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一緒にあそぼう!
しおりを挟む「やぁ」
「ひぃ!ニベルコル様っ!…ご機嫌麗しゅう!」
メイドのバアルは、手を挙げてにこやかに声を掛けてきたニベルコルに驚き怯えながらも、声を上擦らせ取り敢えず挨拶をした。
本日は屋敷の主人達も仕事で出かけ、バアル達だけが仕事に勤しんでいた。
しかし周りを見渡すが、バアル以外の姿は見えずいつの間にかそこには彼女1人きりであった。
(………は!?……み、みんな僕を生け贄に逃げ出したんだ…!)
そうと気が付いたが遅かった。
先程まで鼻唄を歌いながら上機嫌で屋敷の仕事をしていたバアルだったが、一気に顔を青ざめさせる。
薄情な仲間達を怨みながらもどうにかこの場を逃げようと頭をフル回転させた。
しかし何も思いつかない。
あたふたと目を泳がせるバアルの様子を観察していたニベルコルが楽しそうに口を開いた。
「じゃあ、俺が追いかけるからバアルは逃げてね。その後はセックスとオヤツの時間だから」
「あ!もう決定事項だ!………もし、僕が逃げ切ったら許してくれます?」
「…?……俺から逃げれる訳ないでしょ?」
「ですよねー!」
心底不思議そうな顔をするニベルコルを尻目にそれでもバアルは背を向けて走り出した。
一縷の望みをかけて。
「はは、10分待ってあげるから逃げて、隠れて、俺を楽しませてよ」
「ひんっ」
長めのスカートをたくし上げ、バアルは必死に走る。一歩を踏み出すごとに大きな乳がタプタプ揺れた。
(ニベルコル様がわからない場所!ニベルコル様の知らない場所………ん~、ない!!)
頻繁に遊びに来るニベルコルはこの屋敷を網羅していた。
そうなると今まで隠れたことのない場所、バアルが隠れそうにない場所を考えた。
(…そうだ!あそこなら!)
そうしてバアルはタパタパと走り、屋敷の主人の寝室に入り込んだ。
不敬に当たるし、後でバレたら怒られるだろうが、背に腹は変えられなかった。
キョロリと見回し、隠れられそうなクローゼットの中に入り込む。衣装をかき分けて、さらにしまってある寝具の下に潜り込んだ。
息を潜めて身体を縮こませる。
そこからどのくらい経過したか。
バアルの体感では物凄く長い時間が経ったように感じた。
もしかしたらこのまま見つからずに済むかもしれない…などと甘い思考が過ぎった時だった。
ギィ……と言う扉が開く音がやけに大きく聞こえた。
バアルは速る鼓動を落ち着けようとそっと深呼吸した。
コツ…コツ…と床を踏む硬い音がバアルを探している。
ゆっくりと、焦る事なくその音は部屋を歩き回る。
バアルの全身から緊張の冷や汗が出た。
コツ…コツ…コツ…コツ………やがてそれはクローゼットの前で止まった。
布地の奥に隠れたバアルだがクローゼットの扉が開かれたのが気配で分かった。
息を止めて見つかりませんように、と願う。
ニベルコルがゴソゴソと衣装をかき分けている。しかし、一通り見るとここにはいないと踏んだのか、クローゼットの扉を閉めた。
それからしばらくコツ…コツ…と音が響いたが、諦めたのかギィ……パタン…と部屋を退出した音がした。
そのままバアルはジッと待ったが、ニベルコルが完全に居なくなったのを確認する為にそっと寝具から抜け出し、クローゼットを少しだけ開いた。
細い光から見渡せる範囲にニベルコルの姿はない。
(…やった!今日はこのまま逃げ切れるかも!)
安心してここに籠城する為クローゼットを閉めようとした瞬間。
ガッと、その隙間に手が差し込まれた。
「ひぃ!?」
「ふふ…みーつけた…」
力ずくて閉めようとバアルは頑張ったが敵わず、抵抗虚しく扉は開かれた。
「バアルは隠れんぼが下手くそだよ。堪え性が無いから。ほーら捕まった」
「ひんひんっ!やだやだー!僕帰るー!」
「どこに帰るのさ…。ん?俺の家に来るかい?」
「もっとやだー!!」
クローゼットから引き摺り出し、抱え上げたニベルコルはバアルの柔らかい頬に、むちゅっと吸い付いた。
「さ、セックスしよっか」
「うゔーー!」
抗議のため小さい手でペチペチ叩いたが微塵も気に留めてもらえなかった。
壁際にバアルを下ろすと壁に手を付かせるように立たせ、ニベルコルはバアルの、たわわな2つの丸みを後ろから鷲掴んだ。
「ふっ…んぅ…」
「おっきいね。柔らかくて、気持ちいい…」
「んっんっあっ…!」
感触を楽しむようにこねくり回していた男の手が、服の上からでも分かる小さく硬くなったポッチを指先でひっかいた。
その痺れる感覚にバアルの身体はビクリッと跳ねる。
バアルの股の間がにゅる…と少し濡れてしまった。
「乳首気持ち良い…?こんなに硬くして…。本当は期待してたでしょ?」
「ち、ちがう…ちがう…僕…あっ」
胸を持ち上げ、くりくりとイジる指にバアルは力が抜けて壁に懐いた。
柔らかく大きいバアルの胸は身体と壁に挟まれてむにゅ…と潰れた。
はぁはぁと顔を赤くし、発情するバアルの胸から手を離してニベルコルは突き出された尻を撫で回した。
「お尻突き出して…素直じゃないね?俺のデカチンポで犯されたくてしょうがないんでしょ?」
「そんなんじゃ、…ない…」
ゆるく首を振り、言葉では否定するがバアルの尻はこれから行われる激しい交尾を想像して軽く揺れてしまった。
ニベルコルはメイド服の長めのスカートを捲り上げた。
そこから現れたのは白いニーハイソックスが少しだけ食い込んだ肉感的な太腿だった。
ニーソはガーターベルトで留められている。その奥の秘所を守るパンツは純白レースの清楚な物だった。
その女陰部分が愛液で小さなシミを作っていた。
「んー?…コレはなんだい?期待して、バアルのオマンコねちょねちょじゃないか…」
「はぁんっ…触っちゃだめぇ…!」
ニベルコルは長く太い指で柔らかい割れ目に下着を押し込むように触れた。
女性器から溢れるトロリとした液体がくちゅり…と音を立てる。
「バアル…エッチなメイドさんだね…。俺から逃げながらこんなに濡らしてたの?」
「ふっ…は、あっ!あっ…!」
意地悪く唇を歪ませるとニベルコルは真っ赤に染まった彼女の耳を舐め、しゃぶった。
下着をはじに寄せ、ヌルヌルトロトロの割れ目にニベルコルは指を入れた。
何度犯しても再生する処女膜の抵抗感の後に、ニベルコルのペニスの形を覚え込まされている膣内が物欲しそうにキュンと指をしゃぶった。
嬉しそうに絡む膣壁を慰めるように撫でる。するともっと奥へ引き込むように中が動いた。
その感触を楽しみながらさらに奥を探るとバアルの子宮口が降りて来ていて、少し硬いそこをニベルコルはいじってやった。快感にバアルは身を捩る。
「ひっはっ!あっあっ…!ニベルコルさまぁ…」
「バアルのまんこは入口はピッタリ閉じてるのに奥がだらし無く男を求めてエッチだね」
「はぁっ!あっんっんっ…!」
膣内が熱く蕩けて準備が整っているのを確認すると指を引き抜き、ニベルコルは自身の滾る欲望を下履きの合わせ目から引き出した。
長く、太く、エラ張った赤黒いペニスはこれから征服する女を前にして雄々しく脈打った。その幹には血管が走り、凸凹として迫力を増した。
