おっさんが願うもの

閑話 〜各設定紹介〜

閑話 〜世界観〜2024.12.7更新

＜＜世界設定＞＞

【ガイアーステラ】
　作中にはまだ出てきませんが、翔平が迷い込んだ世界を総称した名称です。
　今後登場します。


【創造神話】
　創造神とその子供達が作った6つの世界。
　翔平が迷い込んだガイアーステラは、6人目の子供が作った7つ目の世界だと言われている。
　7つ目の世界は、前の6つの世界から希望の橋を渡って移り住んだ者達の世界である。
　6つの世界の住人（種族）が7つ目の世界で混ざりあい、様々な種族の混血種が混在する世界となっている。
　ただし、あくまで神話であり、虚構の域を出ない。


【ジュノーとは】
　神話の中で、6つの世界から7つ目の世界へ移った者をジュノーと呼ぶ。
　つまり、他世界からガイアーステラに移った者（迷い込んだ者）をジュノーと呼ぶ。


【ジュノーの価値】
　＊他種族と混血する前の純血種であり、翔平は人族の『純血種』となる。
　＊元の世界での知識がガイアーステラでは重要な意味を持つ。生活必需品、日用品、社会的システム、政治的概念など、全てが知識として受け入れられ、莫大な富を産み、かつ国や世界の発展にも繋がるため、ジュノーを欲しがる輩が多い。
　これまでのジュノーがもたらした知識の代表的なもの。
　時計、衣料品、風呂、水洗トイレ、フォークやスプーンなどの食器類、調味料、通信システム、物流、預金システム、などなど。


【魔素と魔力】
　ガイアーステラには翔平のいた世界と似たような自然環境の中にプラスして、「魔素」と呼ばれる目に見えないエネルギーが存在している。
　その正体は不明。
　空気中や飲食物にも魔素が含まれているため、自然に体内に取り込むことになる。
　体内に取り込まれた魔素は魔力に変換され、エネルギーとし体内を循環している。この魔力を使って魔法を発動させる。


【魔法】
　体内の魔力を体外に放出する手段。
　魔力の流れを意識して、脳内でイメージした現象を具現化することを魔法と呼ぶ。


【オーバーフロー現象】
　体内に溜められる魔力には個人差がああるが、放出せずに溜め込むと、オーバーフロー現象が起こり、体内で魔力が他器官を圧迫し、死にいたる。
　そのために、定期的に魔法を使って体外に魔力を放出しなければならない。
　日常生活のあらゆる場面で魔法を使う世界なので、オーバーフロー現象は滅多に起こらない。


【魔力暴走】
　体内にある魔力を制御出来なくなる状態。
　大抵は体外に放出し続けることになり、体内の魔力を全て出し切っても、さらに放出しようとするため、死にいたる。


【魔獣化現象】
　魔素を一度に大量に取り込むと、オーバーフローや暴走を通り越し、魔素に体が侵されて魔獣と呼ばれる本能のみで行動する獣に変化する。
　大抵は食欲や破壊、殺戮衝動に駆られることが多く、街や村を襲う。


【魔素溜まり】
　自然界に存在する魔素の濃度が異常に高い場所。
　どこに発生するかは決まっておらず、世界中のあらゆる場所で発生する。
　この魔素溜まりに触れると、魔獣化を引きおこすが、稀に逃れられる者もいる。だが、高濃度の魔素に触れるため、体の一部が魔獣化を引き起こし、魔獣への畏怖から、住んでいた土地を追われたり、差別の対象になることが多い。


【サンドラーク公国】
　翔平が迷い込んだ国。
　サンドラーク王家が統治する君主制国家。建国808年を迎える。(116話参照)

　＊初代国王となったルイスは、元々グランベル帝国において第4王子であった。
　第18代皇帝の座をかけた争いから離脱した際、ルイス・グランベル公爵としてサンドラーク地方の領主となったため、その後の建国時にはそのままサンドラークに性を変えて、サンドラーク公国とした。
　その後、数百年の時を経て、他貴族を公爵位を与えたために、公家から王家へと変わるが、国名は公国のままとした。
（公国と王国の違いについてご指摘がありましたので、こちらの経緯を追加いたしました。ご指摘感謝します）