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第五章:領主二年目第四部
カサンドラのこと、そして領地の成長
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「帰省中に分かったのですが、どうやら私も妊娠したようです」
「お、そうか?」
「はい。これで確認してみました」
これと言ってカサンドラが見せてくれたのは細長い紙のようなものだった。これを口に咥えてしばらく待つと、色が変わるそうだ。その色で妊娠したかどうかが判断できるらしい。
「この色になると妊娠したという証拠です」
「私も試してみるわね」
そう言ってカレンが一枚咥えた。しばらくして確認すると色は変わらなかった。
「こんなのがあるのね」
「さすがに本当に妊娠したてでは分からないそうですが、一月もあれば確実に分かるそうです」
「それならみんなも確認したら?」
カレンが言ったみんなとは、アンゲリカ、ヘルガ、アメリア、ジョゼ、コジマの五人。ナターリエは妊娠が分かっているので今さら必要ない。
「あ、色が……」
「あたしもです……」
「私も変わりました!」
カサンドラ以外にアンゲリカとヘルガとアメリアの三人は妊娠が発覚。この四人と避妊せずにベッドを共にしたのは、ゴール王国とのいざこざが落ち着いてからだ。
「私はまだです」
「さすがに私もまだのようです」
ジョゼとコジマは色が変わらなかった。まだここに来て日が浅いからな。もしかしたら妊娠していても色が変わっていないだけかもしれない。することはしているからそのうちできるだろう。
そうなるとまた色々と変わってくる。当たり前だけど無理はさせない。そして出産が終わった妻たちとはベッドを共にしているけど、避妊はしている。それは三人の希望だ。しばらくしていなかったからしばらくは遠慮なくしたいと。特にカレンが。
俺は自分が節操がないとは思わないけど、まあ周りに花は多いよな。結局妻と愛人を合わせて一〇人以上いるわけか。
「ところでこの紙というか何というか、これは作れるものなのか?」
活用できるかどうかという話は横に置いておいて、妊婦に無理をさせないという点では役に立つだろう。寒い冬場や暑い夏場に屋外で作業をするのは妊婦にとってはあまりいいことではないだろう。もちろんある程度体を動かすことは必要らしいから、温水の中で体を動かすための温い遊泳場を作った。あれは妊婦を優先している。
妊婦でなければ入っていけないわけではないけど、冬が近づけば利用者が増えそうだ。そういう場合に妊婦かどうかを判断するのに使えるだろう。例えば一つの使い道だが。
「素材はおそらく手に入ります。溶液を作って紙を浸して乾燥させてというだけですので、費用としてもさほど高いわけではありません」
「そうか。それなら余裕があればでいいから作ってくれ」
「はい。妊婦の体調管理にも使えますからね」
ドラゴネットは妊婦が増えつつある。今後は増えるだろう。他の領地からどう思われるかは横に置いておけば、娼婦たちがまとまって来てくれたのが大きい。
娼婦と一口に言っても、望んでなった者ばかりではない。借金のために体を売る羽目になった者もいた。だから二〇〇人を超える娼婦たちの半数近くが身請けを希望した。娼婦としての仕事を続けたいと思っている者や、もう少しで返済できるので身請けされずに頑張りたいという者は今でも娼館にいる。結果として、この町の独身者たちは我先にとお気に入りの娼婦を身請けして家庭を持った。あれから半年は経っていないが、腹の大きな女性たちが目立つようになった。
この町はいつの間にか豊かになった。水も豊富で麦も野菜も肉もある。強いて言うなら他の領地への移動が難しいことだが、それも向こうからやって来てくれるのならそれほど問題にはならない。
麦は王都でも販売している。だがドラゴネットで買った方が安いのは当然だ。王都は王都なりの価格にしてあるからだ。もちろん暴利を貪ろうなんてことは考えていない。王都で売り始めた時、最初は他の商会で販売しているよりも少しだけ安くした。開店記念ということで、そこで顧客を取り込もうという考えだ。そこで購入した者たちが味の良さを保証してくれた。
さらに体調が良くなったという話も広がった。もちろん麦に何かをしたわけではないが、どうもうちも畑で採れた麦は魔力が多いらしい。それが体にいい影響を与えているのだろう。ツェーデン子爵もうちの麦を食べてからは、屋敷で食事に使う麦はうちのものを使っていると言っていた。あの人は少々言動が芝居臭いが、それを除けば善良そのものな人で、彼がそう言うのならと試した貴族も多いそうだ。貴族の間でそういう話が広がれば、次はもう少し下の裕福な庶民、つまり商家などで話題になる。今はそういう段階だ。
まあどれだけ広まろうが所詮は王都の中だけの話で、この国の全員がうちの麦を食べるわけではない。実際にそれは不可能だ。だが竜の素材、大量の小麦、魔獣の素材、マルセル・ハイメンダールの作品を展示した博物館、この国では珍しい運河を利用した水上輸送、などなどが組み合わさり、この町にやって来る商人の数は増えている。
商人だけではなくここに住みたいとやって来る者も増えた。だがそれは純粋に喜んでいいのかどうかは分からない。この町の人口が増えるということは、他の領地で人が減るということだからだ。場合によっては敵を作ることになる。そう思っていたところに、ゴール王国の者たちを中心にした移住希望者が五〇〇〇人も到着した。移民たちが来ることは聞いていたが、五〇〇〇人とは想像していなかった。これによって少し予定が狂った。
ドラゴネットでは食料は十分にある。だから王都でも積極的に販売していた。だが一三〇〇人しかいなかったところに五〇〇〇人増えたわけだ。そうすると小麦は足りるものの、それ以外の消費量が増えた。
領民とそれ以外のどちらが大切かを考えるなら、当然だが領民を優先する。だから小麦以外は王都での販売量を減らした。するとこれまで王都で買えたものが買えなくなり、それならドラゴネットまで買い付けに行ってでも手に入れたいと考える者もいて、とにかく商人がよく来る。商人が来れば宿屋が満室になり、いつの間にか宿屋や酒場も増えた。
俺としては価値や価格を釣り上げるつもりはなく、しばらくは領地を最優先にと思っただけだが、なかなか人の考えというものは察するのが難しい。王都の商会にも陳情が届き始めた。もう少し販売量を増やせないかと。簡単に言ってくれるものだ。
そういうことで何とかして小麦以外の生産量を増やせないかと考えてはいるが、急に増やせるはずもなく、移民たちがこの領地に馴染んでくれるのを待つ段階だ。
「私もこの町に馴染むために、そろそろ大きなお腹をしたいと思っているのですが。この二人も同じでしょう」
「アデリナ、お前も気がついたらここにいるよな?」
「私はいつも男爵様のことを思っておりますので」
娼館の代表のアデリナだが、ここに来た時には娼婦からは足を洗っていた。あくまで娼館の管理が仕事だ。その仕事には娼婦たちの体調管理もあり、やっていることはカサンドラに近い。
妊娠した者はいないか、病気にかかった者はいないか、精神的に参ってしまった者はいないか。直接聞くこともあればそれとなく会話の中に質問を入れることもあるそうだ。
今はカサンドラは妊娠したばかりだが、腹が大きくなればアデリナに町の健康管理の仕事を任せたいと思っていた。
ちなみに俺はアデリナを抱いたことはないし、カリンナとコリンナも抱いていない。絡んでくるけどな。それでも最近はかなり大人しくなった。文字通り成人して大人になったのだろう。
「もう大人で~す」
「お召し上がり時ですよ~」
「そのあたりは変わってないな」
「まだまだ若いですね」
人は環境が変わりすぎると不安になるらしい。いつまで経っても変わらない二人を見て安心した。
「お、そうか?」
「はい。これで確認してみました」
これと言ってカサンドラが見せてくれたのは細長い紙のようなものだった。これを口に咥えてしばらく待つと、色が変わるそうだ。その色で妊娠したかどうかが判断できるらしい。
「この色になると妊娠したという証拠です」
「私も試してみるわね」
そう言ってカレンが一枚咥えた。しばらくして確認すると色は変わらなかった。
「こんなのがあるのね」
「さすがに本当に妊娠したてでは分からないそうですが、一月もあれば確実に分かるそうです」
「それならみんなも確認したら?」
カレンが言ったみんなとは、アンゲリカ、ヘルガ、アメリア、ジョゼ、コジマの五人。ナターリエは妊娠が分かっているので今さら必要ない。
「あ、色が……」
「あたしもです……」
「私も変わりました!」
カサンドラ以外にアンゲリカとヘルガとアメリアの三人は妊娠が発覚。この四人と避妊せずにベッドを共にしたのは、ゴール王国とのいざこざが落ち着いてからだ。
「私はまだです」
「さすがに私もまだのようです」
ジョゼとコジマは色が変わらなかった。まだここに来て日が浅いからな。もしかしたら妊娠していても色が変わっていないだけかもしれない。することはしているからそのうちできるだろう。
そうなるとまた色々と変わってくる。当たり前だけど無理はさせない。そして出産が終わった妻たちとはベッドを共にしているけど、避妊はしている。それは三人の希望だ。しばらくしていなかったからしばらくは遠慮なくしたいと。特にカレンが。
俺は自分が節操がないとは思わないけど、まあ周りに花は多いよな。結局妻と愛人を合わせて一〇人以上いるわけか。
「ところでこの紙というか何というか、これは作れるものなのか?」
活用できるかどうかという話は横に置いておいて、妊婦に無理をさせないという点では役に立つだろう。寒い冬場や暑い夏場に屋外で作業をするのは妊婦にとってはあまりいいことではないだろう。もちろんある程度体を動かすことは必要らしいから、温水の中で体を動かすための温い遊泳場を作った。あれは妊婦を優先している。
妊婦でなければ入っていけないわけではないけど、冬が近づけば利用者が増えそうだ。そういう場合に妊婦かどうかを判断するのに使えるだろう。例えば一つの使い道だが。
「素材はおそらく手に入ります。溶液を作って紙を浸して乾燥させてというだけですので、費用としてもさほど高いわけではありません」
「そうか。それなら余裕があればでいいから作ってくれ」
「はい。妊婦の体調管理にも使えますからね」
ドラゴネットは妊婦が増えつつある。今後は増えるだろう。他の領地からどう思われるかは横に置いておけば、娼婦たちがまとまって来てくれたのが大きい。
娼婦と一口に言っても、望んでなった者ばかりではない。借金のために体を売る羽目になった者もいた。だから二〇〇人を超える娼婦たちの半数近くが身請けを希望した。娼婦としての仕事を続けたいと思っている者や、もう少しで返済できるので身請けされずに頑張りたいという者は今でも娼館にいる。結果として、この町の独身者たちは我先にとお気に入りの娼婦を身請けして家庭を持った。あれから半年は経っていないが、腹の大きな女性たちが目立つようになった。
この町はいつの間にか豊かになった。水も豊富で麦も野菜も肉もある。強いて言うなら他の領地への移動が難しいことだが、それも向こうからやって来てくれるのならそれほど問題にはならない。
麦は王都でも販売している。だがドラゴネットで買った方が安いのは当然だ。王都は王都なりの価格にしてあるからだ。もちろん暴利を貪ろうなんてことは考えていない。王都で売り始めた時、最初は他の商会で販売しているよりも少しだけ安くした。開店記念ということで、そこで顧客を取り込もうという考えだ。そこで購入した者たちが味の良さを保証してくれた。
さらに体調が良くなったという話も広がった。もちろん麦に何かをしたわけではないが、どうもうちも畑で採れた麦は魔力が多いらしい。それが体にいい影響を与えているのだろう。ツェーデン子爵もうちの麦を食べてからは、屋敷で食事に使う麦はうちのものを使っていると言っていた。あの人は少々言動が芝居臭いが、それを除けば善良そのものな人で、彼がそう言うのならと試した貴族も多いそうだ。貴族の間でそういう話が広がれば、次はもう少し下の裕福な庶民、つまり商家などで話題になる。今はそういう段階だ。
まあどれだけ広まろうが所詮は王都の中だけの話で、この国の全員がうちの麦を食べるわけではない。実際にそれは不可能だ。だが竜の素材、大量の小麦、魔獣の素材、マルセル・ハイメンダールの作品を展示した博物館、この国では珍しい運河を利用した水上輸送、などなどが組み合わさり、この町にやって来る商人の数は増えている。
商人だけではなくここに住みたいとやって来る者も増えた。だがそれは純粋に喜んでいいのかどうかは分からない。この町の人口が増えるということは、他の領地で人が減るということだからだ。場合によっては敵を作ることになる。そう思っていたところに、ゴール王国の者たちを中心にした移住希望者が五〇〇〇人も到着した。移民たちが来ることは聞いていたが、五〇〇〇人とは想像していなかった。これによって少し予定が狂った。
ドラゴネットでは食料は十分にある。だから王都でも積極的に販売していた。だが一三〇〇人しかいなかったところに五〇〇〇人増えたわけだ。そうすると小麦は足りるものの、それ以外の消費量が増えた。
領民とそれ以外のどちらが大切かを考えるなら、当然だが領民を優先する。だから小麦以外は王都での販売量を減らした。するとこれまで王都で買えたものが買えなくなり、それならドラゴネットまで買い付けに行ってでも手に入れたいと考える者もいて、とにかく商人がよく来る。商人が来れば宿屋が満室になり、いつの間にか宿屋や酒場も増えた。
俺としては価値や価格を釣り上げるつもりはなく、しばらくは領地を最優先にと思っただけだが、なかなか人の考えというものは察するのが難しい。王都の商会にも陳情が届き始めた。もう少し販売量を増やせないかと。簡単に言ってくれるものだ。
そういうことで何とかして小麦以外の生産量を増やせないかと考えてはいるが、急に増やせるはずもなく、移民たちがこの領地に馴染んでくれるのを待つ段階だ。
「私もこの町に馴染むために、そろそろ大きなお腹をしたいと思っているのですが。この二人も同じでしょう」
「アデリナ、お前も気がついたらここにいるよな?」
「私はいつも男爵様のことを思っておりますので」
娼館の代表のアデリナだが、ここに来た時には娼婦からは足を洗っていた。あくまで娼館の管理が仕事だ。その仕事には娼婦たちの体調管理もあり、やっていることはカサンドラに近い。
妊娠した者はいないか、病気にかかった者はいないか、精神的に参ってしまった者はいないか。直接聞くこともあればそれとなく会話の中に質問を入れることもあるそうだ。
今はカサンドラは妊娠したばかりだが、腹が大きくなればアデリナに町の健康管理の仕事を任せたいと思っていた。
ちなみに俺はアデリナを抱いたことはないし、カリンナとコリンナも抱いていない。絡んでくるけどな。それでも最近はかなり大人しくなった。文字通り成人して大人になったのだろう。
「もう大人で~す」
「お召し上がり時ですよ~」
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