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第十三部:勇者とダンジョンと魔物(二)
シュザンヌ(二)
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「シュザンヌ、よかったぞ」
「あらためてそう言われますと恥ずかしいですね」
朝になって目を覚ましたシュザンヌは年齢に似合わず恥ずかしがった。初々しいことこの上ない。思わずまた抱きしめて始めそうになった。
「ですが本当にお休みを頂いてもよかったのですか?」
「昨日までは使用人だった。明日からはまた使用人だ。今日だけは使用人じゃない。一日くらいは完全に仕事を離れて恋人として過ごしてもいいだろう」
明日からもまた家政婦長をすることには変わりはないけど、俺と関係を持つことを契約に入れた。今日一日だけは使用人じゃない。だからこそ主人と使用人という関係を離れてただただ甘やかそうと思った。
この国には曜日はあるのに週末という考えはない。『働かざる者食うべからず』を地で行くような社会だ。休めばその分が給料から引かれる。屋敷にいるなら食事は出るけど、給料を実家への仕送りに回すこともあるらしく、そうなると実家が大変だ。
「私のような年増が旦那様の恋人を名乗るのはおこがましいのですが」
「俺がいいと言ってるんだからいい。愛妾じゃ味気ないからな」
抱き寄せてキスをする。年内は仕事を続けてもらう。年明けからは妻になる。だから年内は恋人だろう。
「私は平民の生まれですので、まさかこのように愛していただけるとは思いもよりませんでした」
「生まれは仕方ないだろう。子供は親も家も選べないからなあ」
選べるなら誰だって社会的地位の高くて裕福で、さらに優しくて教養のある両親を選ぶだろう。倍率が高そうだけど。
俺の場合、ああいう母だから好きも嫌いもなかった。ただきちんと世話をしてくれたことは理解していた。父は見たこともなかったからどうでもよかった。でも両親が揃ってたらまた違ったんだろうとは思う。
ただ俺の言葉を聞くと、シュザンヌが目を大きく見開いた。
「お屋敷の披露パーティーの時にも思いましたが、旦那様は下々にまで施しを行うのがお好きなのですか?」
「いや、そういうわけじゃないけど……どう言ったらいいのか……もったいなくないか?」
パーティーの時に馬車のところにいた御者たちに食事を用意した。簡単な食事くらいでかなり感謝されたそうだ。ちょっとした心遣いで人ってのは考えがコロッと変わる。
結局生まれの話にも繋がる。家が王都から遠いとか実家に金がないとかが理由で教育を受けられずに仕事が得られないって悪循環だよな? もし読み書き計算ができてもっといい仕事が得られるなら、もっと屋敷で働く使用人が集めやすいだろう。
結局は教育を受けられないから王都に来ても仕事が得られない。その結果として生活に困って悪事に手を出す。だから居場所がなくなってスラムに溜まってしまう。
つまり少ない人材から読み書き計算が出る者を探し出して使用人にしようとするから大変なんであって、最初の段階でもっと人材が増えれば楽ができるんじゃないかと思っただけだ。
「そのような考え方は珍しいと思います。身分によって受ける教育が違いますので」
「だろうなあ。でも言ってみる価値はあるかもしれない」
教育問題は難しい。金があるかないかで受けられる教育は代わる。日本では頑張ればよりレベルの高い学校に行けたけど、イギリスなんかは親の職業で行ける学校が変わると聞いた。労働者階級かそうでないかで。そう考えると日本はまだマシだったんだろう。そこも社会政策大臣としての俺の仕事かもしれないな。
「それよりも、一度起きて汗を流すか。シュザンヌ、風呂に行くぞ」
「はい。ご一緒いたしたしますが、一つお願いがあります」
シュザンヌが俺の目をじっと見た。
「いいぞ。何でも言え。今日はお前の希望に何でも応える」
最初にそう言ったからな。してほしいことは何でもしようと。
「では……あの……お、おお……」
「おお?」
「お、お姫様抱っこを……」
その言葉を口にした瞬間のシュザンヌの表情を、俺は死ぬまで忘れないだろう。
◆◆◆
「シュ……シュ……シュウ……シュウジ」
「噛みすぎだぞ」
「さ、さすがに呼び捨ては……」
シュザンヌに俺を名前で呼んでみろと言っている。恋人らしくするなら呼び捨てだろう。それで怒ったりはしない。
「さっきは大声で叫んでたのにな。『愛してる、私のシュウジ! 二度と離さない!』って抱きついてたのは誰だ?」
「や、やめてください! あれはその……」
「盛り上がりすぎてつい言っちゃったって感じだったな。でも本心だろ?」
さっき風呂に入った時に例の媚薬を使ってみた。美肌効果があると言ったらぜひにと。それでエミリアたちと同じように二錠続けて飲ませてみたら肌がプルプルになった。元からそれほど荒れてたわけじゃないけどな。美容液を使っていたわけだから。
あえてコメントをするとすれば、エミリアとはまた違った感じで最高の尻だった。エミリアの尻がゼリーのように俺の腰をはね返す腰だとすれば、シュザンヌの尻はつきたての餅のようにピッタリと張り付いて離さないような尻だった。年の違いもあるんだろうけど、俺の手と腰によく馴染んだ。腰を叩きつけた瞬間の音が違うんだよな。あの「パンッ‼」と鳴る尻はほとんど経験がない。それくらいシュザンヌの尻は俺好みだった。
「リュシエンヌ様の言葉ではありませんが、シュウジは意地悪です」
「お、分かってるな。それを口にしたらこうなるぞ。いいのか?」
「えっ? あんっ♡」
シャワーを浴びたばかりなのに、またシャワーを浴びる必要がありそうだ。いや、間違いなくその必要があるだろう。
◆◆◆
「しかしまあ、そろそろ帰らないといけないな」
今日一日散々シュザンヌを恥ずかしがらせた。シュザンヌ自身もそういうのは嫌いじゃなかった。嫌いじゃないけどかなり恥ずかしかったみたいだ。俺の【カメラ】が火を噴きまくった。どれもこれも保存対象だ。
「そうですね。また明日からはお仕事の毎日です」
「でもちゃんと休みを取れよ」
「それはそうなのですが、本当にお休みをいただいてもよろしいのですか?」
「一斉に休まれると困るから交代にな」
来年からは休んでも給料から引かれない有給休暇を設定することにしている。一週間が六日で一か月が五週。それを考えて一か月に五日与える。それとは別に年に一〇日の有給休暇を用意することにした。年間の休日はこれで七〇日になる。これまではほぼゼロだった。
もちろんこれまでも必要があれば休んでいいとみんなに言っていた。休んでも毎月の給料は変えないと。でも不安なんだろうな。休むことはほとんどなかった。
メイドなら毎月中銀貨二枚。ちなみにうちの屋敷では給料を減らすことはないけど、他の場所だと一日休むごとに三〇分の一ずつ引いていくそうだ。だから使用人たちは多少体調が悪くても仕事をする。何日も休むと評価が下がってクビになる場合もあるからだ。
「私が率先して休めばメイドが休みやすくなるということですね?」
「そういうことだ。休むのも仕事だと思ってくれ。上の者が働いているのに下の者が休むのは難しい。休んでいいと言われても気になるからな」
年が明けたら一斉に全員の契約を変更する。俺がメイドたちを抱きたいからとかそういうことじゃなく、もう少し休みを与えるためだ。別に使用人たちを怠けさせたいわけじゃない。無茶をさせたくないだけだ。それに使用人たちにだって欲しいものがあるだろう。買いたいものもあるだろう。でもそのために休みを取って買いにいくということをしない。基本的に出入りの商人に頼んで次の機会に運んできてもらう。自分に必要なものは分かっているからだ。
でも買い物って、実際に買うかどうかは横に置いておいて、何の目的もなくブラブラと歩きながら眺めるだけでも楽しくないか? 俺はネットでポチッと買い物するよりも店に行く方が好きだった。オンラインって味気ないというか何というか。便利は便利なんだけどな。ただ王都の繁華街はわりと物騒だから、サイフをすられたり襲われたりすることもないわけじゃない。うちの紋章の入った馬車を使えばその危険は減るだろうけど、そこまでさせていいものかどうか。単に休みを与えるだけではどうしようもないな。使用人たちができることを増やさないといけない。
「とりあえず年内は家政婦長を頼む。年が明けたら後任はセリアでいいんだな?」
「はい。来年からは妻として側にいます」
「ああ、側にいろ。いつまでもな」
馬車でそれなりにかかる時間を二人して歩く。俺の腕にはシュザンヌの腕が絡みついていた。
「あらためてそう言われますと恥ずかしいですね」
朝になって目を覚ましたシュザンヌは年齢に似合わず恥ずかしがった。初々しいことこの上ない。思わずまた抱きしめて始めそうになった。
「ですが本当にお休みを頂いてもよかったのですか?」
「昨日までは使用人だった。明日からはまた使用人だ。今日だけは使用人じゃない。一日くらいは完全に仕事を離れて恋人として過ごしてもいいだろう」
明日からもまた家政婦長をすることには変わりはないけど、俺と関係を持つことを契約に入れた。今日一日だけは使用人じゃない。だからこそ主人と使用人という関係を離れてただただ甘やかそうと思った。
この国には曜日はあるのに週末という考えはない。『働かざる者食うべからず』を地で行くような社会だ。休めばその分が給料から引かれる。屋敷にいるなら食事は出るけど、給料を実家への仕送りに回すこともあるらしく、そうなると実家が大変だ。
「私のような年増が旦那様の恋人を名乗るのはおこがましいのですが」
「俺がいいと言ってるんだからいい。愛妾じゃ味気ないからな」
抱き寄せてキスをする。年内は仕事を続けてもらう。年明けからは妻になる。だから年内は恋人だろう。
「私は平民の生まれですので、まさかこのように愛していただけるとは思いもよりませんでした」
「生まれは仕方ないだろう。子供は親も家も選べないからなあ」
選べるなら誰だって社会的地位の高くて裕福で、さらに優しくて教養のある両親を選ぶだろう。倍率が高そうだけど。
俺の場合、ああいう母だから好きも嫌いもなかった。ただきちんと世話をしてくれたことは理解していた。父は見たこともなかったからどうでもよかった。でも両親が揃ってたらまた違ったんだろうとは思う。
ただ俺の言葉を聞くと、シュザンヌが目を大きく見開いた。
「お屋敷の披露パーティーの時にも思いましたが、旦那様は下々にまで施しを行うのがお好きなのですか?」
「いや、そういうわけじゃないけど……どう言ったらいいのか……もったいなくないか?」
パーティーの時に馬車のところにいた御者たちに食事を用意した。簡単な食事くらいでかなり感謝されたそうだ。ちょっとした心遣いで人ってのは考えがコロッと変わる。
結局生まれの話にも繋がる。家が王都から遠いとか実家に金がないとかが理由で教育を受けられずに仕事が得られないって悪循環だよな? もし読み書き計算ができてもっといい仕事が得られるなら、もっと屋敷で働く使用人が集めやすいだろう。
結局は教育を受けられないから王都に来ても仕事が得られない。その結果として生活に困って悪事に手を出す。だから居場所がなくなってスラムに溜まってしまう。
つまり少ない人材から読み書き計算が出る者を探し出して使用人にしようとするから大変なんであって、最初の段階でもっと人材が増えれば楽ができるんじゃないかと思っただけだ。
「そのような考え方は珍しいと思います。身分によって受ける教育が違いますので」
「だろうなあ。でも言ってみる価値はあるかもしれない」
教育問題は難しい。金があるかないかで受けられる教育は代わる。日本では頑張ればよりレベルの高い学校に行けたけど、イギリスなんかは親の職業で行ける学校が変わると聞いた。労働者階級かそうでないかで。そう考えると日本はまだマシだったんだろう。そこも社会政策大臣としての俺の仕事かもしれないな。
「それよりも、一度起きて汗を流すか。シュザンヌ、風呂に行くぞ」
「はい。ご一緒いたしたしますが、一つお願いがあります」
シュザンヌが俺の目をじっと見た。
「いいぞ。何でも言え。今日はお前の希望に何でも応える」
最初にそう言ったからな。してほしいことは何でもしようと。
「では……あの……お、おお……」
「おお?」
「お、お姫様抱っこを……」
その言葉を口にした瞬間のシュザンヌの表情を、俺は死ぬまで忘れないだろう。
◆◆◆
「シュ……シュ……シュウ……シュウジ」
「噛みすぎだぞ」
「さ、さすがに呼び捨ては……」
シュザンヌに俺を名前で呼んでみろと言っている。恋人らしくするなら呼び捨てだろう。それで怒ったりはしない。
