13 / 13
番外編3 ※
しおりを挟む
こんなの、夢みたい……。
カイル様が、俺のを触って下さってる。
「アルト、こんなにビクビク震えて……何て感じやすくて、可愛い体なんだろうね。」
カイル様はクスリと笑い、手の動きを速めた。
「アッ、ダメ……!そんなにされたら、もう、イッちゃう──!」
「いいよ、イッてごらん?」
「ヤッ、あ、ああぁ──ッ!」
カイル様に耳元で囁かれ、背中にゾクゾクと快感が走り……俺は大きく体を震わせ、熱い熱を吐き出した。
そして俺が吐き出したソレを、カイル様は未だ閉ざされている俺の蕾に、ヌチャリと塗り込んだ。
「あッ……!?」
「アルト、ごめんよ。すぐ気持ち良くしてあげるからね。」
そしてカイル様の指が、クチュリと俺の中に入って来る。
ッ、なんか変な感じ……。
でも……全然嫌じゃない。
その間も、カイル様は俺に啄むような優しいキスをくれる。
俺はその口づけに、うっとりと夢中になっていた。
だから、その指が二本に増えている事にも気づかなかった。
「んっ……あぁ……あ、ン……!」
そして俺の中には、もう三本の指が──。
何か、お腹の奥がムズムズする……カイル様が早く欲しいって、そう訴えてるみたい。
「あッ!?」
そして、その指がある場所に触れた時……俺の身体がビクリと跳ねた。
「フフッ、ここがアルトの善い所だね。」
カイル様は、そこを指で押したり挟み込んだりしてみせ……その刺激に、俺は堪らず体を震わせた。
一度達した俺のソレはまたユルユルと勃ち上がり、プルリと震える。
それを見たカイル様は、片方の手で俺の中を翻弄し、もう片方で俺のソレを可愛がった。
前と後ろの刺激に、俺は堪らずプルプルと首を振る。
「カイル、さま、ダメ………また、イッちゃう!俺……あなたので、イキたいから……あッ!?」
「ッ……!優しくてあげたいが……君の可愛さにどこまで自分を押さえられるか……。アルト、君に溺れそうだ──。」
カイル様は指を引き抜き、自身の昂ったソレを……柔らかく蕩けきった俺の蕾へ、グチュリと押し入れた──。
「ハ、ァ──!」
まだきっと少ししか入ってないのに、お腹、あっついよお……!
「アルト、大丈夫かい……?」
「あッ……あン……カイル、さま。いい、から……うごいて?」
カイル様は俺の言葉に頷くと、ユルユルと腰を進めて来た。
そしてそれは、次第に激しい動きへと変わっていく。
「あ、あぁ……ッ……ん……あ、ああン──!」
そしてカイル様のソレが、先程の気持ちい場所を掠めた時……俺は一際甘い声を上げ、体を震わせた。
「……アルト──!」
そんな俺を見たカイル様は、大きく腰を揺らし……その奥深い場所まで、ソレをグチュリと突き入れた。
「あ、やぁッ……あ、ああッ……か、カイル、さ、ま……おれのなか、ちゃんときもち、いい……ッ?」
「ッ……!勿論だ、俺のアルト……愛してるよ!」
「あ、カイル、さま……おれも……ずっと、あなただけを……あいしてます──!」
俺の言葉に、カイル様は堪らないと言った表情を浮かべ……その瞬間、今までで一番大きく、俺の身体を突き上げた。
そしてその衝撃に俺は嬌声を響かせ、熱い熱を放った──。
※※※
「……そうか、あの時アルトは、俺を欲しいと思ってくれてたんだね。」
「はい、カイル様が熱心に本を読む姿に……本ではなく、俺を見て欲しい、その手で触れて欲しいと思って……それで──。」
カイル様に体を清めて貰った俺は、その逞しい胸に抱かれ、あの日の事をお話した。
「これからは、俺が欲しいと思ったら遠慮なく言葉にしてごらん?俺は、喜んでアルトを愛するよ。」
そう言ってキスを落としてくれるカイル様に……そのおねだりをするのは、そう遠くない未来の事だろうと予感し、俺はウットリと頬を染め、彼の胸に顔をうずめた──。
カイル様が、俺のを触って下さってる。
「アルト、こんなにビクビク震えて……何て感じやすくて、可愛い体なんだろうね。」
カイル様はクスリと笑い、手の動きを速めた。
「アッ、ダメ……!そんなにされたら、もう、イッちゃう──!」
「いいよ、イッてごらん?」
「ヤッ、あ、ああぁ──ッ!」
カイル様に耳元で囁かれ、背中にゾクゾクと快感が走り……俺は大きく体を震わせ、熱い熱を吐き出した。
そして俺が吐き出したソレを、カイル様は未だ閉ざされている俺の蕾に、ヌチャリと塗り込んだ。
「あッ……!?」
「アルト、ごめんよ。すぐ気持ち良くしてあげるからね。」
そしてカイル様の指が、クチュリと俺の中に入って来る。
ッ、なんか変な感じ……。
でも……全然嫌じゃない。
その間も、カイル様は俺に啄むような優しいキスをくれる。
俺はその口づけに、うっとりと夢中になっていた。
だから、その指が二本に増えている事にも気づかなかった。
「んっ……あぁ……あ、ン……!」
そして俺の中には、もう三本の指が──。
何か、お腹の奥がムズムズする……カイル様が早く欲しいって、そう訴えてるみたい。
「あッ!?」
そして、その指がある場所に触れた時……俺の身体がビクリと跳ねた。
「フフッ、ここがアルトの善い所だね。」
カイル様は、そこを指で押したり挟み込んだりしてみせ……その刺激に、俺は堪らず体を震わせた。
一度達した俺のソレはまたユルユルと勃ち上がり、プルリと震える。
それを見たカイル様は、片方の手で俺の中を翻弄し、もう片方で俺のソレを可愛がった。
前と後ろの刺激に、俺は堪らずプルプルと首を振る。
「カイル、さま、ダメ………また、イッちゃう!俺……あなたので、イキたいから……あッ!?」
「ッ……!優しくてあげたいが……君の可愛さにどこまで自分を押さえられるか……。アルト、君に溺れそうだ──。」
カイル様は指を引き抜き、自身の昂ったソレを……柔らかく蕩けきった俺の蕾へ、グチュリと押し入れた──。
「ハ、ァ──!」
まだきっと少ししか入ってないのに、お腹、あっついよお……!
「アルト、大丈夫かい……?」
「あッ……あン……カイル、さま。いい、から……うごいて?」
カイル様は俺の言葉に頷くと、ユルユルと腰を進めて来た。
そしてそれは、次第に激しい動きへと変わっていく。
「あ、あぁ……ッ……ん……あ、ああン──!」
そしてカイル様のソレが、先程の気持ちい場所を掠めた時……俺は一際甘い声を上げ、体を震わせた。
「……アルト──!」
そんな俺を見たカイル様は、大きく腰を揺らし……その奥深い場所まで、ソレをグチュリと突き入れた。
「あ、やぁッ……あ、ああッ……か、カイル、さ、ま……おれのなか、ちゃんときもち、いい……ッ?」
「ッ……!勿論だ、俺のアルト……愛してるよ!」
「あ、カイル、さま……おれも……ずっと、あなただけを……あいしてます──!」
俺の言葉に、カイル様は堪らないと言った表情を浮かべ……その瞬間、今までで一番大きく、俺の身体を突き上げた。
そしてその衝撃に俺は嬌声を響かせ、熱い熱を放った──。
※※※
「……そうか、あの時アルトは、俺を欲しいと思ってくれてたんだね。」
「はい、カイル様が熱心に本を読む姿に……本ではなく、俺を見て欲しい、その手で触れて欲しいと思って……それで──。」
カイル様に体を清めて貰った俺は、その逞しい胸に抱かれ、あの日の事をお話した。
「これからは、俺が欲しいと思ったら遠慮なく言葉にしてごらん?俺は、喜んでアルトを愛するよ。」
そう言ってキスを落としてくれるカイル様に……そのおねだりをするのは、そう遠くない未来の事だろうと予感し、俺はウットリと頬を染め、彼の胸に顔をうずめた──。
58
お気に入りに追加
646
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説

