスカートめくりをしたわけじゃない。誰か風属性の魔法使いでもいたんじゃないかと思ったけど、庭にいる者たちは誰も魔法が使えなかった。今でも謎だ。
ただあの時のメイドたちの焦った表情はなかなかグッときた。要するに狙いすぎてもダメってことだ。目の保養がマンネリっていうのもおかしいけど、メイドたちは狙いすぎてる感がある。その中でも一番狙ってたのがジゼルだった。
さて、着替えが終わったか。いずれその胸に似合うエロい下着を用意してやろう。
それにしても……ジゼルとこんなことをすることになるとは、初めて出会った頃は思わなかった。俺からすると若すぎる。背は低くて童顔だ。でも胸は一人前。何から何までアンバランスだった。
彼女のメイド服はローブ・デコルテのように胸元と背中がガバッと開いている。誰が作ったのかは知らないけど、メイド服としては普通じゃないデザインだ。その上に襟の付いたケープのようなものを着用することで、普段は肌が見えないようにしている。でもケープを外せば今のように胸の上半分が見える。しかも今は下着を着けてないから、ポッチの周辺まで見えそうになっていた。
そのメイド服の胸元に指をかけて少し引くと大きな胸がポロンと零れた。リンゴくらいのサイズがある。この年齢でこの胸とは将来が恐ろしい。
「旦那様は大きな胸がお好きですか?」
「大きさにはこだわりはないな。大きくても小さくても胸は胸だ。胸に貴賤はない。強いて言えば、好きになった胸が俺の好きな胸だ」
そもそも嫌いな胸には出会ったことはない。胸は全て尊い。マッターホルンでも高尾山でも。俺に言えるのはそれだけだ。
「では私の胸はいかがですか?」
「俺が好きな胸だ。ジゼル、他の男には触らせるなよ」
「もちろんです」
俺のワガママにジゼルは大きく頷いた。でもその表情には多少の躊躇いがあった。
「どうした? 何か不安があるのか?」
度胸があるように見えても若いからな。いざその時になって怖くなったか?
「いえ、そうではないのですが……。本当に今さらですが、私のような漁村育ちの田舎者が旦那様に抱かれてもよろしいのですか?」
「ホントに今さらだな」
まあ分からなくもない。ベックは王都から見れば海沿いにあるクノー子爵領の中でも一番西だった。もちろん円に近い形の大陸だから、海岸沿いにはいくつも町や村はある。でもあの村より西に道は続いていなかった。領内では行き止まりだ。
その実家を見られて、今さら他のメイドたちと比べてしまったか。できれば言いたくなかったんだろう。でも俺が手を出せばいずれバレるから隠す意味はなかったと思う。若いからかそこまで考えられなかったのかもしれない。
そもそも実家については俺自身がまともな育ちじゃないから気にしない。そのせいもあって生まれで差別されることにはかなり違和感がある。その俺がこの国では一番身分が上というのが皮肉というか何というか。そこが俺が貴族っぽくなれない理由でもあるんだけどな。
おっと、それよりも今は目の前のジゼルだ。
「俺は貴族のいない国から来た。それに育ちもあまり良くはない。そんな俺でも勇者様だ公爵様だと呼ばれてるんだぞ。お前だって異世界に行けばお姫様になれるかもしれないな」
「お姫様である必要はありません。旦那様のお側にいさせてください」
「ああ。育ちも身分もどうでもいい。ずっと側にいたらいい」
俺に抱きついたジゼルをあらためて抱きしめた。
◆◆◆
ふうっ……。事が終わってジゼルと二人、ベッドの上に転がる。
「いかがでしたか?」
俺の顔を見たら分からないか? おそらく充実しきった顔をしてるだろう。
「最高だったな」
「ありがとうございます」
ジゼルの奉仕はなかなかのものだった。まだ若いから技術的には未熟な部分はあるんだろうけど、一生懸命に俺の期待に応えようとしていた。それを見て俺も頑張りすぎた。そして頑張らせすぎた。初めてなのに手加減してやれよって感じだけど、それが止まらなかった。
以前ジゼルから「手と口と胸と前と後ろのどれがお好みですか?」と聞かれた時に「前、胸、口、後ろ、手の順だ」と答えた。この時は適当に言ったけど、まあ順番としてはこんなものだ。ジゼルはそれを忘れずにいて、その順番で俺を楽しませてくれた。
ああ、後ろはまだ未開通だ。いきなり経験させるのはどうかと思ったからな。でも本人が希望したから、帰ってからゆっくりと開発する予定だ。
後ろはミレーヌたちを相手にすでに散々やっている。小柄なリュシエンヌを相手にすると犯罪的な雰囲気がプンプンと漂う。エミリアは腰の肉感と相まって素晴らしいとしか言えない。でも俺は後ろが前よりも良いとか悪いとか、そういうことは考えない。前には前の、後ろには後ろの良さがある。比較するようなもんじゃないな。
それと今さらだけど、この世界には【殺菌】や【浄化】などの魔法もあるから、どこに何を入れても汚くないし病気にもならない。その点じゃ地球よりもずっと衛生的だ。日本じゃAVの影響か気軽に後ろに突っ込もうというヤツもいるらしいけど、かなり難しいからな。挿れる方も挿れられる方も訓練なしじゃさすがに難しい。どうしても余計な力が入るからな。それに病気になりたくなければゴムは必須だぞ。
「ジゼル、いつもメイド服に着替えてくれるか?」
「分かりました。下着はどうしましょうか?」
「なくてもいい」
「はい」
ジゼルは喜んで着替え始めた。これは彼女の戦闘服だからだ。「いつでも遠慮なく私を好きにしてください」という意思表示のための。そして俺は下着はなくてもいいと言った。それならこれから何をするかは誰にでも分かるだろう。
ああ、下着を脱がす楽しみがなくなると思うかもしれないけど、庶民の下着はそれほどワクワクするようなものじゃない。メイドたちが普段着けてるものも紐パンが多いけど、布を切って紐を縫い付けて結ぶだけの簡素な作りだ。上もよく似たものだ。よく体を冷やさないなと心配になるくらいだ。
その下着をチラつかせるわけだけど、下着そのものには惹かれない。下着ってのは単なる布で、興味があるのは中身の方だ。それにシチュエーションが重要だな。どれだけそそる下着でも、着けてベッドで寝てるだけじゃ意味がない。動いてこそだ。
パーティーが終わって数日後だったか、俺は庭掃除を手伝っていた。刈った草をまとめておいたものを手を使わずに【ストレージ】に入れる仕事だ。一見何もしてないように見せるのがポイントだ。ダヴィドが煩いからな。
その時、なぜか庭の掃除中だったメイドたちのスカートが突風で捲れ上がった。マリリン・モンローみたいにだ。でも草は飛び散らなかった。突風が吹いた原因は不明だ。俺がスカートめくりをしたわけじゃない。誰か風属性の魔法使いでもいたんじゃないかと思ったけど、庭にいる者たちは誰も魔法が使えなかった。今でも謎だ。
ただあの時のメイドたちの焦った表情はなかなかグッときた。要するに狙いすぎてもダメってことだ。目の保養がマンネリっていうのもおかしいけど、メイドたちは狙いすぎてる感がある。その中でも一番狙ってたのがジゼルだった。
さて、着替えが終わったか。いずれその胸に似合うエロい下着を用意してやろう。
それにしても……ジゼルとこんなことをすることになるとは、初めて出会った頃は思わなかった。俺からすると若すぎる。背は低くて童顔だ。でも胸は一人前。何から何までアンバランスだった。
彼女のメイド服はローブ・デコルテのように胸元と背中がガバッと開いている。誰が作ったのかは知らないけど、メイド服としては普通じゃないデザインだ。その上に襟の付いたケープのようなものを着用することで、普段は肌が見えないようにしている。でもケープを外せば今のように胸の上半分が見える。しかも今は下着を着けてないから、ポッチの周辺まで見えそうになっていた。
そのメイド服の胸元に指をかけて少し引くと大きな胸がポロンと零れた。リンゴくらいのサイズがある。この年齢でこの胸とは将来が恐ろしい。
「旦那様は大きな胸がお好きですか?」
「大きさにはこだわりはないな。大きくても小さくても胸は胸だ。胸に貴賤はない。強いて言えば、好きになった胸が俺の好きな胸だ」
そもそも嫌いな胸には出会ったことはない。胸は全て尊い。マッターホルンでも高尾山でも。俺に言えるのはそれだけだ。
「では私の胸はいかがですか?」
「俺が好きな胸だ。ジゼル、他の男には触らせるなよ」
「もちろんです」
俺のワガママにジゼルは大きく頷いた。でもその表情には多少の躊躇いがあった。
「どうした? 何か不安があるのか?」
度胸があるように見えても若いからな。いざその時になって怖くなったか?
「いえ、そうではないのですが……。本当に今さらですが、私のような漁村育ちの田舎者が旦那様に抱かれてもよろしいのですか?」
「ホントに今さらだな」
まあ分からなくもない。ベックは王都から見れば海沿いにあるクノー子爵領の中でも一番西だった。もちろん円に近い形の大陸だから、海岸沿いにはいくつも町や村はある。でもあの村より西に道は続いていなかった。領内では行き止まりだ。
その実家を見られて、今さら他のメイドたちと比べてしまったか。できれば言いたくなかったんだろう。でも俺が手を出せばいずれバレるから隠す意味はなかったと思う。若いからかそこまで考えられなかったのかもしれない。
そもそも実家については俺自身がまともな育ちじゃないから気にしない。そのせいもあって生まれで差別されることにはかなり違和感がある。その俺がこの国では一番身分が上というのが皮肉というか何というか。そこが俺が貴族っぽくなれない理由でもあるんだけどな。
おっと、それよりも今は目の前のジゼルだ。
「俺は貴族のいない国から来た。それに育ちもあまり良くはない。そんな俺でも勇者様だ公爵様だと呼ばれてるんだぞ。お前だって異世界に行けばお姫様になれるかもしれないな」
「お姫様である必要はありません。旦那様のお側にいさせてください」
「ああ。育ちも身分もどうでもいい。ずっと側にいたらいい」
俺に抱きついたジゼルをあらためて抱きしめた。
◆◆◆
ふうっ……。事が終わってジゼルと二人、ベッドの上に転がる。
「いかがでしたか?」
俺の顔を見たら分からないか? おそらく充実しきった顔をしてるだろう。
「最高だったな」
「ありがとうございます」
ジゼルの奉仕はなかなかのものだった。まだ若いから技術的には未熟な部分はあるんだろうけど、一生懸命に俺の期待に応えようとしていた。それを見て俺も頑張りすぎた。そして頑張らせすぎた。初めてなのに手加減してやれよって感じだけど、それが止まらなかった。
以前ジゼルから「手と口と胸と前と後ろのどれがお好みですか?」と聞かれた時に「前、胸、口、後ろ、手の順だ」と答えた。この時は適当に言ったけど、まあ順番としてはこんなものだ。ジゼルはそれを忘れずにいて、その順番で俺を楽しませてくれた。
ああ、後ろはまだ未開通だ。いきなり経験させるのはどうかと思ったからな。でも本人が希望したから、帰ってからゆっくりと開発する予定だ。
後ろはミレーヌたちを相手にすでに散々やっている。小柄なリュシエンヌを相手にすると犯罪的な雰囲気がプンプンと漂う。エミリアは腰の肉感と相まって素晴らしいとしか言えない。でも俺は後ろが前よりも良いとか悪いとか、そういうことは考えない。前には前の、後ろには後ろの良さがある。比較するようなもんじゃないな。
それと今さらだけど、この世界には【殺菌】や【浄化】などの魔法もあるから、どこに何を入れても汚くないし病気にもならない。その点じゃ地球よりもずっと衛生的だ。日本じゃAVの影響か気軽に後ろに突っ込もうというヤツもいるらしいけど、かなり難しいからな。挿れる方も挿れられる方も訓練なしじゃさすがに難しい。どうしても余計な力が入るからな。それに病気になりたくなければゴムは必須だぞ。
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる