46 / 55
第46話
しおりを挟む紅子さんの大きな手のひらが、下腹部から腰を優しく撫でた。暖かくさらっとしていて、触られるとお腹の奥が何度もギュッとする。
「聖ちゃん、敏感ね。私に触られるの気持ちいい?」
するすると上がって、ぺったんこの胸を包む。
「…はい。紅子さんに触られると、ドキドキして…んっ…」
指先が乳首をくにくにといじった。
「あっ、だめ…紅子さっ…それ」
「ダメって言われると、やめられないのよねえ」
ぎゅーっと摘まんで引っ張られる。
「うあっ、んっんっやめちゃいや…」
「やん、素直ー!もっとしてあげるっ!」
どっちにしろ、やめてくれない!
「やあっ、あーあー!」
引っ張っては離して繰り返される刺激に、お腹の中にいる紅子さんを勝手に締め付けると、自分自身が気持ちよくなってくる。
ただ入っているだけなのに、どうして。
「すごいわ…聖ちゃんの中がうねうね動いて、私のおちんちんを奥に飲み込んでる。あー…やば…動きたくなっちゃう」
乳首を触る紅子さんの指は止まらなくて、背中から腰が浮いた。
「やら…おかしくなっちゃ…あっあっ」
「おかしくなる聖ちゃん、見たいわ」
入ったままの紅子さんが、更に奥へと押し込んで来る。そのままグリグリと抉られて、ひゅっと息を飲んだ。
「んーんー!」
「泣いちゃうほど気持ちいい?」
目尻からこぼれた涙を、紅子さんが唇で受け止めた。その振動が響いて甘い刺激になる。
「んうっ…」
「ほらほら、さっきより大きくなったクリちゃんも」
上から押し付けられるように左右に擦られて、頭がおかしくなりそうだ。
「やらやら、やらあっ!」
ビクビクと体が跳ね上がり、足が自然と紅子さんの腰を挟み込んでいた。
「んふふ、聖ちゃんのお尻がふりふりしてる。勝手に動いちゃって、またいきそう?」
「あっあっ!べにこしゃ…あっあっ!」
「このまま一人でいっちゃう聖ちゃんも見たいけど…えいっ!」
乳首と突起を同時に摘まれて、強く引っ張られる。
「やあああっ……!」
お腹の奥から首のあたりまで、ゾクゾクとした気持ち良さが駆け抜けた。
「んふ、すっごい。聖ちゃんの中がキュンキュンしてる」
「はあ…はあ…」
「さて、動こうかしら」
ぐちゅ、ぐちゅ、と大きな音を立てて紅子さんが抜き差しを始めた。
「ひうっ?!」
「聖ちゃんの中ね、ぐちゅぐちゅのにゅるにゅるで気持ちいいわあ。でもやっぱりキツいのね」
お腹の上の方をゴリゴリと擦られ、奥を抉られては、甘く痺れて喉を震わせた。
「可愛い…もっとたくさん鳴いて…」
抱きしめられて、体が持ち上がる。
ぴったりと紅子さんの胸にくっつくと、まだ奥に入る余地があるのかと思った。
「んっんうぅ!」
「聖ちゃんの肌、すべすべで気持ちいい」
向かい合って、見つめ合って、唇が重なった。
舌が舌を絡め取って、どちらのものか分からなくなるくらい、混ざり合う。
0
お気に入りに追加
286
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜
船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】
お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。
表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。
【ストーリー】
見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。
会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。
手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。
親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。
いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる……
托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。
◆登場人物
・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン
・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員
・ 八幡栞 (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女
・ 藤沢茂 (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
下品な男に下品に調教される清楚だった図書委員の話
神谷 愛
恋愛
クラスで目立つこともない彼女。半ば押し付けれられる形でなった図書委員の仕事のなかで出会った体育教師に堕とされる話。
つまらない学校、つまらない日常の中の唯一のスパイスである体育教師に身も心も墜ちていくハートフルストーリー。ある時は図書室で、ある時は職員室で、様々な場所で繰り広げられる終わりのない蜜月の軌跡。
歪んだ愛と実らぬ恋の衝突
ノクターンノベルズにもある
☆とブックマークをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる