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軍生活2
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数年後
麗はそれからというもの軍の中でどんどんと成果を上げていって、ついには軍の最高指揮官である大将にまで昇格していった。
麗はここで決定的な決断を決める。
同志を集めてゆき計画は順調に進み、やがてクーデターはついに成功した。
それから麗は国を統べる国家元首となり、国の科学者達の力を総動員して社会のΩ差別を無くすべく、Ωの人達の遺伝子を徹底的に調べ上げ、どうしてαやΩが産まれるのかを見つけ出した。
大昔、まだ人々はαβΩという性別で社会的地位が決まっておらず、男性と女性で産ませる性と産む性で分けられていた時代に世界各地で核戦争が起き、僅かに生き残った人達は
核シェルターで生き延び細々と暮らしていた。
しかし、子供を作るにあたって女性の数が少なくて、とてもじゃないが子孫を増やす事は難しかったが、お互いの遺伝子を操作する事によって女性でも子供を産ませる事が出来るようになった。
しかし、誰も予期せぬ副作用が生じた。
それは少数の男女の身体的、精神的に変化が起こり、
知能が飛躍的に向上し、肉体の著しい強化が認められた。
やがてこの少数の男女は平均的な知能と体力を持つ、性別の人達を支配するようになり、彼等は自分達の事をαと名乗り
それ以外の平均的な能力の人達の事をβと呼んだ。
α達はβの人間達を支配するだけでは飽き足らず、βの人間達を強姦し子供を産ませていたが、
その所業に対してβの人間達は反発してβの人間達の中でも身体能力や知能等といった能力が特に低い言うなれば落ちこぼれの者達の遺伝子を組み替え、異性を誘引して交尾行動を誘引する性フェロモンを植え付け更には男性でも子供が産めるように子宮を生成した。
β達はこの遺伝子を組み替えたβ達をΩと名付けた。
これによりα達のターゲットはβ達からΩに標的が変わった。
それからというものα達はΩ達を強姦し、子供を産ませるだけではなくαの子供を沢山Ω達に産ませるように品種改良したり、見目麗しく華奢で従順な性格になるように特にΩの中でも一際顔立ちが良く筋肉が少ないΩ同士を交配させたりして、
どんどんと自分達α達を増やしていった。
しかし、Ω達の中にはα達の隙をついて脱走する者が度々現れた為α達はΩ達を絶対に逃さないように自分達の身体を遺伝子改良した。
それはΩの項をαが噛んだら、αの犬歯から分泌される自分以外での他者に対する拒絶反応を起こす液体を項を噛まれたΩの身体中に注入した。
この液体を流されたΩはαから番契約を解除されない限り、番のαでしか自身の身体を触れる事も許されず、
長時間番のαと性行為をしていないと精神的に不安定になり最悪の場合は自殺に及ぶ事もあった。
それでβ達はΩ達の子宮にα自身の遺伝子を組み込み、そのαが一目でもΩを見た途端にそのΩと子作りをするために無理矢理項を噛み、自身の番にしてしまうだけではなく
Ωの方はαの遺伝子を移植させられた自身の子宮が子作りの為に降り、後孔を慣らさずとも自然と愛液が分泌され、その番のα男性器を子宮口まで深く咥え込む。
いわばα個人専用の子供生産機械、もしくは性処理道具である。
麗はそれからというもの軍の中でどんどんと成果を上げていって、ついには軍の最高指揮官である大将にまで昇格していった。
麗はここで決定的な決断を決める。
同志を集めてゆき計画は順調に進み、やがてクーデターはついに成功した。
それから麗は国を統べる国家元首となり、国の科学者達の力を総動員して社会のΩ差別を無くすべく、Ωの人達の遺伝子を徹底的に調べ上げ、どうしてαやΩが産まれるのかを見つけ出した。
大昔、まだ人々はαβΩという性別で社会的地位が決まっておらず、男性と女性で産ませる性と産む性で分けられていた時代に世界各地で核戦争が起き、僅かに生き残った人達は
核シェルターで生き延び細々と暮らしていた。
しかし、子供を作るにあたって女性の数が少なくて、とてもじゃないが子孫を増やす事は難しかったが、お互いの遺伝子を操作する事によって女性でも子供を産ませる事が出来るようになった。
しかし、誰も予期せぬ副作用が生じた。
それは少数の男女の身体的、精神的に変化が起こり、
知能が飛躍的に向上し、肉体の著しい強化が認められた。
やがてこの少数の男女は平均的な知能と体力を持つ、性別の人達を支配するようになり、彼等は自分達の事をαと名乗り
それ以外の平均的な能力の人達の事をβと呼んだ。
α達はβの人間達を支配するだけでは飽き足らず、βの人間達を強姦し子供を産ませていたが、
その所業に対してβの人間達は反発してβの人間達の中でも身体能力や知能等といった能力が特に低い言うなれば落ちこぼれの者達の遺伝子を組み替え、異性を誘引して交尾行動を誘引する性フェロモンを植え付け更には男性でも子供が産めるように子宮を生成した。
β達はこの遺伝子を組み替えたβ達をΩと名付けた。
これによりα達のターゲットはβ達からΩに標的が変わった。
それからというものα達はΩ達を強姦し、子供を産ませるだけではなくαの子供を沢山Ω達に産ませるように品種改良したり、見目麗しく華奢で従順な性格になるように特にΩの中でも一際顔立ちが良く筋肉が少ないΩ同士を交配させたりして、
どんどんと自分達α達を増やしていった。
しかし、Ω達の中にはα達の隙をついて脱走する者が度々現れた為α達はΩ達を絶対に逃さないように自分達の身体を遺伝子改良した。
それはΩの項をαが噛んだら、αの犬歯から分泌される自分以外での他者に対する拒絶反応を起こす液体を項を噛まれたΩの身体中に注入した。
この液体を流されたΩはαから番契約を解除されない限り、番のαでしか自身の身体を触れる事も許されず、
長時間番のαと性行為をしていないと精神的に不安定になり最悪の場合は自殺に及ぶ事もあった。
それでβ達はΩ達の子宮にα自身の遺伝子を組み込み、そのαが一目でもΩを見た途端にそのΩと子作りをするために無理矢理項を噛み、自身の番にしてしまうだけではなく
Ωの方はαの遺伝子を移植させられた自身の子宮が子作りの為に降り、後孔を慣らさずとも自然と愛液が分泌され、その番のα男性器を子宮口まで深く咥え込む。
いわばα個人専用の子供生産機械、もしくは性処理道具である。
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