銀色のクマ
木下茜は失くしてしまった携帯ストラップを探していた。
仲良しの住永奈美からもらったお揃いの誕生日プレゼントで、銀色のクマが肩を組むようになっている。
落し物届やゴミ捨て場を探すため、奈美に掃除の係を押しつけ、パン屋へ行く誘いも断った。
探しても見つからないまま帰っていると、公園で他の女子と遊ぶ奈美を見かける。
翌日から茜は、奈美や他の女子から距離を置かれるようになっていった……
仲良しの住永奈美からもらったお揃いの誕生日プレゼントで、銀色のクマが肩を組むようになっている。
落し物届やゴミ捨て場を探すため、奈美に掃除の係を押しつけ、パン屋へ行く誘いも断った。
探しても見つからないまま帰っていると、公園で他の女子と遊ぶ奈美を見かける。
翌日から茜は、奈美や他の女子から距離を置かれるようになっていった……
あなたにおすすめの小説
美少女に恐喝されてフットサル部入ったけど、正直もう辞めたい
平山安芸
青春
史上最高の逸材と謳われた天才サッカー少年、ハルト。
とあるきっかけで表舞台から姿を消した彼は、ひょんなことから学校一の美少女と名高い長瀬愛莉(ナガセアイリ)に目を付けられ、半ば強引にフットサル部の一員となってしまう。
何故か集まったメンバーは、ハルトを除いて女の子ばかり。かと思ったら、練習場所を賭けていきなりサッカー部と対決することに。未来を掴み損ねた少年の日常は、少女たちとの出会いを機に少しずつ変わり始める。
恋も部活も。生きることさえ、いつだって全力。ハーフタイム無しの人生を突っ走れ。部活モノ系甘々青春ラブコメ、人知れずキックオフ。
おふくろの味を、もう一度
西野 うみれ
青春
家族とは、親とは、子とは。中学二年生の頃、俺は「お母さん」に救われた
灰谷健司は中学二年生。小学五年生の頃に両親を事故で亡くした。親戚の夫婦に引き取られたものの、衣食住のうち与えられたのは、住。住む場所というよりも、ただ寝るための場所だった。希望が見いだせない日々。両親が遺してくれた財産も未成年後見人である親戚夫婦に握られてしまっていた。そんな健司が心通わせたのは、不登校の裕也。担任に頼まれて、プリントを持っていくうちに、裕也の母「恵美子」は健司の衣食の手助けをするように。
健司の生命線をなんとか結んで、切れないように大切に大切に育んでくれる恵美子、その夫寛治。
裕也が不登校になった理由、不誠実な親戚夫婦、健司の将来、がつづられていく十五年に渡る物語。
家族とは、親とは、子とは。私たちがあたり前にそこにあると思っているものが突然失われる、私たちが失ったと思ったものがそこに突然現れる。
人生の縁と絆を見つめた物語です。僕は書きながら泣いてしまいました。ぜひご一読ください。
The musical sing club
Moca
青春
ニューヨーク州マンハッタンに引っ越ししてきたサラはマンハッタン芸術高校に転校することになった。
だが、ミュージカルシングクラブはSNSアプリである“チクタク”によって、曲が使われてしまい、ダンスの評価が下がり、やがて廃部危機になってしまう。
廃部危機を取り戻すために大会までにミュージカルシングクラブで色んな曲歌の練習を励んだ。
黄昏は悲しき堕天使達のシュプール
Mr.M
青春
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。
2度めの野球人生は軟投派? ~男でも野球ができるって証明するよ~
まほろん
青春
県立高校入学後、地道に練習をして成長した神山伊織。
高校3年時には、最速154キロのストレートを武器に母校を甲子園ベスト4に導く。
ドラフト外れ1位でプロ野球の世界へ。
プロ生活2年目で初めて1軍のマウンドに立つ。
そこで強烈なピッチャーライナーを頭部に受けて倒れる。
目覚めた世界で初めてみたプロ野球選手は女性たちだった。