59 / 66
番外編
トーコさんとえっち、セカンド。1
しおりを挟むロリってどんなんだろう。
ロリータじゃないのだけは、分かる。
「あやにゃーん、ロリっぽいってどういうことかなー?」
「えー?ロリ?幼い女の子って解釈で合ってる?」
ほんわかしたあやにゃん、でも経験豊富な床上手。この前まで処女だった私にとっては、情報源でありエロ師匠だ。なんせ、避妊具の付け方まで教わったのである。
「そう、それ。どんな格好したら、それっぽく見えるかな?」
うんうん悩んでいる私を見て、あやにゃんの瞳がキラリと輝いた。
「もしかしてもしかして、伊知地さんと…そういうプレイ?」
察しの良いところ、やっぱり師匠だわ。
「えーっと…まぁ、うん。」
「どっちの伊知地さん!?」
とても食い気味に聞いてくるから、ちょっと面白い。
「なんか、今日混んでないー?」
かえちゃんがランチのトレーを持って席に来た。すかさずあやにゃんが、嬉々として話しかける。
「楓ちゃん!めーあちゃんが、伊知地さんと素敵なにゃんにゃんプレイをするって!!!」
「は?」
かえちゃんはエロ脳じゃないので、あやにゃんほど瞬時に反応はしない。それが普通。
「やーん!それで、どっちの伊知地さんとするの?」
「トーコさんの方。」
「きゃー!素敵!ふたなり×ロリの百合って感じー?!」
「あー、分かった分かった。理解した。明亜がロリになるのね。」
「うん…。」
ごめん、やっぱり順応早かった。だって私たち、友達だもんね。
「ロリの服って、どんな感じ?」
「水色のしましまパンツ!」
「ミニスカートもしくはショートパンツに、生足で靴下。」
「二段でひらひらがついてるスカート!」
「スパッツ!」
「結構出てくるね。」
果たして、私に着られるサイズが売っているのかどうか。
「し◯むら行こうよ!いっぱい売ってるよ!」
「あ、いいじゃん!私、靴下欲しい!」
講義終了後、みんなで買い物をしに行くことになった。
「下着やっすー!普段だったら全然この辺でいい。あ、キャミソール欲しい。」
「あー、これみーちゃんに買って行こう。」
下着売り場でわちゃわちゃと選んでいる。
先に言おう、なんとしましまパンツがあったのだ。ピンクと水色と黒の三枚セットで売っていた。
「明亜、スポブラ必須じゃない?」
「女児靴下あったよー!」
二人ともノリノリで探してくれているから、どんどん女児っぽい服が集まってきた。
試着したらギリギリいけたフリル付きスカートに、中途半端な丈のスパッツ、プリントのロングTシャツ。
全部で4千円いかなかった。
「あとはあれじゃない?髪の毛をサイドハーフツイン的な感じで縛れば、完璧じゃない?」
「うんうん、可愛いと思う!」
「いやさあ、なんていうかさ。私の体型が幼児体型だっていうのが身に染みて堪えるよね。」
目の前の二人は、絶対に女児服が似合わないもんな。
「逆にすっごくえっちだよ!めーあちゃんしか出来ないよ!伊知地さんきっと喜ぶよー!!」
「綾菜、その言い方は語弊があるよ。伊知地さんがロリコンみたいに聞こえる。」
「あっ、そっか!」
「ううん、気にしなくて大丈夫。」
前回はおねショタだったし。
ちょっと恥ずかしかったけど、お会計を済ませて店を出る。
二人も下着や靴下などを買っていた。
「明亜の女児姿見たいから、服着たら画像送って。」
「私もー!」
「いいけど、見ていいの二人だけね!」
「おっけー!」
「もちろん。」
二人と別れて帰路に着く。
週末のお泊りまでに、着替えて完成度を上げよう。
0
お気に入りに追加
972
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。





淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる