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好きな人のセフレでしかなかった僕は、異世界転移で獣の王様に愛される身となりました。
【余談】
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※クロの秘密、愛する春には絶対に言えない・言いたくない事──。
(ざまぁ要素があるので、見たくない方はスルーして下さい)
『黒狼様。
あなた様が異世界から連れ帰った、人間でありながら獣の耳と尻尾を持つ男二人──。
見世物小屋に商品として売った所、大層好評と主人から報告を受けました。
恐らくあなた様も、新婚旅行の途中に田舎町で派手なテントを見かけたと思います。
で、大きな男の方……確か大輝と言う名でしたか?
我らを見ると、犬の分際で命令するなと少々反抗的でしたので……黒狼様に言われた通り、それはそれは厳しく躾ておきました。
もう一人の小さな男の方は、そんな我らにすっかり怯え……余りに恐ろしかったのか、最近では気がふれおかしくなって来たようです。
これまで十分稼がせて貰ったし、見世物として役に立たなくなったらどちらも捨てるつもりだったので構わないと見世物小屋の主人は申しておりましたが……そうなると商品が不足しますので、またい何か良い品がありましたら是非私にご連絡を下さい──。
商人 ブルド』
……そうか、俺の合成魔法も中々上手くなったものだな。
春をこの世界に連れて来るそのついでに、春を傷付けたあいつらに俺は罰を与える事にした。
特に、春だけでなく獣の王である俺をもいたぶった大輝……あいつは絶対許せなかった。
俺はあの二人に対し、身体が犬になる魔法を敢えて中途半端にかけてやった。
その結果、あの二人は人間の身体に犬耳や尻尾があると言う何とも中途半端な姿になり……その状態で、春と共にこちらの世界に連れて来られた。
そして俺は、その二人を暫らく城の牢屋に押し込めた後……あくどい商売をする事でも有名な商人ブルドに引き渡してやった。
奴隷でも、見世物小屋の商品にでも好きにしてくれと言って──。
と言うのも、この犬狼国は犬か狼……もしくはその混血の獣姿のままか、俺のような人の姿と、どちらかにしっかり分離し暮らすのが当たり前だった。
あんな中途半端の者は、この国には存在しない。
だから、大層良い見世物になるのは間違いなかったが……見た目に自信がありプライドの高かったあの二人の事──。
見下して居る獣達からその姿を嘲笑われ馬鹿にされ、少しでも反抗的な態度を取れば徹底的に痛めつけられる環境はさぞや屈辱、苦痛だったろう。
でもそれもこれも、俺の愛する春の心を傷付けたのだから仕方ない。
お前達は耐え切れない程の辱めを受け……使い物にならなくなったら、ボロ雑巾ように惨めに捨てられるのさ。
そうなる事で、春にした事を心の底から後悔すると良いんだ──。
(ざまぁ要素があるので、見たくない方はスルーして下さい)
『黒狼様。
あなた様が異世界から連れ帰った、人間でありながら獣の耳と尻尾を持つ男二人──。
見世物小屋に商品として売った所、大層好評と主人から報告を受けました。
恐らくあなた様も、新婚旅行の途中に田舎町で派手なテントを見かけたと思います。
で、大きな男の方……確か大輝と言う名でしたか?
我らを見ると、犬の分際で命令するなと少々反抗的でしたので……黒狼様に言われた通り、それはそれは厳しく躾ておきました。
もう一人の小さな男の方は、そんな我らにすっかり怯え……余りに恐ろしかったのか、最近では気がふれおかしくなって来たようです。
これまで十分稼がせて貰ったし、見世物として役に立たなくなったらどちらも捨てるつもりだったので構わないと見世物小屋の主人は申しておりましたが……そうなると商品が不足しますので、またい何か良い品がありましたら是非私にご連絡を下さい──。
商人 ブルド』
……そうか、俺の合成魔法も中々上手くなったものだな。
春をこの世界に連れて来るそのついでに、春を傷付けたあいつらに俺は罰を与える事にした。
特に、春だけでなく獣の王である俺をもいたぶった大輝……あいつは絶対許せなかった。
俺はあの二人に対し、身体が犬になる魔法を敢えて中途半端にかけてやった。
その結果、あの二人は人間の身体に犬耳や尻尾があると言う何とも中途半端な姿になり……その状態で、春と共にこちらの世界に連れて来られた。
そして俺は、その二人を暫らく城の牢屋に押し込めた後……あくどい商売をする事でも有名な商人ブルドに引き渡してやった。
奴隷でも、見世物小屋の商品にでも好きにしてくれと言って──。
と言うのも、この犬狼国は犬か狼……もしくはその混血の獣姿のままか、俺のような人の姿と、どちらかにしっかり分離し暮らすのが当たり前だった。
あんな中途半端の者は、この国には存在しない。
だから、大層良い見世物になるのは間違いなかったが……見た目に自信がありプライドの高かったあの二人の事──。
見下して居る獣達からその姿を嘲笑われ馬鹿にされ、少しでも反抗的な態度を取れば徹底的に痛めつけられる環境はさぞや屈辱、苦痛だったろう。
でもそれもこれも、俺の愛する春の心を傷付けたのだから仕方ない。
お前達は耐え切れない程の辱めを受け……使い物にならなくなったら、ボロ雑巾ように惨めに捨てられるのさ。
そうなる事で、春にした事を心の底から後悔すると良いんだ──。
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