29 / 31
王子に婚約破棄され故郷に帰った僕は、成長した美形の愛弟子に愛される事になりました。
5 R-18
しおりを挟む
「カノンの蕩けた顔、可愛い。想像してたよりも、うんと──。だから……もっと気持ち良くしてあげるね?」
そう言って、ルキは僕のお尻に手を伸ばし……閉じられた蕾にそっと優しく触れた。
そこって、男同士が使う──。
「カノン、僕の事を受け入れて?そしてもうどこにも行かないって、ずっと傍に居るって約束して──?」
「アッ、ん──!」
ルキの指が一本そこに入って来て、グニグニと中を刺激する。
その感覚に慣れなくて、僕は目の前にあるルキの逞しい胸にスリスリと額を寄せた。
「~~ッ!カノン……昔からそうやって、無意識に僕の事を煽るよね!」
「あッ、いきなり三本はダメ、ッ……!」
突然増えたルキの指が、僕の中をバラバラと動き回り……その一本がある場所を掠めた時、僕の身体は陸に上げられた魚のようにビクリと跳ねた。
「ッ……もうイッちゃうから、指止めて!」
「分かった。じゃあ、イクなら僕のでイッて──?」
「んあッ!?」
僕の中から指を引き抜いたルキは、自分のボトムスに手を掛け……そして勃ち上がった自分のモノを取り出した。
滲む涙で視界が霞んでよく見えないけれど……ルキのソレは凄く立派なようで、僕は思わず身じろいだ。
「大丈夫、絶対カノンを気持ち良くするから」
「ち、違うの、待って。僕、ルキに話しが──」
「待たない、もう待つのは嫌だって言ったでしょう?……もしかして、僕とするのは嫌?」
「そ、じゃなくて……ルキと一つになっても、僕じゃずっと一緒に居られないの。僕は魔力で老化速度が遅いから……こんなふうに愛されても、結局一人残されちゃう。ルキだって、愛する人と一緒の時を生きられないのは嫌でしょう?」
ポロポロと涙を零し始めた僕を見て……ルキは焦ったように僕の頭を撫でると、ギュッと抱き締めて来た。
「ッ……僕より、一緒に歳を取って行けるあの子の方が良いと思って身を引こうとしたのに……なのにこんな事されたら、僕──」
「そっか、カノンはそれを気にして──。あのね、それは大丈夫。今まで言えなかったけれど、僕は人間と魔族のハーフなんだ。だから老化速度が遅いんだけれど……そこはカノンと同じだね。だからこの先、ずっとカノンと同じ時間を生きて行けるから……そんな僕らは、相性ピッタリだと思わない?」
「ま、魔族……え?」
き、気付かなかった。
でもそっか……魔族とのハーフなら、この先もずっと一緒に──。
「僕達、ずっと一緒に居られるんだ──」
「分かってくれたんだね?じゃあ、僕のを受け入れてね?ちょっと普通の人間より大きいけれど……でもカノンなら、全部丸ごと受け入れられるよ?」
大きいって……さっきは涙でしっかり見えなかったけれど、確かにルキのソレはかなりの大きさで──。
でも何だろう、全然怖くない。
むしろ、早くその大きいので僕のナカを一杯にして欲しい。
「うん……大丈夫。ルキ、僕の中に来て──?」
そう言って仰向けになり、パカリと両足を広げれば……ルキはゴクリと喉を鳴らし、大きくなったソレを僕の中へ一気に埋め込んだ。
「あッ!?う、んッ──!」
「クッ……!カノンの中、狭くて気持ちい。ね、もっと奥に入っていい?」
「い、いいよ?ルキので、僕のお腹のナカを全部満たして──ッ!」
僕のその言葉に……ルキは堪らないと言った顔で大きく腰を振り、猛ったソレを何度も出し入れする。
そして僕はお腹から聞こえるグチャグチャと言う粘着質な音に、腰だけでなく次第に耳や頭の中まで痺れて行った。
それからどれだけの時間が経ったか、何も考えられなくなった頃……お腹の一番奥にルキの放った熱いモノが注がれていくのを感じ、僕はうっとりと目を閉じた──。
「う、ん──」
