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対象的な2人の話 遥兎side
ダーツ
しおりを挟むゲームもスポーツも出来る施設へ行けば、ゲームセンター、ビリヤードやダーツ、少し奥に行けばインラインスケートも出来るようになっている
「何やる?」
「んー、ダーツでもやるか?」
ダーツは得意だからいいとこ見せられるかもとそんなことを思っていた
「ダーツやったことないんだけど」
「教えてやるから」
「投げればいいんじゃないの?」
「ちゃんとルールがある、投げ方と立ち方、ダーツボードの見方、ゲームの種類があるんだよ」
「そうなんだ」
多少興味を持った目で見て来れば、俺は持ち方と投げ方、立ち方をまず教えた
スタンダードなスリーフィンガー(三本指で持つ持ち方)を見せて、投げ方のセットアップ(構え)、テイクバック(ダーツを引き寄せる)、リリース(ダーツの放つ動作)、フォロースルー(ダーツを放ったあとの腕の動作)を教えた、あと立ち方、投げる手と同じ足を前にすることとスローラインから出ないことを教えた
優希は真面目だから話をしっかり聞いてくれた
「何となくわかったけど、ちゃんとできるかな……」
「気を負う必要ないからな?ゲームなんだし」
そう言い、先に練習を始めた
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