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始まり(※少しシリアス)
最奥
しおりを挟む『はあっ…はあっ…あああっ、あっ…あんっ…やあっ…!』
あれからずっと先生は僕を後ろから突き上げ続けていた。
先生も僕も何度イッても終わらなくて、僕の中から溢れた精液がベッドをどんどん汚していく。
泡立った精液は先生のペニスも汚していくが、お構いなしに身体を求められ続けていた。
気持ちいいを通り越して意識を飛ばしそうになる。
だけど、その度に先生が僕に繋いだ首輪の鎖を引っ張って意識を飛ばさないようにする。
『っ…ぐえっ…はあっ…また、いぐっ…!!!』
首輪の鎖を引っ張られ、喉が締まる度にそれがどんどん快感に変わっているような気がした。
身体を仰け反らせるように引っ張られた首輪が緩んでまたベッドに戻る。
ずっとこれを繰り返している。
痛みが快楽に変わった瞬間、何とも言えない疲労感と心地良さに眩暈がした。
いつからこんな身体になった?
先生がくれる痛みだから…?
そんな疑問が浮かんではまた快楽で考えることを忘れさせられる。
『ごほっ…ごほっ…はあっ、はあっ…』
「そろそろ良い頃かな」
やっと解放された…。
緩んだ鎖のせいで枕に倒れ込んだ僕は口を閉じることなく、涎を垂らしながら虚な目をしていた。
だけど、先生はペニスを抜くことなく僕の腰を持ったままだ。
「もっと奥があるのを知っているかい?」
そう言いながら鎖をまた引っ張られる。
強制的に身体を浮かせられ、汚い声が出る。
『っぐえ…せんせ…いや…』
「結腸…入れてみようか」
何を言っているのか全く理解はできなかった。
だけど、痛くて苦しいことが待っていることだけは直感的に分かった。
先生が腰を持つ手に力が入る。
そのまま、今まで奥だと思っていたところよりももっと奥にぐぐぐっと力を入れて入ってくる。
『っだ…こわいっ!!!せんせ…やめてっ!!!いたっ…いっ!!』
「女の子の子宮みたいなところだから…窄まってるところ広げてあげような」
大きな質量が僕の意思に反して侵入してくる。
奥まで到着したと思ったところにぐりぐりと侵入してくると窄まりのあるところにすぐに到着した。
そのまま腰を引き寄せるように先生は奥へ奥へと侵入してくる。
『やだっ…やだああああっ!!!』
「言うこと…聞きな、さいっ」
そう言うと、鎖を持つ手が先生の方へとまた一段と引き寄せられた。
首が締まることで快楽を覚えてしまっていた僕は、その反動で力を緩めてしまう。
その隙に先生は奥にぐぽっと侵入してきた。
『あああああああああっ!!!!』
途端に身体が強張る。
入ったことのないところに入ったことのない感触。
全てが初めての経験だった。
先生は最奥にペニスを入れたまま、僕の身体を引き寄せお腹部分を撫でた。
「ここ…今、入ってるとこ。君の子宮の中だね」
そう言ってお腹を撫でると中からも外の熱を感じてぶるぶると身体が震えた。
短く『あっ…あっ…』と声を漏らしながら痛みを感じて怖くなった。
まさか、この中で動くんじゃ…
そう思っていた瞬間、ゆっくりと抜き差しが行われる。
『あ〝っ…あ〝ああっ…!!!!!!!!!』
「あー、すっごい締まって気持ちいいよ」
鎖を持つ手がまたより一層、僕の身体を引き寄せた。
僕は身体をほぼ垂直の状態にさせられ、下から突き上げるように先生は動き出した。
その後もちょっとずつ時間をかけて動くことで、窄まりは解れていった。
それでも充分に締め付けられているのか、ところどころ先生の息の漏れる音がする。
僕は堪らず自分の首輪を外したくて手を首輪にかけた。
それに気付いた先生が鎖から手を離し、僕の両手を掴むと後ろ手にするように持っていく。
パンッパンッと言う勢いを取り戻した動きで僕は最奥を貪られる。
もちろん動きは封じられたまま、されるがまま…だ。
『あ〝、いいっ…ぎもぢい〝い…!!!!!!!』
痛みが快楽に変わった瞬間、僕は汚い喘ぎ声と共にこの行為にどんどん夢中になっていった。
こんなところ知らなかったのに、先生がくれるものは全部快楽に変わっていく。
腰の動きはどんどん激しくなる一方だった。
先生が果てるまで終わらない。
果てても気が済むまで終わらないかもしれない。
そんな無限の快楽に気持ち良さを増幅させているそんな気がした。
『せんせ…おぐっ!!!!!!おぐ…もっとしでえええええっ!!!!!!』
「可愛い…」
そう言うと僕の要望通り、動きがまた激しくなった。
先生も限界が近いようだ。
お尻と肌がぶつかっている場所が精液でぐちょぐちょになって、糸を引いている。
音もぶちゅぶちゅと言う音に変わってきた時、先生は「うっ…」と言う声を出してイッた。
『ああああああああーーーーーーっ!!!!!!』
奥に熱い熱を受けた後、僕も果てる。
もちろんもう出すものはなかったのでメスイキだ。
身体は痙攣し、後ろ手を離された瞬間ベッドに倒れ込んだ。
受け身を取ることも出来ず、顔から崩れ落ちた僕はそのまま意識を飛ばした。
「よく頑張ったね」
そんな先生の言葉を聞くこともなく…。
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