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第十一部:家族がいるということ
オレリーの新しい仕事
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「旦那様、お呼びでしょうか?」
「ああ、よく来てくれた」
俺は執務室にオレリーを呼んだ。俺からオレリーに声をかけることは少ない。ミレーヌに相談して、それからすぐだ。呼ばれた理由について思い当たるのはそれくらいだろう。かなり緊張した顔で入ってきた。
「ミレーヌから話を聞いた。気づかなくてすまなかったな」
「……いえ、私が旦那様のことを一方的にお慕いしているだけで……」
オレリーは真っ赤な顔で頭を下げた。
「それでな、今日は一つ言っておこうと思って呼んだわけだ」
「は、はい」
オレリーは両手を体の前で合わせたまま、背筋をピンと伸ばした。
「俺はお前を他人に渡すつもりはない。身も心も俺のものになって、将来俺の子供を産むつもりはあるか?」
どどどストレートに言ってみた。こういう大人しい性格は、真っ直ぐに聞いてその場で答えさせるに限る。
「よ、よろしいのですか?」
「いいも何も、俺がお前を抱きたいと言ってるんだ。嫌じゃなければ俺を受け入れたらいい。これが新しい契約書だ。嫌でなければサインをしてくれ」
「承知いたしました」
オレリーは新しい契約書に目を通すと、考える素振りもなくサインをした。
「よし。それなら明日から新しい契約だ。エミリアの世話役から、今後は俺の世話役になる。この世界じゃまだ珍しいスクレテールという仕事だ。セザールの女性版ということになる」
秘書という言葉は問題があるからスクレテールにした。セクレタリーのフランス語だけど、どちらかといえば助手やアシスタントという意味になる。
「では日頃から旦那様のお側にいられるということですか?」
「そうだ。昼間に俺がここで仕事をする時には必要に応じて手伝ってくれ」
ジゼルは俺がここで仕事をする時にはメイドとして仕事をしていることが多い。俺が居間や寝室にいる時には近くに来る。
「畏まりました。ですがセザールさんはよろしいのですか?」
「ああ、問題ない。実はセザールが従者を辞めることになったというのもスクレテールを置くことにした理由だ」
「も、もしかして私のせいですか?」
オレリーがオロオロし始めた。真面目だなあ。自分が側にいることになったからセザールが仕事をなくしたと考えるくらいに。
「いやいや、それは違う。あいつにはあいつなりにやりたいことがあったけど長年それができなかった。何だと思う? この屋敷の中でもある仕事だ」
「屋敷の中ということは……料理人ですか?」
「近い。パティシエだ」
俺はセザールが従者をしつつジョアキムの下でお菓子作りを学んでいるのをオレリーに教えた。最近はセザールが作った焼き菓子が出ることもある。
「安心しました。もしかして私のせいでセザールさんが仕事を変えられたのかと」
「オレリーは優しいな。でも他人を押しのけて自分が手に入れるくらいじゃないと順番が回ってこないぞ」
「心得ました。昼間は旦那様のお側にあって旦那様の望むように振る舞うわけですね?」
「そういうことだ。俺が指示をしたら同行しろ。どこへでもだ」
「はい、ご指示に従います」
◆◆◆
「旦那様、これがその服装ですか?」
「ああ、俺の知るスクレテールとはそういう服装をするものだ」
秘書初日、俺のところに来たオレリーに新しい仕事着を見せた。マネキンに同じものを着せてある。貴族の派手派手なステージ衣装っぽいスーツじゃなくて、キッチリしたシャツとタイトスカート。そしてお堅めのジャケット。
アクセサリーとして伊達メガネも装備している。髪はアップにせずに下ろしている。オレリーは下ろした方が似合いそうだからだ。
足元はヒールじゃない。足が疲れないような爪先の広めの靴にして、裏には魔物の革を貼り付けて滑りにくくしている。だからカツカツという音はしない。
その仕事着に下着やストッキング、ガーターなども含めて一式渡すことにした。ストッキングは日本のようなものはないので、シルクの薄手のストッキングだ。きっちりとしたお堅い服装の下には情熱的で扇情的な下着。男のロマンだな。
「部屋に戻って着替えてもいい。今日からこの服装をしてくれ」
「いえ、ここでかまいません。ぜひご覧ください」
「マジマジと見てもいいのか?」
「はい。もし私の裸を見て嫌悪感があるようでしたら早めに仰ってください。すぐに屋敷を出て修道院に入りますので」
「どうしてそうなるんだ?」
