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第一章:領主一年目
道具の受け渡し
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「これで大丈夫だな」
「旦那様、わざわざありがとうございます」
「なに、これからしっかり働いてもらわないといけないからな」
使用人棟の台所に石窯や焜炉の魔道具を設置した。彼らが使うホールもあることだし、ここに台所がないのはおかしい。使用人とはいえ、同じ場所で生活する者同士だ。
本格的な料理をするには少し物足りないだろうが、その場合は城の厨房を使えばいい。ちょっとパンを温めたり湯を沸かしたりするのにわざわざ城まで行くこともない。
俺が元々公爵家や伯爵家に生まれていたら違ったかもしれない。子供のころからの生活に特に不満があったわけではないが、ハイデの屋敷は平民の家よりもマシだったが、大都市の商家の方がよっぽど立派だった。その点ではあまり欲がなかったのだろう。
「立派な織機ですね」
「手に入ったのは中古だそうだ。新品は注文しなければないそうだ。新しいものが必要になったらそのときに言ってくれ」
「いえ、これで十分です。本当にありがとうございます」
職人たちのところを順に回り、仕事に必要なものを渡している。今はアメリアのところだ。
アメリアは普段から貴族の令嬢のような格好をしている。着ている服そのものはさすがに令嬢とは呼べない普通のものだが、長いスカートを履き、頭には常に帽子を被っている。非常に礼儀正しく、言葉も丁寧だ。どこからどう見ても普通の女性だな。
「ところで少し聞きたいんだが、いいか?」
「何をでしょうか?」
「他人には言うつもりはないが、どうして猫人であることを隠すんだ?」
「……え?」
猫人の目は人間と同じだが、俺がそう聞いた瞬間だけは猫の目のように大きく開かれた。
「違ったか?」
「……いえ、間違いではありませんが、どうして分かったのでしょうか?」
「ジルバーヴァインだな」
面談のときに触ると気分が高揚する植物と言っていたので、俺はそれをてっきり特殊な薬物か毒物かと思っていた。だが先日調査隊と一緒に採取に出かけていたとき、ジルバーヴァインを多めに集めているのを見た。あれは頭痛薬として使われるが、猫が喜ぶからな。もちろん頭痛持ちということもあり得るだろうが。
「染めに使う植物よりも多く集めていただろう。あれは染めには使わないはずだからおかしいと思った。言いふらすつもりはないし、言いたくないなら言わなくてもいいが、少し気になってな」
俺がそう言うとアメリアは一度下を向いてから、今度は俺の顔を見た。
「……私は取り替え子でした。両親は人間ですが、そこに私が生まれました」
そう言うと彼女は帽子を取って髪飾りを外した。それから軽く頭を掻くようにすると、髪の中から猫人の特徴である耳が現れた。猫人は耳と尻尾を隠せば人間とほとんど変わらない。犬人も同じだ。目を大きく開くと瞳が少し違うようだが、その程度だ。それ以外の見て分かる部分に特徴があるわけでもない。
「子供のころから嫌がらせを受けていましたので、町に出てからも気付かれないようにしていました。髪留めで耳を押さえて帽子を被り、尻尾はまとめて長いスカートに隠せば、他人には絶対に分かりません。なるべく大人しくして、この服装がおかしくないような振る舞いや言葉遣いをするようになりました。こちらに来たのも、仕事をしたかったのは間違いありませんが、人が少ない方が落ち着いて暮らせると思ったからです」
「王都にも獣人はたくさんいたはずだ。差別はなかったと思うが、それでも隠そうとしたのか?」
「はい。獣人や亜人の方たちが普通に生活しているのを見て、最初は耳と尻尾を出そうかと思ったのですが、いざそうしようとしても、もしまた嫌がらせを受けたらと考えると怖くて……」
こういう場合には安易に「もう大丈夫だ」などとは言えない。ここまで言うなら相当な嫌がらせがあったんだろう。場合によっては身内に対しても何かがあったかのもしれない。これは自分の中でけじめを付けるしかない。
「俺としては誰にも言うつもりはないが……俺が気付いたのなら、他にも気付いている者はいるかもしれないぞ」
「え? そうなのですか?」
「ああ。確証も何もないが、カサンドラあたりは気付いている可能性がある。彼女は俺の毒物の先生だ」
「毒物の……先生?」
