【R18】性癖プロデュース〜えっちな美少年からどエロ美青年に成長した、彼と私の性癖産出日記〜

はこスミレ

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楓と仁編

11-5そして卒業しました

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仁が背中を向けて避妊具をつけている。
とうとう、一つになれるんだ。
長かった…ここまで長かったよ。
よかったね、私!
もう、怖いとか不安とか痛いとか、どうでもいい。
仁にペニスを突っ込まれたい。
指だけであんなに気持ちよくて、仁のが入ってきたらどうなっちゃうんだろう。
お腹の上で出された時みたいに、私の中で動かれちゃうんでしょ。
あんな風に、ぐりぐりされて、擦られて、強く突かれたら…。
想像しただけで、また子宮がきゅんとした。
「楓、楓。」
「あっ、ごめん。」
「怖い?」
心配そうに声を掛けてくれる。
はぁ…仁が好き。
「全然!」
「そっか…じゃあ、入れても大丈夫?」
「うん、来てほしい。」
仁のペニスが入口に充てがわれて、少し体重をかけて沈むように入ってくる。
「んっ…」
入口が引っ張られてピリッとしたけど、そこまで痛くはない。
赤ちゃん産むところだし、ペニスくらい入るでしょ。
ゆっくり時間をかけて、仁が進んでくる。
そして、奥にとん、と当たった。
「全部、入りました。」
「うん、嬉しい。」
ふぅ、と息を吐いて仁の手をさわさわと撫でていると。
「楓…残念なお知らせが。」
「な、なにー?!」
仁が情けない顔をしてる。
「長く保たない…ごめん。」
良かった。何かは分からないけど、もっと怖いことかと思った。
「ううん、いいよ。私も初めてだし。」
「本当にごめん。楓の中って思っただけで、出そう。」
「そんなに?!」
「だから、ちょっと待って。慣れたらいける気がする。」
仁が目を閉じて深呼吸している。
なんだか面白くて、少し笑ってしまった。
「仁って、本当に童貞だったんだね。」
「疑ってたの?!真性包茎だったんだよ?!」
「だって、かっこいいじゃん!お客さんの中には、仁がいる時を狙って来る人もいるし。」
最後の方はちょっと拗ねた言い方になってしまった。
「安心して、相手にしてないから。俺は告白したのも、付き合ったのも、楓が初めてだよ。俺は、むしろ楓が心配。えっちで可愛いし、常に男の視線にさらされて…俺は楓を性的に見る男を全員殺したくなる。」
やん、仁たら熱烈。
「そんな風に思ってくれてるなんて、知らなかった。嬉しい。」
「…気持ち悪くない?」
「全然そんなことない。もう、心だけじゃなくて…体も全部、仁のものだよ。」
ガクっと力が抜けた仁が、私の上に落ちて来た。
重くてあったかくて、気持ちいい。
「そういうこと言うと、出るから…。」
「えー?!じゃあどうすればいいのよ!もう!」
ぺちん、と手のひらで仁の背中を叩く。
「それも、ダメ。俺、楓のキツいとこ好きって言ったじゃん。下半身に来るから…。」
「仁って、Mなの?」
「えー…分かんない。でも、Sではない。」
むぐむぐ言いながら、また私の胸に顔を埋めている。
「おっぱい好きなの?」
「そうだね。むにむにして気持ちいい。枕にして寝たい。」
可愛い。仁の頭をよしよしして、胸を寄せてみると、擦り寄ってくるから、余計可愛い。
「ひゃんっ!」
乳首を口に含まれて、ちゅっちゅっと吸われた。
「油断してたね。」
「なによー!自分が慣れるまで待ってって言ったんでしょ!」
仁が嬉しそうに笑ってる。
「うん、そう。」
「もう!こうしてやるんだから!」
腰をゆるゆると動かして、仁のペニスが膣と擦れるようにした。
うん、私もちょっと気持ちいい。
「うっ…!楓…そんなことされたら!」
「出ちゃう?」
「ギリセーフ。楓が動いて俺をいかせようとしたっていう行為を思うと、いきそうになるから考えない。考えなければセーフ。」
さっきから仁は、私の気持ちや行動を思うと射精感が鋭くなっているようだ。
「仁…出しちゃえば?」
「いや、ダメ。3回目が勃つか分かんないのに、出したら楓が気持ちよくなれないじゃん。」
「ちょっと寂しいけど、仁のおちんちんが入ったことが嬉しいから、別にいいよ。」
仁が、グゥと唸った。
「可愛いこと言うの禁止。もういっそのことマグロになってもらえれば良いかもしれない。」
「マグロ?って何?」
「何しても無反応な相手…かな。」
無反応…声を我慢して、動いたりもしちゃダメだし…どうだろう。
「頑張ってみよっか?一回トライする?」
「えっ、本当に?!するの?!」
こくこくと頷いて、口を閉じてみた。
「分かった。俺も、頑張る。」
ゆっくりと陰茎が膣から出ていき、またゆっくりと侵入してくる。
内壁が擦られて、入り口がジリジリと広がる。
うん、まだ大丈夫。
何往復か挿入できると、仁が慣れてきたのか少しスピードアップした。
たん、たん、と音をさせながら膣奥を突かれると、じゅわっと愛液が溢れてくるのが分かる。
どうしよう、気持ちよくなってきちゃった。さっき指で刺激されていたのと、同じところを擦られて、膣がきゅんきゅんしてしまう。
「…っ!」
声が出ないように手で口を覆い、仁の顔を見ないように目を閉じる。
速度が上がって、擦られる回数が増え、ゾクゾクと体が震える。
でも、動いちゃダメ。
足に力を入れて動かないように踏ん張ると、余計に膣が締まって陰茎の形が分かってしまう。
うう、気持ちいい。声出ちゃう…。
「…っ、ふっ…はぁっ…」
何とか声を出さずに、息だけで済んだ。
でも、腰が浮いてしまいそうになる。少し浮いた腰をベッドにつけて、また気持ちよくて勝手に上がってしまう腰を戻し、耐えようとした。
すると、急に仁の動きが止まる。
「楓…」
「なに?」
「えろすぎる。耐えてる姿がえろすぎて、出そう。全然マグロじゃない。」
「あーん!頑張ったのに!!」
「ありがとう。でも、もう我慢しなくていいよ。俺、もうちょっと頑張るから、何度か止まるかもしれないけど。」
へにゃへにゃした顔で、仁がおデコにキスしてくれた。
「分かった!」
そして、また陰茎が膣の中を動き出す。
ずちゅ、ずちゅ、奥まで深く抉られて、気持ちいいところを掻き出されて、頭がふわふわしてしまう。
「ああん…きもち…いい…んっんっ。」
「うう、声が可愛い。感動する…。」
快感に腰が浮いて、足を仁の腰に絡める。仁にくっついたまま、挿入を楽しめる素敵な格好。
「楓の足が…だいしゅきホールドしてくる…うう、可愛い。」
「あっ…あん…じん…のきもちいいよお…もっとしてえ。」
私の中で、仁が一回り大きくなった気がした。
「楓、ごめん。もう出る。っていうか、出したい。」
奥をグングン突いて、ぐりぐり押し込み、強く擦り付けるように動く。
お腹の上でペニスを動かされた時みたい…!
すっごく気持ちいい。
「んんん!あっ…ふああっやあん!」
「いくっ…!」
最奥をドンと押し込まれて、仁が私の中で果てる。
私はその余韻を楽しんだ。

もう夜だけど、まだ時間は遅くなくて、ベッドの中で2人で裸で抱き合って、ずっといちゃいちゃしてた。
すごく幸せで、私はこれがしたかったのかなぁと思った。
「仁?」
「なに?」
「おっぱい触られると気持ちよくなっちゃうから、やめて。」
おっぱい星人だったのか、ずっとむにむに揉んだり、手のひらで乳首を刺激してくる。
「可愛い…!」
「もうダメ!仁、やめて!触らないで!」
「うっ…ごめん。3回目勃った。」
またお腹に熱いペニスを当ててくる。
そうか、私が強めに言うと興奮するのか。やっぱりMなんじゃないんだろうか。
情けない表情なのに目が欲情していて、ギラギラした視線で私を求めている。
「……えっちする?」
「うん、する!」
欲情してる仁が可愛くて辛い。
そして、お互いを触って確認して、慈しみあって、仁を受け入れた。
どうしてこんなに愛おしいのだろう。
キスと同じ、出来なかった時間を取り戻すみたいに、抱き合った。


朝起きると、昨日連絡せずに休んだから、綾菜と明亜から山ほど連絡が入っていて、慌ててメッセージを送った。
詳細は会った時に話そう。きっと、大盛り上がりするだろう。
「楓、大学間に合う?」
「うん、大丈夫。」
支度して、2人で一緒に部屋を出る。
その前に、キス。
目を見合わせて笑う、その時間が嬉しい。
途中まで一緒に歩いて、信号で分かれる。
「じゃあ、また午後にバイトでね!」
「うん、いってらっしゃい!」
「いってきます。楓もいってらっしゃい。」
「いってきまーす!」
手を振って離れる。
少し歩いて後ろを振り返ると、まだ仁がこっちを見ていた。
また手を振り合って、やっとそれぞれの道を進む。
こんなにウキウキ楽しいなんて、思わなかった。
まるで、付き合いたての頃みたい。
もっと、仁を知りたい。そして、たくさん話をしよう。
あと、えっちもいっぱいする。
綾菜と明亜に、何から話そう。
まずは、処女を卒業しましたってところからかな。

慣れない駅のホーム、やってきた電車に乗って、私は大学へ向かった。


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