ネガティブというか何というか。自信がないんだろう。
オレリーは俺の目の前で着替え始めた。まず全てを脱いで俺に裸体を見せた後、裸のままでドレスを畳み始めた。まるでいつまでも全てを見てくださいと言わんばかりに。それからゆっくりと着替えを始めた。
着替えが終わるとそこには秘書がいた。キリッと系じゃなくて優しい系の秘書だ。着替えが終わったオレリーは鏡に全身を映してチェックしている。
「旦那様、少し足を出しすぎではないでしょうか?」
「美女が足を出さなくてどうする?」
「私が美女なのですか?」
俺は褒めるけどオレリーには実感がない。困った顔をして頭の上に?を浮かべているようだ。
オレリーは絶世の美女とは言えないけど、十分美人だ。少し丸顔の可愛い系で愛嬌のある顔だ。癒やし系秘書とでも言えばいいか。この国では人気のない顔なのがもったいない。いや、人気がなくてよかったのかもしれない。おかげで俺が抱けるわけだ。
「ほら、少し寄れ」
「は、はい……」
オレリーが恐る恐る近づく。側に来たオレリーを抱きしめる。
「今日からはこうやって俺が抱きしめても俺に抱きついても何も問題はない。俺はお前の側にいるから、してほしいことがあれば何でも言え」
抱きしめている腕の力を少し強めにしながらそう言う。
「それでしたら……キスしてください」
「分かった」
オレリーが俺の顔を見上げて目を閉じる。可愛い顔だ。これが三〇を過ぎるまで放っておかれたってのがもったいなさすぎる。もう一〇年前に俺が来てたらすぐにでも貰っただろう。
唇を重ねた。最初は単に重ねただけ。しばらくして俺は舌を少し出して彼女の唇を刺激した。オレリーも唇を開けて舌を差し出す。舌の先同士が触れ合う。オレリーの唇の間に舌を差し込んで、自分の舌で彼女の舌を愛撫する。小さくクチュクチュと音がするようになった。
しばらくするとオレリーが蕩けたような目で俺を見上げた。
「私なんかにこれほど優しくしていただいて、どうすればお返しできるのか……」
相変わらずだな。俺は美女を抱きしめてるつもりなのにな。
「オレリー、『私なんか』じゃない。俺が美女だと言えばお前は美女だ。俺が間違ってるとでも言いたいのか?」
「いえ、そういうわけでは……。ですが、本当に私を美女だとお思いなのですか?」
「もちろんだ。だから既にこうなっている」
俺はオレリーの手を取って下に持っていく。
「あ……」
「どうだ? 分かるな?」
「はい……」
俺の準備はすでに整っていた。
「それじゃ場所を変えよう」
「ああ、よく来てくれた」
俺は執務室にオレリーを呼んだ。俺からオレリーに声をかけることは少ない。ミレーヌに相談して、それからすぐだ。呼ばれた理由について思い当たるのはそれくらいだろう。かなり緊張した顔で入ってきた。
「ミレーヌから話を聞いた。気づかなくてすまなかったな」
「……いえ、私が旦那様のことを一方的にお慕いしているだけで……」
オレリーは真っ赤な顔で頭を下げた。
「それでな、今日は一つ言っておこうと思って呼んだわけだ」
「は、はい」
オレリーは両手を体の前で合わせたまま、背筋をピンと伸ばした。
「俺はお前を他人に渡すつもりはない。身も心も俺のものになって、将来俺の子供を産むつもりはあるか?」
どどどストレートに言ってみた。こういう大人しい性格は、真っ直ぐに聞いてその場で答えさせるに限る。
「よ、よろしいのですか?」
「いいも何も、俺がお前を抱きたいと言ってるんだ。嫌じゃなければ俺を受け入れたらいい。これが新しい契約書だ。嫌でなければサインをしてくれ」
「承知いたしました」
オレリーは新しい契約書に目を通すと、考える素振りもなくサインをした。
「よし。それなら明日から新しい契約だ。エミリアの世話役から、今後は俺の世話役になる。この世界じゃまだ珍しいスクレテールという仕事だ。セザールの女性版ということになる」
秘書という言葉は問題があるからスクレテールにした。セクレタリーのフランス語だけど、どちらかといえば助手やアシスタントという意味になる。
「では日頃から旦那様のお側にいられるということですか?」
「そうだ。昼間に俺がここで仕事をする時には必要に応じて手伝ってくれ」
ジゼルは俺がここで仕事をする時にはメイドとして仕事をしていることが多い。俺が居間や寝室にいる時には近くに来る。
「畏まりました。ですがセザールさんはよろしいのですか?」
「ああ、問題ない。実はセザールが従者を辞めることになったというのもスクレテールを置くことにした理由だ」
「も、もしかして私のせいですか?」
オレリーがオロオロし始めた。真面目だなあ。自分が側にいることになったからセザールが仕事をなくしたと考えるくらいに。
「いやいや、それは違う。あいつにはあいつなりにやりたいことがあったけど長年それができなかった。何だと思う? この屋敷の中でもある仕事だ」
「屋敷の中ということは……料理人ですか?」
「近い。パティシエだ」
俺はセザールが従者をしつつジョアキムの下でお菓子作りを学んでいるのをオレリーに教えた。最近はセザールが作った焼き菓子が出ることもある。
「安心しました。もしかして私のせいでセザールさんが仕事を変えられたのかと」
「オレリーは優しいな。でも他人を押しのけて自分が手に入れるくらいじゃないと順番が回ってこないぞ」
「心得ました。昼間は旦那様のお側にあって旦那様の望むように振る舞うわけですね?」
「そういうことだ。俺が指示をしたら同行しろ。どこへでもだ」
「はい、ご指示に従います」
◆◆◆
「旦那様、これがその服装ですか?」
「ああ、俺の知るスクレテールとはそういう服装をするものだ」
秘書初日、俺のところに来たオレリーに新しい仕事着を見せた。マネキンに同じものを着せてある。貴族の派手派手なステージ衣装っぽいスーツじゃなくて、キッチリしたシャツとタイトスカート。そしてお堅めのジャケット。
アクセサリーとして伊達メガネも装備している。髪はアップにせずに下ろしている。オレリーは下ろした方が似合いそうだからだ。
足元はヒールじゃない。足が疲れないような爪先の広めの靴にして、裏には魔物の革を貼り付けて滑りにくくしている。だからカツカツという音はしない。
その仕事着に下着やストッキング、ガーターなども含めて一式渡すことにした。ストッキングは日本のようなものはないので、シルクの薄手のストッキングだ。きっちりとしたお堅い服装の下には情熱的で扇情的な下着。男のロマンだな。
「部屋に戻って着替えてもいい。今日からこの服装をしてくれ」
「いえ、ここでかまいません。ぜひご覧ください」
「マジマジと見てもいいのか?」
「はい。もし私の裸を見て嫌悪感があるようでしたら早めに仰ってください。すぐに屋敷を出て修道院に入りますので」
「どうしてそうなるんだ?」
ネガティブというか何というか。自信がないんだろう。
オレリーは俺の目の前で着替え始めた。まず全てを脱いで俺に裸体を見せた後、裸のままでドレスを畳み始めた。まるでいつまでも全てを見てくださいと言わんばかりに。それからゆっくりと着替えを始めた。
着替えが終わるとそこには秘書がいた。キリッと系じゃなくて優しい系の秘書だ。着替えが終わったオレリーは鏡に全身を映してチェックしている。
「旦那様、少し足を出しすぎではないでしょうか?」
「美女が足を出さなくてどうする?」
「私が美女なのですか?」
俺は褒めるけどオレリーには実感がない。困った顔をして頭の上に?を浮かべているようだ。
オレリーは絶世の美女とは言えないけど、十分美人だ。少し丸顔の可愛い系で愛嬌のある顔だ。癒やし系秘書とでも言えばいいか。この国では人気のない顔なのがもったいない。いや、人気がなくてよかったのかもしれない。おかげで俺が抱けるわけだ。
「ほら、少し寄れ」
「は、はい……」
オレリーが恐る恐る近づく。側に来たオレリーを抱きしめる。
「今日からはこうやって俺が抱きしめても俺に抱きついても何も問題はない。俺はお前の側にいるから、してほしいことがあれば何でも言え」
抱きしめている腕の力を少し強めにしながらそう言う。
「それでしたら……キスしてください」
「分かった」
オレリーが俺の顔を見上げて目を閉じる。可愛い顔だ。これが三〇を過ぎるまで放っておかれたってのがもったいなさすぎる。もう一〇年前に俺が来てたらすぐにでも貰っただろう。
唇を重ねた。最初は単に重ねただけ。しばらくして俺は舌を少し出して彼女の唇を刺激した。オレリーも唇を開けて舌を差し出す。舌の先同士が触れ合う。オレリーの唇の間に舌を差し込んで、自分の舌で彼女の舌を愛撫する。小さくクチュクチュと音がするようになった。
しばらくするとオレリーが蕩けたような目で俺を見上げた。
「私なんかにこれほど優しくしていただいて、どうすればお返しできるのか……」
相変わらずだな。俺は美女を抱きしめてるつもりなのにな。
「オレリー、『私なんか』じゃない。俺が美女だと言えばお前は美女だ。俺が間違ってるとでも言いたいのか?」
「いえ、そういうわけでは……。ですが、本当に私を美女だとお思いなのですか?」
「もちろんだ。だから既にこうなっている」
俺はオレリーの手を取って下に持っていく。
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