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占いは令嬢の嗜みでございます
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「何やってんの?」
彼の視線の先には、怪しい格好の私が居ます。
紫色のローブを纏い、フードを被り、水晶玉を両手に掲げているのです。
それは、何やってるのと言いたくもなるでしょう。
ともあれ、問われたからには答えなくてはなりません。
そう、占いをしているのです、と。
「なんで?」
恋占いは令嬢としての嗜みなのです。
「そうなの」
そうなのです。
そしてちゃちゃっと占いました。
貴方の目の前に運命の人が現れるでしょう。
そう、まさしく私のような!
「俺たち、婚約してるよね」
はい。
「恥ずかしくない? そんなことして」
少し……。
彼の視線の先には、怪しい格好の私が居ます。
紫色のローブを纏い、フードを被り、水晶玉を両手に掲げているのです。
それは、何やってるのと言いたくもなるでしょう。
ともあれ、問われたからには答えなくてはなりません。
そう、占いをしているのです、と。
「なんで?」
恋占いは令嬢としての嗜みなのです。
「そうなの」
そうなのです。
そしてちゃちゃっと占いました。
貴方の目の前に運命の人が現れるでしょう。
そう、まさしく私のような!
「俺たち、婚約してるよね」
はい。
「恥ずかしくない? そんなことして」
少し……。
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