しかしその立派なペニスを直ぐに挿入する事はなく、ニベルコルは潤う割れ目に男性器全体を擦り付けて粘液を纏わせ亀頭部分でクリトリスを刺激した。
「はぁ、はぁっ!あっつい…かたくて…おっきい…」
「んー?…欲しくなってきたでしょ?処女膜突き破ってズコズコしたらすっごく気持ち良いよ…」
「僕、…ぼくはぁ…はっあっ…ほしくなんてぇ…」
言葉とは裏腹に女性器は物欲しそうに涎を垂らし、蠢いてペニスに吸い付いた。
あふれ出る液体は量を増していく。
ニベルコルが腰を前後させる度に湿った音が響いた。
にゅく…クチュ…にちゃ…くちゅ…
焦らされているバアルは切なく眉を寄せ、赤く染めた顔で後ろを振り向いた。
そこにはいやらしく笑うニベルコルの顔があった。その唇が開き、赤い舌がバアルの口元を舐めた。
バアルは無意識に口を開きその舌を迎え入れてしまった。
「ふぅ…んっ…ふ…んっんっ…」
「んっ…バアル…」
舌を絡め、夢中でキスをする。
その間に男性器は素股をやめ、女性器のヒダをかき分けると小さい穴にヒタリ…と先端を押し当てた。遊ぶように軽く当てたり、離れたりする。
男の焦らしにバアルはキュンキュンッと下腹が切なくなった。
「ほら…ほら…入っちゃうよ?バアルのぬるぬるの小ちゃい穴に、処女膜突き破ってチンコ入れちゃうよ?」
「はぁっはぁっ…に、にべるこるさまぁっ…!」
「どうして欲しい?言ってごらん」
くちゅくちゅと焦らすその動きに下腹がキュンッと男を求めて、我慢が出来ずにバアルは声を絞り出した。
「あっ!あっ…ぼくのぉ……に…入れてぇ…」
「んー?もっとハッキリ言わないと分からないよ…?」
糸を引きながらペニスが離れていく。
「はぁ…!あっ…あっ…」
離れていく男に切なく身体を震わせ、ソレを追って腰が突き出された。
壁に張り付いていた乳が重力に従いタポンと垂れる。
欲望に染まったバアルは自らの秘所を両手で開き、逞しい男を求めた。
「こ、ここにぃ…欲しい…」
「もっとちゃんと言いなさい」
「ニベルコル様の、いじわるぅっ!」
「バアルが素直じゃ無いからだよ。ほら…早く言ってみな?」
羞恥を感じながらも飢えた身体に我慢が出来ず、バアルは恥ずかしい言葉を口にした。
「……僕の…グチャグチャおまんこぉ、に…ニベルコル様の、おっきくて熱いチンポ…で処女膜破って…おくまで、犯して下しゃいっ…!」
「はい、よく言えました。ご褒美だよっ!」
「ひぁん!?……っ……あぁ!!」
ブッチュンッと言う感覚と共に一気に子宮口まで犯したニベルコルはそのぴったりと適合する穴の具合に満足した。
飢えた孔をみっちり満たされたバアルは甘い声をあげた。
「んっ…処女膜がキツくて…奥はいやらしく絡んで…最高のオマンコだね…」
「ゔぅっ!はぁん!あんっ!」
入れられた衝撃で甘イキしたバアルは全身を震わせ、ダクダクとペニスを締め付けた。そこからは快楽から溢れた透明な粘液が出るばかりであった。
人間では無いバアルは処女膜が破られても出血はしないからだ。
「あっ!…あっ…あんっ…は…あっ!」
「ふっ…んっ…ヌルぐちゃだ…」
久しぶりの結合に粘膜を合わせる快感を思い出した2人は夢中で腰を振った。
下着をずらしただけの即物的な格好で湿った音を鳴らす。
壁に手と顔をつき、パンパンと突き入れられる度に乳が揺れ、大きく開いた脚の間からは先走りと愛液が混じった粘度の高い液体が滴った。
「らめぇっ!はっあっあっあっあっ!あんっ!に、にべるこる様ぁ、のチンポッ!気持ちいいぃ!ぼく、こわれちゃうっ…」
「はぁはぁ…発情期のメス蝿。交尾大好きなクセに嫌がったふりして…。デカチンポで犯されて嬉しいでしょ?好きって言ってみな」
