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番外編(本編終了後)
粘液!ヌルヌル光沢ボディ!
しおりを挟むそれはいつも通り男の家にお邪魔した少年が部屋に入った瞬間だった。
生温い粘液が大量に浴びせかけられる。
「!?」
突然の事に驚いて開かれた口の中にも液体は入り込み、得体の知れないソレを急いで少年は吐き出した。
「うべっ!ぺっぺっ」
口からこぼれた白濁した液体はドロッ…と重たく糸を引きゆっくりと床に広がった。髪の毛からも滴り、幾つもの筋を作る。
バケツいっぱい浴びせられたソレは少年の頭部から爪先までまとわりつき、制服に染み付いて全身を重たくした。
張り付く布が気持ち悪い。
目の前を見ようとして手で必死に顔を拭うが、両手にもまとわりつく粘液は顔面に広がるばかりで一向に落ちることはなかった。
「…う、はぁ…ば、ばかやろっ!なんなんだよ!これ…」
「えへ、ビックリした~?」
ベショベショになりながら少年は、目の前で楽しそうにニコニコ笑っている男に向かって悪態をついた。
薄目に映ったその液体の色と感触、そしてその温かさから、まさか…と少年はその液体の正体を勘繰った。と、同時にゾクゾクと何かいけない感覚が走り抜ける。
(これは…せいえ…?いやいやいや…流石にこの量は…)
しかし常識外れな男ならこの量を製造できるかもしれないと条件反射的に少年は身体を熱くした。
「…ッ…は、…ぁっ…」
思わず内股を擦り合わせるとヌルヌルとした独特の感触が卑猥な気分を募らせた。
少年の性器がほんの少しだけ膨らんでズボンを持ち上げる。
ちょっと動くだけで、クチュ…ねちゃ…と音が鳴った。
それは男との濃厚なセックスを思い出させて、少年の体温が上がっていく。
粘液でねっとり張り付いたシャツからはほんのりピンク色の慎ましい乳首が透けて見えていた。
まだ今日はいじられていないそこはほんわりと柔らかく、何も知らない純真無垢な少女のように存在している。
そんな少年の痴態を楽しんで眺めていた男は前に進もうとヌルヌル滑っている身体を引き寄せ抱きとめた。
そんな男に少年は恐る恐る問いかけた。
「…なあ、これまさか、あんたの…」
「なんだと思う?…………ふふ、残念だけどただのローションだよ。」
「ろ、ローション…」
「今日はぬるぬるで遊ぼう!」
普段は透明なローションだったので少年は興味深気に精液そっくりなその液体を眺めた。
指に絡んで糸を引いているそれは見た目は精液そっくりだが言われてみれば味も臭いも全く違うものだった。
「向こうにいっぱい用意してあるから、楽しもうね!」
「……………まぁ、いいよ。…………楽しいか?」
この制服どうすんだよ…と思いつつも少年は男につれられてぬるると部屋を移動した。
寝室に入るといつものベットカバーとは違ったものが掛けられていた。その横には桶やガラス瓶、パッケージそのままのローションが所狭しと置いてあった。
ピンク、黄色、グリーン、透明な物から白濁りした液体がたっぷりと用意されている。
楽しそうに準備する男の姿が目に浮かんだ。
「ひぇ…」
「まずはこれからいこうか」
そう言って男が手に取ったのは先程と同じ白濁した粘液だった。ガラス瓶いっぱいに用意されている。
ぬとろぉ…と男の手ずから追加された液体は立ったままの少年の肩から胸を伝いズボンを流れていく。
「う…わぁ………なんかあったか…」
「お湯で作ったからね」
タポ…コポ…と足され続ける液体を少年は流れに逆らうようにすくい取り、衣類の上から身体に塗りつけたり、両手で遊んだりした。男の手も制服に塗り広げるように這い回る。ペッタリくっついた服の上から撫でられるといつもと違う触られ心地にもどかしい気分になった。
「う……ん……」
ぬちゅちゅ…と布地が張り付いたまま少年の肌の上を移動する。その独特の感触になんとも言えない気分になって身悶えてしまった。
「う…ひぃ…」
「ふふ…宇多君の身体に張り付いて、洋服が皮膚みたいだね」
男の言葉通り衣服の表面を軽くなぞるだけでその振動がダイレクトに肌に伝わった。ほんのちょっと服の皺に指先が触れるだけで触られている感覚がした。
しかし間接的な触れ合いはもどかしさを募らせるだけだった。
ー…にちゃ……グチュゅ……ねち……
男の大きな掌が少年の身体を這う度にじれったい気持ちと、纏わりついてぬるぬる擦れる感触がどんどんと気持ち良くなってくる。
「んっ…んぅ……ん…」
男の指が白濁塗れの服の上から乳首を探る。慎ましく柔らかいそれを男は摘まもうとするが、シャツの中でぬるん、ぬるんと滑って逃げてしまった。
ビクビクと少年の身体が揺れて、身を捩って逃げようとするが男はそれを許さない。
「はっ…あっあっあっ…!」
「ふふ、…全然捕まんないやー」
男はわざと本気で摘もうとせず、にゅるんにゅると逃げる突起を楽しんだ。
そうやって弄られつづけるとどんどんと少年の乳首は芯を持ち、張り付いたシャツを押し上げるのだった。
ぷちっと立ち上がった乳首は濡れた白いシャツから浮き上がり、薄い膜に包まれながらテラテラといやらしく光り、もっともっと触ってほしいと男を誘っていた。
「宇多君の乳首が僕にさわってさわって~って言ってるよ。可愛いーね!」
「うっ…この、ばか…!…い、いじるなら、ちゃんとさわれよ…!」
ぎゅっと眉を寄せて少年は顔を赤らめた。そうやって焦らされるのが限界に来た少年は、ガシりと男の手を掴みその指先を自ら小さな勃起にぎゅっ…と押しつけた。
ローションの染みた布の上から男の指に押し潰され、立ち上がった乳首が、にちゅぅ…と滑りながら潰され転がされ、焦らされた分だけの快感を少年に伝えた。
「ゔっ……はぁ…っ…ふ…ん……きもち、ぃ…」
「コリコリだねぇ」
快楽を思い出した乳首は男の指にいじられる事を喜び赤く尖って上向いている。それを摩擦が無くなったシャツの中で親指と人差し指に挟まれ、ぬるぬるいじられて少年は背後の男に髪を擦りつけた。
「はっ…んっ……んっ…ぐっ…」
男は片方の手でそうやって小さな突起を可愛がりながら少年のズボンのジッパーだけを開けた。
「はっ…んっ………?」
そうして次に制服のウエスト部分と下着を一緒に引っ張り、中に大量にローションを流し込んだ。
「!?…あひっ…」
「あーあ、下半身びしょびしょでこんなにお漏らししちゃってぇ…」
下着から染み出した白濁液が開けられたジッパーから床に重たく滴り落ちる。
「ふふ、こんなに出ちゃったの?宇多君はやらしーね…」
「ち、ちがう…」
耳の穴を舌で穿りながら男が掠れた声で囁く。
アンタがやったんだろ!と少年は思ったが確かにズボンの前から滴る様子は射精して精液を漏らしているようにしか見えなかった。
擬似射精に少年の性器が本物の白濁液を出したいとピクピク震えていた。
「ち、ちんちん…触って、擦って…」
「んんー?…ふふ、こうかな?」
「ゔあぁ…!?」
男の手が液体で膨らんだ下着部分を押しつぶすように握り込んだ。予想と違った触れ方に少年は驚き身体を揺らした。
ぎゅっと握られ絞り出された白い液が床にボタボタ垂れる。それと同時に少年の敏感な性器に粘液が絡み、ヌメリの中揉み込まれる快感が広がった。
「んぁっ!あぁ…っんぅ…」
その気持ち良さに男の手に擦り付けるように腰を揺らすが、その動きに合わせて男の手も動く為それ以上の快楽を味わう事が出来なかった。
もどかしさに股間を覆う男の手に少年の手が重なる。
自慰が行えない代替え行為で硬く骨ばった大きな手の甲をぬるぬる擦ってしまう。少しでも振動を伝えたくて少年の動きは激しくなった。そして股間を覆う手を外そうと男の指に手を掛けるがまったくびくともしない。
ねちゃねちゃ湿った音だけが響いた。
「ゔ…うぅ…っ!…ばか!」
「んー、可愛いー…」
そのうちに男の手は股間から離れて少年の手を絡め取り、逃げようとする少年の指と悪戯な男の指が激しく交わって、手でセックスをしている様な激しさだった。
「…うっうっうっ…」
「ふふ…宇多君の熱烈な愛撫気持ちいいなぁ…」
男は首筋を舐めしゃぶりながら楽しそうに笑った。性感を高められながら肝心の場所を擦って貰えずガクガクと少年の身体が震えた。真っ赤に染まった顔ではぁはぁと熱い息が漏れる。
「イキたい?」
「い、いきたい…」
「ふふ…じゃあ、ものすごーく気持ちよーく射精させてあげる」
「はぁはぁ…?」
そう言って男は少年をベッドに座らせた。
男は徐にローションのボトルを掴むとパコっ…と蓋を外し大きく口を開けた。
広げられた舌の上にたっぷりと蜂蜜色の液体を垂らす。
大量に注がれたローションでテラテラと男の舌や口腔内がいやらしく光った。
たっぷりの液体は男の口の端から、舌から、だらだらと垂れていく。
卑猥な光景をドギマギ見つめる少年の頭を押さえつけ、男は少年の口の中に舌をねじ込んだ。
「!?!?!?……んぅ…ちゅっ…」
舌の上に甘さが広がる。食べられるローションだった。
「んぅ……んっ……ちゅ……あ、あま…ぃ…」
「ふふ…美味しいね…」
激しく舌を絡めながら隙間にローションを足していく。いつも以上にヌメリがある口付けは少年を夢中にさせた。
「ん…え…んっ、…ちゅ…」
1ボトル使い切ると2人の口内と顔面はローション塗れになった。男がゆっくりと離れると、ねちょぉ……と大量の粘液が2人の間を繋いだ。
少年の目は潤みとろトロ蕩けている。
男は新しいボトルを開くと再び舌の上に垂らし、ヌラヌラになった口内を少年に見せた。
そうして少年の性器をジッパーの隙間から取り出して顔を寄せる。期待に顔を火照らせる少年から目線を外さ無いまま、にゅるんと美味しそうに男は少年の性器を口に含んだ。
「…!?…んあっ…ひんっ…!」
熱く、吸い付き、絡まる、ヌメリがあるフェラチオに少年の童貞ペニスは喜びに震えた。
口内の粘膜が優しく絡む。
舌が硬く、柔らかく少年の幹を這い回って亀頭部分に絡みついた。
にゅるにゅるのなめらかな感触はいつも以上に気持ち良い。
ちゅう…と吸われると全身の体液が出ていきそうだった。
「うっ…くっ…やばいっ…はっ、あっ…あっ…これっ…やば…ッ…ゔぁ…」
「んー…。…んふー、ふふ…きもひいーい?」
「ひぃっ…んっ…ぐっ……きもち、ぃ…」
ちゅむちゅむ吸われて喋られると痺れるような快感が走る。楽々根元まで飲み込んだ陰茎を口内で犯しながら男は指先で少年の陰嚢をぬるぬると揉み込む。そうすると少年はもう何も我慢できず、腰を上下し男の髪を掴んだ。
「はぁ!はぁ!ひっんっ…ひぐっ…あっ…で、でる…いくっ!イくっ…んぁっ…!」
「ふふ…んっんっんっ、いーお、だひて…ちゅぅ…」
きゅーと吸われてなんの抵抗も出来ず、少年は男の口内にビクビク射精した。ぴゅっぴゅっ…と断続的に放たれる精液を男は口に溜め、柔らかくなった陰茎をちゅぽっと離す。そして口を大きく開けてその淫液を見せつけた。
唾液とローションに気持ち良さげにとろけた精液は男の舌の上で恥ずかしそうにプルプル震えている。
少年も羞恥に震えながらそこから目が離せなくなった。
その熱い視線を感じながら男は目を歪ませ、口を閉じてゴクリっと飲み込んだ。
ゆっくりと何度か上下した喉仏の動きで、男の体内を混合液が降りてゆく様子が想像できた。
再び開いた口内にはもはや淫行の後は残っておらず、しかし赤く染まったその舌が行為の証に思えた。あまりのいやらしさに少年のペニスは再度ゆるく勃起した。
「気持ち良かった?」
「……よかった」
「そう、もーときもちーことしよーね」
「…ん」
口淫したばかりの男の顔が近付いて少年の口を覆った。熱い舌が差し込まれ舌に絡まる。少しだけ青臭い、精液の味がした。
そうやって口付けながら男は少年のシャツのボタンを外していく。ぬるっと滑りながら脱がされたシャツはたっぷりローションを吸って重たい音を立てながら床に落ちた。同じように男は自分自身の服を脱ぎ、硬く勃起した長大なペニスを露わにした。それは力強く肉を張り、開放感に脈打っていた。
男は自身の肉棒を少し下に引っ張って離すと下腹をペチンッと叩いた。
「はっ…ぁ…」
その揺れる肉塊に、躾けられた少年の口内は唾液が溢れて無意識に脚が開いてしまった。
「…相変わらず、ご立派ですね」
「ふふ…宇多君専用おちんちん、もーとよく見せてあげる」
「……?」
そう言いながら男はピンク色のローションが入ったガラス容器を手に取り少年の全身にかける。
「うわ……っ…」
少し冷たいソレはすぐに少年の体温を吸って生温かく肌を滑っていった。
ー…ピチャ…タポぽ……ぬトロぉ………
今度は黄色いローションが入ったガラス瓶を男は自身の身体にかける。筋肉の凹凸に沿ってぬるぬる液体が流れていく。上向いたペニスにも男はたっぷりと粘液を纏わせた。
そうして準備が整った所で男は照明のリモコンを操作した。
パチリ、と照明が落とされる。
暗闇が広がった。
薄暗闇の中男のペニスが光り浮き上がっていた。闇世の中で交配相手を探す蛍のようにぼんやりと輝き、番を求めているようだった。
身体にまとった粘液も淡い光を放つ。
男の逞しい肉体が闇の中で黄色く明るく灯る。さらに男が液体を足すと厚く重なった分だけ明るくなった。
ー…タポ…ねちゃ…ぬるる…
「…なんじゃこりゃ」
「宇多君もピンクで可愛いーね」
「…?…う、わっ…おれも光ってる!?」
「見てー、宇多君と交尾したいって僕のちんちんが光ってるよ」
「………うん、まぁ…うん」
蛍光塗料のローションは面白くはあったし闇の中光り浮き上がる鍛えられた肉体は美しかった。
少年は戸惑いながらも楽しそうに男が粘液を足していくペニスを見つめる。先端を包み込んだ黄色い光は丸い亀頭を滑り、エラを呑み込んで幹を落ちていく。凹凸に溜まり込んだ液体によって闇の中しっかりとその形が視認できた。
男の大きな手が自身のペニスを握りゆっくりと上下させる。その度にポコン、ポコンと飛び出る亀頭の様子に少年は唾を飲み込んだ。
「宇多君、下脱いで。脚広げて」
「…はい」
ベタベタになった張り付く布を引き剥がし素足を晒す。そのままベットの中央に座ると脚を開いた。
開発され切ったお尻の穴が空気に触れると物欲しそうにヒクヒク動いた。だが暗闇の中では男に見えないであろう。
「…はぁっ…はぁっ…」
「よく見えないなぁ」
早く刺激が欲しくて少年は尻肉を両手で引っ張り、交合に使う穴をさらに広げた。そこに男は黄色い液体を注いでいく。敏感な粘膜に感じた冷たさにピクリと身体を揺らした。
ー…ピチャ…タポ…ねちゃ…ぬるる…トロロぉ…
「…っ!?……」
「ほら、宇多君も交尾したいって光出した……。ふふ、よーく見えるよ…」
「はっ…ぁ…」
少年の顔や唇、ツンと尖った乳首はヌラヌラとピンク色にいやらしく光、肛門から臀部にかけては男と同じように蛍火のような光が闇の中優しく静かに灯った。
足され続ける粘液によって男のペニスは少年に近づく事に光を増した。やがて近づいた陰茎はにゅるっと肉の口に押し当てられた。熱くぬるつくそれが軽く開いた柔らかいそこに何度も押し当てられ、もどかしさに少年は足をばたつかせた。
「っ…あぁっ…ゔっ…ひっ…い、いれて…っ!」
「はぁ…あっ、…柔らかくてヌルヌルで僕のちんちんが欲しい欲しいって動いてて押し当ててるだけで気持ちーよ…」
肛門の周りをぬるぬると触る。臀部周りやシワの一本いっぽんを丁寧にたどるが男は中々ペニスを入れなかった。
終いには少年の性器や陰嚢に擦り付け、尻タブに挟んで遊び出した。
「んっ…ふっ…宇多君っ!何処もかしこもぬるねちょで堪んないよぅっ!」
「っ…クソ馬鹿野郎!はやくいれろっ!」
「あぁっ!うたくんっ!」
いつまでも遊んでいる男に対して、発情したもどかしさが怒りに変わった少年が罵った。
その少し乱暴な口調に男はとても嬉しそうに声を弾ませると赤く張り出した亀頭を肉の輪っかに押し当てた。
幾度も犯され慣れた後孔は嬉しそうに口を開き、ぬちっと軽く押し当てられただけの先端を飲み込んだ。乾くことのない粘液によって丸い先端が柔らかい肉をかき分けエラの張ったカリまで楽々入る。
ー…ぬりゅん…
括約筋を押し広げた出っ張りの気持ち良さに自然と少年の後孔は締まり、その形をまざまざと脳裏に浮かばせた。くびれの所できゅっとしめつけた括約筋を割り広げるように太い幹の部分も湿って弾けるような音を奏でながら押し入っていく。
「ひっ!…は、ぁ…っ!!あっあっ…!ちんちん、入ってくるっ!気持ちいいっ!」
「はぁはぁ!ぬるぬるで熱くって宇多君の中は最高だっ!」
大量のローションによって動きがスムーズになり普段よりも感度が上がった感じがした。少年の開いた白い足が気持ち良さに震えながら男の身体に絡む。両腕でもしがみつき、ぎゅッと身体を押し付けると2人の間の空気が抜けて吸盤のようにみっちり吸いついた。
さらに男がぎゅう…と強く抱きしめてきた。そのぬるぬるの熱い肉体の中で揺さぶられると自分自身が性器になったかの様に少年は錯覚した。
ーーぱちゅんぱちゅん、ズチョズチョズチョ…
長いストロークで出入りする長大なペニスが容赦無く前立腺を刺激する。たっぷりのローションで何の抵抗もなくヌチョヌチョと好き勝手に穴を犯す。
潰された乳首同士が擦り合わせられ、少年の生殖器も男の粘液塗れの腹のねっとりとした濃厚な温もりに押し潰され、こねくり回される。
互いの肉体に手を這わせると全身のヌルヌルが摩擦を無くし、触ってるだけでいつもと違う感触に快楽が生まれた。
揺さぶる動きが大きくなっていく。
ー…グチョグチョグチョグチョ……
抜き差しする度に男と少年の下半身が泡立ち糸を引く。ぬるぬるの唇を合わせて舌を絡めた。上も下もぬるぬるぐちゃぐちゃで境目が分からなくなっていった。
男の背中に必死でしがみつこうとするがローションを纏った肌はつるんとした感触で、しかしそのぬめっとした質感にどんなに強く力を入れても不安定さを覚え何度も男の身体にしがみ直した。
「ひっ!…んっ…あっ…あっ…!」
「はぁはぁっ、うっ、…はぁー、きもちぃー…」
荒い鼻息が耳元にかかる。
射精が近いのか男の動きが激しくなった。必死にしがみついていた少年の足が滑り落ち、乱暴な動きに激しく揺れる。
「ひっ…ぃっ、はげしっ…ゔぁっ…あっあっ!あっ!な、中に、だひてっ…中、あっあっ…なかっ!」
「うたくん!可愛いっ!はぁはぁ!あっ…気持ちいいねっ!宇多君!うたくんっ!中にビュービューあっつい精液出すからねっ!全部受け止めてっ!あっあっ…出すよっでるよっ!…うっ……………」
「ゔぁっ…あつい……い、イクっ……!!」
ピタリと動きを止めた男は気持ち良さそうに小刻みに腰を動かした。激しい抽送によりトロトロ柔らかくなった肉穴に痙攣する熱く硬い男根の振動が伝わる。
腹の中にドクドクと注がれる熱い飛沫に少年の体内は蠢き、喜びに震えた。
「お"っ…あっ…あっ……っ!」
気持ち良さに全身が硬直してガクガク震え、やがて弛緩した。
全身を真っ赤に染め、注がれる精液を感じながら少年の性器からも白濁液が緩く放出される。
「はぁはぁはぁはぁ…」
肉穴と性器の絶頂に頭は真っ白く染まり、だらしなく開いた口からたらりと唾液が垂れた。
男は柔らかく包まれたペニスに感じる粘膜の張り付く感触に陶酔した。未だ絶頂から帰って来ない少年の中のピクピクとした痙攣を楽しむ。
密着した2人の身体にローションを介して伝わる熱はいつもより直接的に、しかしじんわりと優しく伝わった。
その後正気に戻った少年はいつものように引きずられて男と仲良くお風呂に入った。
好き勝手に浴びせられたローションはなかなか落ちなくて苦労したが男は楽しそうに少年をいじくり回してもう一度体内に精液を注がれた。
のぼせ上がった少年をソファに転がし、男はせっせっと後始末を行なっていた。
ぼんやりとそれを眺めて冷静になった少年は、これは部屋でする行為じゃない、と思った。
ベットに敷いてあったシーツはどうやら防水だったようでどろぐちゃな惨状はくるりと丸めて、真新しいシーツがふわりと覆い、あっという間に心地よいベットに戻った。
ぽいっと少年をベットに投げ戻すと男は満腹になった肉食獣のように転がり、少年を引き寄せた。
ローション使用後の柔らかくなった肌の上を乾いた手のひらが撫でる。張り付くような一体感がなくなった寂しさがあるが、乾いた優しい温もりに少年は安心感を覚えたのだったーーーー。
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