「さっきは大声で叫んでたのにな。『愛してる、私のシュウジ! 二度と離さない!』って抱きついてたのは誰だ?」
「や、やめてください! あれはその……」
「盛り上がりすぎてつい言っちゃったって感じだったな。でも本心だろ?」
さっき風呂に入った時に例の媚薬を使ってみた。美肌効果があると言ったらぜひにと。それでエミリアたちと同じように二錠続けて飲ませてみたら肌がプルプルになった。元からそれほど荒れてたわけじゃないけどな。美容液を使っていたわけだから。
あえてコメントをするとすれば、エミリアとはまた違った感じで最高の尻だった。エミリアの尻がゼリーのように俺の腰をはね返す腰だとすれば、シュザンヌの尻はつきたての餅のようにピッタリと張り付いて離さないような尻だった。年の違いもあるんだろうけど、俺の手と腰によく馴染んだ。腰を叩きつけた瞬間の音が違うんだよな。あの「パンッ‼」と鳴る尻はほとんど経験がない。それくらいシュザンヌの尻は俺好みだった。
「リュシエンヌ様の言葉ではありませんが、シュウジは意地悪です」
「お、分かってるな。それを口にしたらこうなるぞ。いいのか?」
「えっ? あんっ♡」
シャワーを浴びたばかりなのに、またシャワーを浴びる必要がありそうだ。いや、間違いなくその必要があるだろう。
◆◆◆
「しかしまあ、そろそろ帰らないといけないな」
今日一日散々シュザンヌを恥ずかしがらせた。シュザンヌ自身もそういうのは嫌いじゃなかった。嫌いじゃないけどかなり恥ずかしかったみたいだ。俺の【カメラ】が火を噴きまくった。どれもこれも保存対象だ。
「そうですね。また明日からはお仕事の毎日です」
「でもちゃんと休みを取れよ」
「それはそうなのですが、本当にお休みをいただいてもよろしいのですか?」
「一斉に休まれると困るから交代にな」
来年からは休んでも給料から引かれない有給休暇を設定することにしている。一週間が六日で一か月が五週。それを考えて一か月に五日与える。それとは別に年に一〇日の有給休暇を用意することにした。年間の休日はこれで七〇日になる。これまではほぼゼロだった。
もちろんこれまでも必要があれば休んでいいとみんなに言っていた。休んでも毎月の給料は変えないと。でも不安なんだろうな。休むことはほとんどなかった。
メイドなら毎月中銀貨二枚。ちなみにうちの屋敷では給料を減らすことはないけど、他の場所だと一日休むごとに三〇分の一ずつ引いていくそうだ。だから使用人たちは多少体調が悪くても仕事をする。何日も休むと評価が下がってクビになる場合もあるからだ。
「私が率先して休めばメイドが休みやすくなるということですね?」
「そういうことだ。休むのも仕事だと思ってくれ。上の者が働いているのに下の者が休むのは難しい。休んでいいと言われても気になるからな」
年が明けたら一斉に全員の契約を変更する。俺がメイドたちを抱きたいからとかそういうことじゃなく、もう少し休みを与えるためだ。別に使用人たちを怠けさせたいわけじゃない。無茶をさせたくないだけだ。それに使用人たちにだって欲しいものがあるだろう。買いたいものもあるだろう。でもそのために休みを取って買いにいくということをしない。基本的に出入りの商人に頼んで次の機会に運んできてもらう。自分に必要なものは分かっているからだ。
でも買い物って、実際に買うかどうかは横に置いておいて、何の目的もなくブラブラと歩きながら眺めるだけでも楽しくないか? 俺はネットでポチッと買い物するよりも店に行く方が好きだった。オンラインって味気ないというか何というか。便利は便利なんだけどな。ただ王都の繁華街はわりと物騒だから、サイフをすられたり襲われたりすることもないわけじゃない。うちの紋章の入った馬車を使えばその危険は減るだろうけど、そこまでさせていいものかどうか。単に休みを与えるだけではどうしようもないな。使用人たちができることを増やさないといけない。
「とりあえず年内は家政婦長を頼む。年が明けたら後任はセリアでいいんだな?」
「はい。来年からは妻として側にいます」
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