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番外編
トーコさんとえっち、セカンド。1
しおりを挟むロリってどんなんだろう。
ロリータじゃないのだけは、分かる。
「あやにゃーん、ロリっぽいってどういうことかなー?」
「えー?ロリ?幼い女の子って解釈で合ってる?」
ほんわかしたあやにゃん、でも経験豊富な床上手。この前まで処女だった私にとっては、情報源でありエロ師匠だ。なんせ、避妊具の付け方まで教わったのである。
「そう、それ。どんな格好したら、それっぽく見えるかな?」
うんうん悩んでいる私を見て、あやにゃんの瞳がキラリと輝いた。
「もしかしてもしかして、伊知地さんと…そういうプレイ?」
察しの良いところ、やっぱり師匠だわ。
「えーっと…まぁ、うん。」
「どっちの伊知地さん!?」
とても食い気味に聞いてくるから、ちょっと面白い。
「なんか、今日混んでないー?」
かえちゃんがランチのトレーを持って席に来た。すかさずあやにゃんが、嬉々として話しかける。
「楓ちゃん!めーあちゃんが、伊知地さんと素敵なにゃんにゃんプレイをするって!!!」
「は?」
かえちゃんはエロ脳じゃないので、あやにゃんほど瞬時に反応はしない。それが普通。
「やーん!それで、どっちの伊知地さんとするの?」
「トーコさんの方。」
「きゃー!素敵!ふたなり×ロリの百合って感じー?!」
「あー、分かった分かった。理解した。明亜がロリになるのね。」
「うん…。」
ごめん、やっぱり順応早かった。だって私たち、友達だもんね。
「ロリの服って、どんな感じ?」
「水色のしましまパンツ!」
「ミニスカートもしくはショートパンツに、生足で靴下。」
「二段でひらひらがついてるスカート!」
「スパッツ!」
「結構出てくるね。」
果たして、私に着られるサイズが売っているのかどうか。
「し◯むら行こうよ!いっぱい売ってるよ!」
「あ、いいじゃん!私、靴下欲しい!」
講義終了後、みんなで買い物をしに行くことになった。
「下着やっすー!普段だったら全然この辺でいい。あ、キャミソール欲しい。」
「あー、これみーちゃんに買って行こう。」
下着売り場でわちゃわちゃと選んでいる。
先に言おう、なんとしましまパンツがあったのだ。ピンクと水色と黒の三枚セットで売っていた。
「明亜、スポブラ必須じゃない?」
「女児靴下あったよー!」
二人ともノリノリで探してくれているから、どんどん女児っぽい服が集まってきた。
試着したらギリギリいけたフリル付きスカートに、中途半端な丈のスパッツ、プリントのロングTシャツ。
全部で4千円いかなかった。
「あとはあれじゃない?髪の毛をサイドハーフツイン的な感じで縛れば、完璧じゃない?」
「うんうん、可愛いと思う!」
「いやさあ、なんていうかさ。私の体型が幼児体型だっていうのが身に染みて堪えるよね。」
目の前の二人は、絶対に女児服が似合わないもんな。
「逆にすっごくえっちだよ!めーあちゃんしか出来ないよ!伊知地さんきっと喜ぶよー!!」
「綾菜、その言い方は語弊があるよ。伊知地さんがロリコンみたいに聞こえる。」
「あっ、そっか!」
「ううん、気にしなくて大丈夫。」
前回はおねショタだったし。
ちょっと恥ずかしかったけど、お会計を済ませて店を出る。
二人も下着や靴下などを買っていた。
「明亜の女児姿見たいから、服着たら画像送って。」
「私もー!」
「いいけど、見ていいの二人だけね!」
「おっけー!」
「もちろん。」
二人と別れて帰路に着く。
週末のお泊りまでに、着替えて完成度を上げよう。
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