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二章「使っちまおうガチャチケット」
56話
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「なるほど、全裸はお主を召喚した術士であったか。
見れば確かに、主従契約の糸が繋がっているのが分かるのう。
しかし、どうしてお主らは話が通じて、我は通じないんじゃ?
不便で面倒この上ないな」
ほれ、ちょっとこっちに寄って来い、と精霊は七之上を手招きして呼び寄せ、その頭に手を置いた。
精霊は難しい顔をして、しばらくうぬぬぬと唸っていたが、やがて晴れやかな表情をして七之上の頭から手を離した。
「うむ、学習した。全裸よ、我の言葉が通じるな?」
「おっ、通じる通じる。もしかして、今のでもう言葉覚えたん? すげーな!」
「ふふん、まあの。伊達に聖域の支配者などをやっておらん。
お主に今のところ話したいことなど無いゆえ、動物たちと触れ合ってくればどうじゃ?
つーか邪魔じゃからさっさと行け」
嬉々として動物たちと触れ合い始めた七之上を視界の片隅に入れながら、精霊とエリザベスは幾つかの言葉と情報を交わした。
邪魔の入らぬ会話によって、彼女らの経緯と理由を知ると、精霊は腹を抱えて笑った。
見れば確かに、主従契約の糸が繋がっているのが分かるのう。
しかし、どうしてお主らは話が通じて、我は通じないんじゃ?
不便で面倒この上ないな」
ほれ、ちょっとこっちに寄って来い、と精霊は七之上を手招きして呼び寄せ、その頭に手を置いた。
精霊は難しい顔をして、しばらくうぬぬぬと唸っていたが、やがて晴れやかな表情をして七之上の頭から手を離した。
「うむ、学習した。全裸よ、我の言葉が通じるな?」
「おっ、通じる通じる。もしかして、今のでもう言葉覚えたん? すげーな!」
「ふふん、まあの。伊達に聖域の支配者などをやっておらん。
お主に今のところ話したいことなど無いゆえ、動物たちと触れ合ってくればどうじゃ?
つーか邪魔じゃからさっさと行け」
嬉々として動物たちと触れ合い始めた七之上を視界の片隅に入れながら、精霊とエリザベスは幾つかの言葉と情報を交わした。
邪魔の入らぬ会話によって、彼女らの経緯と理由を知ると、精霊は腹を抱えて笑った。
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