ある意味王道ですが何か?
ひまり
BL
どこかにある王道学園にやってきたこれまた王道的な転校生に気に入られてしまった、庶民クラスの少年。
さまざまな敵意を向けられるのだが、彼は動じなかった。
だって庶民は逞しいので。


異世界帰りの男は知っていた、何事も力で解決した方が手っ取り早い~容赦しない事を覚えて来た男の蹂躙伝~
こまの ととと
BL
かつて異世界に飛ばされた男は、無敵の能力を身に着けて帰還する。
久しぶりに帰って来た現代日本で再び始まる学生生活。しかし、形は違えどロクデナシというものはそこら中に転がっている現状を確認。
平穏な学生生活を送る為、トラブルを一捻りにしながら己の道を突き進むのであった。
……美人に囲まれる物語でもある。果たして新しい愛の形は発生するのか?

失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。

婚約破棄したら隊長(♂)に愛をささやかれました
ヒンメル
BL
フロナディア王国デルヴィーニュ公爵家嫡男ライオネル・デルヴィーニュ。
愛しの恋人(♀)と婚約するため、親に決められた婚約を破棄しようとしたら、荒くれ者の集まる北の砦へ一年間行かされることに……。そこで人生を変える出会いが訪れる。
*****************
「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく(https://www.alphapolis.co.jp/novel/221439569/703283996)」の番外編です。ライオネルと北の砦の隊長の後日談ですが、BL色が強くなる予定のため独立させてます。単体でも分かるように書いたつもりですが、本編を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。
※「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく」の他の番外編よりBL色が強い話になりました(特に第八話)ので、苦手な方は回避してください。
※完結済にした後も読んでいただいてありがとうございます。
評価やブックマーク登録をして頂けて嬉しいです。
※小説家になろう様でも公開中です。

完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お話を読んで下さり、ありがとうございます。
ノアの恋路も、最初は考えていたんですが……現状、主人公と恋バナしてる感じで終わってしまってます。
アダムと、深い愛でずっと結ばれてて欲しいですね。
感想を下さり、ありがとうございました。
婚約破棄?!言った?言ったよね!
今、確かに「婚約破棄」言ったよね!!ヤッタ〜💗💗💗
婚約破棄、いただきました〜〜✧\(>o<)ノ✧✧\(>o<)ノ✧✧\(>o<)ノ✧
主人公、心の声。。
はい、サラリと言ってくれました。
これは本当にラッキーと言うか、主人公大喜びです。
彼の恋は婚約破棄からがスタートなので、続きも読んで頂けたら嬉しく思います。