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四章「町へ行こう」
159話
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「では、少しお時間を頂きますね」
と言い、受付嬢は金属板を確認すると、背後に控えていた協会員に渡す。
流れるように背負いかごを両手で持って、奥のスペースに運んでいく。素材の確認は、協会員と共に行うらしい。素材の鮮度、切り口、匂い、保護の方法など、あらゆる角度から検分を行っていく。
言った通りに、それほど時間も掛けずに終わり、受付嬢が戻ってきた。
「流石は森の賢者様ですね。どの素材も優れた品質でございました」
金額は通行証の発行により二枚分を引いたものとなります、という言葉と共に、一枚の金属板と中身の入った皮袋を渡された。
金属板には、皮袋の中に入っている金額が書かれているらしい。それがどれだけの額かは不明だが、受付嬢の言葉と皮袋の重みから察するに、それほど低い額ではないだろうというのがエリザベスの見解であった。
と言い、受付嬢は金属板を確認すると、背後に控えていた協会員に渡す。
流れるように背負いかごを両手で持って、奥のスペースに運んでいく。素材の確認は、協会員と共に行うらしい。素材の鮮度、切り口、匂い、保護の方法など、あらゆる角度から検分を行っていく。
言った通りに、それほど時間も掛けずに終わり、受付嬢が戻ってきた。
「流石は森の賢者様ですね。どの素材も優れた品質でございました」
金額は通行証の発行により二枚分を引いたものとなります、という言葉と共に、一枚の金属板と中身の入った皮袋を渡された。
金属板には、皮袋の中に入っている金額が書かれているらしい。それがどれだけの額かは不明だが、受付嬢の言葉と皮袋の重みから察するに、それほど低い額ではないだろうというのがエリザベスの見解であった。
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