「カノン、気が付いた!?ごめん、無茶させて……」
次に目が覚めると、心配そうな顔をしたルキが僕を覗き込んで居た。
この顔……昔僕が風邪で寝込んだ時、必死に看病してくれた幼い頃のルキとおんなじだ──。
そう思ったら、美形に成長したルキが可愛く見え……僕はその頬を両手で包み引き寄せると、大丈夫だよと言ってキスを贈った。
そんな僕にルキは途端に笑顔になり、カノン大好きと言って僕を抱きしめ返してくれるのだった。
そう言って、ルキは僕のお尻に手を伸ばし……閉じられた蕾にそっと優しく触れた。
そこって、男同士が使う──。
「カノン、僕の事を受け入れて?そしてもうどこにも行かないって、ずっと傍に居るって約束して──?」
「アッ、ん──!」
ルキの指が一本そこに入って来て、グニグニと中を刺激する。
その感覚に慣れなくて、僕は目の前にあるルキの逞しい胸にスリスリと額を寄せた。
「~~ッ!カノン……昔からそうやって、無意識に僕の事を煽るよね!」
「あッ、いきなり三本はダメ、ッ……!」
突然増えたルキの指が、僕の中をバラバラと動き回り……その一本がある場所を掠めた時、僕の身体は陸に上げられた魚のようにビクリと跳ねた。
「ッ……もうイッちゃうから、指止めて!」
「分かった。じゃあ、イクなら僕のでイッて──?」
「んあッ!?」
僕の中から指を引き抜いたルキは、自分のボトムスに手を掛け……そして勃ち上がった自分のモノを取り出した。
滲む涙で視界が霞んでよく見えないけれど……ルキのソレは凄く立派なようで、僕は思わず身じろいだ。
「大丈夫、絶対カノンを気持ち良くするから」
「ち、違うの、待って。僕、ルキに話しが──」
「待たない、もう待つのは嫌だって言ったでしょう?……もしかして、僕とするのは嫌?」
「そ、じゃなくて……ルキと一つになっても、僕じゃずっと一緒に居られないの。僕は魔力で老化速度が遅いから……こんなふうに愛されても、結局一人残されちゃう。ルキだって、愛する人と一緒の時を生きられないのは嫌でしょう?」
ポロポロと涙を零し始めた僕を見て……ルキは焦ったように僕の頭を撫でると、ギュッと抱き締めて来た。
「ッ……僕より、一緒に歳を取って行けるあの子の方が良いと思って身を引こうとしたのに……なのにこんな事されたら、僕──」
「そっか、カノンはそれを気にして──。あのね、それは大丈夫。今まで言えなかったけれど、僕は人間と魔族のハーフなんだ。だから老化速度が遅いんだけれど……そこはカノンと同じだね。だからこの先、ずっとカノンと同じ時間を生きて行けるから……そんな僕らは、相性ピッタリだと思わない?」
「ま、魔族……え?」
き、気付かなかった。
でもそっか……魔族とのハーフなら、この先もずっと一緒に──。
「僕達、ずっと一緒に居られるんだ──」
「分かってくれたんだね?じゃあ、僕のを受け入れてね?ちょっと普通の人間より大きいけれど……でもカノンなら、全部丸ごと受け入れられるよ?」
大きいって……さっきは涙でしっかり見えなかったけれど、確かにルキのソレはかなりの大きさで──。
でも何だろう、全然怖くない。
むしろ、早くその大きいので僕のナカを一杯にして欲しい。
「うん……大丈夫。ルキ、僕の中に来て──?」
そう言って仰向けになり、パカリと両足を広げれば……ルキはゴクリと喉を鳴らし、大きくなったソレを僕の中へ一気に埋め込んだ。
「あッ!?う、んッ──!」
「クッ……!カノンの中、狭くて気持ちい。ね、もっと奥に入っていい?」
「い、いいよ?ルキので、僕のお腹のナカを全部満たして──ッ!」
僕のその言葉に……ルキは堪らないと言った顔で大きく腰を振り、猛ったソレを何度も出し入れする。
そして僕はお腹から聞こえるグチャグチャと言う粘着質な音に、腰だけでなく次第に耳や頭の中まで痺れて行った。
