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お粥定食

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縄遊び

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…意識がゆっくりと浮上してくると、宵は自身の身体の違和感に気付いた。
宵「身動きがとれない。」
己の身体の至る所に肩、背中、胸、腿、更には臀部の割れ目にまで縄が食い込んでいた。
宵(…まさか、俺は捕まっているのか?)
宵は上から下に自分自身の身体に重力が掛かっていることに気が付いた。
宵は自分の身体を動かす度に、ギシッギシッと縄が自身の身体に食い込んでいくのを歯を食いしばって苦痛に耐えていた。
その時、
ギイイイイイッ。と木製の扉が音を立てて開いた。
中に入って来たのは、黒髪を腰まで垂らし赤い上質な着物を着込んだこの世の者とは思えない程の美女が入ってきた。
宵(…誰だ?街にこんな人は見かけなかったぞ。)
宵が思考を巡らせている間にその美女はスタスタと宵の方に近付き、手に持っていた。赤黒い色をした縄で宵の背中を思いきり打ち付けた。
バシッ!
宵「いぎいっ!」
宵はあまりの痛みに身を捩らせた。しかし、それと同時に縄が自身の身体に更に食い込み宵の苦しみを二重にする。
宵「はあ、はあ、一体何が目的でこんな事を?」
宵の問に全く応えず、女は宵の背中を更に赤黒い縄で再び打ち付けた。
バシッ!
宵「ひぎっい!」
宵の背中を打ち付けている女が宵の方を見て口角を上げ、ニタリと満面の笑みをたたえた。
その女の笑顔に宵は心の底からゾッとする感覚を覚えた。
宵(この女…とにかく何とかして脱出しなければ!)
しかし、宵の考えを見透かすように女は急に宵の身体を縛っている紐を不思議な力で解き、宵を畳の上に落とした。
ドサッ!
宵「い”っ!!!」
長く身体を拘束されていた事が原因で、宵は全身の激しい苦痛に苛まれていた。
しかし、そんな宵の気持ちを無視して女は宵の身体を組み敷いた。
宵「や”っ止めろ!」
宵は女の手から逃れようと、身体をバタつかせたが長時間の縛られていた宵の身体は一向に前へ進まなかった。
女は人とは思えぬ力で宵の白い着物の臀部部分を捲り、顕になった双臀を女は割り開いて割れ目の中心の菊口に自身の指を押し付けた。
宵「…何をする気だ?」
女は宵の問には応えず、無理矢理宵の蕾に自分の指を挿入した。
宵「い”っだ!。」
宵の菊口は異物を排除しようと、女の指を外に押し出そうとしたが、
女は全く意に介さず、宵の孔を激しく弄んだ。
宵「い”い”い”っ止めろ!」
女に無理矢理、後孔を嬲られて、激痛が宵の身体を襲った。
宵「あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!」
宵はあまりの苦痛に目からは涙が溢れ、鼻孔からは鼻水が大量に出てきて宵の顔はぐちゃぐちゃになった。
宵はあまりの痛みに途中で意識を手放した。
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