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1章 トウキョウ編
第2話 電子の海1
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翌日 ヒデキ自室
「ふわ~あ、おわっほっほ」
「「バイタルサイン測定・・・正常。おはようございます」」
「寝たぞー」
「「先程、セレーネ・クリスフェルスから連絡がありました。
ラボで待っているとのことです」」
起床がてら、いきなりの同僚報告。
寝ている間もずっと監視するPDから起き際に言われる。
セレーネから連絡があったようだ。
今日のラボリの予定は入っていなかったはずだが、
無線で話をする口もろくに動かないのでワークルームへ
直接行ってから聞こうとした。
軍備計画局 トーマス部署
「戦術プランを作れって?」
「うん、主任がトウキョウ23区のエリアを新しくする防衛策を
ここで決めるんだって」
一手間にメンバーの皆は休みなのに集まっている。
聞けば、兵器を設置する場所の見直しをやるという。
トーマス主任が防衛圏のプランの末端責任者となったらしい。
けど、肝心の本人は今日用事があるのでここに来られないとの事。
防衛策はCNでも重要課題のはずが、何故かこっちに流れてきた。
つまり、自分達だけでやってくれという意味だ。
お休みと言いながら、急に予定変更ばかりするのはやめてほしい。
まあ、スケジュール変動の激しさなんて今に始まった事じゃないけど。
頭をかきながらメンバー達の意見から耳に入れる。
ボクとセレ、味方モブA~Dと小会議。
「今までのプランは古い戦術とみなされて廃止されるようだ。
ほら、最近開発された技術あるだろ?」
「軍事執行局からだっけ?」
「セレの妹がいるとこだろ?
軍備は軍事のためにあるから、そこからじゃない?」
「そうだけど、あの子からは何も聞いてないよ?」
「No5からの通達だそうよ・・・おもいっきりここの管轄者。
上層に新しく入ってきた人がいるって」
No、このCNのTOPを務める司令官達だ。
1~9までいて、No1が実質総司令官として統制論理機関の頂点にいる。
2~5までが副司令官で6~9までが補佐官的な役割をもつけど、
1ヶ月前までは8人しかいなかったが、最近1人増えて
当事者の持ち込み企画により技術革新が訪れた。
「AURO粒子か・・・無尽蔵にエネルギーを抽出できる小型発電機。
こんな技術を造れる人がいたなんてね」
「工房も短期で大幅リニューアル工事されたね。
まさか、煙を見なくなる日がやってくるなんて」
「電離システムで原子を加工できるって、どういう原理なんだろう?
個人的にすごく興味深いの、ウフフ♪」
AUROとは電気とコードを扱った高度な技術。
突然やってきた未知な動力機により、全てのトウキョウエリアは
装備、戦術、部隊の編成などの大幅なプランの変更。
軍装を塗り替えるくらいの新たな企画を余儀なくされた。
実働部隊は軍事執行局の方で、トーチカみたいな配置系はこちらがやる。
そんな事くらい上層部がやれと言いたいが、命令は絶対。
下へ丸投げされても嫌々やるしかない。
(守るための防衛ルートねえ・・・)
ボクはトウキョウ23区に目を通してみる。
古宿を中心とした東西南北にそれぞれ分けられたエリアで、
すでに鉄壁といえるくらい強固な守りを少年時代から示されてきた。
そこからまたどこを変えて意味があるのか。
降りてきた仕事はこなさなければ肉体労働に回されるから、
ボクなりの策を考えてみる。AとCも普段からやってない内容だけに、
おいそれと良いアイデアを出せない。
「う~ん、今さら変更するメリットなんてあまり無いような気が。
確かに周りは3000を超える部隊がいるし、
簡単に突破できるCNなんていやしないよ」
「外周はほとんど防壁があるし、乗り越えてきた時点で見つけるから
上空だけ意識していれば問題ないと思うよ?
PDも昼夜徘徊するようになって、ますます侵入しづらくなってるし」
PDの誕生以降、ただでさえ数の多い人手をさらに補っていく
トウキョウの現状は目に余るものがあった。
時間差による侵入は大丈夫そうだが、
人やボットの数で何でも解決できるという考えも浅はかだと思う。
水素水を飲んでいたセレーネがマップから指を上に離して何かを示す。
「ミサイルとかは対策できてるのかな?」
「上層エリアにはあの人達がいるし、A.D100年まで突破された事ない。
10隻の飛空艇、500ヶ所に設置された迫撃砲、速射砲があるんだ。
とりあえず安心じゃない? 後、気になるのは・・・」
「シェルター街、もし街にコッソリと侵入されて
CN所属登録してない人達をアブダクトされないか心配だな。
僕の家族もいるしなぁ」
「それは言えてるね、敵は大勢で来るとは限らないし。
潜入されて市民を引き抜き・・・なんちゃって」
「でも、古宿エリアは四方に守られてるからまだ安全なんじゃないの?」
「1つ落とし穴があるのは・・・トウキョウ湾かも」
トウキョウ湾は中心エリア東部にあり、海に面する箇所。
敵は陸から来るとは限らず海から来る危険性もあるけど、
沿海の水中部は潜水艇が出港する場所もあって兵力が弱めだ。
南部のカナガワCNも監視カメラは多く配置しててもこちら程じゃない。
とは言っても、そこだってもう何度侵攻されても跳ね除けてきたし
これといって特に用心するような場所でもなかった。
一同は沈黙、心配要素も失ってろくに考えられる内容が消える。
ふと思ったボクは、ある話をもちかけた。
「AUROを海水に浸したらどうなるのかな?」
「へ!?」
皆が一斉にこちらを振り向く。
セレーネが何を言うのかと不思議そうに聞き出す。
「なんで海にAUROを流すの?」
「なんとなく思っただけだけど、コードと粘性が気になっててさ。
AUROって電気だけでなく情報も扱ってるんでしょ?
海は巨大な塩水みたいな大量モノな液体だから、
浸して融解とかCPU貯蔵庫みたいに保存したり、
ちょちょいと何か工夫をこらして
海丸ごとを情報の塊にできないかな~なんて♪」
「確かに電気は真水を通しにくいし、
海水の様な液体による拡散放電の臨床試験か・・・」
「じゃあやってみるか!」
「ホ、ホントにやるの!?」
なんと、即決してしまった。
AUROは常温で液体だから、非伝導との柔和性でどうなるのか
ちょっと閃いた仮説を適当に冗談交じりで言ったのに、
本当に実行する事になるなんて。
「うちゅちゅっ、AUROと混合物の関係は視野に入れてなかった。
粒子内部の情報経路が広域的にどの様な影響をもたらすのか」
「みょほほ、トウキョウ湾の潜水艇からAUROを流し込んで、
敵性海域まで浸食し、資源枯渇できる可能性を調べて
それからそれからそれから――」
「うふふ、新型オットちゃんにAUROが搭載されるから
前世代型と水抵抗の低下がどれだけ変化したか楽しみね♪
つい、エンジンS型の構想図も描いちゃって
筋繊維の情報速度も比較しただけでもう夜も眠れなくなっちゃう」
「ちょ、主任に許可もらってからの方が良いんじゃ?」
「ここはトウキョウだぞ?
下っ端が新しい試みをやらずにどう生き残れと?」
「うぐっ」
Bの反論にボクも静止。
普段から常に意識していた華麗なる論破。
暴走してる、皆はすっかり乗り気になってしまった。
配置関係のつもりがどういうわけか規格の話に早変わり、
別に今日中に決める必要もないからそっちのけでAUROの方を選ぶ。
これからトウキョウ湾で青い粒子を珍妙実験をする事を決定。
関係ないが、案を考えるついでに妙な笑い声がでるのも
ウチのチームの特徴でもある。
「ふわ~あ、おわっほっほ」
「「バイタルサイン測定・・・正常。おはようございます」」
「寝たぞー」
「「先程、セレーネ・クリスフェルスから連絡がありました。
ラボで待っているとのことです」」
起床がてら、いきなりの同僚報告。
寝ている間もずっと監視するPDから起き際に言われる。
セレーネから連絡があったようだ。
今日のラボリの予定は入っていなかったはずだが、
無線で話をする口もろくに動かないのでワークルームへ
直接行ってから聞こうとした。
軍備計画局 トーマス部署
「戦術プランを作れって?」
「うん、主任がトウキョウ23区のエリアを新しくする防衛策を
ここで決めるんだって」
一手間にメンバーの皆は休みなのに集まっている。
聞けば、兵器を設置する場所の見直しをやるという。
トーマス主任が防衛圏のプランの末端責任者となったらしい。
けど、肝心の本人は今日用事があるのでここに来られないとの事。
防衛策はCNでも重要課題のはずが、何故かこっちに流れてきた。
つまり、自分達だけでやってくれという意味だ。
お休みと言いながら、急に予定変更ばかりするのはやめてほしい。
まあ、スケジュール変動の激しさなんて今に始まった事じゃないけど。
頭をかきながらメンバー達の意見から耳に入れる。
ボクとセレ、味方モブA~Dと小会議。
「今までのプランは古い戦術とみなされて廃止されるようだ。
ほら、最近開発された技術あるだろ?」
「軍事執行局からだっけ?」
「セレの妹がいるとこだろ?
軍備は軍事のためにあるから、そこからじゃない?」
「そうだけど、あの子からは何も聞いてないよ?」
「No5からの通達だそうよ・・・おもいっきりここの管轄者。
上層に新しく入ってきた人がいるって」
No、このCNのTOPを務める司令官達だ。
1~9までいて、No1が実質総司令官として統制論理機関の頂点にいる。
2~5までが副司令官で6~9までが補佐官的な役割をもつけど、
1ヶ月前までは8人しかいなかったが、最近1人増えて
当事者の持ち込み企画により技術革新が訪れた。
「AURO粒子か・・・無尽蔵にエネルギーを抽出できる小型発電機。
こんな技術を造れる人がいたなんてね」
「工房も短期で大幅リニューアル工事されたね。
まさか、煙を見なくなる日がやってくるなんて」
「電離システムで原子を加工できるって、どういう原理なんだろう?
個人的にすごく興味深いの、ウフフ♪」
AUROとは電気とコードを扱った高度な技術。
突然やってきた未知な動力機により、全てのトウキョウエリアは
装備、戦術、部隊の編成などの大幅なプランの変更。
軍装を塗り替えるくらいの新たな企画を余儀なくされた。
実働部隊は軍事執行局の方で、トーチカみたいな配置系はこちらがやる。
そんな事くらい上層部がやれと言いたいが、命令は絶対。
下へ丸投げされても嫌々やるしかない。
(守るための防衛ルートねえ・・・)
ボクはトウキョウ23区に目を通してみる。
古宿を中心とした東西南北にそれぞれ分けられたエリアで、
すでに鉄壁といえるくらい強固な守りを少年時代から示されてきた。
そこからまたどこを変えて意味があるのか。
降りてきた仕事はこなさなければ肉体労働に回されるから、
ボクなりの策を考えてみる。AとCも普段からやってない内容だけに、
おいそれと良いアイデアを出せない。
「う~ん、今さら変更するメリットなんてあまり無いような気が。
確かに周りは3000を超える部隊がいるし、
簡単に突破できるCNなんていやしないよ」
「外周はほとんど防壁があるし、乗り越えてきた時点で見つけるから
上空だけ意識していれば問題ないと思うよ?
PDも昼夜徘徊するようになって、ますます侵入しづらくなってるし」
PDの誕生以降、ただでさえ数の多い人手をさらに補っていく
トウキョウの現状は目に余るものがあった。
時間差による侵入は大丈夫そうだが、
人やボットの数で何でも解決できるという考えも浅はかだと思う。
水素水を飲んでいたセレーネがマップから指を上に離して何かを示す。
「ミサイルとかは対策できてるのかな?」
「上層エリアにはあの人達がいるし、A.D100年まで突破された事ない。
10隻の飛空艇、500ヶ所に設置された迫撃砲、速射砲があるんだ。
とりあえず安心じゃない? 後、気になるのは・・・」
「シェルター街、もし街にコッソリと侵入されて
CN所属登録してない人達をアブダクトされないか心配だな。
僕の家族もいるしなぁ」
「それは言えてるね、敵は大勢で来るとは限らないし。
潜入されて市民を引き抜き・・・なんちゃって」
「でも、古宿エリアは四方に守られてるからまだ安全なんじゃないの?」
「1つ落とし穴があるのは・・・トウキョウ湾かも」
トウキョウ湾は中心エリア東部にあり、海に面する箇所。
敵は陸から来るとは限らず海から来る危険性もあるけど、
沿海の水中部は潜水艇が出港する場所もあって兵力が弱めだ。
南部のカナガワCNも監視カメラは多く配置しててもこちら程じゃない。
とは言っても、そこだってもう何度侵攻されても跳ね除けてきたし
これといって特に用心するような場所でもなかった。
一同は沈黙、心配要素も失ってろくに考えられる内容が消える。
ふと思ったボクは、ある話をもちかけた。
「AUROを海水に浸したらどうなるのかな?」
「へ!?」
皆が一斉にこちらを振り向く。
セレーネが何を言うのかと不思議そうに聞き出す。
「なんで海にAUROを流すの?」
「なんとなく思っただけだけど、コードと粘性が気になっててさ。
AUROって電気だけでなく情報も扱ってるんでしょ?
海は巨大な塩水みたいな大量モノな液体だから、
浸して融解とかCPU貯蔵庫みたいに保存したり、
ちょちょいと何か工夫をこらして
海丸ごとを情報の塊にできないかな~なんて♪」
「確かに電気は真水を通しにくいし、
海水の様な液体による拡散放電の臨床試験か・・・」
「じゃあやってみるか!」
「ホ、ホントにやるの!?」
なんと、即決してしまった。
AUROは常温で液体だから、非伝導との柔和性でどうなるのか
ちょっと閃いた仮説を適当に冗談交じりで言ったのに、
本当に実行する事になるなんて。
「うちゅちゅっ、AUROと混合物の関係は視野に入れてなかった。
粒子内部の情報経路が広域的にどの様な影響をもたらすのか」
「みょほほ、トウキョウ湾の潜水艇からAUROを流し込んで、
敵性海域まで浸食し、資源枯渇できる可能性を調べて
それからそれからそれから――」
「うふふ、新型オットちゃんにAUROが搭載されるから
前世代型と水抵抗の低下がどれだけ変化したか楽しみね♪
つい、エンジンS型の構想図も描いちゃって
筋繊維の情報速度も比較しただけでもう夜も眠れなくなっちゃう」
「ちょ、主任に許可もらってからの方が良いんじゃ?」
「ここはトウキョウだぞ?
下っ端が新しい試みをやらずにどう生き残れと?」
「うぐっ」
Bの反論にボクも静止。
普段から常に意識していた華麗なる論破。
暴走してる、皆はすっかり乗り気になってしまった。
配置関係のつもりがどういうわけか規格の話に早変わり、
別に今日中に決める必要もないからそっちのけでAUROの方を選ぶ。
これからトウキョウ湾で青い粒子を珍妙実験をする事を決定。
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