「…ふっ、んっ…しゅきっ!好き~っ!あんっはんっ!大っきいチンポすきっ…!」
ニベルコルは喘ぐバアルに身を寄せ、強く掴んでいた腰から手を離し、服を破り律動の度に揺れる胸を取り出した。その胸を揉みながら首筋を舐めしゃぶり、舌を絡めて深く口付けする。
「んっ…ふっ…んぅっ…ぅ…」
「んっ…は…バアル…、中に出すよ…!一番奥に濃い精液たっぷり出すから、しっかり味わうんだよ…」
「ふっ…あぁッ!あんっはっはっはっ…!」
舌を出し快楽に夢中になっている女体をニベルコルは強く抱き締めると、腰を激しく動かして最後に強く叩きつけた。
そのまま静止すると子宮の中と膣内に大量の精子を吐き出した。
「ふあぁぁぁぁんっ……ッ……あ"ぁ…ゔ……」
「くっ……は、…」
熱い飛沫を感じながらバアルもビクビク身体を震わせて全身で絶頂に達した。
数度軽く腰を揺さぶり、ニベルコルは腕を解いた。
強く締め付けていた腕が離れると、バアルの身体は床に崩れ落ちた。
「はぁはぁはぁはぁ…」
崩れ落ち、腰だけ高く上げたまま床に懐いたバアルは中イキの余韻で腰を上下に動かしながら放心する。
たっぷりと中出しされた精液は最奥で射精した事と強い粘度で、ピンク色の小さく閉じてヒクリヒクリと収縮する孔からは出てこなかった。
ニベルコルはそれを仁王立ちしたまま見下ろした。心地の良い孔から抜けてしまった男根は射精後もそそり立ち、自身を置いていった女体に対して怒るように震えていた。
「んっ…は…、あ……」
バアルは頭が真っ白になるような絶頂感から戻ってくるとはぁはぁと息を乱しながら全身を脱力させた。
その快楽に浸った雌肉の腋に、ニベルコルは腕を差し入れると抱え上げて自身の男性器が目の前に来る位置に脚を開くようにバアルをしゃがませた。
「淫乱メイド…。君のせいで汚れた俺のチンポ、舐めて綺麗にしてよ…」
未だ放心して、眼を潤ませるバアルの顔に愛液と精液で汚れたペニスを擦り付けた。
「んぁ…ふっ……おちんぽ…くしゃい…」
「この匂い好きでしょう?バアルのおまんこと俺の精液が混ざった臭いだよ…」
「僕、こんなの…すきじゃ……」
そうは言うもののバアルはトロンと更に目を蕩けさせ、顔に擦り付けられるペニスをスンスン嗅いだ。
無言で押し当てられる肉棒に舌を伸ばして自身の淫液を舐めとった。
「…えぅ…れ…うんっ…ちゅ…」
まだズッシリと重たい陰嚢も手で揉み込み口付ける。陰毛に絡んだ液体もサリサリ舐め、茎全体も横から咥えるように綺麗にしていく。
特にカリの部分に溜まった、2人分のいやらしい液体が混ざり、こびりついた溝は丁寧に舌を絡めた。
一通り綺麗にするとバアルは未だ怒張する亀頭部分を口内に収めて舐めしゃぶった。尿道内に残った精液も吸い出す。
夢中で丁寧な奉仕を行うバアルを可愛く思い、ニベルコルは彼女の頭を両手で挟み込むとペニスを深く突き入れた。
「!?…ッ…ぐっ…ぅぇ…っ…ふぐっ…」
容赦なく突き込まれる肉棒にバアルは涙目になりながら嘔吐感と苦しさに耐えた。
遠慮なく喉奥を犯す男性器を早く諌めたくてバアルは必死に舌を絡める。
「ふっぐっんっちゅっんっんっ」
ジュポジュポと出入りするペニスに歯を立てないよう気を付けながらバアルは吸い付く。強引なイラマチオに眉を寄せるが、段々と苦しさだけでなく粘膜への刺激と被虐的な快感が募った。
バアルの膣口からしゃがんだ事により自然と垂れてきた精液がぶら下がり、揺さぶられる度にぷらぷら揺れた。
しばらくその行為を続けたニベルコルは彼女の口からペニスを引き出すと数度擦り、その可愛らしい顔面と開いたままの口内に射精した。
「はぁはぁ…まずい…くさい…」
「ふふ、お化粧して可愛くなったよ…」
白い液体で汚されたバアルは口内の精液を飲み込み、唇に垂れてきたそれをゆっくり舐めとった。
恍惚とした表情で、ごくりっと喉を鳴らすその様はとても嫌がっているようには見えなかった。
まだまだし足りないのか萎える様子のない勃起にバアルは手を伸ばし、シコシコ擦り亀頭部分を舐め回した。
そんなバアルの髪を握り引き離すとニベルコルは熟れた雌の身体を抱え上げてベッドに放り投げる。
「今度はベッドでもう一回しよ」
「…!?だ、ダメです!ベッドを汚したらご主人様たちに怒られます!」
「大丈夫大丈夫…」
「大丈夫じゃない~っ!!」
喚くバアルの脚をひらかせニベルコルは溢れる精液を再び奥へ押し込むように挿入した。
「あぁんっ…!」
「ん…淫乱雌バエ…。オマンコが喜んでるよ?おチンポきもち良いって…」
「ダメぇ…っ!らめぇ……っ!」
散々耕されて男の形に凹んだ膣内は喜びに戦慄いた。快楽から後の事などすぐに飛び、バアルは男の腰に足を絡めてしまった。
バスバスと力強く犯されて乳が円を描くように揺れた。激しい動きにギシギシベッドが軋む。
ペニスの先端は子宮口とキスをすると抜けるギリギリまで下がり、再び口付ける。エラ部分で膣内全体を満遍なく擦られてバアルは惑乱した。
「に、にべるこるしゃまっ!にべるこるしゃまぁ~っ!きもちいいっ…きもちい…!」
「んっふっふっはっ…!本当バアルは弱々おまんこだね…。ふっふっ!」
「イクッ!イッちゃう!ぼくっ、よわよわのおまんこで、イクッ!イクッ!イクッ~……ッ……!んあぁ……」
ガクガクと痙攣し本日2度目の絶頂に達したバアルの膣は男性器から精液を搾り取ろうと複雑に動いた。そのキュウキュウと搾り取る動作に逆らわず、ニベルコルも気持ち良く射精した。
「んっ…くっ……ッ……。はぁ……」
しばらく快楽の余韻で2人は放心した。
膣内の痙攣が収まるとニベルコルはペニスを引き抜いた。
何度射精してもそのペニスは衰える様子はない。
「はぁはぁ…。まだ元気なのですか…?」
あまりの絶倫ぶりに呆れから呆然と眺めるバアルのスカートを、男はたくし上げて薄い腹と小さい臍をあらわにした。
ニベルコルはそこに顔を寄せると舌を伸ばして濡らした。たっぷりの唾液でぬるぬるになる。
「そりゃそうだよ。本番はこれからだからね…」
「ふへ…?」
嫌な予感に快楽の余韻は完全に消え、バアルは顔を青ざめさせた。
「ま、まさか…」
「ここを犯すのが俺は1番好きなんだ…」
そのバアルの臍にニベルコルはペニスをヒタリと押し当てた。
ああ、やはり…。
「痛覚は切っちゃ駄目だよ。お芝居しても分かるから。もし言う事聞かなかったらもっと酷い目に合わせるからね」
「ひえぇ…!」
"もっと酷い目"にあった事があるので恐怖から苦痛に耐えるしかないのだが、そこを犯される苦痛を思うと、それでも最後の足掻きとばかりにニベルコルを止めようとした。
「そ、そこはダメですっ…!入れるとこじゃナイですッおまんこで良いじゃないですか!」
「大丈夫大丈夫…君は人間じゃないんだから…」
「ひっ…ぐぅっ!…うぇっ…!か、感覚は、人間通りなのですよ~っ!…おぇ…」
無理矢理ヘソに押し込まれるペニスに腹を潰されバアルは苦しみで嗚咽した。
涙目で舌を出して苦しむバアルのその様が面白いのかニベルコルは楽しそうに笑った。
ジタバタ暴れるバアルに構う事なくさらに体重を乗せ、ヘソにペニスをギチギチとめり込ませていく。
「ぐぇぇっ!…うぇっ!…ッ…ゔぅ!ぬ、ぬ"いでぇ…っ!」
「んー?このぐらいで弱音を吐いて…。死にはしないのだから我慢しなさい」
「ゔぅっ!…えぅ…ぇ"…」
ミチ…ミチ…とヘソをこじ開けてペニスが食い込んでいく。あまりの苦しみに軽く嘔吐し多量の唾液を溢しながらバアルは身悶えた。
「ぐげぇッ…ゔぅ!…がッ…あ"ぁ!」
「コラ、あまりバタバタしない」
ニベルコルは苦しみに振り回すバアルの腕を押さえ、空を駆ける足を足で抑えつけた。そのまま腰を押し付けてバアルの薄い腹に、自身を埋め込もうと揺さぶった。
「げっ!ゔッ!がっ…あ"…!」
「はぁ…はぁ…入るよ…バアルのお腹に俺のチンポが入るよ…」
興奮からニベルコルは声を上擦らせた。バアルの苦しみの声を心地良く聴き入る。
やがて、まあるく開いたヘソにズチュンッと亀頭部分が飲み込まれた。
「ぐぅっ!?げ…ぇ…っ…いだいッ!うぇ"っ!気持ぢ悪い!抜"いでっ!ぬい"てぇー!赤ぢゃんつぶれちゃゔーっ!!!」
「…んっ?………ああ。……ふふ、この程度で君の赤ちゃんは潰れないでしょ」
1番入りにくいカリの部分を突き入れると後は身体の重みで、ズチュチュチュ…と自然にバアルの胎内にペニスが入り込んだ。
ヘソ部分の締め付けと腹の中の温かさ、無様なバアルの悲鳴。そして大量に逃げ蠢くそれがペニスに絡みつく感触の心地よさにニベルコルは呻いた。
「ふっ…んぅっ…、俺のチンコにバアルの赤ちゃんが絡んで、すっごく気持ちがいいよ…」
「おぇ"……ゔぇ!……ぐぇ…!」
苦しみに半ば白目を剥いたバアルにはニベルコルのうっとりとした声は聞こえていなかった。
ずちゅ…とニベルコルが、ペニスを抜け切るギリギリまで引き抜くと、そこに絡んでポロリと白い小さな塊がこぼれた。
それはウネウネと蠢き、蹂躙者から逃げていく。
グチュッ!と勢いよく突き込む。それに押し出されるようにバアルの腹から蛆があふれた。
それを気にする事なく何度も同じ動作を繰り返す。
ニベルコルは腰を強く動かしてパンッパンッと音を打ち鳴らしバアルの腹を犯した。
嫌がるように身を捩る無数の蛆達の動きがペニスに伝わった。
グニグニ全身の筋肉を使い動く大量の蛆。柔軟で意外と硬いその身体は激しい抽送でも潰れることはない。
バアルの腹を犯した時にしか感じる事ができないその感触がニベルコルは大好きだった。
「んっ!…ふっ…はぁ!バアルっ!気持ちがいいよ…はぁはぁっ、バアルの赤ちゃんにっ!餌をたっぷり注いであげるからねっ!」
「ぐっげっゔっうっ…!…げぇッ!」
激しいニベルコルの動きに逃げ場所を失った蛆達は上に這い上り、嘔吐物と共にバアルの口から吐き出された。
「あははっ!可愛いね…バアル…。俺に口移しで食べさせてくれるの?」
「うぇっ!うげぇ!」
苦しみ首を振るバアルをうっとりと見つめて、ニベルコルはバアルの穢れた唇に口付けた。舌を差し入れて嘔吐物と蛆をこそげ取っていく。
口内に受け入れた元気に蠢く無数のそれをニベルコルは頑強な歯でプチリッとすり潰した。
プチプチグチュ…と咀嚼してゴクリと飲み込む。満足げに笑い、味の感想を述べた。
「甘い物ばかり食べているから吐瀉物も甘くて美味しいな。蜂蜜と…今日は林檎かな?…蛆もクリーミーで、甘くて、デザートにピッタリだ…」
「う、うー…。ゔぅー…ゔぇ」
自らの分身を無惨に捕食されバアルは泣きながらも、我慢出来ずに次の食事を吐き出した。
ニベルコルは腰を小刻みに動かしながら深く口付ける。
溢れ出る甘露を吸い出し、すり潰し、飲み込んだ。舌を絡めてまるで愛し合っているかのようなディープキスを行う。
「ぐっゔぅ…ゔ…ぐぅ…」
「はぁ!あぁ!美味しくて、気持ち良くて、最高だよ!俺のハエちゃん…」
今日1番の嬉しそうな笑顔を浮かべ、ニベルコルは登ってきた精液を吐き出すためにさらに激しく腰を打ちつけた。