それからどれだけの時間が経ったか、何も考えられなくなった頃……お腹の一番奥にルキの放った熱いモノが注がれていくのを感じ、僕はうっとりと目を閉じた──。
「う、ん──」
「カノン、気が付いた!?ごめん、無茶させて……」
次に目が覚めると、心配そうな顔をしたルキが僕を覗き込んで居た。
この顔……昔僕が風邪で寝込んだ時、必死に看病してくれた幼い頃のルキとおんなじだ──。
そう思ったら、美形に成長したルキが可愛く見え……僕はその頬を両手で包み引き寄せると、大丈夫だよと言ってキスを贈った。
そんな僕にルキは途端に笑顔になり、カノン大好きと言って僕を抱きしめ返してくれるのだった。
15
お気に入りに追加
529
あなたにおすすめの小説

陛下の前で婚約破棄!………でも実は……(笑)
ミクリ21
BL
陛下を祝う誕生パーティーにて。
僕の婚約者のセレンが、僕に婚約破棄だと言い出した。
隣には、婚約者の僕ではなく元平民少女のアイルがいる。
僕を断罪するセレンに、僕は涙を流す。
でも、実はこれには訳がある。
知らないのは、アイルだけ………。
さぁ、楽しい楽しい劇の始まりさ〜♪
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。
【完結】僕がハーブティーを淹れたら、筆頭魔術師様(♂)にプロポーズされました
楠結衣
BL
貴族学園の中庭で、婚約破棄を告げられたエリオット伯爵令息。可愛らしい見た目に加え、ハーブと刺繍を愛する彼は、女よりも女の子らしいと言われていた。女騎士を目指す婚約者に「妹みたい」とバッサリ切り捨てられ、婚約解消されてしまう。
ショックのあまり実家のハーブガーデンに引きこもっていたところ、王宮魔術塔で働く兄から助手に誘われる。
喜ぶ家族を見たら断れなくなったエリオットは筆頭魔術師のジェラール様の執務室へ向かう。そこでエリオットがいつものようにハーブティーを淹れたところ、なぜかプロポーズされてしまい……。
「エリオット・ハワード――俺と結婚しよう」
契約結婚の打診からはじまる男同士の恋模様。
エリオットのハーブティーと刺繍に特別な力があることは、まだ秘密──。
⭐︎表紙イラストは針山糸様に描いていただきました

王子のこと大好きでした。僕が居なくてもこの国の平和、守ってくださいますよね?
人生1919回血迷った人
BL
Ωにしか見えない一途なαが婚約破棄され失恋する話。聖女となり、国を豊かにする為に一人苦しみと戦ってきた彼は性格の悪さを理由に婚約破棄を言い渡される。しかしそれは歴代最年少で聖女になった弊害で仕方のないことだった。
・五話完結予定です。
※オメガバースでαが受けっぽいです。

ざまぁされたチョロ可愛い王子様は、俺が貰ってあげますね
ヒラヲ
BL
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオーレリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。
婚約破棄されて捨てられた精霊の愛し子は二度目の人生を謳歌する
135
BL
春波湯江には前世の記憶がある。といっても、日本とはまったく違う異世界の記憶。そこで湯江はその国の王子である婚約者を救世主の少女に奪われ捨てられた。
現代日本に転生した湯江は日々を謳歌して過ごしていた。しかし、ハロウィンの日、ゾンビの仮装をしていた湯江の足元に見覚えのある魔法陣が現れ、見覚えのある世界に召喚されてしまった。ゾンビの格好をした自分と、救世主の少女が隣に居て―…。
最後まで書き終わっているので、確認ができ次第更新していきます。7万字程の読み物です。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる