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始まり(※少しシリアス)
卒業
しおりを挟む次の日から僕はより一層、先生の言うことに従順になった。
先生の言うことは絶対に聞かなければいけない…
そんな雰囲気に飲み込まれて僕は毎日を過ごしていた。
御奉仕もセックスも先生の言う通りにした。
先生の機嫌の悪い日は特に僕は毎回、気絶するような抱き方をされた。
『も、せんせ…むりっ…ああああっ…はうっ…!!!!』
今日は帰ってくるなり、ソファーで抱かれている。
『んんっ、ふう…はうっ…あああっ!!!!』
激しいキスをされながらの挿入に果ててしまいそうになる。
だけど、それは許されない。
先生との暗黙のルールで先生より先に果てることは許してもらえない。
これ以上、先生の機嫌を損ねてしまったら僕は…。
考えると怖くて求められることには、こちらも精一杯応えるしかなかった。
────────────────────────
『…あっ…あっ…あうっ…!!!!』
今日もまた帰ってきてから寝室に連れ込まれ、セックスしていた。
もうあれからほぼ毎日だ…。
今日はボールギャグ(猿轡)をされて僕は隙間から涎を垂らしながら快楽に身を委ねていた。
喋れないせいで、ただ喘ぐしかできない僕に下から突き上げている先生は、耳元で囁く。
「苦しい?」
それがどういう意味を指しているのか、分からなかった。
今のこの状況のことを言っているのか、毎日繰り返される行為や先生の考えていることが分からないことに対してなのか…どれなのだろう…。
僕は先生が分かるように頷く。
すると先生の動きが急に止まった。
今日は先生の許しを得て…もう散々、果てていた僕だったが…先生がイッて尚且つ全てに満足してからじゃないと終わらないことを知っているのでまだ何かあるのかと身構える。
「今日はこれ使ってみようか」
『…っ…』
振り向いた時に先生が持っていたのは、玩具で…オナホ…だった。
まだお尻にペニスが入った状態で先生は、手際良く中にローションを垂らすと回答を待つ間も無くずちゅりと僕のペニスを玩具の中に入れた。
『ああっ…!!!!』
オナホの中の締め付けがペニスに伝わって声が出る。
同時にお尻にも力を入れてしまい、先生を締め付けることで中でも感じた。
僕は先生に出会うまで、性に興味もなかったのでこう言う玩具は初めて使う。
なんなら彼女もできたことが無いし、この年で童貞でもあった。
先生は動かずにじっとしたまま、また僕に耳打ちする。
「このまま固定しててあげるから自分で動いて」
先生のペニスは挿入されたまま、オナホにペニスを入れられて自分で腰を振れということだとすぐに理解した。
されるがままで力なく項垂れていた身体になんとか力を入れて四つん這いになった僕は言われた通り腰を振りだした。
『おっ…おあっ…あっ…あっ…』
喘ぐたびに唾液が出てしまうので、口に嵌めていたボールギャグから涎がまた伝うように落ちていく。
腰を引けばオナホにペニスが挿入され、オナホから自分のペニスを抜けば先生のペニスがお尻に入ってくる。
どっちに行っても快楽でしかなかった。
気持ち良すぎて腰が引けてしまい、へこへことした動きで動いていると先生がお尻を叩く。
『あうっ…!!!!』
「そんな動きじゃ女の子を満足させられないよ」
…本気で腰を振らないと終わらない…。
僕は意を決したように腰を振りだす。
ずちゅ…
パンッ…
ずちゅ…
パンッ…
オナホに入れる音と先生との肌がぶつかる音が交互に聞こえる。
『あっ…あっ…ああああっ…あうっ…おあっ…あああああっ…』
そして僕の喘ぎ声が混ざって、どうにかなってしまいそうだった。
2人しかいないはずなのに自分1人だけが動いている変な感覚。
セックスをしているのかオナニーをしているのか…なんだかよく分からない感覚に陥る。
暫く動いていると果てる準備を始めた身体に自分の腰の動きはより一層早くなっていった。
『おあっ…ああああっ…ああっ…あっ…ああああああっ…!!!!!』
もうペニスもお尻も感じきって辛いほどだった。
先生の息も荒くなっているのを背中に感じながら一生懸命に腰を振る。
そうしていると迫り上がってきた精液を出す準備を始めていることに気付いた先生が「イッても腰を振り続けなさい」と囁くように僕に言った。
こくこくと頷きながら、荒い息を吐き…喘ぎながら僕は果てる準備を始める。
『あう…っ!!!!あっ…あがっ…ああああああーーーーーーーっ!!!!』
オナホの中にほぼ精液とは言えない潮を吐き出した瞬間、腰を止めてしまいそうになるがイッてる感覚があるまま先生の言う通りに腰を振り続けた。
『あああああああっ…』
気持ちいいのが終わらなくて、辛い。
先生が果てるまで腰を振り続けないと…その一心で僕は腰を振った。
「…うっ…」
そうしているとやっと先生が僕の中に精液を出し、果ててくれた。
ぐったりした僕に先生はオナホからペニスを抜き、連続でイッてしまって溜まりに溜まった中に出した体液を僕の背中に垂らしながら
「童貞卒業おめでとう」
そう言い放った…。
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