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竜也の話
知ったこと
しおりを挟む結局コンビニ行って戻ってきてってしても対して、時間は経たなかった
後1時間以上もある……どうしよう……部屋に戻ったところですることないし……
もういいや、湊の部屋に行って寝かせておいて時間になったら起こせば
1時間は寝顔見てられるとか思ってない……こともないけど……いかがわしい事は思ってない!
そう言い聞かせて湊の部屋に行った
湊の部屋の鍵を開けて中に入る時いつもドキドキしてる、好きな人の部屋に入るとか皆そうならないのかな?
中に入って鍵をかければ、いつも通り湊の部屋からいい香りがした、アロマとか使ってるわけじゃないのにいい香りがする
綺麗に片付けられた1Kの部屋
部屋決める時に一緒に立ち会った、角部屋で日当たり良好でいいけど1Kは狭いだろうと思ってた
湊曰く「これくらいの方が無駄なもの置かなくていいんだよ、片付けやすいし使いやすいんだよ」って、そういうものなのか?とその時は思ったけど、確かに湊の部屋はいつも綺麗で整ってる、上手に部屋を活用してる、流石だと思った
湊が寝てるベッドの近くに行った
床に膝をついて、湊の寝顔を見ていた
やっぱり可愛い……いつ見ても綺麗で可愛い、うっとりしてしまう……この姿を毎朝毎晩見れたらどれだけ幸せだろうと思うと堪らなかった
もう少し近くで顔を見たくて近ずいた
「……りゅー、や?」
まずい起こしてしまったか
……いや、どう見ても寝てる
そう思ったら湊から腕を伸ばし抱きしめられた
「好き……愛してる……」
そう言い唇にキスしてきた
俺は固まった……嘘だろ……?
湊が俺の事好き?愛してるって?
いつから?いつからそう思ってた?
聞きたいことはたくさんあったけど、腕が離れれば、湊は寝ながら涙を零していた
なんで泣いてるの……?
そんなに悲しい夢を見たのか?
俺はそのまま湊の涙を拭ってやった
泣くような夢を見てないで起きろよ
現実世界の俺のところに帰ってこいよ
夢のことなんて忘れるくらい優しくしてやるから
応援ありがとうございます!
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