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2章 関東統一編
第19話 ビーストアブダクト
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トウキョウ飛空艇ガレオス 艦内
1人の大男が巨大な空船から地上を観ている。
チバCN圏内に堂々と侵入したトウキョウ兵の巨大な塊は
全てを見通して調査と排除を繰り出していた。
辺りを入念に見回して誰かを探しているようだ。
一ヶ所の拠点に目が留まり散らばって逃げるチバの者達を
赤外線センサーで1人ずつロックオンして人定め。
速射砲の位置を全て把握し、上部への脅威を対処して安全確保。
そして、今回のターゲットを見つけたようだ。
「ガレオス、一時停止。システム、オールグリーン。
目標位置に到着・・・副司令?」
「・・・いたな、B-111地点は攻撃するな。
私が直接乗り込む、ガレオスをこの場で待機させろ」
「ラジャー、ヘスティア隊長」
「降下準備完了、地上敵影大方捕捉完了、いつでも突入できます」
「ニトベ、ターゲット回収まで現在位置で待っていろ」
「護衛致します、ラベリング用意!」
巨体の男と細い女達は降下ロープで降り立っていった。
約80の人とアンドロイドを交えて目標へ接近。
女隊長は途中で男から離脱して、片方の巨漢だけは真っ直ぐと
部下5人に囲まれつつ地上にいた豪男に向かっていく。
チバCN拠点 周辺区域
対する建造物、山林に身を潜めていたチバ兵は顔を引きつらせて
どうにか撃ち落とそうとディサルトやドラゴンフライでエイムする。
だが、空船にダメージの兆しもなく空からの飛来物の後には叫び声のみ。
(野郎共、なんでこのタイミングで・・・?)
クリフは突然の侵攻理由に頭を悩ませる。
せめて顔だけでも覚えて後の報復に備えられれば良いが。
1人、先陣にいた兵が中心部の大柄な影を見た時。
「!!??」
その姿を見たクリフはハッと何かを覚える。
見覚えのある男に強い鬼念を見せ始めた。
トウキョウのボスと思わしき者に、後退しろと指示を出す。
「クリフ隊長!」
「お前ら下がっていろ・・・俺が行ってくるわ」
「た、隊長!?」
クリフはトウキョウの男に平然と歩き、向かって行く。
1人で相手をするつもりか、果敢にボスらしき者の所へ歩く。
一回り大きなその男が放った言葉に身が固まった。
「ずいぶんと大きくなったな・・・我が息子よ」
「え・・・息子!!??」
グラハムはクリフの実父だった。
少なくとも、親子という言葉を耳にした周囲に困惑が走る。
トウキョウの有力者らしき男がチバの者に対する関係を
きちんと受け止められる者がほとんどいない。
だが、懐かしむ態度すら見せずに反意なる言葉で対応する。
「どの面下げて戻って来たんだ、ああ?」
ゴスッ
返事を聞く間もおかずに、グラハムの懐に迫っていく。
クリフはストレートパンチを放ったが、軽々と受け止めて掴みかかり、
凄まじい腕力でベアハッグした。
「あの頃は親子のスキンシップもろくにしてやれなかったがな・・・。
せっかくの機会だ、久しぶりにたかいたかいしてやろう!」
ガシッ ミシミシミシ
「ぐああああああぁぁぁぁぁ!?」
クリフの胴体から軋む音がしてくる。
グラハムの圧倒的な腕力になす術もなく、かなわぬ内に
クリフは気絶してしまう。
グラハムが親元だけに、体格も一回り大きく接近戦が不利。
チバ筆頭が劣勢に追い込まれていた。
「クリフ隊長ォォ!」
「このヤロオォ!」
隊長のピンチと分かるや、チバ兵達が掩護を仕掛けようとした瞬間。
シュッ ズドン
グルカバーンが腕の外に回されて体勢を崩されて転倒。
銃で撃たれて地に伏せられる。
「クリフォォ!?」
ディサルトでエイムしていた者が発射しようとした途端、
奥の山高所から弾が飛来。チバ兵の頭部にヒット。
バシュッ ズブショッ
「ブジュルゥ!?」
空いた穴のどこからも体を動かす回路は無い。
視界が地に向き、次第に暗くなり判断すら不可。
「お、おごおごごォ・・・クリフさんを返せェ!」
残りのチバ兵が部隊長らしい相手に走っていくが、
女兵の腕から鋭い刃が伸びてあっけなく対処。
右足関節を崩されて転倒、次に胸部分へ伸びる。
他周囲も同じ戦況で次々と逆クリアリングの連続。
待ち伏せ場所をすでに特定されて、片付けされた。
もはや、抵抗できるチバ兵はここにいない。
数分もかからずにあっけなく制圧された。
「まったく鍛え方がなっとらんな、帰ったら色々とお灸をすえてやろう」
「周辺に異常なし、クリアです」
ヘスティアの部隊が周辺のチバ兵を一掃し終えて報告する。
ターゲット捕獲と、大男は撤退する号令をあげた。
「ラボリ成功だ、引き上げるぞ!」
「ラジャー、各員撤収せよ」
No2の号令で展開していたトウキョウ兵が収束。
ロープが上昇して飛空艇は全て西へ戻ってゆく。
これ以上上空に対する手段は何もなく、弾丸をどれだけ飛ばそうと
落ちる様子の1つも見られない。
チバ一帯は一部のみ切り取られた様な静寂のまま、
残るは残骸や形用しがたい人達と荒れた地のみだった。
数分後
一方でレッドはチバCNに戻り、光景を見て足が止まりかけた。
東北へ出てきた者達が次々と帰還して、あまりにも荒れ果てた外観に
誰しもが言葉を失い、口に出なかった。
「壊されている・・・奇襲されたんだな」
おそらく多数を東北へ送ったのを見計らってやってきたのだろう、
アルフィー達衛生班も倒れている怪我人の保護、看護をしている。
イバラギで待機させていたトオルから通信がきた。
「「レッドさん、大丈夫ですか!?」」
「敵はいない、もう帰っていったようだ。
トオル達はこっちに来れそうか?」
「「行けます、イバラギの皆も手伝いにいってくれるとの事で、
1時間以内にそっちへ向かいにいきます!」」
外部もまだ生きている人達がいる。
自分は司令から事情を聞きにいかなければならない。
肝心のCN中心はどうしたのか中へ入っていく。
チバCN拠点
足を踏み入れた自分はひっそりとした無音に悪寒がよぎる。
見たところ人いない、建物中央の部分だけ天井が壊れていた。
完全に破壊されていなかったのも不思議だが、幸運の1つと信じる。
しかし、指令室にオペレーターがいて、ここは無事なようだ。
「オペレーターさん、アレン司令は!?」
「「レッドさん・・・上に」」
どういうわけか、司令は屋上にいたようだ。
彼女は立場でここから動けず、連絡を待っていたらしい。
拠点内に運良く残った者達がトウキョウから奇襲を受けた事と、
司令の居場所を聞きつけて屋上に駆け上がった自分は目撃する。
「いた!」
横たわっていたアレン司令の姿がそこにあった。
床にはおびただしい赤色が染まり、明らかに攻撃を受けたと分かる。
どうにて屋上にいたのか、外から見えやすい場所で身を野ざらしていた。
「司令・・・司令ッ!!」
横腹に一撃を受けていたようだ。
息があるからまだ生きているのが分かる。
すぐに携帯していたグリーンテープを巻いて傷口を塞ぐ。
上半身を抱えて損傷部を抑えながらささやいた。
「「クリフが・・・奴らに・・・・」」
「クリフが? どうしたんですか!?」
司令はクリフがアブダクトされたと自分に伝える。
細い声で聴こえた言葉は聞きしに劣る、度を外すものだ。
「アブダクトされた? あのクリフが?」
「「終わら・・てやって・・れ・・・お前の力で」」
何がどうなってクリフを狙ったのかは分からない。
理由はどうあれ、すぐに応急処置を施そうとしても
衛生兵のファーストエイドでも回復の兆しがなく衰弱。
グリーンテープの効果すら、もう間に合わなかった状態。
これ以上、自分の呼びかけに応じない。
ほんのわずかな助言を言い残しつつ司令は息をひそめた。
アレン ロスト
1人の大男が巨大な空船から地上を観ている。
チバCN圏内に堂々と侵入したトウキョウ兵の巨大な塊は
全てを見通して調査と排除を繰り出していた。
辺りを入念に見回して誰かを探しているようだ。
一ヶ所の拠点に目が留まり散らばって逃げるチバの者達を
赤外線センサーで1人ずつロックオンして人定め。
速射砲の位置を全て把握し、上部への脅威を対処して安全確保。
そして、今回のターゲットを見つけたようだ。
「ガレオス、一時停止。システム、オールグリーン。
目標位置に到着・・・副司令?」
「・・・いたな、B-111地点は攻撃するな。
私が直接乗り込む、ガレオスをこの場で待機させろ」
「ラジャー、ヘスティア隊長」
「降下準備完了、地上敵影大方捕捉完了、いつでも突入できます」
「ニトベ、ターゲット回収まで現在位置で待っていろ」
「護衛致します、ラベリング用意!」
巨体の男と細い女達は降下ロープで降り立っていった。
約80の人とアンドロイドを交えて目標へ接近。
女隊長は途中で男から離脱して、片方の巨漢だけは真っ直ぐと
部下5人に囲まれつつ地上にいた豪男に向かっていく。
チバCN拠点 周辺区域
対する建造物、山林に身を潜めていたチバ兵は顔を引きつらせて
どうにか撃ち落とそうとディサルトやドラゴンフライでエイムする。
だが、空船にダメージの兆しもなく空からの飛来物の後には叫び声のみ。
(野郎共、なんでこのタイミングで・・・?)
クリフは突然の侵攻理由に頭を悩ませる。
せめて顔だけでも覚えて後の報復に備えられれば良いが。
1人、先陣にいた兵が中心部の大柄な影を見た時。
「!!??」
その姿を見たクリフはハッと何かを覚える。
見覚えのある男に強い鬼念を見せ始めた。
トウキョウのボスと思わしき者に、後退しろと指示を出す。
「クリフ隊長!」
「お前ら下がっていろ・・・俺が行ってくるわ」
「た、隊長!?」
クリフはトウキョウの男に平然と歩き、向かって行く。
1人で相手をするつもりか、果敢にボスらしき者の所へ歩く。
一回り大きなその男が放った言葉に身が固まった。
「ずいぶんと大きくなったな・・・我が息子よ」
「え・・・息子!!??」
グラハムはクリフの実父だった。
少なくとも、親子という言葉を耳にした周囲に困惑が走る。
トウキョウの有力者らしき男がチバの者に対する関係を
きちんと受け止められる者がほとんどいない。
だが、懐かしむ態度すら見せずに反意なる言葉で対応する。
「どの面下げて戻って来たんだ、ああ?」
ゴスッ
返事を聞く間もおかずに、グラハムの懐に迫っていく。
クリフはストレートパンチを放ったが、軽々と受け止めて掴みかかり、
凄まじい腕力でベアハッグした。
「あの頃は親子のスキンシップもろくにしてやれなかったがな・・・。
せっかくの機会だ、久しぶりにたかいたかいしてやろう!」
ガシッ ミシミシミシ
「ぐああああああぁぁぁぁぁ!?」
クリフの胴体から軋む音がしてくる。
グラハムの圧倒的な腕力になす術もなく、かなわぬ内に
クリフは気絶してしまう。
グラハムが親元だけに、体格も一回り大きく接近戦が不利。
チバ筆頭が劣勢に追い込まれていた。
「クリフ隊長ォォ!」
「このヤロオォ!」
隊長のピンチと分かるや、チバ兵達が掩護を仕掛けようとした瞬間。
シュッ ズドン
グルカバーンが腕の外に回されて体勢を崩されて転倒。
銃で撃たれて地に伏せられる。
「クリフォォ!?」
ディサルトでエイムしていた者が発射しようとした途端、
奥の山高所から弾が飛来。チバ兵の頭部にヒット。
バシュッ ズブショッ
「ブジュルゥ!?」
空いた穴のどこからも体を動かす回路は無い。
視界が地に向き、次第に暗くなり判断すら不可。
「お、おごおごごォ・・・クリフさんを返せェ!」
残りのチバ兵が部隊長らしい相手に走っていくが、
女兵の腕から鋭い刃が伸びてあっけなく対処。
右足関節を崩されて転倒、次に胸部分へ伸びる。
他周囲も同じ戦況で次々と逆クリアリングの連続。
待ち伏せ場所をすでに特定されて、片付けされた。
もはや、抵抗できるチバ兵はここにいない。
数分もかからずにあっけなく制圧された。
「まったく鍛え方がなっとらんな、帰ったら色々とお灸をすえてやろう」
「周辺に異常なし、クリアです」
ヘスティアの部隊が周辺のチバ兵を一掃し終えて報告する。
ターゲット捕獲と、大男は撤退する号令をあげた。
「ラボリ成功だ、引き上げるぞ!」
「ラジャー、各員撤収せよ」
No2の号令で展開していたトウキョウ兵が収束。
ロープが上昇して飛空艇は全て西へ戻ってゆく。
これ以上上空に対する手段は何もなく、弾丸をどれだけ飛ばそうと
落ちる様子の1つも見られない。
チバ一帯は一部のみ切り取られた様な静寂のまま、
残るは残骸や形用しがたい人達と荒れた地のみだった。
数分後
一方でレッドはチバCNに戻り、光景を見て足が止まりかけた。
東北へ出てきた者達が次々と帰還して、あまりにも荒れ果てた外観に
誰しもが言葉を失い、口に出なかった。
「壊されている・・・奇襲されたんだな」
おそらく多数を東北へ送ったのを見計らってやってきたのだろう、
アルフィー達衛生班も倒れている怪我人の保護、看護をしている。
イバラギで待機させていたトオルから通信がきた。
「「レッドさん、大丈夫ですか!?」」
「敵はいない、もう帰っていったようだ。
トオル達はこっちに来れそうか?」
「「行けます、イバラギの皆も手伝いにいってくれるとの事で、
1時間以内にそっちへ向かいにいきます!」」
外部もまだ生きている人達がいる。
自分は司令から事情を聞きにいかなければならない。
肝心のCN中心はどうしたのか中へ入っていく。
チバCN拠点
足を踏み入れた自分はひっそりとした無音に悪寒がよぎる。
見たところ人いない、建物中央の部分だけ天井が壊れていた。
完全に破壊されていなかったのも不思議だが、幸運の1つと信じる。
しかし、指令室にオペレーターがいて、ここは無事なようだ。
「オペレーターさん、アレン司令は!?」
「「レッドさん・・・上に」」
どういうわけか、司令は屋上にいたようだ。
彼女は立場でここから動けず、連絡を待っていたらしい。
拠点内に運良く残った者達がトウキョウから奇襲を受けた事と、
司令の居場所を聞きつけて屋上に駆け上がった自分は目撃する。
「いた!」
横たわっていたアレン司令の姿がそこにあった。
床にはおびただしい赤色が染まり、明らかに攻撃を受けたと分かる。
どうにて屋上にいたのか、外から見えやすい場所で身を野ざらしていた。
「司令・・・司令ッ!!」
横腹に一撃を受けていたようだ。
息があるからまだ生きているのが分かる。
すぐに携帯していたグリーンテープを巻いて傷口を塞ぐ。
上半身を抱えて損傷部を抑えながらささやいた。
「「クリフが・・・奴らに・・・・」」
「クリフが? どうしたんですか!?」
司令はクリフがアブダクトされたと自分に伝える。
細い声で聴こえた言葉は聞きしに劣る、度を外すものだ。
「アブダクトされた? あのクリフが?」
「「終わら・・てやって・・れ・・・お前の力で」」
何がどうなってクリフを狙ったのかは分からない。
理由はどうあれ、すぐに応急処置を施そうとしても
衛生兵のファーストエイドでも回復の兆しがなく衰弱。
グリーンテープの効果すら、もう間に合わなかった状態。
これ以上、自分の呼びかけに応じない。
ほんのわずかな助言を言い残しつつ司令は息をひそめた。
アレン ロスト
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