俺はかつて毒物を盛られ続けたことをアメリアに説明した。徐々に耐性ができたが、カサンドラから購入して慣らしたこともあった。だから彼女の店にある薬物や毒物はほとんど口にしている。結果として苦しんだこともあったが、耐性ができれば結果としてその後は楽になった。出征したときはどれだけ毒に耐性があるのがありがたかったか。
「彼女の店で買っていたとなれば、普通に頭痛持ちだと思われているかもしれないが、うっすらと気付いているかもしれない。まあ気付いたとしても彼女は言いふらしたりはしないだろうが」
俺は他人には言わないし、無理にみんなに話せとも言わない。だがずっと隠すのも大変だろうから、もう一度周りをよく見て、それからゆっくり考えてみたらどうかと伝えて、それから彼女の工房を出た。
最後はアンゲリカの酒場に調理器具を納め、石窯や焜炉を設置する。これで一通り終わりだな。
「あのとき料理屋をしたいと言って正解でした」
「俺としてもアンゲリカをどう扱うべきか悩んだから、正直に言ってくれてよかった」
「そうだったのですか?」
「ああ。仕事内容に困ってな。侍女から別の仕事となると、どうしても立場が下がるからな」
王都から来た使用人の中には侍女が二人いた。だがうちの妻たちは侍女を必要としない。だから年上のユリアをアガーテの代行として家政婦長補佐にすることにしたが、もう一人のアンゲリカにさせる仕事がなかった。女性の使用人の中では、特に侍女と家政婦長、料理長、乳母は立場が上だ。アンゲリカを女中頭にするのもありだったが、それでは明らかに立場が下がる。侍女は上級使用人、女中頭は下級使用人だ。
「そこまで気にしていただいて、私は幸せ者です」
「さて、設置はこれでいいか。ようやく店を開く準備ができたな。店員の募集も必要だな」
「はい。それで、今日はぜひ旦那様に最初のお客様になっていただきたいのですが」
嬉しそうな顔をしてそのようなことを言う。
「前にもそう言われたな。ではこれから食材を運び込むから作ってもらうおうか」
「いえ、できればそちらの小部屋で、私の生涯たった一人だけのお客様になってください」
「……まだ明るいうちからか?」
「夜は奥様方の邪魔をしないという約束ですので、私は昼間が中心になります」
「昼間って……それなら開店中にお前が厨房からいなくなれば、周りからはそこで二人でしていると思われないか?」
「私はそれでもかまいません。もう旦那様のものですので」
「旦那様、わざわざありがとうございます」
「なに、これからしっかり働いてもらわないといけないからな」
使用人棟の台所に石窯や焜炉の魔道具を設置した。彼らが使うホールもあることだし、ここに台所がないのはおかしい。使用人とはいえ、同じ場所で生活する者同士だ。
本格的な料理をするには少し物足りないだろうが、その場合は城の厨房を使えばいい。ちょっとパンを温めたり湯を沸かしたりするのにわざわざ城まで行くこともない。
俺が元々公爵家や伯爵家に生まれていたら違ったかもしれない。子供のころからの生活に特に不満があったわけではないが、ハイデの屋敷は平民の家よりもマシだったが、大都市の商家の方がよっぽど立派だった。その点ではあまり欲がなかったのだろう。
「立派な織機ですね」
「手に入ったのは中古だそうだ。新品は注文しなければないそうだ。新しいものが必要になったらそのときに言ってくれ」
「いえ、これで十分です。本当にありがとうございます」
職人たちのところを順に回り、仕事に必要なものを渡している。今はアメリアのところだ。
アメリアは普段から貴族の令嬢のような格好をしている。着ている服そのものはさすがに令嬢とは呼べない普通のものだが、長いスカートを履き、頭には常に帽子を被っている。非常に礼儀正しく、言葉も丁寧だ。どこからどう見ても普通の女性だな。
「ところで少し聞きたいんだが、いいか?」
「何をでしょうか?」
「他人には言うつもりはないが、どうして猫人であることを隠すんだ?」
「……え?」
猫人の目は人間と同じだが、俺がそう聞いた瞬間だけは猫の目のように大きく開かれた。
「違ったか?」
「……いえ、間違いではありませんが、どうして分かったのでしょうか?」
「ジルバーヴァインだな」
面談のときに触ると気分が高揚する植物と言っていたので、俺はそれをてっきり特殊な薬物か毒物かと思っていた。だが先日調査隊と一緒に採取に出かけていたとき、ジルバーヴァインを多めに集めているのを見た。あれは頭痛薬として使われるが、猫が喜ぶからな。もちろん頭痛持ちということもあり得るだろうが。
「染めに使う植物よりも多く集めていただろう。あれは染めには使わないはずだからおかしいと思った。言いふらすつもりはないし、言いたくないなら言わなくてもいいが、少し気になってな」
俺がそう言うとアメリアは一度下を向いてから、今度は俺の顔を見た。
「……私は取り替え子でした。両親は人間ですが、そこに私が生まれました」
そう言うと彼女は帽子を取って髪飾りを外した。それから軽く頭を掻くようにすると、髪の中から猫人の特徴である耳が現れた。猫人は耳と尻尾を隠せば人間とほとんど変わらない。犬人も同じだ。目を大きく開くと瞳が少し違うようだが、その程度だ。それ以外の見て分かる部分に特徴があるわけでもない。
「子供のころから嫌がらせを受けていましたので、町に出てからも気付かれないようにしていました。髪留めで耳を押さえて帽子を被り、尻尾はまとめて長いスカートに隠せば、他人には絶対に分かりません。なるべく大人しくして、この服装がおかしくないような振る舞いや言葉遣いをするようになりました。こちらに来たのも、仕事をしたかったのは間違いありませんが、人が少ない方が落ち着いて暮らせると思ったからです」
「王都にも獣人はたくさんいたはずだ。差別はなかったと思うが、それでも隠そうとしたのか?」
「はい。獣人や亜人の方たちが普通に生活しているのを見て、最初は耳と尻尾を出そうかと思ったのですが、いざそうしようとしても、もしまた嫌がらせを受けたらと考えると怖くて……」
こういう場合には安易に「もう大丈夫だ」などとは言えない。ここまで言うなら相当な嫌がらせがあったんだろう。場合によっては身内に対しても何かがあったかのもしれない。これは自分の中でけじめを付けるしかない。
「俺としては誰にも言うつもりはないが……俺が気付いたのなら、他にも気付いている者はいるかもしれないぞ」
「え? そうなのですか?」
「ああ。確証も何もないが、カサンドラあたりは気付いている可能性がある。彼女は俺の毒物の先生だ」
「毒物の……先生?」
俺はかつて毒物を盛られ続けたことをアメリアに説明した。徐々に耐性ができたが、カサンドラから購入して慣らしたこともあった。だから彼女の店にある薬物や毒物はほとんど口にしている。結果として苦しんだこともあったが、耐性ができれば結果としてその後は楽になった。出征したときはどれだけ毒に耐性があるのがありがたかったか。
「彼女の店で買っていたとなれば、普通に頭痛持ちだと思われているかもしれないが、うっすらと気付いているかもしれない。まあ気付いたとしても彼女は言いふらしたりはしないだろうが」
俺は他人には言わないし、無理にみんなに話せとも言わない。だがずっと隠すのも大変だろうから、もう一度周りをよく見て、それからゆっくり考えてみたらどうかと伝えて、それから彼女の工房を出た。
最後はアンゲリカの酒場に調理器具を納め、石窯や焜炉を設置する。これで一通り終わりだな。
「あのとき料理屋をしたいと言って正解でした」
「俺としてもアンゲリカをどう扱うべきか悩んだから、正直に言ってくれてよかった」
「そうだったのですか?」
「ああ。仕事内容に困ってな。侍女から別の仕事となると、どうしても立場が下がるからな」
王都から来た使用人の中には侍女が二人いた。だがうちの妻たちは侍女を必要としない。だから年上のユリアをアガーテの代行として家政婦長補佐にすることにしたが、もう一人のアンゲリカにさせる仕事がなかった。女性の使用人の中では、特に侍女と家政婦長、料理長、乳母は立場が上だ。アンゲリカを女中頭にするのもありだったが、それでは明らかに立場が下がる。侍女は上級使用人、女中頭は下級使用人だ。
「そこまで気にしていただいて、私は幸せ者です」
「さて、設置はこれでいいか。ようやく店を開く準備ができたな。店員の募集も必要だな」
「はい。それで、今日はぜひ旦那様に最初のお客様になっていただきたいのですが」
嬉しそうな顔をしてそのようなことを言う。
「前にもそう言われたな。ではこれから食材を運び込むから作ってもらうおうか」
「いえ、できればそちらの小部屋で、私の生涯たった一人だけのお客様になってください」
「……まだ明るいうちからか?」
「夜は奥様方の邪魔をしないという約束ですので、私は昼間が中心になります」
「昼間って……それなら開店中にお前が厨房からいなくなれば、周りからはそこで二人でしていると思われないか?」
「私はそれでもかまいません。もう旦那様のものですので」
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