「はぁはぁ!中にっ!出すよっ!バアルっ!」
「ふぅ~っ!ゔぇ!ぐゔぅ!げぇっ」
射精の瞬間、ニベルコルは絡めたバアルの舌を引き出して噛み切った。
「ッ…!?…うひぃん!はひぃーッ!」
「んっ……くッ………はぁー……。気持ち良かった…。バアル…君の舌は人間の肉みたいだよね」
弾力のあるソレを咀嚼して飲み込むとニベルコルはゆっくりとペニスを引き抜いた。粘液が糸を引く。
その陰茎には腹を掻き回した名残の蛆虫が数匹纏わり付き這い回った。その内の1匹はまだ少し尿道に残る精液を得ようと尿道口に潜り込もうとしていた。
グニグニ全身を動かし狭い穴に食い込んでいく。
ニベルコルはソレをつまみ取り、引きずり出すと口に放り込んだ。
ニベルコルの肉棒の形に開かれたヘソは微かに縮んだが、閉まり切ることはなかった。
ポッカリと空いた穴からは注がれた蛋白質を喜ぶように蛆が踊りくねっていた。
様々な液体に汚れ、痛みで放心しているバアルの顔をニベルコルは愛おしげに撫でた。
豊満な胸はバアルの荒い呼吸のたびに微かに揺れている。
ガニ股に開いた脚の間から、たっぷりと注がれた精液がこぽっ…と溢れた。
清楚で清潔だった下着は淫液で濡れ、見る影もない。
汚し尽くし、好き勝手に貪ったバアルの惨状を満足げに鑑賞しニベルコルは頷いた。
「さ、オヤツにしようか」
「……ひ…」
バアルの朦朧としていた意識が一気に戻ってきた。
恐怖の時間だ。
最後の仕上げに遊び終わった獲物で腹を満たす為、ニベルコルの頭部が八つに分かれ、大きく口を開いた。
そこにはビッシリと牙が並んでいた。
「……はひん…」
迫り来るソレに気の抜けた断末魔をあげ、パクンっとバアルは食べられた。
「うっうっうっ…酷いです…。残酷です…。お嫁にいけません…」
大半を捕食され、縮んでしまったバアルは目を覚ますとさめざめと泣いた。
微かに残ったメイド服のスカートを身体に巻く。
いたいけな少女は目を真っ赤にさせ、恨めしげにニベルコルを睨みつけた。
その様子をニベルコルは拾い集めた黒い蛹をポリポリ食べながら適当に慰める。
「何をそんな今更…。それに嫁にならいつでも歓迎するよ」
「…ぜっーーーたいっ嫌ですぅーー!!!こんな毎日っ、耐えられません!!……あぁ、僕が減っていく~……うっうっ…」
「すぐ増えるんだからいいでしょ、ちょっとくらい。逃げた君もまだまだいっぱいいるし…」
「それとコレとは違うんですーーっ!……あぁ!せっかくオッパイ大きくしたのにー!!僕のオッパイっ!ぱいぱいぃ!」
「よしよし、ごめんね。また大きくしてね」
「うゔーーーー!!」
「ちっちゃいのも可愛い。もう一回セックスしよ」
「やだーーーーっ!」
力で敵うはずもなく、たっぷりと精液を注がれた。
その後帰宅した主人に部屋を汚した事を怒られたバアルは心底ニベルコルを恨むのだった。
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ファンタジー
◇12/20:::HOT90位ありがとうございました!RPGで言うところの全クリをした後、富も名声も女も時間も何もかもを満喫しつくした「元勇者=リタイア勇者」たちと、設定上やられ役=悪役キャラの魔王や魔女たちが繰り広げる、ほのぼの居酒屋同窓会。
自己中神様にハレンチ女神。不倫二股ヒロインたちも登場して、毎夜毎夜飲みまくる、胃袋ブレイク。
(いろいろ増えるよ。登場するよ)
※加筆修正を加えながら、ゆっくり更新中です。
※第二回お仕事コン楽ノベ文庫賞の受賞候補作品でした。
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